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校長のつぶやき 令和3年度
「まとめ」と「休養」と「備え」と(校長室より)
ぐずついた天気が続き『夏』のイメージが湧きづらい毎日ですが,学校の桜の木ではミンミンゼミが「がんばって」鳴き,スーパーには梨が並び始めました。季節は確実に巡っていることに少し安堵します。変則的な毎日の中で子ども達が頑張ってきたことをしっかり評価し,個人面談でお話ししたいです。
今年の夏休みは16日間です。心身の調子を整えることを最優先してください。
生活のリズムを崩さないように気をつけてリフレッシュしましょう!
東京都を中心に新型コロナウィルス感染者が増加傾向にあり,本校でも,いつ感染者が出てもおかしくありません。児童又は職員に感染者が出た場合は,「保健所による消毒及び濃厚感染者が特定されるまでの間,学校全体について臨時休業を実施」となります。臨時休校になった場合に備え,子どもたちとつながる方法の準備を以下のように進めてまいります。
①自宅にいる子ども達とリアルタイム・双方向でつながる方法を検討中です。そこで1学期の終業式は,柏市の教職員が利用できる“Teams”を利用し,職員室と各教室をつなぐオンライン会議形式で実施します。双方向型の授業は,学校と家庭の通信環境・子どもの集中力の面やトラブル対策など,色々な課題もありますが,すぐに導入することは難しくても「もしもの場合」に備えて,『子ども達とつながる毎日を失わないために』できるところから進めていきます。
②感染症対策の観点から,昇降口や体育館入り口そうじの雑巾がけにモップを導入します。今後子ども達がトイレ掃除を行うようになった場合,トイレ掃除もモップで行います。モップの柄の扱いの難しさや安全性を検討し,4年生以上の児童の分担場所で使用することにしました。
③グループ討議など,学習活動の可能性をを拡げるため,児童1人ひとりの机上に,飛沫防止のためのアクリル板の設置を考えています。図書室の円卓にも特注ボードを設置予定です。
学校での生活様式の改定(校長室より)
新型ウイルス感染症対策について,国と県のガイドラインの改定を受けて,柏市でも7月8日に「学校における新型ウイルス感染症ガイドライン」が改定されました。現在のところ,柏市は「地域の感染レベル1」に該当します。それに基づいて,学校での生活様式も以下のように一部改定いたします。
なお,「地域の感染レベル」が引き上げられた場合,学校での生活様式も再度変更いたしますのでご承知おきください。
今後の学校での生活様式の改定点
・ペアトークやグループ学習は,顔を接近させないなどの対策をとり実施可能。
・「大きな声を出す活動」は,1学期は行わない。
・「合唱」は『マスクをして小声で』,リコーダーは『数名ずつ離れて』,鍵盤ハーモニカは『机の上にタオルを敷いて演奏』などの対応をしながら,段階的に通常の活動に近づけていく。
・「調理実習」は,1学期は行わない。
・遊具や,様々な共用の用具は,活動前後の手洗いを徹底して使用可能。
・体育館での体育や諸活動は,換気や密集を避ける等をしたうえで実施可能。
跳び箱やマット等を使用する場合は,前後の手洗いを徹底する。
・給食当番のフェイスシールドは着用しなくてもよい。
その他
・三密を防ぐため,登校時刻を今まで通りコース別にずらして登校する。
・毎日の健康観察票のチェックは,実施する。健康観察票を忘れた児童は,保健室に て検温・健康観察を行い,問題がなければ教室に入る。
・熱中症などの健康被害が発生する可能性の高いと判断した場合は,児童の判断で
マスクを外せるよう指導する。体育の学習はマスクを外す。
・トイレと流しの清掃は,1学期中は教職員が行う。
★柏市全市で「宿泊を伴う形での修学旅行・自然体験学習は中止,宿泊を伴わない校外学習については実施してもよい」という指示が出ました。それを受け,本校では,感染症対策を行ったうえで宿泊を伴わない校外学習を実施できるよう計画を進めております。詳細が決まり次第お知らせします。
ようやく全員が揃って1週間がたちました!(校長室より)
昇降口の渋滞緩和・教室の机配置・手洗い場の水道は1つおきに使う・・・などの環境面の整備のほかに,「新しい生活様式」での「ちょっと不思議な不自然な生活」が始まりました。しばらくは合唱したり合奏したりできない音楽・遊具サーキットやボール運動ができない体育・グループで実験ができない理科・全員が前を向いて黙って食べる給食・タッチできない鬼ごっこ・・・などなど今までの学校では考えられない風景です。
それでも,学校は学びの場であり,授業や体験活動を通して子どもたちは様々なことを学びます。友だちや地域の方々との関りを通して,お互いの良さや考えの違いを確かめ合うことができます。コロナ対策ではでは避けるべき『密』の中にこそ,学校ならではの学びがあるのも現実です。「学ぶこと」「人と関ること」「感染リスクのの低減」をうまく両立させながら教育活動を進めていきたいと思います。
さて,今日は19日(金)です。一斉登校になってから1週間がたちました。がんばった子どもたち,きっと疲れているのではないかなと思います。休業中に,体や心のバランスを崩した子どもたちもたくさんいると思います。一人一人の子どもたちの様子に気を配りながら,急がず焦らず少しずつ進めてまいります。
この土日,ゆっくりできるといいですね。
不安なことや心配なことがありましたら。遠慮なくなんでも相談してください。
いよいよです!(校長室より)
休業中も,子ども達と何とかつながっていようと,色々な準備や取り組みをしてきましたが,子ども達が学校に戻ってくるという確かな見通しの元に準備を進められます。
がぜんやる気が沸いてきます!
学年主任や分掌主任の先生方を中心に,学校再開に向けて話し合いました。国や県や柏市の方針を踏まえ,柏八小ではどのように子ども達との生活を再開していくか・・・
具体的に話し合えば合うほど課題が次々に出てきます。今までに前例の無い状況への対応ですから,どの方法を選んでも,プラスとマイナスが出てきます。でも,そんな中で,お互いの知恵を出し合って納得解を見つけていきたいです。
消毒や机配置,授業の方法や様々な三密回避方法・・・できる限りの環境整備に努めて参ります。ご家庭でも「手洗い・うがい・早ね早起き・栄養」と免疫力アップの生活をよろしくお願いいたします。教職員も子ども達との気持ちのよいスタートを目指してがんばります!!
再度の休業延長
2か月以上の長期にわたる臨時休業が続いています。そして,5月1日に柏市より5月31日までの休業延長が発表されました。
各ご家庭においても様々なご苦労をされていることでしょう。子ども達も,「友達に会いたい。みんなと勉強したい。遊びたい。校庭で鬼ごっこしたい。ドッジボールしたい。給食が食べたい。」など,たくさんの「今は」かなわない思いを抱いていることと思います。
八小の職員も,子ども達との授業の再開に向けて,何とか「学び」を継続させるべく,様々な試みをしています。明確なゴールが見えない中ではありますが,「明けない夜はない。そして,遅れた学習は取りもどせても,失った命は戻らない。」という強い気持ちでこの難局を乗り越えていきたいです。がまんの時です。保護者の皆様には, 多大なご心配とご負担をおかけしますが,ご理解とご協力をお願いいたします。
1年生につきましては,短時間ではありますが,子どもと保護者の方と担任が直接対面しお話をすることができます。教室は,何とか1年生に「おめでとう」を伝えようと飾り付けをしました。1年生のみなさん,待っていますよ!