学校長名 岩永 朗子

校長室より~令和6年度~

校長室より②(15)自分の身を守る行動とは?

 2学期最初の避難訓練を行いました。暑さ指数が高いため、一次避難のみの実施でした。

 

 安全主任の佐々木先生からは、2つ。1つ目は避難の際に必要な持ち物の確認がありました。防災頭巾、煙を吸わないためのハンカチ・ティッシュそして、靴も忘れないようにとのお話でした。靴のサイズも日ごろからきちんとしておきましょう。

 2つ目は、【自分の身を自分で守る】ことです。今回は避難訓練が予告されていましたが、実際の災害では、予告はありません。【正しい判断をするために気持ちを落ち着かせてほしい】との願いが話されました。

 

 私からは、2学期から外壁工事が始まり、避難経路が変わった学級もあります。今日の避難訓練は,地震の後,理科室で火事が起きた設定でした。

 1つ目,放送はいつでも静かに聞く。全校の皆さんに聞いて欲しい内容が放送されますので,放送が始まったら,静かに聞くことをお願いしました。

 2つ目,放送で言われる,火災が起きた場所を避けて,避難するです。今回の場合は,理科室を避けて避難します。

 3つ目,火災で最も恐ろしいものは,炎よりも【煙】です。そこで,避難するときは,姿勢を低くし,ハンカチやタオルなどで口鼻を覆い,早く逃げることを強調しました。

 お家に帰ったら,避難訓練について,お家の人に話してほしいと子供たちにお願いしました。この機会に、ぜひ子供たちと防災について、話題にしてください。

 相田みつをさんの詩【いまここにしかない わたしのいのち あなたのいのち】にあるように、学校全体で【命】を大切にしたいと思います。

 

 2学期が始まり近隣の方からさくらっこの登下校の心配の電話をいただいています。さくらっこの皆さん、安全に通学路を通って登下校していますか。住宅地の駐車場を通ってフェンスを越えて学校を行き来していると危ないですね。また、駐車場のポールを触っている児童もいるのも残念です。

 【他人の家の敷地内に入らない、敷地内のものを触らない、通学路を守って登下校】を合言葉にしたいものです。