令和4年度 校長室より

令和4年度 校長室より

学校運営協議会(校長室より)

第3回学校運営協議会を開催しました。

今年度の学校運営協議会の会長である西條様(南部地区青少協会長)からご挨拶をいただいた後、

校内の学級の様子を参観していただきました。

2学期もまとめの時期を迎え、それぞれの教室では、一斉授業の形ではなく、個人で作業をしているクラスなどもありました。1人1人が課題に向き合っている様子や掲示物なども見ていただきました。南部中の植松校長先生からは「学習中の子どもたちの様子から、学年が上がることでの確実な成長を感じる」という感想もいただきました。

委員の方々が教室に入ると、振り返って手を振る子どもの姿も見られました。地域と学校がつながっていく良さを感じる瞬間です。

その後、コミュニティルームに戻り各グループの活動報告及び、意見交換をしました。

「丸つけ隊」や「見守り隊」はここまで継続的に活動をしながら、子どもたちとのつながりを積み上げてきています。

校内の施設である岩石園、なかよしジャングルへ続く階段、巨大滑り台のこれからについては話題となり、何かしら具体的な動きにつなげていきたいと考えています。

コミュニティスクールとなって「地域の力を学校に」を合い言葉として少しずつ歩み始めた令和4年度。

大きく分けて、学習面、生活面、環境面、安全面で地域のみなさんのお力を借りながら、活動を積み上げてきています。委員のみなさん、引き続き地域と学校をつなぐパイプ役として、また実動委員としてもよろしくお願いいたします。

成長(校長室より)

担当の子どもたちが、登校してくる子どもたちに声をかけながら、赤い羽根の募金活動に励んでいました。

朝早くからご苦労様でした。


校舎の東のはじっこに行くと、隣にある保育園の園庭が見えます。

そしてそこで過ごしている子どもたちの姿が見えます。0歳から6歳の子どもたちですが、今、園庭にいるのが何歳の子どもなのかまではわかりません。

ただ、今度の4月に1年生に入学する年齢の子どもたちもいるわけです。
「4月に1年生になる子たちがここにいるんだなあ。この子たちも国語や算数などの勉強をするようになるんだなあ。」という思いでその子どもたちの姿を眺めていると、8ヶ月小学校で過ごしてきた今の1年生の成長を感じます。

縁あって同じ地区に住んでいるという理由で、その地区の学校に入学して、一人の担任の先生とともに学校生活を続けてきた1年生。

集団で生活していくために、自分のことより全体のことを先にする、やるときはみんなで一緒に取り組む、など身に付けていかなければならないことはいくつかあります。そういったことは入学したら全員にすぐできるものでもありません。1年生としての毎日の生活の中で、少しずつ少しずつ身についていくものです。

生まれ月による成長の差もあるでしょうし、そもそも全員が同じスピードで大きくなっていくわけではありません。それでも、縁あって一緒になった同い年の子どもたちの中で1人1人成長していきます。まだまだ未熟ですからいろいろなことが起こります。子どもは大人とは違う生き物ですから、言ったらわかる、というものでもありません。しかし、身の回りで起こる全てが成長のための栄養になっていきます。

今、12月の中旬になり、改めて1年生を見たときに、自分の席に腰掛けて学習したり、先生の問いかけに手を挙げて反応したり、先生の指示に従って行動したりというその姿から感じられる成長をうれしく思います。人の中で育っているなあ、と感じます。もちろん、真の1年生になるのは3月末ですから、まだまだ完成しているわけではありません。できないこともあります。

たっぷりと1年生としての勉強や生活を友達と一緒にすることで、完成に近づいていってほしいです。保護者のみなさんも、そんな風に、慌てることなく子どもたちを見守っていただけたら、と思います。がんばれ、1年生。

短縮日課最終日(校長室より)

今日は朝から冷たい雨が降っていました。2時間目頃には一度やみましたが、校庭はこの通り。外では遊べません。

昼休みがない短縮日課は、業間休みが外で元気に遊べる唯一の時間ですが、今日はそれも叶わず、子どもたちは室内で過ごしていました。

図書室をのぞいてみると、本を選んでいる児童、席に腰掛けて選んだ本を読んでいる児童がいました。「雨の日は室内で静かに過ごしましょう」とはよく言われる言葉ですがまさにそんな感じです。

他の教室をのぞいてみると、前の授業の課題の続きをしていたり、

 

何人かで集まって遊んだり、話をしたり、その過ごし方は様々です。

6年生は廊下で話をしたりしている子どもたちも目立ちました。

いずれの子どもたちも、うれしそうに過ごしている様子がマスク越しにも伝わってきます。自分が小学生だったときも、休み時間を心待ちにしていたことを思い出します。いつの時代も子どもは子どもで変わることがありません。

めりはりのある生活を送るためにも、勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶという切り替えが大切です。そういう意味で、休み時間はオフですから、けがをしない程度に楽しい時間にしてほしいです。

金曜日から3日間進度調整日として児童は早帰りでしたが、放課後の事故等の連絡もなくほっとしています。みんな有意義な時間が過ごせたかな。

4校合同演奏会(校長室より)

土曜日に南部地区合同演奏会が開催されました。主催は南部地区青少協です。

音楽を通しての交流を目的とした本行事もコロナの影響を受けてきました。昨年度に引き続き観客を入れ替えすることでの開催を決定していただき、各学校準備を進めてきました。

小学校2校、中学校2校の計4校が参加しました。

音楽は、1人でも楽しめるものです。しかし、2人、3人と増えていくことでさらに楽しめるものになります。そしてさらには、それを聴いてくださる人がいることでさらに楽しいものになっていきます。

中学生が、小学生に向かって「中学に入学したらぜひ一緒に音楽を楽しみましょう」と声をかけていました。こうやって、その後につながっていくことも楽しみなことです。

逆井中学校が有名な演歌を演奏したときに、マスクの下で思わず口ずさんでしまった自分に気づくとともに、もし、ここに私どもより先輩の地域の方々が観客としていらしたら、マイクを回したりして歌っていただいたのかもしれないな、なんてことを考えると、さらに交流の幅が広がっただろうと思いました。コロナ以前であれば、実際にそのような光景はあちこちの会場で見られたものです。「来年は一般の方々も参加できる形にしたいですね」と南部地区青少協会長の西條さんともお話ししました。

いずれにしても、当日の発表会を支えてくださったのは、スタッフのみなさんです。会場の南部中の関係者のみなさん、青少協担当のみなさん、準備、後片付け等ありがとうございました。4校の児童生徒にとって、この音楽祭は本当に有意義で楽しい体験につながったはずです。引き続き地域の子どもたちのためによろしくお願いいたします。

音楽部のみなさん、良い発表の場で演奏、合唱できて良かったですね。温かな発表でした。担当の先生方、ありがとうございました。

 

学ぶということ(校長室より)

12月6日7日の2日間、講師の先生をお招きして書き初め練習会を行ったのですが、5年生を教えていただいた時の子どもの様子についての講師の先生のお話が印象的でしたのでご紹介します。

外部から来た先生に教えていただくわけですから、それなりの姿勢で臨むことは大切なことです。その学ぶ態度についても素晴らしかったという話だったのですが、それ以上に、その時間の中で、「ここがうまくできない」「ここを教えてほしい」と直接講師の先生に声をかけてきた子どもたちがいたのだそうです。これについて、大変喜んでいらっしゃいました。

「学ぶ」「やってみる」そして、「できた」あるいは「できなかった」で終わらずに、「できるようになりたい」と思えたわけで、さらに行動できたという話です。

勉強はだれのためにするものか、自分のためのものです。短い時間の講師の先生との関わりの中でそういう気持ちになれたことも、もう一歩踏み込んで行動できたことも、学ぶ姿勢としてとても立派な姿だと、講師の先生の話を校長室で聞いていて思いました。

やってみても、できることばかりではないのが学習です。それでも、「できないことがある」「わからないことがある」そこが本当の意味での学びのスタートです。簡単にあきらめずに粘ってみるというその姿勢で今後もがんばってほしいなと思います。

 

ちなみに、講師でお招きした戸沼先生は市内で校長先生をされていた方で、その当時の学校に、5年担任の小藤田先生が子どもとして在籍していたというエピソードがあります。

自分がかつて仕事をしていた学校の子どもがこんなに大きくなって自分で決めた仕事をがんばっている姿を見て、それも大変喜んでいらっしゃいました。ここでの再会も「縁」ですね。

 

さあ、12月も中旬に入ります。

暗くなるのも大分早くなっています。明日12月10日(土)から12月19日(月)までの10日間は冬の交通安全運動期間でもあります。昼の放送でも子どもたちへ呼びかけがありましたが、とびだしなど危ないことをせずに、交通事故等に十分気をつけて生活できますように。

今日もぽかぽか(校長室より)

2時間目に校庭で何クラスかが外で活動していました。

1年生は画用紙とクレヨンを持って、外に出ていました。図工ですね。

絵を描いています。

どうしてわざわざ外で描いているのでしょう。気持ちの良い天気だからかな。

いえいえそうではありません。

でこぼこしているところに紙を当てて絵を描いているのです。

字や絵は平らなところでかくのが一般的ですが、あえてそうではない場所を探して紙を置いて絵を描くことで、不思議な線や模様を楽しむわけです。

いろいろな場所へ移動しながら、楽しみながら活動していました。

この子は、空の模様と、鳥の模様は別の所で描いたことがわかります。いいね。

 

3年生が鏡を片手に何かしています。

今日は良い天気なのでこの授業をするには最高のコンディションと言えます。

鏡で光を集めて、その周辺の温度を測るという理科の実験です。グループごとに力を合わせて、同じ的をねらって光をあてるわけですが、これがなかなか難しい。手に持ったり、置いてみたり、どうしたら安定して実験できるか考えながらがんばっていました。

 

のぞみ学級はTボールを

4年生はキックベースを行っていました。

ここ数年の野球型のスポーツは、ルールがいろいろ工夫されていて、特別な技術や知識がなくても楽しめるようになっています。やはりスポーツは誰にでも点数をとるチャンスがないとつまらないものです。男女関係なく、経験のあるなしに関わらず、みんなで力を合わせて活動できるものになっていて、すばらしいなあと思います。

 

何をしていても気持ちの良い暖かさでした。

冬の遊び(校長室より)

気温はぐっと下がっていて、冬本番という感じの1日でした。

それでも日中は暖かな日差しもあり、休み時間には気持ちよさそうに外で過ごす子どもたちの姿が見られました。

遊具で友達と遊ぶ子どもたちの姿を横目に、

ついに増えてきました。この風景。

短縄跳びの季節がやってきました。

友達と一緒に取り組む子どもたちの中に先生の姿も見えます。大人も子どもも一緒に取り組める短縄跳び。たくさんの技がある短縄跳び。やればやるだけ上達する短縄跳び。

うれしそうに取り組んでいる1年生の動きを見ていると、腕の振り方が必要以上に大きかったり、良いタイミングで跳べていなかったり、ちょうど良い位置での構えができていなかったり、最初はぎこちない動きが目立つ児童が多くいます。とは言え心配はご無用です。最初はだれでもそうだからです。はじめはうまくできないことばかりですが、回数を重ねることで動きはどんどんスムーズになっていきます。大切なのは、あきらめないこと。自分のペースで良いのです。ぜひがんばって取り組んでいきましょう。

子どもは風の子、短縄片手に外で体を動かしていきましょう。そして、免疫力を高め、病気に負けない元気な体づくりをして、しばらく続く寒い冬を乗り越えていきましょう。

書き初め練習会(校長室より)

今日と明日で書き初めの練習会を行います。場所は体育館です。

講師は戸沼先生と言って柏市で校長先生をされていた先生です。本校では昨年度から卒業証書の子どもたちの名前も書いていただいています。

今日は4年生と6年生でした。

指導用に動画を作っていただきました。それを見せながら、マイクで説明を実際に付け加えて子どもたちに練習をさせていきました。

3年生から6年生向けにお手本も作っていただきました。それを使いながら、字の形や大きさに気をつけて書く方法を教えてくださいました。上手に書けるようにがんばって練習してほしいです。

初めての指導に一生懸命ついていきがんばる6年生。限られた時間ではありましたが、今日学んだやり方を生かして本番までの練習や本番もがんばってほしいです。

戸沼先生、本日はありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。

 

3年生かぶ農家見学(校長室より)

青空の下、3年生が、近隣のかぶ農家の見学に行きました。

写真中央が、清水農園さんのご主人の清水さんです。

まずは、畑での作業について順を追っての説明です。

肥料まきから収穫までの流れにそって、その様子を見せてくださいました。

実際に、実物を使っての説明で、子どもたちはメモをとりながら、集中して見ていました。

次は、家での作業です。選別から出荷までの流れを教えてくださいました。

 メモメモ・・・。

その次は質問コーナーでした。子どもたちから出た質問をまとめて前もってお渡ししていたのですが、たくさんあるにも関わらず、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。とてもわかりやすかったです。

メモメモ・・・・・・。 

最後は、1人3つのかぶ収穫体験をし、お土産にいただきました。

「校長先生、こんなおおきなものをとったよ」とうれしそうな子どもたち。おいしいかぶをご家族のみなさんと召し上がってくださいね。

実物や本物に触れることは、子どもたちにとってとても大きな学びにつながります。大変貴重な時間になりました。

清水さん、今日は子どもたちのために時間をつくってくださり、ありがとうございました。

何が始まるのでしょう(校長室より)

昼休みの校庭の様子です。

 何が始まるのでしょう。

 

遊具設置のために工事車両が入っている風景です。

 

遊具の老朽化で、ここ数年、校庭からは遊具の撤去が進んでいました。新しい遊具を望む声も子どもたちから聞いたことがあります。市内の創立50年前後の学校はどこも遊具の老朽化が進んでいます。

遊具は、何よりも安全第一なので、基礎からしっかりさせる必要があるため、かなりのお金がかかります。学校に毎年配当されている予算ではとても設置できません。そのため、市が計画的に設置していくことになっています。今回、本校には鉄棒とジャングルジムが設置されます。

広場と一緒に遊ぶ人がいれば遊びは成立しますが、遊具があることで遊びの幅も広がります。普段の生活では使わない体の部分やバランス感覚が鍛えられる場合もあります。

「校長先生、何ができるの?」「鉄棒とジャングルジムだよ」「やったー」と喜んでいる子どももいました。

遊具はなくても、外で元気に過ごす子どもたちの姿を見てうれしく思います。

 新しい遊具で遊ぶ子どもたちの姿も楽しみにしていてください。

交流会スタート(校長室より)

1ヶ月前に事前指導をした「つくし特別支援学校との交流会」。いよいよ、今日からスタートです。

今日は本校6年1組とつくしの4年生との交流会でした。1日1交流で進めていきます。

体育館でオンラインでつながりました。

体育発表会で披露したダンスや、体育で学んだマット運動を見てもらいました。つくしの4年生の子どもたちは画面越しに演技を見て拍手をしてくれたりしました。

直接会って交流する形はとれませんでしたが、それぞれが発表をしてそれを見あうという形で、昨年度の作品交流よりも一歩先に進んだ取り組みができました。

直接会わなくてもできることはないかと、本校相澤教諭とつくしの担当の先生で相談しながら、学年とも連携を取って準備してきました。関わってくださったみなさん、ありがとうございます。交流会は、まだ続きます。私も、今日以降まだまだ続く交流会を楽しみにしています。

1日1日を大切に(校長室より)

朝降っていた雨も業間休みの時間にはすでにやみ、うっすら太陽が見えていました。

グランドのコンディションが悪く、持久走の練習はありませんでした。昼休みは水たまりをよけながら外で元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られました。

 

今日は、3年生、6年生の読み聞かせでした。

おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

上旬、中旬、下旬という区切り方をすると、11月も下旬に突入です。

1日1日を大切にしたい、大切にしてほしいと思いながらの毎日です。振り返ってみた過ぎた時間は、誰にとってもきっとあっという間だと思います。

毎日毎日同じことの繰り返しのように時間は過ぎていきますが、その中で、子どもたちはいろいろな勉強や経験をしながら、そしていろいろ感じながら生活しています。その一つ一つは、必ず成長につながっています。

努力しても、できることばかりではない、わからないこともある。それでも、その時間をその場所で過ごし、できることを積み上げていこうとする姿は素晴らしいと思います。真面目にがんばることはとても素敵なことだとも私は思います。

実りの秋と言われる、何事にも取り組みやすい時期である10月11月も終わりに近づいています。日中は暖かい日もありますが、季節は確実に冬に変わっていきます。過ぎた時間はあっという間に感じますが、この時間、この日々にがんばった分は必ずみなさんの成長につながります。来年の3月31日に本当の意味での1年生になれば良いのです。2年生になれば良いのです。3年生、4年生、5年生、6年生になれば良いのです。

まだまだその日までたくさんの日があります。それぞれが「真の○年生」を目指して、1日1日を大切にがんばってほしいです。

安全に活動(校長室より)

朝夕の寒さが冬の訪れを感じさせます。

しかし、晴れた日の日中は日差しが暖かく、とても活動しやすいのでうれしいです。

今日は金曜日です。持久走練習は月水金の業間休みですので練習を行いました。今日、校外学習の5年生はいません。

クラスごとにだいたいの集合場所が決まっていて、その場所で校庭に流しているラジオ体操の音に合わせて準備体操をします。

体調が良いのに、体操服やカードを忘れてしまったときには、クラスから離れて、教務主任の麻生先生のところに集まります。

いきなり走るのは危ないので、準備運動でしっかり体を温めます。

先生も同じです。

その後、低学年、中学年、高学年用に3つに定めたコースを走ります。

曲に合わせて走ります。全部で3曲です。1曲めが終わると低学年が終わりです。2曲目が終わると中学年が終わりです。高学年は3曲目が終わるまで走ります。こうして、コースだけでなく、走る時間もかえて取り組みを続けています。

麻生先生のグループは、トラックの内側を逆向きに歩きます。少しでも体力づくりを、という配慮です。第2回記録会までもう少しです。限りある練習に毎回参加するために、忘れ物をしないよう、引き続き、お家でもお声かけをお願いいたします。

子どもたちに声をかけながら走っている先生方もいます。

声をかけながら逆向きに走っている先生もいます。

同じ場所にいる先生もいます。それぞれの関わり方で、子どもたちの様子に目を向けながら、安全な活動を心がけています。

マスクは外してよいと声をかけながらの活動です。ここ数年、日常的に見られないことが多い「子どもたちの顔、その表情」が見られるうれしい瞬間です。元気に走っていますね。

記録会まであと少し。超えるべき目標は今日の自分。日々成長なのです。

がんばれ、子どもたち。

避難訓練(校長室より)

今日は避難訓練を行いました。

訓練のテーマは「竜巻から身を守る」です。

まず、教室での避難の動きを知るために、モデルとなったクラスでの避難動画を見ました。

防災頭巾をかぶり、椅子をどかし、机を窓から離れた方へ寄せながら、1列ずつ身を隠す。

動画を見終わった後には、教室で練習をして、訓練に備えました。

集団で生活しているので、何か避難が必要なときに大切なのは、バラバラにならないこと、つまりは「行動をそろえること」です。そのためには管理職や教職員の無駄のない指示も必要になります。

↑みんな机の下に隠れています。

どのクラスも、緊急時を想定した今日の避難訓練で、担任の指示に従ってそろった行動をとることができていました。こういった、いざという時には、きちんと指示が通るということは、普段も「やろうと思えばきちんとできる」ということです。

1年生に注目して見ていても、この瞬間にふらふらしている児童はいませんでした。

これはとても大切なことです。

繰り返しになりますが、学校は、集団で生活する場所であり、行動をそろえる場所です。

今日の訓練時の子どもたちの動きを見る限りでは、「あっ、先生の話をきちんと聞いて、動ける子どもたちなんだな。」と思いました。

命は1つ。訓練ばかりするわけにもいきませんが、その時々の訓練が子どもたちにとっても先生方にとっても意味のあるものになるよう続けていきます。

先生方、子どもたち、お疲れ様でした。

柏市学力学習調査(校長室より)

柏市学力学習調査を行いました。

柏市のホームページにも載っていますが、この調査の目的は「義務教育期間を通しての各児童・生徒の経年変化や傾向を見取ることにより、教育指導の充実や学習状況改善を図ることを目的とする。」と定義されています。

1時間目国語、2時間目算数、3時間目生活アンケートというように時間をそろえて校内一斉に行いました。

1問10点のワークテストをテストと思っている1年生は、問題数や文字の量、つまりその情報量の多さに驚いたはずです。

最後までがんばれたかな。

2年生以上も、各教室で静かに集中して取り組んでいました。

学習は、「知らないことについて学校でまずみんなと一緒に習う。→その瞬間にできないことやわからないことがあって当たり前→それでも一通り、先生の話を聞いておく、ノートぐらいとっておく。(このもどかしい瞬間を我慢できるかがとても大切。)→苦手なところ、できないところがわかってからが本当のスタート」です。

何はともあれ、まずやってみる、とりあえずついて行ってみる、これが学習していく上で大切な姿勢です。

今日のテストはおそらく難しかったと思います。が、まだまだ道半ばの子どもたちです。このテストの結果に一喜一憂することなく、毎日の授業に一生懸命取り組んでほしいなと思います。

子どもたちよ、ご苦労さまでした。

朝から雨、寒い1日(校長室より)

久しぶりに登校時に雨が降りました。

今日は火曜日。土南タイムの日でしたが、グランドのコンディションが良くなかったので

通常の昼休みとしました。

外に出られない子どもたちは、思い思いに室内で過ごしていました。

本を読んだり、おしゃべりをしたり、折り紙を折ったり、お絵かきをしたり、何か学習をしたり・・・。

写真だけを見ていると、一体何をして過ごしているのかわからないですね。

良い時間が過ごせたかな。

 

今日は6年2組での研究授業を行いました。

教科は算数で、講師は柏市教育研究所指導主事の大木先生です。

比例の関係を使って問題を解くという学習でした。

たくさんの先生方に囲まれて緊張しているようでしたが、担任の問いかけや指示に素早く反応する高学年らしい空気を感じます。

算数は積み上げが大切な教科ですが、前に学んだことを生かして、考えながら学習に取り組んでいる様子が見てとれました。

 教室の前方には既習事項が掲示されています。これも大切な手がかりになります。

授業の途中では、周りの子と考えを伝え合う時間もありますが、自分の考えがはっきりしている状態なので、活動もしっかりできているグループが多くありました。

束になった紙の枚数を、1枚1枚数えることなく、重さとの関係で求めていく学習に、子どもたちはよく集中して取り組みました。お疲れ様でした。

 

放課後は、この授業をもとに勉強会でした。

1つの授業についてみんなで考える時間の中で、自分の実践に生かしていけるものを見つけていきます。先生方お疲れ様でした。

大木先生、ご指導ありがとうございました。 

4年生版画教室(校長室より)

今日は朝の時間にのぞみ学級、1年生2年生の読み聞かせがありました。

月曜日の朝が落ち着いたスタートになりました。おはなしジャングルのみなさん、ありがとうございました。

 

そして、2時間目から4時間目には版画家の大野隆司先生をお招きして4年生の版画教室を行いました。

技術を伝授してくださいます。言ってみれば、大野先生が師匠で、子どもたちは弟子です。

子どもたちは思い思いの絵を板に描いたところからの始まりでした。1クラス1時間という短い時間なので、テンポの良い指導が続きました。

「手本を示し、やらせてみる」また「手本を示し、やらせてみる」・・・このように同じ流れで、作業をさせていきます。

彫刻刀の説明、持ち方なども素早くかつ丁寧に教えてくださいました。

彫刻刀を扱う上で大切なことは1つ。「手を彫刻刀の刃の前に置かないこと」です。子どもたちは師匠の教えを守り、気をつけながら彫り進めていきます。


説明のテンポが良く、かつわかりやすいので、子どもたちは集中して作業を行うことができました。

「間違って彫ってしまっても、5分落ち込んで切り替えよう」という言葉とともに、失敗してしまったときの解決策も示してくださるなど、大野先生のお人柄があふれ出るご指導でした。

授業の最後には、子どもたちの前でもう一度この言葉を発し、「いろんな失敗があると思うけれど、ずっと落ち込んでいても仕方ないからね。すぐに切り替えていくんだよ。」と師匠から弟子への教えでした。


大野先生の指導は、今日だけなので、紙に刷る所までの全行程を見せていただきました。本物に触れた瞬間です。子どもたちは先生の技に驚きながら、真剣にお話を聞くことができました。

子どもたちの作品は、まだまだ「彫り」の作業が続きますが、完成が楽しみですね。

最後の片付け、机上のごみの集め方や捨て方まで丁寧にご指導いただきました。

大野先生、今年もありがとうございました。

(版画教室の写真は、2時間目の4年3組のものです。)

PTA主催スポーツレク(校長室より)

今日はPTA主催のスポーツレクでした。

かつて行っていた土南部まつり。ここ数年、コロナとともに中止の連続。同時に訪れた任意団体としてのPTAの役割、また教職員の働き方改革・・・どれと重ねてももう同じようにはできないイベントの1つです。そんな中で、PTAとして子どもたちに何かできることは、と考えたイベントです。1学年1時間で、学年の担当の保護者のみなさんで考えたスポーツレクをするという企画です。

4年、2年、持久走練習をはさんで1年、3年、午後は5年、6年の順番で行いました。

子どもたちと保護者のみなさんとの交流までできれば、という思いも抱えながらスタートした企画でしたが、外での活動とは言え、そこまではしないという決定で今日を迎えました。

青空の下、クラスみんな、学年みんなで取り組むことができ、子どもたちにとって楽しい時間になったようです。

担当の保護者のみなさん、ここまで、そして本日、子どもたちの活動を支えてくださってありがとうございました。おかげ様で、子どもたちのはつらつとした姿が見られた1日になりました。「できる人が、できる時に、無理なく可能な範囲でできることを」という持続可能なPTA活動を目指して引き続きよろしくお願いいたします。

子どもたちの活動を見に来てくださった保護者のみなさんもありがとうございました。

体の大きくなった6年生が無邪気に活動に取り組む様子を見ていて、ふと思いました。縁あって同じ教室で学ぶことになった子どもたちが、全員で外に出て遊ぶという体験は小学生の今だからできることなのだろうと。子どもの時にしかできないことがあるのだろうと。毎日の業間休みや昼休みに遊びたい児童だけが外に出るのも良いのだけれど、クラスでの遊びが増えるのも楽しいのではないかなと。このイベントが良いきっかけになると良いなあ。

先生方も活動の補助をしていただきありがとうございました。(最後の2枚の写真は、その勇姿を肉眼でも見ようと思ったらぶれてしまったアンカーの房野先生と青木先生です。)

音楽科授業(校長室より)

地域に伝わる音楽でつながろう~おはやしをつくろう~という音楽の授業です。

授業者は音楽の芝田先生。今日は3年1組の授業です。

主に社会科で使用する「わたしたちの柏」にも掲載されている伝統的な行事である手賀囃子(てがばやし)篠籠田の三匹獅子舞(しこだのさんびきししまい)を取り上げました。

三匹獅子舞については、大津ケ丘第一小学校長の上野先生をゲストティーチャーとしてお招きしました。

上野先生ご自身が篠籠田を学区とする柏第七小学校卒業ということで、この行事についてはなじみ深い上に、今でも関わっていらっしゃるということでご多用の中ではありますが来ていただきました。

子どもたちの学習において、本物に触れるということはとても大切な体験です。

今回も、動画で見るだけでなく、ご持参いただいた笛を動画に合わせて演奏したり、子どもたちに踊りを教えながら一緒に体を動かしたりしながら学習を進めていただきました。

ゲストの先生に教えていただくということもあって、子どもたちは普段以上に積極的に活動に取り組み、意欲的におはやしの世界に触れることができていたように感じました。

上野校長先生、土南部小の子どもたちのためにありがとうございます。

まだもう少し関わっていただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。

次回は「3年1組のおはやしをつくる」という課題に向かって取り組みます。楽しみですね。

 


本校ホームページのコロナウイルス対策コーナーに記載した「助成金」「支援金」の対象期間延長についての詳細ホームページのリンクを以下に張ります。

 

厚生労働省ホームページ

・新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

・新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10231.html

※申請窓口や必要書類等については、上記リンク先に掲載しています。

 また、専用のコールセンター(0120ー876ー187、土日・祝日含む9:00~21:00まで対応)を設けて、事業主や保護者の方等からのご相談を受け付けております。

・小学校休業等対応助成金に関する特別相談窓口について

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21202.html

・厚生労働省公式LINEチャットボット

 友だち追加用リンク:https://lin.ee/qZZIxWA (QRコード→)