増 西 っ 子
増西っ子

増西っ子 令和6年度(校長室より)

今日のいろいろ

学級閉鎖のクラスはありますが、元気に登校しているクラスもあります。

3年生のある学級では、年賀状の書き方の学習をしていました。

SNSが発達した現在では、なかなか年賀状を出す機会はないかもしれません。

でも、子供たちは、「手紙」の書き方だけではなく、様々な配慮も学びます。

例えば、「二人にあててはがきを出したいとき、あて名の書き方はどうするか?」という場合です。

先生は、子供たちの言葉を拾いながら理解しやすい言葉を選んで指導します。

「苗字が同じときは、一人目の人だけに苗字を書くけれど、『様』は二人とも書く。なぜなら、片方の人にしか『様』を付けなかったら、付けてもらえなかった人は悲しくなるかもしれないから。それは失礼になってしまう。」といった具合です。

手紙を出すときに大切なことは、相手を思いやる気持ち、相手を大切に思って書く気持ちだと思います。そういったことも、子供たちは学んでいるのです。それはきっと、SNSでも役に立つと思います。

 さて、ある学級では、大掃除が始まっていました。

学期末、そして令和6年の締めくくりの掃除です。楽しそうに話しながらみんなで掃除をしている人たちもいましたが、だまって無言で黙々と掃除をしている人たちもいます。みんなで使ったところをきれいにして、気持ちのよい新年が迎えられそうですね。

もちろん、学級レクで大盛り上がりのクラスもありました。

2学期の学習がすべて終わって、自分たちへのご褒美です。

月曜日は、終業式です。

いよいよ2学期もあと1日です。

インフルエンザ

今週の月曜日から、増西小でもインフルエンザが猛威をふるっています。

1年生、4年生、6年生の中の4学級で学級閉鎖、2年生で学年閉鎖を行いました。

子供たちのいない教室はしーんとしています。

体調が悪くてお休みしている人たちみんな、早く良くなりますように。

お話びじゅつかん

「校長先生にお話があります。」

と、青空タイムに2年生のあるクラスの子が職員室にやってきました。

何かな、と思って出てみると、

「お話びじゅつかんに来てください!」

とのこと。せっかくのお誘いなので、3時間目に『お話びじゅつかん』を訪ねてみることにしました。

学習自体は、2時間目に終わっているとのことでしたが、誰かに見てもらいたいと3時間目まで残してあったようです。3時間目は、子供たちは漢字のドリルに取り組んでいました。

子供たちは、『お話びじゅつかん』の前に、『ないた赤おに』を学習しています。その中で、登場人物の行動を中心に想像を広げながら読み、それぞれの人物の気持ちの変化などを読み取ってきました。

『お話びじゅつかん』は、自分が読んだ本の中から心に残った場面を絵に描き、その絵に題名を付けて紹介し合う学習です。題名を付けるということは、その場面を端的に表すことなので、内容をよく読み取っていなければできません。『ないた赤おに』で付けてきた力を生かす学習と言えます。

かわいらしい絵に付けられた題名は、どれもなるほどと思うものばかり。よくできましたね!

2時間目に紹介し合った本は、空いている時間に読んでいくようです。ドリルを終えた子から読むのを楽しみにしている様子でした。

 

 

第3回学校運営協議会を開催しました。

今回は、授業参観および校内視察を中心に行いました。

授業については、

・子供たちが明るい雰囲気である。

・学習を生活経験と結び付けているところがとても良い。

・グループで話し合い活動をする学習形態は、大人になってから仕事上でコミュニケーションをとっていく場合にも役立つものだ。

といった感想があげられました。このような感想から派生して、子供たちの生活経験の変化等の話題にもなりました。

また、学校からの相談に対して、地域の立場で意見をいただける場面もありました。

「学校運営協議会として、地域と協力してやりましょう。」

といった言葉は、学校にとって本当に心強いものです。

これからも、学校運営協議会で様々なことを話し合い、みんなで子供たちを育てる学校にしていきたいと思います。

 

4年生 命の授業

千葉県助産師会より講師の先生をお招きして、4年生が命の授業を受けました。

世の中には、たくさんの情報が溢れていますが、これから思春期に向かう子供たちに性の知識を正しく教えることは大切なことです。講師の先生は、とても丁寧に話してくださいました。

今日のお話の素晴らしかったところは、単なる知識を教えるだけではなく、

命が誕生することは本当に奇跡であること

そうして誕生したみんなはここにいるだけで一人一人が奇跡の存在であること

というように、伝えてくださる言葉に愛が感じられることでした。まさに「命の授業」でした。

体育館から教室へ帰るときに、声をかけてくれた子がいました。

「校長先生、僕は家に帰ったら言わなきゃいけないことがあります。家の人にありがとうって言います。」

この言葉を聞いて、子供たちが今日の授業を受けることができて、本当に良かったなと思いました。

最後に、命の授業を聞きに来てくださった保護者の方々が残って、講師の先生からお話を聞いたり質問をしたりする時間をとりました。大人にとっても良い授業になったと思います。

6年生 陶芸教室

6年生が図工の学習として陶芸教室を行いました。専門の業者の方が来てくださり、指導を受けて作りました。

粘土の手触りを感じながら、のばしたり、たたいたり…あらかじめ考えてきたデザイン通りに作るのはたいへんです。

今日作ったのは、普段使いできるカップとのこと。このあと、業者さんが持ち帰り焼いてくださいます。

どのような出来上がりになるのか楽しみですね。

国際交流会 

今日は、国際交流会として、柏市内の学校に勤める6名のALTが来校しました。柏市国際交流会では、英語による児童とALTの双方向型コミュニケーションの機会を創ることをねらいとしています。

1校時から6校時まで各学年1時間ずつ交流会を行いました。

6年生の交流会では、鬼遊びのひとつである「さんすくみ」をrock、paper、scissorsに分かれて行ったり、いくつかのスポーツ(サッカー、ドッジボール、ボーリング、なわとび)の場を設定し、遊びの中で使った英語でポイント数を競ったりとゲームを楽しみました。

遊びの中で、英語の教科書にはない学びをするとともに、教室で学んだことを遊びの中に生かしていくことができる良い機会になりました。

地域安全情報交流会(教育ミニ集会として)

音楽発表会終了後の午後、図書室で「地域安全情報交流会」を行いました。

日頃から登下校時の見守りに立ってくださっているボランティアの皆さん、PTA本部役員の皆さん、学校職員でグループを作り、情報交換をしました。

学区の地図を広げながら、交通安全上と防犯上注意しなければならないことについて、情報を出していきました。

中には、「傘は子供の体の大きさに合ったものを持つほうが安全」「大きな病院があることから、救急車が多く通る地域。信号が青の時に救急車両が通ったらどうするのか、子供たちも知っておくほうがよい」といった情報もありました。

情報交換会が終わるころ、ちょうど子供たちの下校時刻になりました。

「そろそろ、見守りの場所に立たないといけないから…」

と言って、見守りボランティアの方々が笑顔で戻っていかれました。

頂いた情報は、学校での安全指導の中で活用していきたいと思います。また、ご家庭においても、子供たちの命を守る行動について話題にしていただけたらと思います。

音楽発表会(保護者の部)

今日は、音楽発表会(保護者の部)を行いました。

子供たちにとって、昨日は友達同士で聞き合う日でしたが、今日は、おうちの方や地域の方など、大人を相手に聞いてもらう日です。子供たちからは、昨日とはまた違った緊張感と聞いてもらえる喜びが感じられました。これまでの練習の成果を発揮し、昨日同様、すばらしい発表になりました。

完全入れ替え制ではなかったため、1年生から6年生までの発表を通して見てくださった方も多くいらっしゃいました。きっと、入学して7か月ちょっとの1年生の様子から、6年後、心も体も大きく成長する様子まで見ていただけたことと思います。

保護者席については、譲り合っての参観ありがとうございました。保護者の方のご協力が不可欠な部分であるため、たいへん感謝しております。保護者の方の入退場の動線など、課題となった点については、十分検証し、来年以降に生かしてまいります。

これからも、増西小の子供たちが持つ表現の豊かさ、素直さ、一生懸命さを大切にして教育活動を進めていきます。今後とも、ご理解ご協力のほどお願いいたします。

音楽発表会(児童の部)

今日は、音楽発表会本番です。児童の部として全校児童が体育館に集まって開催しました。

どの学年も、発達段階に応じた選曲、教師や子供たちの思いのこもった選曲と発表になっていました。PTAコーラス部の皆さんと教職員による「いのちのうた」の合唱も披露しました。

3年生 「ゆかいな木きん」「音楽のおくりもの」          

1年生 「オバケなんてないさ」「くいしんぼおばけ」「いただきます」

5年生 「クラッピングファンタジー第4番 ギャラクシー銀河をこえて」「この星に生まれて」

2年生 「山ねこバンガロー」「あおいそらにえをかこう」

4年生 「オトナになるって」「鉄腕アトム」

6年生 「風になりたい」「Great Power」

子供たちは、これまで毎日練習を積み重ねてきました。合唱や合奏は一人ではできません。指揮者や伴奏者を信じ、一緒に歌ったり演奏したりする仲間を信じ、今日まで一生懸命練習してきた自分を信じてできるものだと思います。そうしてできた歌声や合奏は、聞いていて鳥肌が立つほどの感動を与えてくれます。増西小の子供たちは、音楽を心から楽しみ全身で表現する力を持っています。今日は、増西小の校長で本当に良かったなと思う一日でした。

 そして、今日を迎えるにあたっては、音楽委員会の子供たちの準備、6年生の会場設営等、縁の下の力持ちの大きな活躍がありました。明日の保護者向け音楽発表会の会場設営もしてくれました。いつも学校のために動いてくれて、本当にありがとう。

明日は保護者向けの発表会です。子供たちの発表を楽しみにしていてください。