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コミュニティスクールのあゆみ
令和4年9月13日丸つけ隊
昨年度、学校運営協議会委員の方々に校内の様子を見ていただいたときに、授業中に職員室に誰もいないことを驚かれていたのを今でも思い出します。
その瞬間は実際に誰もいなかったのですが、もともと小学校には中学校のような副担任というような立場の先生がいないので、人手に余裕がないのが当たり前、という状況です。もちろん、誰もいない時ばかりではありません。
今年度、本校には中学年(3、4年生)を見ていただいている少人数担当の先生や、算数を見ていただく市の先生、また、低学年(1、2年生)支援の市のサポートの先生がいらっしゃいます。
という事情で、今年度は高学年のサポートが薄くなっています。年間の勤務の時間数が決まっている県の学習サポーターの先生が土南部小学校に来ていただけており、1クラスが38人と本校でも最も多い5年生の教室の授業サポートをお願いしています。
それに加えて、少しでも、高学年のサポートをと考え、学校運営協議会で56年生の学習面でのサポートを提案させていただきました。
1学期の後半から地域の方々にしていただいているのが、子どもたちの解いたドリルやプリントの丸つけです。「丸つけ隊」と呼んでいます。今日はいつもより多くの方に来ていただきました。
今日もありがとうございました。職員が持続的に子どもたちの指導に当たっていくためにもお任せできることはお任せするという部分も必要になると考えます。引き続き地域のみなさんのお力をお借りして、子どもたちや職員を支えていきたいと思います。「地域の力を学校に」が合い言葉のコミュニティスクールです。また、よろしくお願いいたします。
令和4年6月9日第1回学校運営協議会
令和4年度第1回の会議を開催しました。
今日は柏市教育委員会と千葉県教育委員会の方々の見守りの中、会を進めました。
最初に、会長と副会長を学校長として推薦させていただきました。
会長は南部地区青少協会長の西條様、副会長には民生委員主任児童委員の入道様にお願いすることにし、みなさんから承認をいただきました。
次に、今年度の学校経営について校長から考えをお示しし、承認をいただきました。
昨年度末までに、この会議において「地域の力を学校に」の合い言葉の元、4つの場面を設定しました。
今年度は具体的な動きにつなげていく1年にしたいので、とにかく「1学期中に、各グループで、何か1つは活動しよう」という目標のもと、すぐにできそうなことについて話し合いました。
話し合いのきっかけとなればということで学校からの提案としては、「下校時刻に合わせたお散歩(安全)」「敷地脇の坂道のフェンスあたりの草の処理(環境)」「プリント類などの丸付け(学習)」「休み時間の見守り(生活)」などをあげさせてもらいました。
学校運営協議会の委員となってくださっている地域の代表の方々が、土南部小学校や土南部小の子どもたちのために具体的にできることを考えたり、話し合ってくださっている姿を見ていて、とてもわくわくしました。
これからの動きがとても楽しみです。
委員のみなさん、本日はご多用の中、お集まりいただきありがとうございました。
子どもたちのために、よろしくお願いいたします。
県教育委員会のみなさん、遠方よりご来校ありがとうございました。
柏市教育委員会のみなさん、いつもサポートありがとうございます。
令和4年2月24日第4回学校運営協議会
入道会長をはじめ、委員の方々6名に参加していただきました。今年度も感染症対策の関係もあり、自由に来校していただくことも、子どもたちの活動に参加していただくこともままならず、机上での話し合いが中心になりました。
前回までの話し合いで、「地域の力を学校に」取り込んでいくために、「安全」「環境」「学習」「生活」の4つの柱で考えていくことになりました。
今日は具体的に、委員の中から担当の柱の窓口役の割り当てをし、実動するとしたら誰が動くか、どこが動くか、というような話し合いを行いました。
みなさん地域に住む方々ですので、安全面の話が多くはなりました。現在、子どもたちの安全のために労を惜しまずに、日々できることに取り組んでくださっている方々の話や、不審者情報などをどのように共有していけばよいかというような話にもなりました。地域での子どもたちの安全について考えてくださってありがとうございます。
今、PTAのことが話題になることがあります。どの学校も新設した当時、いきなりPTAという組織はありません。学校生活を送りながら、学校の職員だけではまかなえないことがいくつも出てきて、どなたかにしていただく必要感から生まれていくものだと思います。12月17日の校長室よりにも書かせていただきましたが、「安全」「環境」「学習」「生活」の4つの柱を見たとき、今あるPTA活動とつながっていることに改めて気がつきます。
PTAという組織ができたころから、何十年もたった今でも、学校は学校だけで回るわけではなく、誰かの力を借りながら歩んでいく所なのだと感じます。
視点として見えてきた「学校が必要としている力」である4つの柱「安全」「環境」「学習」「生活」を支えるのは地域の力です。そして、その地域には、我々教職員はもちろん、現役の保護者のみなさんも入ります。となれば、今日話し合ったことは、どこかのタイミングでPTA活動とも連携することになり、子どもを取り巻く色々な立場の大人たちが関わっていくものになるでしょう。
地域に生きる全ての大人が、地域に生きる全ての子どもたちの成長を願い、少しずつ活動できていったら、と思います。委員のみなさん、本日も貴重な時間となりました。今年度、ありがとうございました。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。
令和3年12月17日第3回学校運営協議会
昨日、委員のみなさんに集まっていただき、第3回の協議会を開きました。
土南部小学校もコミュニティスクールとして名乗りを上げ、地域にある学校として、地域の子どもたちを地域みんなで育てていこうという考え方での取り組みを進めていくことになります。
本校のホームページの左側(スマホの場合は下の方)にコミュニティスクールのイメージ図と説明が張ってありますのでぜひご覧になってください。
昨日の情報交換の中で、例えば、子どもたちの安全については委員さん方それぞれの立場で考えて行動してくださっていることがわかり、大変心強かったです。
今年度はコロナウイルス感染症の影響もあって、具体的な活動は何もできていません。
夏に、教職員に「とにかく手を貸してほしいこと」をあげてもらいました。「こんなことは教員の仕事だろ」と思われても良いからなんでもあげてくださいとお願いして、あげてもらいました。それらは、第2回の会議で、委員のみなさんに隠さずお伝えしました。大きく分けると、安全・環境・学習・生活の4点であり、今すでにPTA活動として存在しているものもありました。
そして、今回、委員のみなさんに、学校の今を知っていただくために校舎内や外の様子を見ていただきました。マスク着用で各教室短時間の参観でした。
限られた時間だったので、その後は、気づいたことをそれぞれ記入していただきました。子どもたちや学校を温かく、時に厳しく見守ってくださる地域の代表の感想、そう読ませていただきました。第4回の会議までに会長の入道さんがそれらをまとめ、話し合いに生かすことになっています。より具体的な話をしながら、子どもたちの成長のための力になるようなことを少しずつ増やしていけたらと考えています。
教職員にしかできないことや保護者にしかできないことはしっかりそれぞれが考え、行っていきながら、地域の力を学校に・・・。令和4年度が実動できる1年になることを祈りつつ・・・。
「地域みんなで子どもを育てる」と言ったときの地域とは・・・。学校ですから「教職員」は外せません。地域にある家庭として「保護者のみなさん」も外せません。また、「卒業生の保護者のみなさんを含めて地域で生活していらっしゃるみなさん」も外せません。地域みんなとは、この地域にいる大人みんなということです。
この考え方は、第3期千葉県教育振興基本計画(令和2年から6年)で実施する基本目標3「ちばの教育の力で、家庭と地域の絆を深め、全ての人が活躍できる環境を整える」のもと、施策8の(2)家庭・地域と学校との協働により地域全体で子供を育てる体制の構築 とつながっています。
↓次世代へ光り輝く「教育立県ちばプラン」
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/seisaku/keikaku/plan3/index.html
委員のみなさん、教育委員会のみなさん、ご多用の中、本校のためにお集まりいただきありがとうございました。
令和3年9月22日第2回学校運営協議会
今日は、第2回の学校運営協議会を開きました。
コミュニティスクールの考え方は、ホームページの左側下方「土南部小学校学校運営協議会」にも載せてあります。「地域の力を学校に」が大きなテーマです。(ちなみに地域の大人の中には、教職員も保護者のみなさんも含まれます。)みんなで地域に生きる子どもたちに関わり、育てていこうというものです。
今日は、学校での困り感をお伝えし、地域の力をどんな場面で学校に生かせるのか、生かせないのかについて話し合いをしました。
今、学校では、できることよりできないことの方が多い状況です。
この中で、まずできることから取り組んでいこうという話になりました。
10月の学校だよりで、保護者のみなさんを含めた地域のみなさんに1つお願いしたいことを載せますので、ご覧になって、可能な限りお力を頂戴できればと思います。
今回も、地域で生きる子どもたちへの、委員のみなさんの思いを感じた会となりました。ご多用の中、お集まりいただき、ありがとうございました。
さて、昨日は、中秋の名月で、満月と同時タイミングは8年ぶりだったそうです。朝の時点では夜は曇りとの予報もありましたが、見事に見られることができました。眺めた方も多かったのではないでしょうか。とても素敵な月でした。
「意識して自分にインプットするもののコントロールをすることが大切」と、養老孟司氏がテレビで話しているのを夏に聞きました。今、インプットするものが例えばコロナウイルスのことばかりにならないように、というお話でした。
空を眺めて「いい月だなあ」とつぶやいてみる。そんなインプットを積み重ねていくことも大切なのだろうと思います。
明日は秋分の日で、学校はお休みです。良い祝日になりますように。
令和3年7月9日第1回学校運営協議会
土南部小学校は令和2年度にコミュニティスクールとなりました。
今日は令和3年度の第1回学校運営協議会を開催しました。柏市教育委員会学校教育課からも来校していただきました。
コロナの状況で、協議会に限らず、地域の方々をお招きする機会が激減しているので、とても貴重な会になりました。
最初にこの1年間の学校経営についてお話しさせていただきました。内容は、4月1日に職員に話したこと「子どもを大切にすることで信頼される学校に」と、4月5日に子どもたちに話した「みんなでつくる楽しい学校」です。(「校長室より」4/5,4/7や学校だより4月号に関連記事あり)
1学期も終わりに近づいてきたタイミングですが、委員のみなさんにご承認をいただきました。
そのあとに、土南部小学校コミュニティスクールについての考え方を発表させていただきました。
「地域の力を学校に生かし」そして途中省きますが「義務教育後は、地域の子どもとして自信を持って次のステップに」と締めくくりました。(ちなみに地域を構成する人々の中には、保護者のみなさんも入ります。)
委員のみなさんは、学校からの説明や提案についていろいろな意見を出してくださいました。
まずは、第2回の会議までに、全職員で、学校としてお力を頂戴したいことを洗い出してみることからスタートとなります。
コロナの状況でなければ、学校に足を運んでいただき、地域に生きる子どもたちの学校での様子をじっくり見ていただきたいところですが、今の状況ではなかなか難しいのが実情で、大変もどかしく思います。
委員のみなさんの温かい思いに触れることができ、土南部小学校は幸せな学校だなと感じました。みなさん、引き続きよろしくお願いいたします。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長