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9月8日(月)第39回柏市小中学校科学作品展
〇6日と7日の両日、さわやかちば県民プラザの回廊ギャラリーで行われた科学作品展では、各校から夏休みの自由研究の代表として出品された作品や論文が展示されました。本校からは3つの科学論文作品を出品しました。
2年 藤崎珊瑚さん「透明骨格標本」
【解説コメント】水族館で透明骨格標本を見たことがあり、どのような骨があるのか、骨の構造について興味をもち、標本の作成を行った。透明化にあたって用いた試薬は、グリセリン、アリザリンレッド、排水パイプ用洗浄剤である。透明化までの時間や染色の工夫を行い、実験に取り組んだ。
1年 下村琉伊さん「フタバガキの羽は生き残るのに最も適切な形なのか?」
【解説コメント】世界の珍しいタネ展で、フタバガキという植物の果実を見た。その果実の特徴は、二枚のガク片が発達して、羽のような構造をしていた。もっといい羽の形かわあるのではないか?と興味をもち、羽の形を再現した模型を作って比較した。羽の数を2、4、6枚に変化させ、羽の枚数と滞空時間の関係をまとめている。
1年 赤石昇太さん「牛乳の保存条件による腐り方の変化」
【解説コメント】牛乳をよく飲むが、たまに牛乳を冷蔵庫にしまい忘れてしまうことがある。そういう場合、どのくらいなら腐らないのかについて調べた。牛乳と低脂肪牛乳を対象とし、条件を「常温、冷蔵庫」、「ラップあり、なし」に決め、すべての条件を組み合わせて比較を行った。
〇どれも科学的思考により、仮説(予想)をもとに、実験観察の結果(事実)と考察(仮説の検証とその判断根拠)をわかりやすくまとめてあります。
〇理科の実験観察だけではなく、いろいろと人を納得させる文章は、すべて上記の要素が含まれています。各教科でもそのような力を身に付けることが目標の一つになっています。
〇身近な事象に疑問をもち、「自分で調べてみたい」という自主的な動機をきっかけに、未来の科学者が育っていくことを楽しみにしています。
〇赤石さんは優秀作品に選ばれ、来月の県の展覧会に出品されます。おめでとうございます!
須藤昌英
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柏市立土中学校
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