校長室より

2024年1月の記事一覧

4年生ツボミスクール(校長室より)

ワコールの出前授業、ツボミスクールです。

テーマは「思春期のからだと下着について」でした。

 

昨年度までは女子対象のものでしたが、今年度から男女ともに向けてのメニューに変わりました。

 

学校での保健体育において、性や成長に関する学習をするときは、教室で男女一緒に行います。

 

それでも、授業以外での指導の場面で、発達段階やその内容によっては男女が分かれることがあり、女子が学んでいるときは男子は図書室で読書をするなんてことが私が子どもだったときはありました。しかし、今日のお話の中にもありましたが、男女お互いの理解のために、相手のことをきちんと知ることはとても大切なことです。そういう意味で、新しくメニューを用意してくださって男女一緒に考える機会をいただきありがとうございます。

授業は、自分の成長の振り返りをしたり、マルバツクイズをしたり、生地による下着の暖かさの違いを体感したり、講師の先生とのやりとりをしながら明るい雰囲気で進んでいきました。

 

最後は、「自分で下着をお洗濯してみよう」ということで、汚れる部分をお風呂の時にサッと水洗いすることの良さを伺いました。今日の夜から、急に自分で水洗いする4年生が増えるかもしれません。

1時間のまとめとしては、成長には個人差があることプライベートゾーンを守ること不安や悩みを一人で抱え込まずにお家の人や先生など信用できる周りの大人に相談することの3つを強調されました。

 

これから大人への階段を少しずつのぼりながら、心も体も大きくなっていく4年生。今日の学びを色々な場面で生かしながら生活していけたら良いですね。

ワコールのみなさん、今日はありがとうございました。

校内席書会(校長室より)

11日と本日の2日間、体育館で、校内席書会を行いました。

11日は5年生と6年生、今日は3年生と4年生でした。

 

もともと書き初めとは、年が明けた1月2日に文字を書くことで、文字の上達を祈願して行う行事と言われています。

 

すでに1月も中旬ですが、体育館で集まっての会です。

 

使い慣れていない大筆を使っての書写です。年末に来てくださった講師の戸沼先生からいただいた力強い文字によるお手本を見ながら書いていきました。

 

文字の手書きについては鉛筆使用における指先の動きと脳との関係、手書きの効用など、色々な視点において大切なことと言われることが多いです。しっかり手本を見ながら一画一画ゆっくり書いていました。

 

文字は、一人一人で、うまい、そうでないはあるにしても、それは個性と言われることもあります。また、自分で後で見返して何が書いてあるかわかることや、他人へのメッセージであれば、その人に正確に伝えるために読みやすい字で書くことが大切です。うまいに超したことはありませんが、丁寧に書くということがとても大事ではないかと思っています。 

 

今年は、各クラスの金賞をなくしました。一人一人が自分と向き合ってがんばって書いた文字です。校内書き初め展は来週に体育館で行います。作品を通して子どもたちのがんばりを見ていただけたらと思います。

水育(校長室より)

サントリーの出前授業「水育」です。

昨日は4年生対象に、今日は5年生対象に行いました。

「水と私たちのつながり」と題して、1クラス1時間の授業です。

 

 森のはたらきを知る、水を地中にためるために土の違いの影響を比べる実験、水を大切にするために私たちができることを考える、というような活動を通して、水について考えました。

 

豊かな自然があって、豊かな水ができる。そして、私たちの安全な暮らしにつながるのだと改めて感じられたのではないでしょうか。

 

印象的だったのは、「今日学んだことによって、今まで気づけなかったことに気づけるはず」という講師の先生の言葉でした。物を知るとはそういうことであり、学ぶことの意味はそこにあります。「考え続けていってほしい」という願いも伝えられました。

 

蛇口をひねれば当たり前に安全な水が供給される国ばかりではありません。生活になくてはならない身近な水について改めて学ぶ良い時間となりました。

ありがとうございました。

3学期初給食、初昼休み(校長室より)

寒い朝でした。

朝早くから給食室で準備が始まりました。3学期第1回の給食です。

子どもたちの成長のため、健康のために3学期もよろしくお願いします。

給食室のボイラーの音で近隣の方々にご迷惑をおかけすることがあり申し訳ございません。昨日、教育委員会学校施設課の担当の方をお呼びして見ていただきました。改善されると良いのですが。

給食後、冷たい空気の中でしたが、3学期初の昼休み、外で活動する子どもたちの様子です。

かけっこ、ボール遊び、鉄棒・・・思い思いに体を動かす子どもたち。

この時間に委員会の仕事をする子どもたちもいます。これは体育委員会ですね。

鉄棒やジャングルジムはとても冷え切っていて冷たかったです。子どもたちも「つめたーい」と言いながら触っていました。

寒さに負けずに、外で活動している子どもたちを見ていると、こちらまで元気になります。いつの時代も「子どもは風の子」です。それにしても今日は寒かった。

体育館前では、練習板を使って短縄跳びの練習をする子どもたちの姿も見えました。

やればやるだけ上手になる短縄。ぜひたくさん跳んで、色々な技を身につけてくださいね。

目標(校長室より)

3学期の学校生活がスタートして2日目です。

 

各学級、昨日、今日で、係などの学級内の役割を決めたり、席替えを行ったりしました。

 

3学期の目標を書いている場面も目にしました。

 「どんなことをがんばろうかな」考えながら書いていました。

登校する日数は1、2学期に比べると少なめです。4月スタート3月末ゴールと考えるとだいぶ後半に来ています。それでも全体から考えるとまだあと約4分の1あります。

一人一人自分にあった目標を持って具体的に取り組みながら、日々成長につなげていってほしいです。

 

身体測定も始まりました。成長のスピードはみんな同じではありませんが、学期はじめの身体測定は自分の成長を感じられる瞬間です。

5年生、立派な態度です。4月から9ヶ月、みんなで成長してきました。まだまだ5年生としての成長も続きます。

始業式(校長室より)

始業式、校長の話です。

 

2学期の最後に、3学期に元気に会おうとみなさんに伝えました。大きな事故などなく。今日、元気に登校できたことをうれしく思っています。

 

1月1日に能登半島で大きな地震が起こりました。未だに多くの行方不明の方々がいます。亡くなられた方々もいます。小中学校は今日から始められないところもあると聞いています。

 

こういうことがあるとき、自分にできることは何かと考えます。その現場に行ってお手伝いをするとか、寄付するとか、そういうこともきっとできることなのだろうけど、「今、この場所で自分が行うべきことを一生懸命行う」ということが大切なんだろうと思います。いつ何が起こるかわからないのは、誰にとっても同じことだからね。みんなはどう感じているかな。

 

3学期は、まとめの時期です。例えば6年生は4月に中学生になる。中学生になったらこんなことをしたい、あんなことをしたいと思うだろうけれど、「小学校最後の3ヶ月、ここで何をするか」に気持ちを向けてほしい。他の学年のみんなも同じです。4月になったらがんばろう、と思うのだとしたら、今日から、明日からがんばっていきましょう。

 

自分がされていやなことは人にはしない、というたった一つのルールを守って、楽しい学校を目指していきましょう。

 

 

新年を迎え、3学期が始まりました。3月31日、令和5年度の最後のその日まで、一日一日を大切に過ごし、それぞれの子どもたちが成長していけるよう、教職員一同で子どもたちに関わってまいります。

 

始業式内で、大谷翔平選手からいただいたグローブの紹介を教頭先生がしました。

子どもたちのうれしそうな歓声があがりました。野球に興味を持つ子が増えてほしいという大谷選手の願いが込められています。ありがとうございます。