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校長室 令和5年度

こころの健康「シャボテン」

 今回の「校長室」では、先週の月曜日から3年生以上で取り組みを始めた「シャボテン」についてお知らせしたいと思います。

 

 毎朝、子どもたちは、健康観察の時間に「こころ」と「からだ」の状態を入力します。あわせて、相談したいことがある場合には、「話したいボタン」をクリックします。

 その結果が以下の写真のように通知されます。具体的には、次の2点にあてはまる児童が抽出されるという仕組みです。

①   こころやからだの状態に「×」(悪い)や「△」(少し悪い)がついている

②   「話したいボタン」が押されている。

 その内容を、担任、養護教諭、管理職が確認をし、数日×や△が続いている子や話したいボタンを押した子に声をかけます。そのやりとりの中で、子どもたちの不安や悩みを丁寧に聞き、どうしたらいいかなどを一緒に考えていきます。

 

 新たな取り組みではありますが、現在のところ、大きな混乱もなく対応できているのではないかと思っています。

 

 私は、困ったり、悩んだり、つらかったりする時に、気兼ねなく相談ができる風土と体制を学校に創りたいと思っています。特に、次年度、学校の環境が大きく変わるので、その時に、この風土と体制が不可欠だと考えているので、その準備をしているところです。

 3年生以上では問題なく実施できることがわかりましたので、次年度も、3年生以上で実施していきたいと思っています。

 1・2年生への導入については、引き続き検討してまいります。

 

<シャボテンの管理画面>

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                               【画面の一部を拡大表示したもの】

今年度最後の校外学習

 8日(水)の午後、4年生と今年度最後の校外学習(社会科見学)に行ってきました。場所はキッコーマンものしりしょうゆ館です。今年度の最後を飾るにふさわしい、充実した校外学習になりました。

 

 この校外学習ですが、キッコーマンさんが3年ぶりに小学生を受け入れてくださって実現しました。現在も一般の方々は受け入れていないとのことです。

 

 施設見学は各クラス2グループに分かれて行いました。子どもたちは、ガイド役の方の説明をしっかりと聞き、映像資料を食い入るように見つめていました。

 

 体験活動は各クラス4グループに分かれて行いました。しょうゆができるまでをダイジェストで体験させていただき、手触り、匂い、温度等、五感をフル活用し感じ取ることができました。

 子どもたちは非常に反応が良く、「すごい。」「温かい。」「色が違う。」「大豆の匂いがする。」などなど、様々つぶやいていました。

 

 見学や体験の際の態度も素晴らしかったです。次年度の林間学校が楽しみです。

 

 最後に、当日の活動の一部を紹介いたします。

 <社会科見学の様子>

    

    

2月の全校朝会

 本日は、大変お忙しい中、今年度最後の授業参観・懇談会にご参会いただき、ありがとうございました。保護者の皆様に、子どもたちの成長を感じていただけましたら幸いです。

 また、本日、「学校評価アンケートのお願い」の文書をお配りさせていただきました。今年度の総括を行い、次年度の取り組みを検討する貴重なアンケートになりますので、ご協力をお願いいたします。

 今年度も残すところ2カ月弱となりました。今までの振り返りをしっかりと行い、子どもたちの更なる成長を目指してまいります。

 最後に、昨日行いました「全校朝会」で私が子どもたちに伝えた内容を共有させていただきます。

 

<全校朝会で伝えた内容>

 田中北小学校の皆さん、おはようございます。3学期もあっという間に1カ月が経とうとしていますが、皆さんお元気ですか。

 今日は、この1カ月を振り返ってみたいと思います。

  まずは、3学期が始まってすぐに、校内書き初め展がありましたね。金賞に選ばれた皆さん、おめでとうございます。

 でも、実は、金賞に選ぶかどうか悩んだ作品がたくさんありました。12月から練習している姿を見ていて、「すごく上手になったなあ。」と思う作品がたくさんありました。本当に悩みました。最後は、たくさんの先生方と相談して決めました。この書き初めの取り組みは、皆さんの成長をたくさん感じられて、校長先生はとてもうれしかったです。

  次に、3学期に学級委員になった人たちの任命式というものがありました。任命証を渡す時、学級委員さんたちが「これからがんばろう」という気持ちを伝えてくれて、とても頼もしかったです。

  そして、昨日は児童会役員の任命式がありました。新児童会役員の4・5年生は、新しい学校のリーダーです。ぜひ、北小の子どもたちが楽しく、安全に、安心して学校生活を送れるよう、様々なアイデアを出して、それを全校に呼び掛けて、実行していってもらいたいと思っています。

  最後に、音楽部の活動です。10日の発表会に向けて、部員みんなで心を1つにして、練習をがんばっています。音楽の素晴らしさは、みんなの気持ちや音が1つになった時に感じられます。部員全員が、一生懸命練習してきた成果を発表会で発揮できることを期待しています。

  では、今月も寒い日が続くと思いますが、寒さに負けず、元気にがんばっていきましょう。

  これで、校長先生のお話を終わりにします。

代表委員会

 26日(木)の昼休みに代表委員会を行いました。

 代表委員会は、3年生以上の学級委員(各学級2名)と各委員会の委員長1名(今回は引き継ぎを踏まえて、5年生の副委員長も)が参加して行われます。つまり、学校の「代表」が集まり、学校の課題とその解決策について話し合ったり、連絡事項・伝達事項が全学級に浸透するように働きかけたりする役割を担っています。

 感染症の拡大により、異学年での交流が制限されていたため、昨年の11月に約2年半ぶりに復活しました。今回が復活後3回目の開催となります。

 

 今年度の代表委員会で決定して実施したことが2つあります。

 1つ目は、あいさつの際に「〇〇先生、おはようございます。」のように、相手の名前を言ってあいさつをすることです。児童会からの提案で、代表委員会を通して実行していったのですが、素晴らしい取り組みとなりました。

 2つ目は、「花壇に入らない」ことです。この呼びかけを全校にする前は、花壇に足跡が見られることがまれにあったのですが、呼びかけ後は全くなくなりました。

 

 子どもたちの「自立」や「成長」という観点から、自分たちで決めたことを自分たちで守る(進めていく)ことは、とても大切です。

 新校舎に移転後も、児童会や代表委員会を中心に、子どもたちの発案、発信で、ワクワクできることや課題解決を図っていくことなどを進めていきたいと考えています。

 

<代表委員会の様子>

 

たなかっ子食堂 

 先週の土曜日、田中近隣センターにて、田中地区社会福祉協議会の皆様による「たなかっ子食堂・プレオープン」が行われました。

 2月11日(土)のオープンに向けて、お弁当の試作を行うということでお声かけをいただき、顔を出させていただきました。

 調理に携わってくださった方、食材や食品を提供してくださった方、皆様が「たなかっ子」で、そんな「たなか愛」あふれるお弁当は、大変おいしかったです。

 感染症対策のため、当面はお弁当のテイクアウトという形で実施されるようですが、関係の皆様の願いとして、子どもたちや地域の方々の「集いの場」にしたいという思いがあるとのことでした。

 私は、地域の中に、地域住民が気軽に集える場があり、そこに老若男女が集って語り合えることは、大変素晴らしいことだと思います。

 私個人としても、できる限り「たなかっ子食堂」に関わっていきたいと考えております。

 

 2月11日の様子については、またご紹介させていただきます。