校長雑感ブログ

能体験【冬青庵能舞台】

○烏丸丸太町近くの能舞台に集合しました。ここで能の体験学習を行います。まず能舞台に掛かれている松、竹、梅の由来や舞台の下にある瓶などの装置について説明がありました。能の主人公は幽霊のことが多く、能の筋書きはあの世から幽霊がやってきて騒動を起こすパターンが主流です。また能面の男女別の特徴の詳細とその背景は奥深いものがあります。最後に今日の能の衣装は、350万円で、最低でも二人の人がサポートしないと着られないそうです。楽器と唄いもくわわり、要するに能は室町時代のミュージカルだとの結論でした。質問コーナーでは、「衣装や刀の重さは?」「舞って回転する意味は?」「声の出し方は?」「一回の公演の台詞はどのくらい?」など、昨日と同じく生徒たちの積極的な姿勢がありました。