校長室より

令和5年度 校長室より

2年生バスの乗り方教室(校長室より)

今日も元気な土南部小の子どもたち。

持久走カードへのサインは忘れずにお願いします。

 

2年生対象に「バスの乗り方教室」を行いました。

 

柏市役所交通政策課の事業です。担当のお二人がお見えになりました。

武田さんと田口さんです。

 

色々な人が乗る「バス」という乗り物について、その良さなどを教えていただきました。説明だけでなく、○×クイズをしたりしながら楽しくわかりやすい時間になりました。

バス停の秘密や、お金の払い方なども教えていただきました。担当の方の呼びかけ、問いかけに対する子どもたちの反応は元気で大変良かったです。移動もてきぱき上手にできました。

 

そして、体育館での説明の後は、実際に来てくださった松戸新京成バスでの体験です。

整理券をとってバスに乗り込むという体験をしました。

やはり、本物に触れるという体験は大切です。

バスの中でも、実際に椅子に腰掛けたり、吊革につかまって立ったりしながら説明を聴きました。

体育館で聞いた優先席の説明も実際に見ながらだとわかりやすいですね。

 

今日のバスの乗り方の中で、お金の払い方、両替の仕方などもそうですが、体験しないとわからないことは子どもたちの周りにまだまだたくさんあります。

 

話はちょっと変わりますが、校舎内を見回っているときに子どもたちが使っている男子トイレも確認するのですが、流していない状態を見ることがあります。「流し忘れ?」と思う反面で、最近のトイレには「立ち上がると自然に水が流れるタイプ」があることを思い出します。物心ついてから、お家でそういったトイレに慣れていたら、自分で流すという経験がないまま大きくなります。そういった場合、流し忘れは起こって当然です。

色々な場面での体験、その一つ一つを積みあげながら、できることが増えていくというのは良いことですね。

市役所交通政策課のみなさん、松戸新京成バスのみなさん、今日はありがとうございました。

いよいよ師走(校長室より)

令和5年も12月、最後の月を迎えました。

実りの秋から、冬に突入です。寒さに負けず、元気に走る子どもたち。

5月にコロナが5類になり、マスク生活も昔のことのように感じます。マスクを外した子どもたちの顔が当たり前のように見られるようになって半年になります。

コロナの頃のように必要以上にピリピリすることはありませんが、風邪や感染症が流行する季節ですから予防などに気をつけるのは変わりません。

 

また、暗くなるのが早くなったり、年末ということで世の中が気ぜわしくなったりして、交通事故にも注意が必要です。放課後の過ごし方や、道路の歩き方、自転車の乗り方などについては、冬休み直前の指導だけでなく、日常的に子どもたちに呼びかけるよう職員には伝えています。

12月も、持久走記録会、書き初め練習会、待ちに待った3年生の校外学習など、行事も控えています。引き続き、病気やけがに気をつけて安全に過ごしたいですね。良い週末になりますように。

 

今日は掃除の時間の最初に子どもたちに呼びかけました。

掃除は「みんなで20分、自分たちが生活している学校を綺麗にしよう」ということで行っているものです。

残念な話ですが、掃除の時間に、掃除をせずに友達と話をしたり、遊んだり、こそこそさぼったりしている人がいるということを聞いています。

掃除をしない、はだめです。

では掃除の時間に掃除をしない人は、しなかった分、いつ掃除をしますか?
次の日の業間休みや昼休み、みんなが遊んでいる時間にかわりに掃除をしますか?
校長先生は、みんなで掃除をしている時間にみんな一緒に掃除をしてしまうのが一番良いと思いますが、みなさんはどうですか?

1回20分、週に3回、一生懸命学校を綺麗にしちゃいましょう。というわけで今週最後の掃除です。がんばりましょう。

芸術鑑賞会(校長室より)

今日は芸術鑑賞会を行いました。

これは柏市教育委員会生涯学習部文化課の事業で、文化課の担当の方や課長さんもお見えになりました。

お招きしたのは「Morning Child(モーニングチャイルド)」というジャズバンドです。

代表の尾崎さんは柏の小中高を卒業したサックス奏者です。今日は他にドラム、ギター、ベースを合わせて4人での演奏でした。

 

会は低学年と高学年の2部に分けて行いました。

 

ジャズといえば、あまり子どもたちにとってはなじみが薄いのでは、というジャンルの音楽です。しかし、目の前で躍動感あふれる演奏を見ることができたのは、子どもたちにとって良い機会になったようでした。

 

曲に合わせて、手拍子したり、体を揺らしたり、ぼーっとしたり、音楽の楽しみは人それぞれです。特にジャズは歌詞がありませんから、一緒に口ずさんだりしない分、その空間に身を置き、どんな過ごし方をしても心地よければ良いのではないかと思います。

 曲の途中で、ドラムのリズムに合わせて手拍子を呼応させたり、アドリブで手をたたいたり、子どもたちが参加できるような工夫も取り入れてくださいました。

ベーシストの方が曲に合わせてけん玉の技を披露してくれたりもしました。

写真では伝わりませんが、その正確さ、素早さには、子どもたちから自然と感激の声があがりました。

演奏も素晴らしかったのですが、途中と最後に、代表の尾崎さんが同じ話をされていたその内容が心に残りました。

別々の楽器その一つ一つの「らしさ」が集まって曲ができる。みんなそれぞれ違うのが楽しい。」そんなお話でした。「みんなも同じだよね」って呼びかけていました。

「みんな違ってみんないい」という言葉は、金子みすゞの詩の中にも出てくる言葉として、あちこちでよく聞きますが、「なるほど、音楽もそうなんだなあ」と私自身改めて気づかされました。

子どもたちにとっても、生の演奏に触れる貴重な時間となりました。低学年、高学年それぞれの部で何人かの感想発表をしましたが、子どもたちの素直な感動、感謝の温かな気持ちが表れていて良かったです。

Morning Childのみなさん、ありがとうございました。ご活躍をお祈りしています。

生涯学習部文化課のみなさん、お声がけありがとうございました。

知徳体の体(校長室より)

「知徳体」という言葉があります。

それぞれ頭と心と体を示します。この3つを鍛えてバランスの良い成長を、ということです。この3つを掲げて教育に取り組んでいるのは主に学校です。

 

寒い時期に体を鍛えるための取り組みとして、例えば持久走や縄跳びがあります。半ば強制的であったとしても、その時期を全校で運動に取り組む期間とすることには、意味があります。

 

今、第二次持久走記録会に向けて、限られた時間の全体練習や自主練習に励んでいる子どもたちの姿を見ることができます。

 

一方で、体調不良やカード忘れ、体操服忘れで練習していないたくさんの児童の姿もあります。

 

来週の記録会はお家の方に見てもらえるので、子どもたちは第一次記録会以上にがんばると思います。練習はあまりしていないけれど、当日だけはがんばる、という子もきっといるでしょう。

がんばりというのは、ある程度の練習を積み重ねたことできいてくるものです。体を慣らす意味でも継続的な練習はとても大切です。いきなりいつも走っていない距離を走ったら体がびっくりしてしまいますから。

 

今日も含めて、これからの数回、忘れ物をせず練習に取り組み、そして体調を整えて、本番には良い状態で走ってほしいと願っています。決して無理しない、させないようお願いします。

観察池周りの紅葉がとても綺麗です。

3年生かぶ農家見学(校長室より)

1日中、暖かい日差しが降り注いでいました。

3年生の社会は地域でのお仕事に目を向けることが多く、今日は近隣のかぶ農家の見学に行きました。

 

清水農園さんのご主人の清水さんです。例年お世話になっています。

 

まずは、畑での作業について順を追って説明してくださいました。

 

肥料まきから収穫までの流れにそって、実際の道具や機械を使いながら、その様子を見せてくださいました。

 

耳で聞いたことや、目で見たことを探検バックにつけたワークシートにメモしていきます。

収穫後の作業は、お家で行います。選別から出荷までの流れを教えてくださいました。

一通りの説明が終わった後は、質問コーナーでした。子どもたちからの質問にとても丁寧に答えていただきました。

 

直接お話が伺えるのはチャンスです。熱心にメモをとる子どもたち。

最後は、いよいよ楽しみにしていた収穫体験です。

それほどの力はなくてもするっと抜くことができます。1人3つのかぶ収穫体験をし、お土産としていただきました。

 

「こんな大きいものをとったよ」とうれしそうに見せる子どもたち。おいしいかぶをご家族のみなさんと召し上がってくださいね。

 

実物や本物に触れることは、子どもたちにとって何よりの学びとなります。大変貴重な時間になりました。

 

清水さん、今日は子どもたちのために時間をつくっていただき、ありがとうございました。これからも元気に、おいしい野菜を作ってください。