校長室より

2020年8月の記事一覧

2学期が始まりました

 短くも暑い夏休みが終わりました。

コロナ渦のため思うように外出できず,不完全燃焼のまま登校してくるのではないかと心配していましたが,今日の始業式,子どもたちは明るく元気で,学校に来ることを楽しみにしていた様子が見て取れました。

全校朝会(放送)では,思わず「よく元気に戻ってきてくれましたね」と冒頭に話しました。メインの話は,①「継続は力なり」(校長室に掲示している卒業生の書道作品)の言葉について ②新型コロナウイルスにうつらない,うつさないためにできること

でした。

新型コロナウイルスに関しては,全国的に家族感染,大人から子供への感染が多く見られることから,多くの大人が学校を訪れる「学校公開」(9月8・9・10日予定)を中止としました。ご家庭には,風邪の症状など少しでも異変を感じたら,無理をさせず欠席するようお願いをしました。

 これから,長い2学期が始まります。医療関係従事者への感謝とエールの気持ちを忘れず,今が踏ん張り時と気を引き締めて,子どもたちへの教育,指導にあたっていきたいと思います。 (芳賀)

1学期の終わりに

 授業日数43日間の1学期が,今日終了しました。例年の1学期は80日余りありますから,約半分の日数でした。4月始まりなら今は6月9日頃でしょうか。

 4,5月が臨時休業でしたから,当然学習の遅れはあったのですが,子どもたちはよく頑張り,徐々に遅れを取り戻しています。授業中は,子どもたちが活発に考えを述べたり,話し合ったりする光景が多く見られました。学習委員会が企画・運営する「土南スタディ」(廊下に置いてあるプリントを自主的に解いて提出すると,学習委員会の児童が丸付けをして返却してくれるシステム)では,120枚のプリント数を突破すると「レジェンド」(最高位)の称号が与えられますが,この1学期で2人がレジェンドになり,今日の終業式で表彰されました。

 終業式では,4つの話をしました。

① 「聞く」と「聴く」の違い。人の話を耳と十分な目と心で聴いてほしいということ。

② 夏休み,規則正しい生活をしてほしいこと。

③ 宿題は少ないけれど,自由課題に挑戦してほしいことと「暗唱」について

④ 75年前の昨日(8月6日),広島市に原子爆弾が落とされたことと戦争について

 短い夏休みですが,健康で充実した16日間になってほしいと願っています。そして,2学期始業式の8月24日に元気に会えることを楽しみにしています。(芳賀)