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実物でなければ味わえない感動がそこにある
明日から、さわやかちば県民プラザで「柏っ子造形展」が開催され
本校の生徒が美術の授業で作った作品も出品されます。
1年生が作った段ボールによるアートは、パット見るとダンボール
の茶色しか目に入ってこないので、華やかさに欠ける印象を受けますが
生徒達が書いた作品の解説を読むと印象が一変します。作品を形作る
部品の1つ1つに意味が込められているようで、生徒達の様々な感情を
見事にダンボールで表現しています。作品タイトルも秀逸で、ルーブル
美術館の出展一覧に載っていても違和感のなさそうなセンスをしています。
2年生が作った、枡の中で何かの世界を表現する作品は、見えない部分
までこだわっており、1つのアングルからの写真だけでは作品の魅力を
伝えきれない、立体の醍醐味を活かした作品となっています。粘土を細かく
成型する制作風景は、細かすぎて部品なのかただの切れ端なのか判別が
出来ないほどです。
3年生の篆刻と水墨画も流石最高学年といったところで、思わず手に
触れてみたくなる魔力があります。
どなたでも入場可能ですので、お時間がありましたら是非とも足を運んで
その魅力を感じてください。