令和4年度 校長室より

令和4年度 校長室より

3年生保健の授業(校長室より)

3年生で手洗いの授業を行いました。今日は3組です。

指導は担任と養護教諭の2人体制です。

「なぜ手洗いをするのか」

これはみんな何かしら口にすることができます。

簡単に言えば、「手をきれいにするため」であることはわかります。

それでは、果たしてきれいになっているのか、をチェックをしました。チェッカーやブラックライトを使用しました。この授業の開始前に全員手を洗っています。

上の写真のように自分の手に残った汚れを自分の目で確かめることができます。

驚いていた子がたくさんいました。「ちゃんと洗っているのにー」というような声も聞こえました。

汚れが残っていた場所をワークシートに記入しました。

「なぜ洗うのか」、そして「あれ、正しく洗えてないかも知れない」、という所まできて、いよいよ正しい手洗いを教えてもらう時間です。

手の平や手の甲、指先など、身振り手振りで教えてもらいました。

さあ、いよいよもう一度手洗いです。

自分の手の汚れにも驚いた上に、習ったばかりなので、みんな熱心に手洗いをしました。

再チェックをしたところ、さっきよりもきれいになったと感じている児童が多くいました。

その後、保健の先生から、ハンカチについてのお話もありました。忘れてしまったとか、昨日のハンカチそのままとか、服でふいちゃったとか、そんな例も出しながらきれいなハンカチを使う大切さを教えていただきました。

感染症が流行する寒い冬。冷たい水での手洗いはただでさえ気が乗らないところだとは思います。しかし、健康で過ごすために今日学んだことをしっかり実践してほしいです。明日から、熱心に手洗いをする3年生の姿が目に浮かぶようです。

極寒(校長室より)

「記録的な寒さ」「関東が北海道になる」など色々な表現で予報されていた今日。

寒風吹きすさぶ中、よくみんな学校に来ました。敷地内は一部氷がはっている所もありましたが、寒さによる影響は特にありませんでした。登校時の混乱もなかったのでホッとしています。

1時間目から太陽も出ていたものの、ものすごい寒さは予報通りでした。それでも朝から、校庭や体育館で体育の授業はいつも通り行いました。さすがの元気な子どもたちも、先生方も寒そうでした。

体育館は室内とは言え3度でした。

業間休みも、外には出たもののあまりの寒さに引き返していった児童もいました。

勢いで外に出て冷やして体を壊しては仕方ないので、無理をせずに楽しく過ごせる方法を考える時期でもあります。

とは言え、昼休みは短縄やかけっこで楽しむたくさんの子どもの姿が見られました。

 その姿は下のフォトアルバムに!

寒さに負けるな。子どもたち。

そう言えば、給食に出たポトフ。

とても体が暖まりました。内側から暖まることも大切ですね。 

今日も注意喚起(校長室より)

寒さの本番は、今日の夕方からということなので、昨日に引き続き、給食の時間に放送で子どもたちに呼びかけました。

今後、雨や雪がぱらついた場合、路面の凍結の可能性もありますし、そうでなければ「ものすごく寒い朝だったね」で済む可能性もあります。

いずれにしても、安全に登校できるよう話しました。

①落ち着いて歩く、走らない。 

②転んだときに危ないので、ポケットに手を入れて歩かない。 の2つです。

歩行時の転倒、車の運転等、大人も気をつけていきましょう。(今日の写真は、がんばる456年生です。)

記録的な寒さ予報(校長室より)

外は差し込むような寒さを感じる1日でした。

職員室前の廊下の温度計は12時の時点で14度でした。

教室は換気をしながらとはいえ暖房をつけているので、暖かい中で子どもたちは過ごしています。

 

今週は、全国的に記録的な寒さ予報が出ており、登下校中の事故にも十分気をつける必要があります。

 

今日、給食の時間にこの件について全校に放送で呼びかけました。

 

雨や薄くはった氷の影響で、横断歩道などのペンキの線やマンホールやふたなど道路にある金属類等は大変滑りやすくなること。そして、①落ち着いて歩く、走らない②転んだときに危ないので、ポケットに手を入れて歩かない 1人1人が落ち着いて行動するようにと話しました。

普段から気をつけていれば大丈夫。でも、状況によっては普段以上に気をつけて歩いてくださいね。

体育委員会の短縄チェック(校長室より)

いよいよ始まりました。

体育委員会のお兄さんお姉さんが、下学年の短縄の技を見てあげる時間です。

月水金の昼休みという限られた時間ではありますが、1年生から4年生対象です。体育の時間だけでなく、この時間もぜひ有効に活用して、色々な技ができるようになると良いですね。

やればやるだけ上手になるのが短縄跳びです。今よりも少し上、今よりも少し上と目標を決めてがんばってください。そして、体育委員会のみなさん、ご苦労様です。ありがとう。

早帰り(校長室より)

今日は市内一斉研修日で給食後下校でした。

子どもたちは午後の過ごし方を楽しみにしている様子で下校して行きました。

 

放課後の事故の報告などはなかったので、元気に過ごせたようで安心しています。

明日、また元気な姿を見せてくださいね。

6年校外学習(校長室より)

6年生の校外学習です。

朝早くから元気な子どもたちが集まりました。この日のために準備を進めてきた実行委員さん、ご苦労様でした。

バスで幕張へ行きました。

お仕事の模擬体験ができる施設です。

施設内にある端末で、体験したい仕事の予約をしてからスタートです。

ブースは40近くありました。目移りしてなかなか決められなかった子もいるのではないでしょうか。

制服を着て、どっぷりその世界を体験できるものも多かったです。

午前10時から午後2時までの4時間で、自分でスケジュールを組んで体験します。体験した仕事の数には差があります。

発表をするような仕事の場所では、仲間思いの6年生の素敵な姿を見ることができました。

また、一般のお客さんもお見えになっていたので、小さい子と同じ場で体験したり、温かな拍手や声かけをしてあげたり、格好良いお兄さん、お姉さんとしての姿も見ることができました。

限られた時間の中でしたが、楽しそうに体験する子どもたちの様子は、どのブースにおいても大変微笑ましいものでした。

あっという間の1日で、そしてたくさん活動した子どもたちでした。帰りのバスでは眠っていた子も多かったと聞いています。しっかり疲れをとって、明日、また元気に学校に来てください。小学校生活最後の校外学習が楽しいものになったようで良かったです。

先生方も、朝早くからお疲れ様でした。

土南タイム(校長室より)

3学期最初の土南タイムでした。昼休みの校庭はとてもにぎやかでした。

昨日は雨の1日だったので、子どもたちは外でエネルギーを使うことができませんでした。

今日は、校庭の一部にはぬかるんだところもありましたが、外遊びを行うことができました。

元気に走ったり遊んでいる子どもたちの姿にたくさん触れました。

今のクラスは3月末までなので、このようにクラスごとに遊ぶのも、3学期で終わりです。縁あって一緒になったみんなと体を使って力一杯遊んでほしいです。

環境整備(校長室より)

学校施設課から担当の方々2名が来校しました。

学校敷地内にあるなかよしジャングルに向かって登っていく階段は、過去に地域の方々が手を入れてくださったものではありますが、安全に上り下りするために、何とか改善できないものかと考えていました。先日の学校運営協議会においても、敷地内の課題の1つとして話題にしたところでした。

今回、施設課主導で階段を整備していただくことになりました。今日は、業者さんがつくってくださった工事の概要について説明をしていただきました。限られた予算での工事ですので、学校としては今よりも安全に使えることを目標として行っていただきます。

改めて現場の確認も一緒にしました。

自然いっぱいのなかよしジャングルで、今よりももっと子どもたちが虫を見つけたり、遊んだりしやすくなるための工事になります。土のままではありますが、段の高さを整えていただくなど、使いやすくなることを期待しています。天気が良ければ1月末に行う予定ですが、日にちがはっきりしましたら、保護者のみなさんにはメール等でお知らせいたします。ご承知おきください。

 

昼の清掃後に、校舎内をごみを拾いながら歩いていると、2年生の教室で、ある男の子が「掃除が終わったばかりだからごみは落ちていませんよ。」と胸をはって言っていました。きっと一生懸命掃除をしたんだろうな、そう言えることが素晴らしい。そして確かにその教室はきれいでした。みんながそういう心意気で掃除をしたら、きっともっともっと学校はきれいになるでしょう。

週に3回の掃除は、自分たちでできる環境整備です。

校内席書会2(校長室より)

昨日に引き続き、体育館で校内席書会を行いました。

1、2時間目は3年生、

3、4時間目は5年生でした。

3年生にとっては学校での初めての席書会。

普段は使うことのない太い筆は扱うのが難しそうです。なかなか思うように筆を運べなかったかも知れませんが、よくがんばっている様子が伝わってきました。

5年生の中には、自分の書いた作品を並べて、比べながら、より良いものを目指してまた挑戦する子どもたちの姿が見えました。

高学年らしい、良い取り組み方だと思います。

2日間で仕上げた各学年の力作は、後日、体育館に掲示し、見ていただきます。楽しみにしていてください。

天気予報通り、日中は大変暖かく、春のような過ごしやすい陽気でした。日曜日にはまた冬に逆戻りということなので、体調管理に気をつけたいところです。

火曜日から始まった3学期。

学校に来ている子どもたちは、長かった冬休みから上手に切り替えができて、落ち着いた良いスタートを切っています。

ご自分やご家族の体調の関係でお休みしている職員が数名おり、学年や他の職員でカバーしながら今週を乗り越えました。先生方ありがとうございました。

休んでいる子どもたちも先生もご家族のみなさんも、早く元気になりますように。

校内席書会(校長室より)

3学期も3日目となり、各教室の廊下掲示に3学期の目標が掲示され始めています。

目指すところを意識してがんばって学校生活を送ってほしいです。

 

今日と明日で、体育館において校内席書会を行っています。

12月に練習、冬休みに練習、そして今日の前半の練習、時間の後半は本番です。

冷え切った体育館で、今日は1・2時間目に4年生、3・4時間目に6年1・4組、5・6時間目に6年2・3組が取り組みました。

たくさんの人がいる中で、集中することは簡単なことではありません。2文字まで集中して3文字目で途切れてしまったり、1文字目を書こうとした瞬間に筆の墨汁が紙に落ちてしまったり、それぞれの場で色々な小さなドラマが起こっていました。

それでも、目の前の用紙に向き合って筆を動かす姿はどちらの学年も大変格好良かったです。 

 

休み時間にはストーブの周りに集まって暖まる姿が見られました。

朝晩の冷え込みが厳しいです。風邪などひかないよう気をつけていきましょう。

 

教育委員会にお願いしていたコミュニティスクールののぼりが届きました。

地域にある学校として皆様のお力を頂戴しながら教育活動を進めていく、それがコミュニティスクールです。改めまして今年もよろしくお願いいたします。

3学期給食開始日(校長室より)

(昨日の記事を作成して、アップしないまま勤務を終了してしまいましたので今朝あわててアップしました。昨日の記事です。)

昨日、校舎内を回っているときに、何人かの子どもたちから「校長先生あけましておめでとうございます」と声をかけられました。新年だもんなあ、と思いながら回っていると、4年生のある女の子に「校長先生はどうして先生になったんですか?」と聞かれました。(写真は今日の子どもたちの様子です。)

突然のことで、いくつかある理由の1つを伝えたその後に「あなたには何かなりたいものがあるの?」と聞き返してみたら、その子が今なりたいと思っているものを理由とともに教えてくれました。

新年を迎えて、自分の将来の夢を思い描いたのかも知れません。

私がはっきりと教員を目指して具体的に動き出したのは高校2年16歳の時でした。4年生は10歳とすれば、私が本気で自分の将来と向き合った年と6年差はあるものの、6という数だけで見れば、そんなに大きな差とも思いません。彼女が、今思い描いた将来の夢は、現実のものとなるかも知れません。

何より、目指すところがある毎日は素晴らしい。

子どもたち1人1人が、この小学校という建物の中で色々なことを考えて生活しているのですね。

もちろん、「今日の給食はなんだろう」と目の前のことを気にしながら過ごす子どもたちだっています。楽しみですから。というわけで、今日は3学期の給食開始日です。

朝早くから調理員さんがつくってくださる栄養満点の給食です。

バランス良く食べて、元気な体づくりに役立ててほしいです。今日ももりもり食べよう。

3学期始業式(校長室より)

始業式です。

校長の話です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日から3学期が始まりました。3学期は次の学年の準備のためにあるのではありません。4月を心待ちにして過ごす日々ではないのです。何となく春になれば良いことが起こるなんてことはありえません。

1年生は、「2年生になったらがんばります」。2年生は、「3年生になったらがんばります」。3年生は「4年生になったらがんばります」。

4年生は「5年生になったらがんばります」。5年生は「6年生になったらがんばります」。6年生は「中学生になったらがんばります」。

いやいや、月が3月から4月になるくらいでがんばれるわけがありません。自分が本気を出して変わろうとしなければ、今できないことが急にできたりはしないのです。

もし、4月になったらがんばろうと思っているなら、今、今日からがんばりましょう。3学期はそういう3ヶ月です。今の学年のまとめの期間です。

一人一人にとって楽しい学校になるよう応援しています。

校長先生の話を終わります。

 

生徒指導担当の宇佐美先生からは今月の生活目標「生活のリズムを整えよう」についてのお話でした。

 

始業式後の各クラスでは、3学期の係決め、目標決め、席替えなどが行われました。

初日から色々始まりますね。子どもたちは久しぶりの学校で元気に過ごしていました。いよいよ3学期です。1日1日を大切にがんばっていきましょう。3月31日に「真の○年生」になるために。

保護者のみなさん、地域のみなさん、引き続きのご理解ご協力をお願い申し上げます。

1月4日(校長室より)

あけましておめでとうございます。

昨日までで機械警備が終了し、今日は令和5年、2023年の仕事始めです。

4月始まりの学校としては、まだまだ令和4年度途中でありますが、年明けは1つの区切りであり、心新たにがんばろうという気持ちになります。

子どもたちが登校するまではもう少し期間がありますが、教職員一同新学期に向けて心の準備をしていきます。

子どもたちやご家族のみなさん、元気にお過ごしのことと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

 

終業式(校長室より)

終業式の中で、代表の児童が2学期にがんばったことを発表しました。

1年生は3つのこと「国語」「算数」「持久走」についてでした。

計算カードをお家で一生懸命取り組んで計算が速くなったことを発表し、「苦手なことでもできることを増やしたい」という思いを発表しました。立派です。できないから終わりではなく、努力する、まさにこれが学ぶということです。

4年生は「音楽発表会」についてでした。

指揮者になるオーディションに合格するために努力を続けたことから、「継続は力なり」「努力はむくわれる」ということを実感したと発表しました。努力してもできることばかりではないのだけれど、努力は裏切らないという体験ができたことは素晴らしいことです。成功体験ですね。

 

発表していない子どもたちの1人1人にも、きっとこの2人と同じような体験があるでしょう。どんな2学期でしたか。

 

終業式の校長の話。

 

2学期はいろいろな行事もあって、毎日みなさんが、楽しそうに生活しているのを見て、校長先生もとてもうれしかったです。


それでも、いろいろなクラスで小さなもめごとはありましたよね。みなさんはまだまだお子ちゃまなので、そういうことがあるのは仕方がないと思います。そういうことを経験しながら大人になるのです。でも、自分たちだけで解決できない時は大人の力を借りることも大切なことです。学校には、今目の前にいる担任の先生だけでなく、隣の教室にも、職員室にも、保健室にも、校長室にも、たくさん先生がいます。必ずみんなの力になります。ぜひ相談してください。

そしてもめごとの原因がこれ↓

だとしたら、今後も気をつけてほしいと思います。(2回読みました。)

さて、あとは4つのこと。できた?できた?できた?できた?

3学期もがんばっていこうね。

さて、今日、みなさんに通知票を渡します。がんばったこと、がんばってほしいことが書いてあります。必ずお家の人に渡してくださいね。

体調を崩している子や先生がいます。感染症や事故に気をつけて、1月10日に元気なみんなと会えるのを楽しみにしています。良いお年を。

 

生徒指導の宇佐美先生からは冬休みの過ごし方についてお話ししました。

「規則正しい生活を」「安全面(病気・お金・事故など)」の2点についてです。詳しくは冬休みのしおりでご確認ください。教室でも事前指導は行っています。

 

2学期が終わります。いろいろなご意見をいただきながらの毎日でした。子どもたちのためにできることを考えながら引き続き教育活動を行ってまいります。

保護者のみなさん、地域のみなさん、ご理解ご協力感謝申し上げます。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。 

冬至(校長室より)

日の出から日の入りまでの時間が最も短い日、今日は「冬至」でした。

学校は、短縮日課となり3時間授業でした。

終業式前日ともなると、教科書を使って授業をするクラスはほぼありません。(ちなみに写真は1時間目の様子です。)

テストをしたり

まとめのプリント学習をしたり

 卒業文集に取り組んだり

 冬休みのしおりを使って、事前指導をしたり

この後のお楽しみ会のレクを考えたり

実際にレクをしたり

 それはもうクラスによっていろいろでした。

5年生は2クラスそれぞれの教室をリモートでつなげて、合同のレクをしていました。

工夫次第で今までできなかったこともできるのですね。

どんな活動でも、そこにいて、一緒にすることで何かしらの学びにつながります。

毎日毎日がんばって過ごしてきた2学期の学校生活も残すところあと1日。明日はいよいよ終業式。そして通知票です。

子どもたちが担任の先生の前で表現した部分を評価したものが通知票です。通知票に書かれていることは子どもたちのほんの一部でしかないことは言うまでもありません。重きを置きすぎる必要もありませんし、軽視するものでもありません。「できたこととできなかったことがある、できなかったことをがんばろう」と次につなげてほしい、そういう願いで出しているものです。2学期のお子さんのことが伝わればと思います。

2学期給食最終日(校長室より)

学期末を迎え、2学期の給食も今日で最後でした。

給食室ではいつも通り、朝早くから給食の準備が始まりました。

 

コロナウイルス感染症の影響で、どんな仕事でも、本人、ご家族がかかった場合には一定期間仕事をすることができません。給食室においてもそのような影響を受けた時期もありました。限られた人員で行う作業なので、足りないときには本社からヘルプさんが来てくださるなどの対応もとりながらここまで給食を提供していただきました。

 

安心安全な給食提供に向けて、日々いろいろなことに気をつけながらの作業でもありました。

 

施設面の不備でボイラーに火が入らず、冷たい水での作業が続いた期間もありました。この冬を迎えるギリギリの所で学校施設課さんや業者さんのおかげで今は温かいお湯で作業ができています。ありがとうございます。

 

多くの子どもたちにとって、給食は学校での楽しみの1つです。そして、またそれは成長を支える大切なものです。

 今日も、子どもたちはもりもり食べていました。子どもたちよ、この調子で大きくなっていこうではないか。

 

調理員のみなさん、栄養士の秦野先生、おいしい給食ありがとうございました。

 

さて、給食は保護者や我々教職員の支払う給食費でその全てをまかなっています。

あるところに全校児童2名の学校があったとします。
一人あたりの給食費を265円とすると、

 

きちんと納入されれば、530円で2人分の食材を用意し、1人265円分の給食を食べることができます。

しかしもし、何かの事情で、Bさんの給食費が納入されなかったらどうなるでしょう。

 

265円しかありませんから、この金額で買える食材で給食を作り、2人分にしなければなりません。

 

つまり1人あたり132.5円となります。
予定していたデザートが減るかも知れません。一人分の量が減るかも知れません。どこかにしわ寄せが生まれます。

栄養士の先生が、必要な栄養価を計算しながら毎月の献立を作成し、材料を発注し、毎日調理員さんが給食を作っています。給食費の納入が数名でも滞れば、上のようなことが起こります。調整しようにも、食材を購入するお金が足りなければ、当然しわ寄せは起こります。それは、子どもたちの1人1人の給食に直接関わってきます。
給食費を初めとする校納金につきましては、引き続きのご協力をお願い申し上げます。 

2学期最後の土南タイム(校長室より)

空気は冷たい中でも、暖かな日差しの元で今学期最後の土南タイムでした。

たくさんの子どもたちが外に出て、普段の校庭よりもにぎわっていました。

ここ数日の朝方は、冷え込みによって霜が降りて地面が凍っているのですが、太陽光で暖まると溶け出し、時間が経つにつれて校庭のあちこちがぬかるみます。

全力で走っていると、足を取られてすべって転ぶ子が続出します。今日も、上下とも着ているものがドロドロになっている子がいました。こけて汚れると戦意は確実に喪失します。気をつけて遊ぼうね。

日なた、日陰関係なく元気に遊ぶ子どもたち。

2018年の国立青少年教育振興機構による調査から、「家や近所の人から褒められた経験が多かった人」や「家族でスポーツしたり、自然の中で遊んだこと、友達と外遊びをしたことが多かった人」は自己肯定感が高い、という傾向が現れたそうです。

今、本校も含めてあちこちで話題になっている「自己肯定感」。これを育むために、「大人からの評価」と「外遊びやスポーツの経験」が影響しているということなのです。もちろん子どもたちは、自己肯定感を高めるために遊んでいるわけではありません。楽しいから遊んでいるわけです。それでも楽しく何かをしながら、何かの力がついていくなんて最高ですね。

何回かこの「校長室より」にも書きましたが、「縁あって一緒に過ごすことになったクラスの仲間と、好き嫌い関係なく、体を使って外で元気に遊ぶ」という経験は小学校が最後ではないか、まさに今しかできないことと言っても良いのではないか、と思います。

寒い中ではありますが、たくさん外に出て遊んでほしいなあと、昔、昔、子どもだった大人であるものとしての願いです。

さて、子どもたちの欠席も微増中ですが、職員の中にも、ご自身の体調不良、こ家族の体調不良が理由で、やむなくお休みをしている者たちがいます。みなさん、どうかお大事にしてください。学校のことは校内で力を合わせて、学期末を乗り越えていきます。

保護者のみなさんも十分気をつけてお過ごしください。

2学期最終週(校長室より)

朝の8時ごろに、非常火災報知器のベルが鳴り続け、1階の自動防火シャッターが4ヶ所下りるという出来事がありました。その後の業者さんの点検で、「誤動作によるもので原因は不明」ということだけわかり、全ての復旧が9時半までには終わりました。

校内放送で「火事などが起こっているわけではない」ことは伝えましたが、低学年の子どもたちの中には、止まってはまた鳴るベルの音に不安になってしまった子もいたようで、こわい思いをさせて申し訳なかったと思います。

職員室にいた先生方は、2階や3階の様子を進んで見に行ったりと、よい動きをしていました。ありがとうございました。

今日の出来事による、トラブルやけがなどはなく、ホッとしています。

(上の記事中の写真は、6年4組の図工の作品の一部で、暗くした理科室で鑑賞しているところを撮ったものです。とてもきれいでした。)

 

2学期最終週の月曜日を迎え、教室を回ってみると、空席が増えているように見えます。実際に、ここへ来て、体調を崩す子どもたちが増えています。

世の中では、感染者の数が増えているという報道が続いていますが、学校としては変わることのない基本的対策をしながら、させながら、集団生活を続けています。

ぐっと冷え込みも強まっています。よく食べて、よく動いて、よく寝て、免疫力を下げないように気をつけていきたいですね。

今日も、外で元気に縄跳びをしたり、ボール遊びをしたり、走り回って、太陽の日差しをたっぷり浴びている子どもたちがたくさんいました。

最後の5日間、元気に過ごせるように健康管理に気をつけていきましょう。

水は冷たいけれど、手洗いうがいもしっかりね。

4年生 命の授業(校長室より)

助産師の足立先生と小路先生を講師としてお招きして、命の授業を行いました。

お二人は長きにわたり学校現場で命の授業をしてくださっています。小路先生は本校の元保護者でもある方です。

私が初めてお二人のお話を伺った頃と今では、基本的に大切なことは変わらないものの、性的マイノリティなど扱う内容は増えているなあと感じました。

今回は、4年生3クラス、各2時間ずつ昨日と今日2日にわたって授業をしていただきました。(写真は4年1組の様子です。)どのクラスでも、前半は足立先生、後半は小路先生による授業でした。

足立先生からは、思春期から大人になっていくまでの体の変化やそれに伴う心の成長についてのお話でした。初めて聞く言葉や、専門的な言葉もたくさん出てきましたが、大切な言葉は使い方や使う場面、場所をきちんとわきまえてほしいという願いや、自分の心や体を大切にしてほしいというメッセージが子どもたちにまっすぐに伝わっていくのを、一生懸命話を聞いている子どもたちの姿から感じました。

小路先生からは、命というものがどのように始まり、はぐくまれていくかというお話でした。興味のあることだからこそ、最後まできちんと話が聞けるように、初めに「性」について大切な4つのことをおさえた上でお話を進めてくださいました。前半同様に子どもたちがとても真剣に話を聞いていた姿が印象的でした。

大人になるということについてや、その時期には違いがあること自分の心も体も自分で守る力をつけていくのが大切であること興味があったときに正しい情報を得る方法について、性的マイノリティについて信用できる大人に話をする大切さ自分らしさや他人のその人らしさを大切にしていけるようになってほしいなどなど、全てを書けないぐらい大事なことをたくさん伝えていただきました。休み時間に子どもたちがスッとお二人に近づいていく姿も微笑ましい光景でした。

大切なことであるからこそ、今後も同じような話をあちこちで耳にすることがあると思います。そして、本当に自分事になったときに悩んだり、知りたくなったりすることもあるかもしれません。

ネット情報など、情報はあふれるほどに存在しますが、正しいことばかりではないかもしれません。誇張されていることやまことしやかな嘘もあるかも知れません。また、人の脳は刺激を求め続けるものであると本で読んだことがありますから、受け手である自分自身が、より刺激的なことを求めてしまうこともあります。その中でバランスをとりながら、正しい知識を得て、身も心もゆっくりと大人になっていってほしいと思います。

 

これから大人の階段を上っていく4年生。とても良い態度で学べていて立派でした。お二人の先生の伝えたかったことも、その思いや願いもしっかり受け止めていたのではないかと後ろで見ていて感じました。

足立先生、小路先生、貴重で大切なお話をありがとうございました。