校長室より

校長室より②(16)初冬の読書

 下校時間も16:30となり,あっという間に外は暗くなります。安全に気を付けて,まっすぐ帰宅しましょう。また,コロナの第8波という心配なニュースがあり,学校公開をしながら,ちょっぴり心配な気持ちが広がっています。生徒の皆さん 感染症対策は引き続き行っていますか。手洗い,換気,そして健康な体の維持のための良質な睡眠をお願いします。また,学校では,バランスの良い豊富な栄養素の配慮のある給食が提供されていますが,残さず食べてくれると栄養士さんも調理員さんも大喜びです。さて,9月から産休に入っていた栄養士の坂巻先生が無事に元気な女の子を出産しました。母子ともに元気だそうです。おめでとうございます。新たな命がすくすく育つことを心から願っています。

 

 さて,先週はひまわり学級で過ごす中で,生徒が選んだ絵本を一緒に読む機会を得ました。スペンサー・ジョンソンの「プレゼント」,イヴォンヌ・ヤハテンベルフの【とくべつな一日】そして,宮西達也の「おまえ うまそうだな」の三冊です。

 絵本の結末の奥深さに驚かされます。絵をよ~く見ると細かな描写から,ラストの余韻へといろいろと考えさせられました。良い時間をひまわり学級の生徒と過ごすことができました。

 本校は学校図書館指導員の青木先生が火曜日・水曜日・金曜日に勤務されています。学校図書館を利用してください。

 

 今年の私の目標「本を読み,皆さんに紹介」を行います。

 一冊目は,坂木 司さんの「シンデレラ・ティース」。題名通り,歯医者さんを舞台に繰り広げられるお話です。昨年度,生徒の皆さんに紹介した「和菓子のアン」の作者と同じ方です。歯医者さんがちょっぴり苦手な主人公が,患者さんと対応する中で成長する姿は「和菓子のアン」に通じます。

 

 二冊目は,杉田 敏さんの「英語の新常識」です。NHKビジネス英語の講師を長年務められた方です。英語は一律変わらないわけではなく,時代とともに変わる言語であることを実感する本です。生の英語の面白さがわかる本です。

 

 そして,三冊目は,足達 光夫さんの「つぶやきエッセイ 真白な秋Ⅱ」です。足達さんは本校の元PTA会長さんです。職場訪問でお世話になった足達商会のお話,土小・土中の校歌の話など,「へえ~」と感心したり,考えさせられたりしました。

 今回は私が読んだ本を紹介しました。生徒の皆さんは,月曜日・金曜日の朝読書で何の本を読んでいますか。本の紹介に校長室に来てくれたら,うれしいなあ。