校長雑感ブログ

5月23日(金)2学年美術

〇2年の生徒たちは「ゼンタングル」を使った作品制作に取り組んでいます。「ゼンタングル」とは、白い正方形などの用紙(タイル)に黒いペンや鉛筆で点、直線、曲線の組み合わせからなる「タングル(tangle)」と呼ばれるパターンを描いていきます。「点、直線、曲線を描くだけ」という点から、専門的な技術や絵画経験がなくても楽しめるアートです。評価されています。

〇中学校学習指導要領には、美術科の目指す方向性として、「創造性をはぐくむ造形体験の充実を図りながら、形や色などによるコミュニケーションを通して、生活や社会と豊かにかかわる態度をはぐくみ,生活を美しく豊かにする造形や美術の働きを実感させるような指導を重視する」と書かれています。

〇50分間、生徒たちは自分の作品と正面から向き合っていました。その真剣な表情は、ちょっとした芸術家のようでした。作品完成が楽しみです。

須藤昌英