校長室より

2024年9月の記事一覧

その日に向けて(校長室より)

10月の音楽発表会の練習が主に音楽の時間を使って始まっています。

どの学年も発表時間にして2曲で7分ぐらいでしょうか。

そう考えると、各学年の発表自体はあっという間の出来事といって良いでしょう。
でもその発表のために学校ではできる限りの時間を使って本番に臨みます。一瞬の発表のための準備にはそれなりの時間が必要です。そしてそこにはたくさんのドラマがあります。

誰を指揮者にするか、誰を伴奏者にするか、それだけでもそれなりの労力を使います。気も遣います。職員がやったらどれほど楽に事が進むでしょう。それでも、少しでも子どもたちに活躍の場を、という気持ちで役も選ぶわけです。

本番までの限られた時間で、少しでも子どもたちの頑張りを引き出して、少しでも一人一人が満足のいく発表ができるよう音楽専科を中心に日々取り組んでいきます。子どもたちの活動する姿を楽しみにしていてください。

 

家庭科のミシン実習お手伝いで地域や保護者のみなさんにボランティアを募っています。

子どもたちの安心安全な活動を支えていただきありがとうございます。

Sigfyメールで日時もお示ししていますので、活動できる日がありそうでしたらぜひご参加ください。

昼休み(校長室より)

ぐっと気温が下がった9月下旬。それでも今日は暑くなる予報でした。

久しぶりの「29度」夏日をどのように感じるか楽しみに外に出ました。

 

猛暑、酷暑と言われたあの暑さの後、一度空気が落ち着いた後なので、心地良く感じました。

子どもたちも、とてもうれしそうに外遊びを楽しんでいました。

 

今日、松戸特別支援学校から異校種交流でお見えになった縄﨑先生も、5年1組の子どもたちと元気に外遊びをしていました。

昼休み後に声をかけたところ「とても楽しいです」と素敵な笑顔で応えてくれました。

 10月11月は日照時間が短くなる関係で、安心ホルモンとか幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌量が落ち、不安な気持ちになる人が増えるなんて話を聞いたことがあります。

小学校時代、教室にいても勉強が苦手で「指されたらどうしよう」とばかり考えていた不安しかなかった私が、それでも学校に行き続けられたのは、きっと外遊びだけは好きだったことで幸せホルモンいっぱいだったのかな、なんて思ったりもします。外遊びについては好き嫌いはあるのでしょうが、太陽の光を浴びることはとても良いことなので おすすめです。

この時期、網や虫かごを持って、虫取りを している子どもたちを目にします。多くの子どもたちは捕まえることまでで完了なので、土も草もなんにも敷かれていないプラスチックの入れ物にたくさん捕まえたバッタなどを入れて喜んでいます。そして数日そのままにしておいたら、入れ物の中では悲しい出来事が起こります。捕まえることが楽しいんだもの、その後のことなんか考えていません。わかるなあ、その気持ち。私もそうでした。

 捕まえた後に、きちんと飼育するところまで興味が続く子に捕まった虫はきっと幸せ。子どもたちの興味はそれぞれですから、どれが正しいとか言えません。捕まえるだけだったり、飼育まで行ったり、いずれの経験も子どもたちの成長にとっての栄養になることには間違いありません。

自然いっぱいの土南部小学校でできる体験を思い切りしてほしいです。

都道府県博士になろう 他(校長室より)

4年生の学習です。

一人一人がタブレットでまとめた、紹介したい都道府県の情報を教室で発表しました。

 

子どもたちが作った資料にも驚きましたが、それを聞いているクラスメイトの姿に驚きました。

 

堂々とはきはき発表できる子もいれば、声が小さい子もいます。英語で話す子もいました。誰が発表していても、静かにその発表に集中し、ある子はうなずき、ある子はメモを取りながら・・・。

 

話を聞いてもらえてる、と話し手が思えることは何より安心感につながります。

 

集団での学習が成立するためのいくつかのルール。その中の「人の話に耳を傾ける」。相手が先生でも友達でも情報を得るために大切な力です。「傾聴」です。安心して身をおき生活し、勉強するための心地よい教室。目指すところです。

 

今の学年になってもうすぐ1年の半分が過ぎます。がんばっている子どもたちがたくさんいることを改めてうれしく思います。

 

今日は、チーバくんが来校しました。2学年ごとに体育館で交流しました。

 

5、6年生が楽しげにダンス交流をしている時間を参観しました。

チーバくんに給食を楽しんでもらうために、子どもたちが大好きなココア揚げパン、千葉県の野菜をたくさん使ったポトフやサラダを用意しました。

おいしく食べてもらえたかな。

チーバくん、チーバくんキャラバン隊のみなさん、ありがとうございました。

三連休が明けて(校長室より)

21日の土曜日に地域の林友会のみなさんに、なかよしジャングルや体育館周りの草刈りをしていただきました。学校運営協議会の西條会長やPTAの中山会長も参加してくださいました。

暑い中での作業となりましたが、こんなにきれいに刈っていただきました。学校は人を育てる場所ですから、少しでもきれいにしておくことは大切なのですが、普段手が回らないところということもあり、とてもうれしいです。

関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

 

業間休みの見守り隊、そして日常的に敷地内の草刈りをしてくださってる周管さん、いつもありがとうございます。

 

さて、9月2回目の3連休明け、先週多発した嘔吐による欠席、早退もおさまっています。さらには、暑さもおさまっており、不思議なくらい空気が変わりました。

 

暑さに気を遣わずに、元気に遊ぶ子どもたちです。

 

写真は昼休みの様子です。ボール遊びも、鬼ごっこも、虫取りも、何をしていても気持ちの良い時間でした。

つい数日前まで、気温計とにらめっこしていたのに、今日は楽しげな子どもたちの様子に集中できました。

いつまで続くのだろう、もう暑いのには飽きたと思っていましたが、確実に秋はやってきているようですね。この変化には驚くばかりです。エネルギーの塊である子どもたちが思う存分体を動かせる昼休みは、最も小学校らしい時間だと思います。

先生方も、子どもたちの活動に寄り添い、共に時間を共有してくださり、ありがとうございます。

さあ、いよいよ9月も後半です。年度の折り返しが近づいています。

生まれかわったなかまたち(校長室より)

3年生の図工です。

教室に入ったら「見てー」と見せてくれた子どもたち。興味がわき、見て回りました。

古くなって着なくなった服やタオルなどを使ったものづくり。

子どもたちの発想が大切な、正解のない活動。こういった活動を目にする度に、「子どもらしい」という言葉がうかびます。思い思いに切ったり結んだり・・・。「そうじゃないでしょ。」と言われることのない自由な活動。

でも中には、縛りのない活動だから何をすれば良いかわからない、何をつくれば良いかわからない、といって戸惑いを隠せない子もいるものです。

そんな子にとって、もしこれがお家での一人の活動だったら、「思い浮かばない、やーめた」となるかもしれません。でも教室ならば、友達のを見たりしながらどこかで思い切ってやってみる、そんなことで次に進めることもあります。教室での活動は友達からの刺激を受けるという点で意味があります。

何が完成するかも大切なのでしょうが、そこに行くまでの「気持ちの揺れ」や「制作過程の活動」がとても大切な学習だと感じながら参観しました。良い表情で活動している子が多くいて、見ているこちらもうきうきした気持ちになりました。

 

さて、先日、突然の欠席児童増に注意喚起のメールを流しました。今日、どうなることかと朝から保護者のみなさんからの欠席メールをチェックしました。

嘔吐症状による欠席児童が増えていないことには安心しました。

それでも、他に、腹痛や風邪の症状でお休みしている児童は少なくありません。体調が良くないときは無理をさせることなく病院で受診をしていただくことをお願いいたします。

またまた三連休です。暑さにも注意、体調管理にも注意、交通事故にも注意です。良い週末をお過ごしください。