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活動の様子(R05年度)
実物でなければ味わえない感動がそこにある
明日から、さわやかちば県民プラザで「柏っ子造形展」が開催され
本校の生徒が美術の授業で作った作品も出品されます。
1年生が作った段ボールによるアートは、パット見るとダンボール
の茶色しか目に入ってこないので、華やかさに欠ける印象を受けますが
生徒達が書いた作品の解説を読むと印象が一変します。作品を形作る
部品の1つ1つに意味が込められているようで、生徒達の様々な感情を
見事にダンボールで表現しています。作品タイトルも秀逸で、ルーブル
美術館の出展一覧に載っていても違和感のなさそうなセンスをしています。
2年生が作った、枡の中で何かの世界を表現する作品は、見えない部分
までこだわっており、1つのアングルからの写真だけでは作品の魅力を
伝えきれない、立体の醍醐味を活かした作品となっています。粘土を細かく
成型する制作風景は、細かすぎて部品なのかただの切れ端なのか判別が
出来ないほどです。
3年生の篆刻と水墨画も流石最高学年といったところで、思わず手に
触れてみたくなる魔力があります。
どなたでも入場可能ですので、お時間がありましたら是非とも足を運んで
その魅力を感じてください。
温かい生徒会総務部
本日は、来年度入学してくる新1年生が学校見学にやってきました。
学校長からは、柏三中の4つのキーワード(Smile)(Diversity)
(Update)(Challenge)についての話がありましたが、新1年生は
しっかりとした反応を見せてくれました。
在校生の代表として学校の説明をする生徒会総務部の生徒達。
制服を着て司会進行を務めていた生徒が、数分後には夏の校内服の
モデルに大変身しており、1人で何役もこなして少人数ながらしっかりと
会を進行していました。日頃の授業からユーモアあふれる発表でクラス
メートを笑顔にしている生徒会長は、本日の学校説明でもその人柄
を存分に発揮したスピーチで新1年生の緊張をほぐしています。
台本を淡々と読み上げるだけでない温かみのある語りかけに新1年生も
心を掴まれたのか、話の節々でしっかりと返事を返していました。
校内見学の時間では、見学の場所が重複するという不測の事態もあり
ましたが、生徒会総務部は臨機応変な対応で乗り切ります。次に会う
のは2ヶ月ほど後になりますが、新1年生の名前を覚えようとメモを
取りながら案内する生徒もいました。その場しのぎの対応であれば
絶対に出てこない行動に、来年度の後輩を歓迎する気持ちを感じ取れました。
生徒会総務部の活躍により、来年度の新1年生達の不安も解消された
のではないでしょうか。
みんな大好き挨拶
「あいさつ 名言」でネット検索すると、「マナーのある人が先に挨拶する」
「挨拶は、人間らしく生きるための基本の心である。」等々、色々な著名人が
挨拶の大切さについて説いていることが分かります。そんな、その気になれば
簡単に出来そうなのに、あらゆる界隈の重鎮から重要視される挨拶を向上させる
ため、今週の月曜日から生活委員会が朝の挨拶運動を実施しています。
まだまだ気温が上がり切っていない早朝の時間帯ですが、全校の手本となるように
爽やかな挨拶をする生活委員会の生徒達。学年の仲間が朝から精力的に活動する
様子を見て、普段よりも元気に挨拶をする生徒達も増えたのではないでしょうか?
さらに、教室には「目指せ挨拶イケメン・挨拶美人」というポスターが貼られており
朝の挨拶運動の時間以外にも挨拶を意識するような工夫がされています。
2月の生活目標は「自分から爽やかに挨拶をしよう」ですが、生活委員会の生徒達
の取り組みにより、良いスタートダッシュが切れそうな予感がします。
分かってはいるけど難しい
社会人になってから「ヒヤリハット」について学んだことがあり
整理・整頓・掃除・清潔・しつけの5Sが大事だと聞きました。
2年生の家庭科では家庭内に潜む危険な場所について考えており
危険個所の対策方法に前述した5Sをズバリと答えていました。
危険について予測する段階では、生徒達は1枚のプリントを全員
で覗きこんで様々な意見を出していました。全員が当事者意識を
もって授業に臨む姿勢は「素晴らしい!!」の一言です。
毎日生活するゆえ、小さな整理整頓要素が現れ続ける家と言う空間で
5Sを守り続けるのは、なかなか困難なように思いますが、危機意識
をしっかり持っている2年生であれば良い環境を保っているに違い
ありません。
調理実習の域を超えた調理
秋が旬のイメージが強いサツマイモですが、2~3ヶ月ほど貯蔵
することで甘味が増すそうなので、冬に食べても美味しく頂ける
そうです。菜の花学級の生徒達も秋ごろに収穫したサツマイモを
しっかりと追熟してからスイートポテトを作っています。
自分が食べる分を作るだけならただの調理実習ですが、菜の花学級の
生徒達が作っているスイートポテトの個数は100を超えている
のではないかと思われるほどの量で、調理実習というよりはパティシエ
の訓練のように見えてしまいます。
作るだけでなく完成品を1つ1つ自分の手で包装までしており作物の
栽培から、加工、販売までの流れを全て自分達の力でやり遂げて
いました。