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活動の様子(R06年度)

人肌の温もり

本日の最高気温予想は36℃前後と、人によっては自分の

体温よりも周りの温度の方が高くなっているかもしれません。

体育の授業はプールですら中止となり、教室での座学で

熱中症・心肺蘇生法・災害・ハンドボールの戦術等々、学年

によって様々なことを学んでいます。

身体を動かすことが大好きな生徒にとっては不満かもしれませんが

夏に起きる可能性の高い危険について学ぶことは、非常に

意義のあることかと思います。事故の予防にもなるはずです

ので、夏の総体やレジャーを控えた生徒達には1つでも授業の

内容を覚えてほしいですね。

尾を引く修学旅行

国語の授業で修学旅行の風景を思い出して俳句を作ったり、2年生が

修学旅行への期待が倍増するようなプレゼンテーションを作ったりと

修学旅行の経験を日頃の授業にも活かす3年生。思い出を振り返り

ながら作業を進める3年生は、楽しく課題に取り組んでいるように

見えます。

2年生は、林間学校を終える前から修学旅行でどこに行きたいかを

表現する英語の授業をしているので、こうした3年生の取組は大歓迎

かと思われます。3年生のリアルな体験談が2年生の学習をより深い

ものにしてくれる期待が高まります。

36℃の情熱

暑さ対策として1時間目から実施した部活動壮行会ですが、それでも

なお暑さを感じる朝の体育館。しかし、最後の大会を前に自らの心意気

を語る熱い選手達を前にしたら、30℃前後の気温すら涼しく感じる

ます。団体種目・個人種目と闘う舞台は生徒達によって違いはあり

ますが、3年間の努力をぶつけるという想いは全ての選手に共通して

いるのではないでしょうか?時間や場所は違えど三中生全員が一丸と

なって最後の大会へ臨んでくれると確信を持てる壮行会であったよう

に思いました。

壮行会の最後には体育祭で応援団を務めた2年生が再結成し、選手達

へと応援歌を送ります。応援歌が終わると、応援の言葉までそのままの

声量で一気に伝える2年生応援団。ただでさえ暑い室温が、その熱気

により更に上がるのではないかと思わせてくれるほどに熱い気持ちを

伝えてくれました。

熱い気持ちを伝えてくれた応援団の生徒自身もサッカー部での活躍

を期待されており、これほどの気持ちを持った後輩が共に戦ってくれる

という事実も3年生の励ましになるに違いありません。

 

足を使う生徒会

6月21日の記事でも紹介した「スマホ講座」の学生講師が

足りないようで、生徒会の生徒達は昼の放送で宣伝したり

昼休みに教室を回って直接声を掛けたりと、八方手を尽く

して人材を発掘しています。

放課後には明日の部活動壮行会のリハーサルを進行しており

多忙ながらあらゆる活動を手広く展開する勤勉さには驚かされ

ます。これほど勤勉な生徒会の生徒達が企画したのであれば

明日の壮行会の成功は間違いないと断言できます。

事実上100点

午前中から5時間目と、長時間実力テストに集中した3年生。

脳を限界までフル回転させた後かと思われますが、6時間目

には班別で修学旅行の反省会をしていました。

自分達の仕事に点数をつける場面がありましたが、保健班では

90点台の高得点がズラリと黒板に並んでいます。日本人の

性格上、自分に100点を付けることはまずないと思われます

ので、ほぼ満点と言って差し支えない点数ではないでしょうか?

修学旅行を通して生徒達が自分に自信が付いたという結果が

数字で見て取れました。

1組には、修学旅行の反省から導き出した今後の目指す姿が

掲示されていますが、修学旅行を通して成長した3年生であれば

理想を現実に変えてくれるはずです。

男子三日合わざれば刮目して見よ

本日は校庭で部活動をしているのが陸上部だけだったため

滅多に見ることが出来ない本気の円盤投げ練習が行われて

います。

下半身の力を指先の円盤に上手く伝えなければ好記録を狙え

ない難しそうな競技ですが、円盤の飛距離から察するに、上手く

前身の筋肉を連動させているように見えます。

陸上部の生徒に投げ方の指導をする逞しい体をした男性が

いたので、KSCAの指導者の方かと思っていたましたが、よく

見ると昨年度卒業した陸上部のOBでした。ちょっとした

デモンストレーションの動きだけでもその体に秘める圧倒的

なパワーを感じる程に成長しています。

夏の大会を前に頼もしい先輩の激励を受け、陸上部の生徒達

も更にやる気が出たに違いありません。

テスト1日目の午後

 今日は定期テスト初日のため、生徒は早帰りでした。午後からの時間を使い、先生方の研修が行われました。

 柏市こども相談センターより講師の先生をお招きし、「発達支援の観点からみる生徒理解について」と題して

およそ1時間の研修です。「思春期の子供の発達」「問題行動への対応」そして「学校における心理的安全性」

について、先生の講話から多くの学びを得ました。心のアクセルとブレーキのアンバランスに陥りがちな中学生、

「褒めてもらうことよりもうれしいのは『自分の思いが伝わる』こと」、「悪気のない『無関心』の痛み」

などについてのお話をいただき、ワークショップをとおして心理的安全性を高めるコミュニケーションの在り方を

考えました。

 質疑の時間には多くの先生方から質問が飛び交い、また研修後には講師の先生からのアドバイスをいただくため

多くの先生方が校長室を訪ねる様子がみられました。

 「知りたい」「わかりたい」「できるようになりたい」という気持ちは生徒も先生も同じ、これは「真実」です。

互いの多様性を尊重し「信実」で生徒とつながりたいと思えたのは、『走れメロス』の影響が強すぎるからかも

しれません。

       

空気を吸うのはタダ

夏が来れば思い出すとされている「遥かな尾瀬」の

フレーズで有名な「夏の思い出」を音楽の授業で練習

していた2年生は、授業のまとめとしてリサイタルを

開いています。

自分の歌声にクラス全員が注目するというのは、少々

気恥ずかしさもあるかもしれませんが、今まで練習した

ことを活かして堂々と歌う2年生。歌声だけでなく笑顔

も最高です。ギャラリーの生徒達も自発的に指揮を振り

始めるなど、クラス全体が非常に盛り上がっていました。

そういった雰囲気もあり、歌の中でも難易度の高い「水芭蕉」

や「遥かな尾瀬」の歌詞の部分も果敢に挑戦。失敗しようとも

ノリノリで歌いきっていました。

県大会4位入賞

 6月24日(月)、千葉ポートアリーナを会場に、県総体の体操競技が行われ、

柏市の予選を勝ち抜いた本校2年生1名が出場しました。

 跳馬・鉄棒・ゆか・あん馬の順に、中学生とは思えない見事な演技を披露し、

種目別跳馬で4位入賞、あと一歩で表彰台という素晴らしい成績を収めました。 

 三中の先陣を切って、2年生ながら県大会での見事な活躍です。夏本番、他の部活動の

活躍が、ますます楽しみです!

 

空想科学授業

「空想科学読本」という、漫画や映画で起こっている

現象を現実で起こすにはどんなエネルギーが必要なのか

を考察するロングセラー書籍があります。

理科の授業で仕事の定義について学習した3年生も様々な

エネルギーの働きについてクイズを作成しましたが、現実的

な力の働きだけでなく、漫画のキャラクターがどんなエネルギー

を駆使しているのかを考えたユーモア溢れるクイズを出題して

授業を盛り上げていました。

生徒達の興味のある漫画等と授業内容を結び付けることで

難易度が高まっている授業内容でもスッと頭に入ってくる

のではないでしょうか?流行に敏感な生徒ほど良い先生に

なれる面白い授業でした。

気分は梅雨明け

いよいよ梅雨入りかと感じさせられる天気ですが、委員会

活動の時間では夏に向けた話し合いをしている生徒達が多く

見ているこちらの気分は梅雨明けのようになってきます。

る生徒会総務部は夏の総合体育大会の壮行会を企画しています。

生徒会総務部の生徒達自身も部活動に熱心に打ち込む生徒達

なので、応援される側の気持ちは完璧に理解しているのでは

ないでしょうか?今から素敵な壮行会となる予感がします。

昨年度にゴミ拾い運動をしたボランティア委員会は、今年度

はゴミ拾いに加え、地域の方々が募集している「スマホ使い方

講座」の学生講師にボランティアしようと計画しています。

昨年度よりも幅広い分野で地域に貢献しようという姿勢が

素晴らしいです。

保健委員会では、他学年の生徒とも活発に意見を交換しながら

既に夏休みの生活目標について考えています。1日だけなら

簡単ですが、長い夏休み中達成するのは難しそうな、早寝早起き

をしようという提案などが上がっていました。夏休み中まで

生徒達の健康を気遣う保健委員会の生徒達の深い愛情には

感動してしまいます。

 

俺の人生ハードモード

楽しかった修学旅行が終わり、特別感のある平日の休み明けという

ことで、3年生もエンジンがかかっていないかと思っていましたが

特定の単語を使用して文章を作る授業では、頭をフル回転させて

キレキレの文章を作っています。以前紹介した「俺の人生イージ

モード」の作者は、続編である「俺の人生ハードモード」を執筆。

特定の単語を使用しなければならない縛りがあるとは思えない筆の

速さで物語を紡ぎ出しています。これだけの速さを誇りながら、

臨場感に溢れテンポよく進んでいくストーリを展開できるのは天才

としか言いようがないように思います。女性作者でありながら、

お調子者な印象を受ける男性主人公の心理描写を見事に表現する

ところからも天賦の才を感じます。留まる所を知らない創作意欲

によってプリントの裏面まで物語は続いていき、前作を超える

ボリュームの超大作になっていました。

先生の次回作に今からワクワクが止まりません。

輝くニュージェネレーション

修学旅行により、頼れる3年生がいない校内ですが、1・2年生

だけでしっかりと部活動を実施しています。

陸上部の1年生はスターティングブロックを自分の手で設置して

おり、入部してから2ヶ月ほどですが専門的な知識をしっかりと

身に付けています。テニス部では、2年生が1年生に球だしを

して練習の補助をしながらアドバイスをする場面があり、絵に

かいたような良い先輩の姿を見ることが出来ます。

3年生不在で少しだけ寂しい3日間ですが、1・2年生達の成長

がハッキリと解る3日間でもありました。

修学旅行⑱

京都駅を出発しました。今朝からの大雨の影響で、運転見合わせの報道がありましたが、上りは遅延なく運行しているようです。あっという間の2泊3日でした。トラブルもありましたが、たくさんの経験を積むことができたと思います。これからの生活に生かして行きましょう。

修学旅行⑰

土砂降りだった雨も、坐禅体験を終える頃には上がり、それぞれの学級での活動も無事終了しました。最後の昼食を食べて帰ります。

修学旅行⑯

修学旅行最後のプログラムは、クラス別行動です。4組と6組は北野天満宮で昇段参拝し、ご祈祷をしていただきました。学問の神様、菅原道真公のご利益で受験もバッチリ?でも、御神籤での恋愛運の方が気になる生徒たちでした。

 

 

修学旅行⑮

建仁寺で座禅体験がはじまりました。身体と呼吸と心を整えます。迷いのある人は、自ら合掌し、警策をうけます。ピンと張り詰めた雰囲気の中、警策のかわいた音が響きます。身体はいまここにあります。でも心は過去、未来、自分のこと、他人のこと、さまざまなところに動きます。坐禅とは、その身体と心を自らの力でコントロールするための修行であるとお話を伺いました。心が整いました。

修学旅行⑭

修学旅行もいよいよ最終日となりました。天気はあいにくの土砂降りですが、行程には影響ないようです。朝食後は全員で建仁寺にて、坐禅体験。その後クラス別行動となります。最後まで安全第一でいきましょう!

修学旅行⑬

全ての班が無事に班別学習から戻ってきました。夕飯を食べたあとは、吉本興行の若手お笑い芸人センリーズのお笑いライブ鑑賞です。

 

 

修学旅行⑩

京都修学旅行1Dayチケットを使って、京都市内を巡ります。地下鉄とバスの利用が可能です。うまく乗り継いで効率よく回れるでしょうか?

修学旅行⑨

おはようございます。昨夜は京都市内でゲリラ豪雨があったようですが、判別行動の最後に少し雨が降られた班があったくらいで、特に影響はありませんでした。今日は晴れ。昨日の夜の雨のせいか、涼しい朝を迎えています。夜に雨の予報が出ていますが、宿舎到着後の予報なので大丈夫でしょう。朝ごはんをしっかり食べて、2日目、京都班別学習のスタートです!

修学旅行⑦

2日間お世話になるRYOKAN GINKAKU KYOTOさん。京都駅から徒歩4分という立地はとても便利です。リニューアルされたばかりでとても素敵な宿です。

 

班別行動を終え、生徒たちが宿舎に到着しました。この後はお楽しみの夕ご飯です。

 

 

修学旅行①

修学旅行に出発します。柏駅で点呼、健康観察をして、班ごとに東京駅に向かいます。あいにくの雨ですが、比較的涼しいのでよかったです。教頭先生や、1、2年生の先生方も見送りに来てくれました。修学旅行の様子は、ホームページで随時お知らせします。ぜひご覧ください。

修学旅行事前指導

明後日から始まる3年生の修学旅行に向けて、事前の集会が開かれました。各部会長からは最終確認が伝えられ、実行委員からは、これまでの準備をふまえ修学旅行を成功させたいという熱い思いが伝えられました。担当の薮野先生からは、全員が楽しかったと帰ってきてほしい、そのために何をすべきかをしっかりと考えてほしいと、お話がありました。2泊3日の修学旅行でたくさんの思い出をつくってきてください。

 

賢人

鉄の酸化反応や炭酸水素ナトリウムとクエン酸の吸熱反応

の実験をする2年生は、1つの試験官を班員全員で囲んで

見ており、非常に和気あいあいとした印象を受けます。

実験は物質が温かくなったり冷たくなったりと愉快ですが

その現象を表す化学反応式はややこしく、その難しさに

生徒達も表情を歪める場面があります。しかし、悩んでいる

クラスメートがいると、どこからともなく颯爽と現れて

解説をしていく予習バッチリの生徒がいます。かなり

難易度の高い範囲かと思われますが、既に人に教える

レベルの習得度となっていることにビックリです。

感じろ・考えろ

キャリア教育の授業をする2年生は日常生活の行動を

書き出し、その中にあった「嫌だな」と感じた場面の

改善点を考えています。

生徒達の「嫌だな」という場面は「手を洗うのが面倒

くさい」「部活動の練習場所まで遠い」等々、意外と

些細なことにも嫌がっているようです。しかし、あらゆる

問題(顧客のニーズ)を洗い出すことで、新たな解決策

(商品)を考えだすこの授業に置いては、ものぐさな

思考ほど重要だと言えます。

商品開発というと、生徒達にとってはまだ先の話になり

そうですが、「スマホを見る時間を減らして勉強する」や

「(部活の)練習の合間の移動を走ることで練習時間を

確保する」といった、すぐに活用できる気づきもありました。

3年生に近づくにつれ、部活や勉強に懸ける思いも大きく

なってくるであろう2年生ですが、自主的に前述のような

気づきが生まれるのであれば、良い結果を残せそうです。

 

キン肉マン式英語の授業?!

40年近く作品が続いている漫画「キン肉マン」ですが

その人気の要素の1つとして、登場するキャラクターを

一般公募するというのが上げられると思います。

3年生の英語の授業でも、授業で出題されるクイズを

生徒達から募集しており、自分の考えたクイズが採用

された時には喜びの声を上げています。教科書の内容を

理解し問題文を作るという授業は英語の応用力も付きそう

ですが「自分の問題を採用させてやる」というモチベーション

も引き出しているように思います。

グループで問題を考える時間も、楽しそうに協力しながら

アイディアを出し合っていました。

優しくなれる授業

2年生の道徳の授業では元プロ野球選手の長嶋茂雄さんと

松井秀喜さんの信頼関係について考えています。監督と選手、

上司と部下という関係の2人に芽生えている信頼関係を考える

ことは、パワハラという概念が多くの人に認知されたことで

上司が部下に気を遣うようになってきた社会において必要な

ことのように思います。

別のクラスではフレッド・和田勇さんという実業家がどのような

気持ちで東京にオリンピックを招致したのかを考えています。

つい最近では、大阪府が府内の学校を対象に欠席という選択肢の

ない大阪万博無料招致の出欠?確認をして批判を受けたという

ニュースを見ました。道徳の教材と状況が同じという訳では

ありませんが、和田さんの気持ちを推察した生徒であれば、

ニュースの見方も少し変わるかもしれません。

 

鳥山先生ありがとうございます。

色々な会社が調査している中学生のなりたい職業ランキングですが

その中の1つに「ボカロP」とういものがあります。日本語に訳すと

音声合成ソフト楽曲のクリエイターになるようで、文明の発展により

登場した新たな子どもの夢だと思います。

菜の花学級の生徒達は「コロックル」という教材で音楽を作成して

おり、前述した内容を考慮すると将来の職業選択の幅が広がる可能性

もある、楽しくも実用性のある授業かと思われます。

生徒達も興味津々で楽曲に取り組み、少ない時間で動画のような音楽

を作ってしまいました。教室にいた男性教員には年代的に丁度刺ささる

楽曲だったので、大人子ども関係なく盛り上がっていました。

 

少年ジャンプ

3年生男子は体育で高跳び・幅跳びと、陸上競技の跳躍種目

を学んでいます。どちらも跳ぶための技術が必要ですが、3年生

は有り余るパワーで練習不足をカバー。陸上競技部ではない生徒

も好記録を叩き出しています。

3年生の力強さを感じさせてくれる迫力ある授業風景です。

 

これが本当の検討だ

本日開催された生徒総会では

①三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~

②黙食廃止、新スタイル始動に向けて考えられる黙食廃止のデメリット・改善策について

③各委員会の男女制度の撤廃について

の3つの提案について全校生徒で深い議論を交わしました。

①のトラブル回避術は2年前の生徒会総務部が策定したもの

であり、現在の生徒会総務部の3年生ですら制作には携わって

いません。しかし、生徒総会の場で今一度全校生徒に周知し

先輩達の築いた伝統を未来へと繋げようとしています。

②と③はコロナウイルスが5類感染症に引き下げられた現状や

多様性を認めることの重要性を説く現代社会において、本当に

適切なルールなのか疑問を抱いた生徒達による発信です。中学生

ながら、世間の動きに敏感なテーマ設定に感心します。

②の提案をする給食委員会の生徒達は、昨年度から新たな給食

スタイルを検討し続けていました。そんな給食委員会の熱意が

伝わったのか、昨年度は黙食派多数で叶わなかった黙食廃止の案が

今年度は承認されました。いきなり会食が完全復活という訳では

ありませんが、多くの生徒が納得できる新たな給食のスタイルを

給食委員会の生徒達が創り出してくれるに違いありません。

良い予感

令和6年度の学校生活を大きく左右する生徒総会に向け

生徒会総務部や提案をする生徒達は2日間にわたる入念な

リハーサルをしています。事前に配付された議事を見ると

守るべき伝統は守り、改善すべき点は変えていくという

先輩達の作った三中の上に胡坐をかくだけではない姿勢を

感じさせてくれます。

質問は事前に通告しなければいけないという、本物の国会

のようなシステムが採用されているため、総会に臨む生徒達

も事前に資料を読み、疑問点を考えだします。なかなかに

難しい単語が出てくる総会のしおりですが、1年生達も

しっかりと読み込んでおり、自分達も総会に参加しようという

心意気を感じさせてくれます。

明日の総会は三中に新たな歴史を創りだしてくれる予感が

してきます。

 

読めばわかる生徒の感性

「タオル」という作品を国語の授業で学習した2年生は

物語の続きを想像して書いています。

完成したオリジナルストーリーは、そのまま教科書に

載せても違和感がないように思えるほど文章と内容が

しっかりとしています。

俺の人生イージーモード

公民の授業で身近な権利を挙げる3年生ですが、部活を

さぼる権利・ずる休みする権利と、多忙と言われる現代

の学生らしい意見が上げられています。そうかと思えば

命を頂く権利という、肉食動物や雑食動物が生きていく

上で必ず直面する、他の生物の犠牲の上で成り立つ食事

についての問題を意識したような意見もあります。死ぬ

権利という一見穏やかではないような権利も、日本では

認められていない安楽死について、深い考えがあってこそ

の意見だと思われます。

受験生の名に恥じぬ哲学的な考えも出来る3年生ですが

指定されたキーワードを使って文章を作る勉強では、

コミカルな文章を数分で作り上げており、様々な一面

を授業中に見せてくれます。

 

美術館の似合う中学生

TPOに合わせたファッションを発表する2年生家庭科の授業

では、日頃のジャージ姿からは想像できない、おしゃれな

コーディネートが続々と登場します。髪型や髪の色まで

ファッションの一部と捉えている女生徒は、服装だけでなく

髪の結び方も場面に応じて変化させる器用さと女子力の高さを

見せてくれます。色やラインが演出する効果もバッチリと活用

するファッションには感動すら覚えます。

学校の外で生徒の姿を見かけたとしても、オシャレ過ぎて

三中の生徒だと気づかないかもしれませんね。

小さくても複雑

正門のレールに溜まった土やアスファルトの僅かな隙間から

マリーゴールドのこぼれ種が発芽しており、植物の力強さを

実感することが出来る柏三中。理科の授業で、顕微鏡を使って

シダ植物の胞子などを観察して驚きの声を上げる1年生も同じ

ように感じているのではないでしょうか。

漠然と見たことはあるであろう植物でも、よく見てみると新たな

発見の連続だと気づかせてくれるこの授業。1年生も授業の残り

僅かな時間まで顕微鏡を覗いていました。

若さは力

体育祭の写真が廊下に貼りだされ、先週の盛り上がりの

余韻がわずかに残る校内。しかし、体育祭に全力を尽くした

応援団長は、今度は京都での行動計画を立てるのに全力を

尽くしているようで、早くも新たな目標のために行動を

起こしています。

委員会活動の時間では、生徒会総務部が生徒総会に向けて

準備をしていますが、教員から「あの資料はどうなっているの?」

と尋ねられると「もう出来ています」と答える姿があります。

数々の学校行事を成功へと導いてきたキャリアを感じさせ

てくれる頼もしい一言です。

初の合唱コンクールに挑む歌声委員会と、初の中間テスト

準備に挑む学習委員会の1年生は、どちらも来週金曜日

が締め切りの仕事が割り振られています。こちらはキャリア

ゼロの新人達ですが、どちらの委員会の生徒達も真剣に

話を聞いて今後の動きについて意見を交わしています。

経験の少なさも溢れんばかりのヤル気でカバーして、行事を

成功へと導いてくれるのではないでしょうか?

異次元の少子化対策

日本の出生率は1.2程度で年々減少していく傾向にあるそうです。

要因は様々でしょうが、子育てに対するネガティブな印象なども

その1つとして挙がると思います。しかし、男性の育児休業に

ついて考える1年生の家庭科の授業で立派な意見を述べる男子

生徒を見ると、子育てに対する希望も湧いてくるように思います。

育児休業について否定的な意見もありますが、金銭面での心配

という実に的を得たものであり、社会人になる前から家庭を守る

ために仕事も守る必要があるというジレンマを想像していました。

若い頃からこうした議論をしている生徒達であれば、育児についても

より良い選択をしていくのではないでしょうか?

 

盛り上がりが足りてるよ

予想最高気温が28度と、下手をすればWBGTが運動の

中止を推奨する数値を記録しそうな暑さの下で開催された

体育祭。しかし、競技中だけでなく準備の時まで素早く行動

する生徒達のお陰で、予定よりも大幅に進行が早まり、気温

が上がり切る前に無事に体育祭を終えることが出来ました。

体育祭が予定よりも早く終了したことで、僅かな余暇が出来た

教室からは「盛り上がりが足りないよ」と、今年度に新たに

追加された応援歌が聞こえてきます。この応援歌は男子

バスケ部が日頃から使っている応援歌であり、3年生男子の

応援団12中7人が男子バスケ部を占める今年度の体育祭を

象徴するかのような応援歌です。今週だけでも嫌と言うほど

叫んだであろう応援歌が、疲労のピークに達しているであろう

体育祭後に自発的に聞こえてくることは、今年度の体育祭の

成功を決定づけてくれたと言っても過言ではありません。

体育祭の後片付けをする生徒達や、解散式をする応援団・実行

委員の生徒達も非常に良い表情をしていました。

 

漢だね

体育祭練習だらけの1週間も木曜日となりました。体育祭

前日で気合が高まるのに比例して疲労も溜まってくる時期

かと思います。それでも、常に全校生徒を引っ張ってきた

応援団の生徒達は最後までその使命を果たしています。

しかし、応援団だけが集まる練習の時間では、筋肉痛と

なった足を伸ばす白組団長の姿があります。日頃からバスケ部

の部長として激しいトレーニングを積んでいる団長ですら

身体に来ているところを見ると、この1週間の生徒達の

努力がいかほどか伝わってきます。ストレッチをしている

団長にカメラを向けると「この姿はNGです」と、自らが

理想とする強い団長であり続けようという意志を感じるカッコ

いいセリフが聞けました。

競技の準備段階から大きく貢献してきた実行委員の生徒達は

開会式での返事の練習をしています。練習が終わり解散となると

足早に教室へと向かい、黒板にクラスを鼓舞するメッセージを

残します。より良い体育祭にするため、最後の最後まで細かい

気配りをする姿は非常に立派です。実行委員長は「明日はいい

体育祭になりそう」と良い笑顔で語っており、疲れよりも

楽しみという感情が勝っていることが伝わってきました。

部活動に所属する生徒達は、各々に与えられた仕事をきっちり

とこなして体育祭の会場を整えています。

前日準備だけでここまで生徒達が輝いている柏三中であれば

明日の体育祭の成功は約束されているように思えます。

 

タフすぎる

今週20日に三重県で小学生が熱中症の疑いで緊急搬送された

そうです。本日は少し涼しいとはいえ、予行練習で長時間の活動

をする際には注意が必要と構えていましたが、応援団の生徒達は

朝・日中・放課後と丸一日活動を続けており、生徒達の頑丈さに

心底驚かされます。

しかし、本番である金曜日は本日よりも気温が上昇する予報です。

頑丈な生徒達といえど、対策は必要だろうと簡易的な日除けを作成

していると野球部の生徒達が手伝ってくれました。1年生の生徒達は

身長の問題でできる作業も限られていましたが、できる事を探して

体育祭の熱中症対策に貢献してくれました。

 

雨の影響ほとんどなし

昨日とは一転、朝から半袖でも少し暑いと感じる天候の

本日。昨日の雨で実施できなかった練習の遅れを取り戻す

べく、1時間目から生徒達は体育祭練習に励みます。

開会式や大玉送りと、実施した練習はどれも初めてのもの

ばかりでしたが、本日の早朝から準備に打ち込んでいた

生徒達のお陰で、つつがなく進行していきました。

昼休みには体育祭の大トリを予定している色別対抗リレー

の選手達が集合して競技の説明を受けています。校内の

スピードスター達が集合する風景は、見ているだけで

体育祭当日が楽しみになってきます。