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校長室 令和5年度

校舎ありがとうイベント実行委員会

 先週の金曜日(25日)、第2回目の標記の会を開催いたしました。応募してくださった方6名(1名は欠席)、各町会の代表の方々5名、教頭、私の計12名でイベントの内容等について協議いたしました。

 

 第1回目の実行委員会で、イベントのイメージについて、「大同窓会」というアイデアが出ました。今回は、そのイメージの具体について話し合い、

①   展示された写真(体育館の壁面)や今までの歴史を振り返ることのできる動画を見ながら語り合う。

②   校舎見学+写真撮影

③   恩師や卒業生代表の語り(動画に組み込む可能性あり)

を中心に構成していくことになりました。

 

 そこで課題となるのが、「写真集め」です。展示をするだけでなく、動画の作成にも素材となる写真や動画が必要です。ホームページの「お知らせ」欄にも掲載しておりますが、ご自宅等にこれまでの田中北小の古い校舎や日常の一コマ、変化してきた街の様子等がわかる写真がございましたら、ご提供をお願いできたらと思います。

 

 皆様と共に、楽しい「大同窓会」を開催できたらと考えております。

 お力添えの程よろしくお願いいたします。

持久走練習

 12月7日(水)に予定している「持久走大会」に向け、子どもたちは日々練習に励んでいます。

 青空タイムの練習だけでなく、昼休みにも「進んで」練習している児童が多く、大変すばらしいことだと思っております。

 昼休みは、掃除の後とはいえ食後30分程度しか経っておりませんので、子どもたちが頑張りすぎて体調が悪くなることがないよう、しっかりと見守ってまいります。

 

 大会に向けて、職員に伝えたことがあります。それは、「昨日より成長した自分に目を向けられるように、子どもたちを育てたい。」ということです。自己肯定感を育むには、自身の「成長」に気づかせることが重要だと考えるからです。

 子どもたちの「自立」につながる持久走練習・持久走大会となるよう、職員一同声かけ、応援をしてまいります。

 

 以下に、持久走練習の一コマをご紹介いたします。

     

マット教室

 先週から今週にかけて、体育委員会主催の「マット教室」が昼休みに行われました。対象は1年生で、クラスごとに計3回実施されました。参加した1年生は、口々に「楽しかった」「もっとやりたかった」「またやりたい」と言っていました。

 

 このような取り組みは一石二鳥ならず、一石三鳥だと思いました。

 

①   参加した児童が、マット運動を「楽しい」と感じられたこと。

②   主催した体育委員会の児童が、リーダーシップを発揮し、生き生きと活動していたこと。

③   感染症流行後なかなかできなかった「異学年交流」ができたこと。

 

 今年の学校経営の重点は、児童の「自立」を促すことです。「自立」に向けては、活躍の場を与え、自分に自信を持てるようになること(自己肯定感を高めること)が大切だと考えています。あわせて、人の役に立っていると思えること(自己有用感を高めること)も重要だと考えます。

 

 今回のマット教室は、体育委員会の4~6年生が、準備から片付けまでのすべての活動に主体的に取り組んでいました。本当に素晴らしい働きぶりでした。そして、1年生の楽しそうな姿がたくさん見られました。私は、本活動が、体育委員会の児童の自己肯定感・自己有用感の向上につながったと考えております。

 

 感染状況を見ながらにはなるのですが、今後も様々な委員会活動のより一層の活性化を図り、児童の「自立」を促していきたいと思います。

 

<活動の様子>

      

北小まつりを振り返って

 保護者の皆様、PTAの皆様、ボランティアにご協力いただいた皆様、北小まつりでは本当にお世話になりました。

 皆様のおかげで、大変有意義な一日となりました。また、皆様の子どもたちを喜ばせよう、楽しませようとする温かさや優しさに触れ、感激いたしました。本当にありがとうございました!

 以下に、北小まつりを振り返って、子どもたちに話した内容をお伝えいたします。

 

 田中北小の皆さん、こんにちは。先週の土曜日に行った北小まつりは楽しかったですか?

 また、何が一番心に残っていますか?

 

 校長先生は、皆さんの「緊張した顔」や「真剣な顔」、「笑顔」が心に残っています。

 

 発表前に校長先生と出会った子が、何人も「緊張する」と言っていました。

 校長先生は、緊張するのはとても良いことだと思っています。

 なぜかというと、緊張するのは真剣に取り組んでいるからです。

 校長先生は、真剣に取り組むこと、一生懸命頑張ることが大事だと考えています。一生懸命取り組んだことに、失敗はありません。「失敗しちゃったかな」と思ったとしても、そのことを次の取り組みに生かせればいいのです。

 「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、校長先生は「失敗は成長のもと」と考えています。

 これからも、たくさん緊張する場面を経験して、どんどん成長していってください。

 

 また、皆さんの発表には、合唱、合奏、劇、行事の発表など、様々なものがありました。当日見られなかった学年の発表は、すべて動画を見ましたが、皆さんひとりひとりが自分の役割に真剣に取り組んでいる姿を見ることができて、とてもうれしくなりました。

 

 そして、みなさんの笑顔も心に残っています。

 校長先生が、何人かに「今日、楽しかった?」と声をかけた時、すべての子が「楽しかった」と笑顔で応えてくれました。

 皆さんの笑顔は、先生たちにとって最高の宝物です。

 

 最後に、ひとつ皆さんに伝えたいことがあります。

 皆さんを楽しませようと、何カ月も前から準備を始めて、前日も朝早くから会場の飾りつけなどをしてくださったり、当日も皆さんにいろいろ教えてくださったりしたPTAやボランティアの方々がたくさんいらっしゃいます。

 皆さんが楽しかったのは、そういった方々のおかげだということをしっかりと覚えていてください。

 

 これで、校長先生のお話を終わりにします。

 

6年生の校外学習を振り返って

 先週の火曜日(10月25日)に、6年生と衆議院・国立競技場の見学に行ってきました。おそらく映像等でしか見たことがなかったであろう場所を実際に見て、雰囲気を感じられたことは、子どもたちにとって貴重な経験・今後の財産になったことと思います。

 以下に、子どもたちの感想の一部を紹介します。

 

<国会見学について>

・国会議事堂にはいつもテレビで見ているものが目の前にあって,すごく感動した。見学中に議員さんたちと

 すれ違ってびっくりした。

・国会議事堂は想像していたよりも豪華で,衆議院に行けたことが一番うれしかった。

・国会議事堂は、思っていたよりも中が広く細かい作りになっていることにびっくりした。実際に見たからこその

 緊張感や迫力があり、クラスの全員が驚きながら見学していた。

・本会議場を見て、いつか会議を傍聴したいと思った。

・本会議場の迫力や空気感に圧倒された。この場所で日本を動かしていることを実感し、一生の記憶に残る経験に

 なった。

・中央広場で銅像を見て,政治の歴史を感じることができた。

・国会議事堂では,議員さんたちが忙しそうだったが,実際に仕事をしている様子を見ることができて,政治に興味を

 持つことができた。

・国会議事堂では、国のためにたくさんの方々が働いている様子を見ることができた。

・国会では、国を動かすためにたくさんの方が働いていた。私たちは6年生なので、学校を動かすために頑張りたいと

 心から思った。

 

<国立競技場見学について>

・国立競技場は、個人的に一番行きたい場所だった。実際にトラックの一部を走ってみて、選手になった気分に

 なれた。世界中の選手がどれほどの緊張感の中で競技に臨んでいたのかがわかった。

・国立競技場では,選手になったような気分でサインを見たり走ったりすることができた。クラスのみんなも楽しそう

 にしていた。

・国立競技場でたくさんの写真を撮ったり,実際に走ったり,様々な体験をすることができて,言葉にできないくらい

 楽しくて勉強になった。

・国立競技場のトラックの踏み心地は、他のトラックとは少し違ったように感じた。

・国立競技場で、実際に選手が戦ったグラウンドに降り立つことができて、とてもうれしかった。

 

<校外学習全般について>

・当初行く予定ではなかった日枝神社も観光することができて、良い思い出になった。

・小学校生活最後の校外学習は、今までの校外学習よりとても楽しかった。テレビで見ている場所に行けてとても

 うれしかった。

・限られた人しか体験できない場所に行くことができて、小学校生活最後の校外学習で貴重な経験ができたことを、

 一生忘れることがないと思う。

・小学校生活最後の校外学習は、すべてが言葉にできないくらい本当に楽しくて、勉強になった。校外学習で学んだ

 ことを生かして、中学校に向けて頑張りたい。

・感染症が流行っている時期にこのような貴重な経験ができたことは,一生忘れることがないと思う。

 

 これらの感想からも、この校外学習が、子どもたちの心に深く刻まれたと感じています。様々なご支援をいただいたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。