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校長室 令和5年度

11月の全校朝会

 早いもので、2学期も残り半分となりました。

 今月も、北小まつり、持久走練習、4年生の校外学習、就学時健診、柏市学力学習状況調査と、行事等が目白押しです。子どもたちに、行事や様々な体験活動等を通して、机上では学べないルールやマナー、プレゼン能力やコミュニケーション能力等が身につくよう、指導・支援してまいります。

 

 さて、本日の朝、リモートで全校朝会を行いましたので、その内容をお知らせいたします。

 

<全校朝会の内容>

田中北小学校の皆さん、おはようございます。

 今日から11月です。2学期も半分が過ぎ、今年も残り2カ月となりました。

 さて、皆さんは、4月に立てた今年の目標や、9月に立てた2学期の目標は達成できていますか?

 

 校長先生は、「振り返り」がとても大切だと思っています。

 「振り返り」をする中で、自分ができるようになったことや良かったことを自信につなげてくれたらうれしいです。

 逆に、まだ達成できていないことがあったら、年末・年度末までの間に達成できように頑張ってください。

 

 そこで、校長先生も、今までの全校朝会で話してきたことを振り返ってみました。

 5月は「相手の目を見てあいさつをしよう」という話をしました。

 6月は「廊下は右側を静かに歩こう」という話をしました。

 10月は「考動をしよう」という話をしました。

 皆さん、この3つはできていますか?

 

 校長先生は、この3つの中で、改めて「目を見てあいさつする」ことを皆さんに頑張ってもらいたいなと思っています。

 

 朝、登校途中に校長先生が「おはようございます。」と声をかけても、校長先生の方を見ることなく、声を発することもなく通り過ぎて行く人がいます。校長先生はとても悲しい気持ちになります。もしかしたら「おはようございます。」と言っているのに聞こえていないのかもしれません。なので、目を見てくれると安心しますし、うれしくなります。

 

 また、皆さんはたくさんの交通安全推進隊の方に見守られています。暑い日も寒い日も、雨の日も強風の日も、皆さんの安全を守るために、横断歩道などに立ってくれています。その推進隊の方に、目と言葉で感謝の気持ちを伝えてくれたらとてもうれしいです。

 

 あいさつは、人と人とをつなぐ大切な言葉です。

 皆さんには、大人になってからも、気持ちの良いあいさつができる人になってほしいと強く願っています。

 明日の朝、気持ちの良いあいさつができることを楽しみにしています。

 

 これで校長先生のお話を終わりにします。

新校舎への移転に向けて⑤

 本日の午前中、新校舎移転に関する定例会が開催されました。

 今月の主な議題は、

  ①   児童数の最新値について

  ②   入学説明会兼学校説明会について

  ③   子どもルーム利用者数の見込みについて

でした。

 

 ①   については、新1年生の見込みに若干変化があり、205名になりそうです。211名以上になると7学級になります。

 ②   については、新入生だけでなく、田中小から転入してくる児童・保護者の皆様、本校の児童・保護者の皆様にもお伝えすべき情報がたくさんあることから、「入学説明会兼学校説明会」という形で実施することといたしました。基本的には昨年度同様、オンライン配信での実施を考えております。家庭に動画視聴の環境がない方につきましては、本校会議室にお越しいただき、動画を視聴していただくようにしたいと思っております。

 1時間程度作成した動画をご視聴いただいた後、質疑応答をオンラインで実施したいと考えております。いただいたご質問とその回答につきましては、ホームページに掲載するようにいたします。

 詳細につきましては、後日お知らせをいたします。

 ③   については、子どもルームの定員275名に対して、定員オーバーしてしまう可能性が示されました。その場合、4年生以上に保留者が発生するということでした。

 

 その他、市教委主催の開校式、開校記念式典、学校主催の閉校・開校イベントについての情報交換をいたしました。

 

 次回は11月末に実施予定です。また進捗をご報告させていただきます。

柏市小中学校音楽発表会を参観して

 本日、音楽部の5・6年生22名で、柏市小中学校音楽発表会を参観してきました。3年ぶりの開催で、保護者の皆様の参観ができないなど、以前の発表会に比べると、若干こじんまりとした感じではございましたが、子どもたちはたくさんの刺激を受け、帰校いたしました。

 以下に、子どもたちの感想の一部を紹介したいと思います。

 

<印象に残ったこと>

・中学校の演奏は、優しく、温かく、心を豊かにして、何もかも忘れさせてくれるような素晴らしい演奏だった。

・演奏している人たちに一体感があり、迫力のある演奏をしていた。

・皆元気に楽しそうに演奏していて、聞いていてわくわく楽しい気持ちになった。

・透き通った声と低い声、それぞれの個性を生かして歌が成り立っていて、その団結力に感動して思わず少し泣いてしまった。

・歌声がなめらかで、風に乗っているようだった。

・驚くほど大きな音が響いて、耳にするするっと入ってきた。

・立ったり座ったりしながら演奏しているのに、動きも音もずれる人がいなかった。

・向きを変え、動きながら演奏していたのに、きちんと演奏ができていてすごい。たくさん練習したんだろうなと思った。

・楽しくなる曲、軽やかな曲が印象に残った。

・楽器の強弱がとても上手だった。

・音の中に不安な音がなかった。

・パーカッションのすばやい動きやリズムがすごいなと思った。

・打楽器を代わる代わる演奏していてすごいと思った。

・ひとつひとつの音がはっきりしていてすごいと思った。

・たくさんの人が協力して、テキパキと準備をしていた。

・楽器の種類の多さ。

<自分たちの演奏に生かしたいこと>

・笑顔で楽しく演奏したい。

・見ている人を楽しませて、笑顔にさせる演奏をしたい。

・4年生も含めて、みんなの心をひとつにしたい。

・聞いている人を良い気持ちにさせたい。

・力強く演奏することを意識していきたい。

・細かいリズムを刻めるようになりたい。

・肩でリズムを刻んでいたこと。

・体を使って表現していたこと。

・動作を入れての演奏をやってみたい。

・強弱をつけること。

・全員できれいな歌や演奏をし、それを他校と共有して、どんどん音色を良くしていきたい。

・もっと音楽を好きになりたい。

 

<良かったこと>

・他校の演奏を自分のものにするという目標を達成できた。

・集中して演奏を聴くことができた。

・自然に拍手をすることができた。

・バスの中でのルールや礼儀を意識できた。

・バスの中で席を譲ることができた。

・他校に積極的にあいさつができた。

・「考動」を意識できた。

 

 たくさんの気づき、学びのある一日となりました。

 今後の音楽部の活動の目標ができました。

 保護者の皆様、朝が早かったにも関わらず、お弁当のご用意など、本当にありがとうございました。

 

陸上大会を振り返って

 12日(水)に「柏市小学校陸上競技大会」が開催されました。一日曇り空で、若干肌寒い中での大会となりましたが、子どもたちは元気に競技することができました。

 

 大会自体が3年ぶりの開催で、3年前よりもかなり時短を目指した運営となっていました。大きな変更点としては、学校対抗ではなく、個人表彰のみとなったことが挙げられます。3年前までは、個人で獲得した得点(1位:8点~8位:1点)を集計し、学校の順位を決定していました。今回はそれがなくなったことと、トラック競技が予選・決勝方式ではなく、1回のタイムレースになったことで、解散の時刻が3年前よりも2時間近く早くなりました。賛否両論あると思いますが、以前は競技場から遠い学校の児童が、真っ暗な中帰校・下校していたことを考えると、児童の「安全」を最優先に考えた運営と受け止めています。

 

 さて、大会の主な結果ですが、本校児童が2種目で1位となりました。おめでとうございます!市内42校、最大で84名がエントリーする中での1位は、本当に栄誉なことと思います。今後の更なる活躍を期待しています!

 

 また、自己ベストを更新できた児童が多かったことも大変喜ばしいです。

 そして、応援の態度も立派だったと思います。声を出しての応援を禁じられている中、そのルールを守って、拍手で選手を盛り上げていたみんなを、とても誇らしく思いました。

 

 翌日の報告会で、大会に参加した児童からの報告を聞き、4・5年生は「来年も参加したい。がんばりたい。」と言っていました。

 練習も含め、今年の経験を生かして、4・5年生はがんばってくれると信じています。

 子どもたちの「やる気」と「潜在能力」を引き出すために、日常生活から「考動」(主体的に判断、行動)ができるよう支援してまいります。

 

10月の全校朝会

 早いもので、令和4年度も後半戦に入りました。

 季節もどんどん進み、今日の気温は11月下旬並みだということです。秋を通り越して、一気に冬に突入してしまう

のではないか・・・という感じがしています。

 保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、寒暖差による体調不良が懸念されます。どうぞお身体ご自愛なさって

ください。

 

 さて、本日の朝、リモートで全校朝会を行いましたので、その内容をお伝えさせていただきます。

 全校朝会は、校長が全校児童に語ることのできる、数少ない場面のひとつです。小学校は6歳から12歳という

幅広い年齢層の児童がおりますので、全員が理解でき、かつ、新たな気づきを与えられる話をするのは非常に難しいと

常々感じています。できる限り、全校児童に学校生活の中で意識してほしいことを伝えるつもりでおりますが、今回の

内容は、低学年の児童には少し難しかったかもしれません。日々の関わりの中でフォローしていくつもりでおります。

 

<全校朝会でのあいさつ>

 田中北小の皆さん、おはようございます。

 朝晩がだいぶ涼しくなってきましたが、元気ですか?

 

 今月は、おととい5年生の校外学習、きのうは2年生の町探検がありました。

 5年生は様々な職業体験をすることができました。2年生はこの町で様々な仕事をしている皆さんの働きぶりを

見て、たくさんの発見をすることができました。

 この後も、陸上大会、1年生の秋探し、音楽発表会、6年生の校外学習など、様々な行事があります。普段の教室

での学習や遊びも含めて、みんなで元気にがんばれたらと思っています。

 

 さて、ここで皆さんに質問です。

 2学期の始業式で校長先生が話したことを覚えていますか?

 そうです。「考動」です。

 廊下に掲示してある2学期のめあてに、「考動」と書いている子がいました。また、クラスのめあてにしている学級

もありました。5年生は廊下に「考動」と貼ってあります。校長先生はとてもうれしく思っています。

 

 「人間は考える葦である」という有名な言葉もあります。「考える」こと、「考えて行動すること」は、人間に

とって最も重要なことだと校長先生は思っています。皆さんにはぜひ「考動」を合言葉に、先を見通して行動したり、

相手の気持ちを考えて行動したりして欲しいと思います。

 

 これで、校長先生のお話を終わります。