校長室より

1学期の終わりに

 授業日数43日間の1学期が,今日終了しました。例年の1学期は80日余りありますから,約半分の日数でした。4月始まりなら今は6月9日頃でしょうか。

 4,5月が臨時休業でしたから,当然学習の遅れはあったのですが,子どもたちはよく頑張り,徐々に遅れを取り戻しています。授業中は,子どもたちが活発に考えを述べたり,話し合ったりする光景が多く見られました。学習委員会が企画・運営する「土南スタディ」(廊下に置いてあるプリントを自主的に解いて提出すると,学習委員会の児童が丸付けをして返却してくれるシステム)では,120枚のプリント数を突破すると「レジェンド」(最高位)の称号が与えられますが,この1学期で2人がレジェンドになり,今日の終業式で表彰されました。

 終業式では,4つの話をしました。

① 「聞く」と「聴く」の違い。人の話を耳と十分な目と心で聴いてほしいということ。

② 夏休み,規則正しい生活をしてほしいこと。

③ 宿題は少ないけれど,自由課題に挑戦してほしいことと「暗唱」について

④ 75年前の昨日(8月6日),広島市に原子爆弾が落とされたことと戦争について

 短い夏休みですが,健康で充実した16日間になってほしいと願っています。そして,2学期始業式の8月24日に元気に会えることを楽しみにしています。(芳賀)