校長室より

令和5年度 校長室より

本との出会い(校長室より)

今年度は夏の本の貸し出しが1人5冊までとなっています。校内のあちこちにそれを知らせるポスターが貼られています。

 

蔵書点検がある関係で冊数が増えています。

 

本と良い出会いができると、日々の楽しみが広がります。学校ではおはなしジャングルのみなさんによる読み聞かせや図書室でのイベントで子どもたちが本に興味を持てるような働きかけをしています。

 

図書室前の廊下には図書委員会の児童のおすすめの本の紹介があります。

 

本との良い出会いのきっかけになることを願いつつ・・・。

とは言え、本との良い出会いのタイミングは1人1人によって時期が同じではありません。これを読んでいるみなさんは本と良い出会いをしたのはいつですか。私は大学生の時でした。小学生の時は、字が多い本を読むのは苦手でした。

いつか、良い出会いをするために、「嫌いにさせない」「無理をさせない」ということを大人が意識しておくことも大切です。

玉結びと玉どめ(校長室より)

5年生の家庭科です。

裁縫セットを用意し、針と糸での作業です。

みなさんが小学生だった時もありましたよね。

これを読んでいる大人のみなさんは得意でしたか。私は小学生の時は苦手でした。玉結びはなんとかできるようになりましたが、玉どめはどうしても教科書に載っている方法ではできずに自分なりのやり方でごまかしていました。早い話が、糸が抜けなければ良いわけですから。

担任が実技を見せながら、一通りの説明をしたとしても、行うのは初めてなので、できなくて当たり前です。大事なのは「できない」自分に気づいた後です。

「先生わかりません」と先生に声をかける子もいれば、まずはじっくり自分で取り組む子もいます。隣の子に聞きながら取り組む子もいます。今日のクラスを見ただけでも、学び方には1人1人違いがあると感じる瞬間でした。

 裁縫に限らず、何事についても「習ったからできる」とはならないことが多いものです。できるようになるためには、さらに時間が必要です。学校は、教える場所ではありますが、時間には限りがあり、1人1人に身につくまでの時間はありません。できる限りわかりやすく教えたり、わかりやすく説明したりという工夫はしますが、やはりここから「自分でやってみる」という個人の作業が一番大切です。

特に実技系のものは頭で考えるより、とにかくやってみることが重要です。「やる気は、やり始めてから生まれるものである」と聞いたことがあります。最初からやる気など出ない、あれこれ考えずに何はともあれやってみる、ぜひ嫌がらずにがんばってみる、この行動が全てのスタートです。昨日の3年生のリコーダーと同じです。触れる回数が多ければ上手になるチャンスは増えます。

がんばれ、5年生。

 

3年リコーダー講習会(校長室より)

体育館で、3年生全体へリコーダーの講習会を行いました。

東京リコーダー協会から講師として福岡先生に来ていただきました。

3年生になって学校で初めて手にする道具の1つがリコーダーです。

上手に音を出すため必要なポイントを教えてくださいました。

息の使い方については「弱すぎず強すぎず、シャボン玉を大きくふくらますように」という指示がわかりやすかったです。1組、2組、3組と順番に音を出していったのですが、3組が一回で良い音を出していました。おそらく、先生の模範の音や前のクラスの音を聞いたことで、正しいリコーダーの音がわかったのではないかと思います。良い耳ですね。先生の話ももちろん、他のクラスの音にしっかり耳を傾けた結果ですね。もちろん1組2組も数回繰り返して良い音になりました。

道具は「正しい使い方を知って」「たくさん使う」ことで上手になっていきます。最初はうまく動かない指も少しずつ動くようになります。がんばって練習をしてくださいね。

福岡先生、ありがとうございました。

修学旅行速報15(校長室より)

東照宮見学の後はお昼ごはんです。

お昼の後はお土産タイムです。ここ2年ほど、大混雑だったのですが、今年はタイミングがよかったのか、余裕を持って買い物をすることができました。

誰に何を買おうか考えながら、楽しそうに買い物をしていました。ホテルのお土産屋さんより広いスペースであっちへ行ったりこっちへ行ったりしながらあっという間の時間でした。

いよいよ柏に帰ります。

修学旅行速報14(校長室より)

世界遺産日光東照宮です。

昨年塗り直しが完了した陽明門。

あちこちに施された彫刻は見ていて飽きることがありません。

ここではグループごとに見学をしました。

小学生の目では気づかないこともあるでしょうが、大人になったらまたぜひ訪れて新たな発見をしてほしい、そんなものがあちこちにある場所です。

本物を目にするということは良い体験です。