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2023年9月の記事一覧
ウォークラリーはラリーらしくなりました
朝ごはんのあと9時半からウォークラリー開始。コマ図という図をみながらのラリー。地図を見ずに、ルート上のポイントをしめしたコマ図を頼りに歩くラリーは、大人でもなかなか手ごわいところがあります。コマ図の見方をマスターすると早く進めるのですが、チームで力を合わせていけるかな? スタートは3分間隔でスタートします。
やっと第1ポイントに到着。スタート直後は弱い雨が降っていました。
畑の中の道では、行ったり来たりするグループが出てきました。過去2年間では迷ったところでは無いポイントです。コマ図の見方を再確認していきます。
相談しながら、コマ図と勝負していきます。途中のポイントでは先生方からの出題があります。高得点でクリアーできればよいのですが、けっこうな難題です。
・校歌、燃えろよ燃えろなどの歌をみんなで、間違えず止まらず歌うと高得点。 ・5円玉と10円玉が全部で10枚、80円にするにはそれぞれ何枚?をすぐ答えると得点 ・赤い果物と言えば、緑の野菜と言えば?と尋ねられ、黙って思い浮かんだものをホワイトボードに銘々書き、合った数が得点。・ティッシュを空中に投げて、割りばしでつかんだ人数が得点。 という難関です。
今年は迷チームが続出で、12時20分過ぎに最終チームがゴール。あきらめずに最後まで協力することが大切ですね。
林間学校2日目の朝
手賀の丘少年自然の家で一晩を過ごした5年生。今朝は全員元気に朝5時半にはごそごそと起きていました。
朝は、部屋の片づけ、荷物の移動、そして掃除です。
7時40分からの朝食。昨日は4時頃にカレーを食べて、そのあとはバナナ一本だけだったので、おなかが空いている様子です。
バイキングなので、全員完食。納豆5こ食べた、ごはん5はい食べた、キャベツ山盛りたべた、魚のフライトごはんだけ食べた、それぞれ今日のウォークラリーに備えて腹ごしらえをしたようです。
さあ、雨雲に近づかせないようにしていきます。
キャンドルファイヤーになりましたが盛り上がりました
キャンプファイヤーは風が強すぎるために断念して、体育館でのキャンドルファイヤーにうつしました。
キャンドルファイヤーは火の神と火の子の登場からはじまりました。
火の神から「火を使えるようになって人類は大きく発展し、火を囲んで語り合うことで多くの発明や発見をしてきた、土小5年生は、協力・責任・マナーの3つの火を囲んで語り合い、よりよくなっていくと誓っているらしい、だから君たちにその3つの火を授けよう。」
体育館を真っ暗にして、ろうそくの火だけでダンスをするのも盛り上がります。ジンギスカンの踊りは、腕につけたシグナルランプが大きく動いてダンスの勢いが伝わってきます。
最後は、今日の日はさようなら・・・の大合唱でキャンドルファイヤーは終わり、ろうそくの火だけの体育館をあとにしていきました。
一日の終わりはリーダー会議です。8時20分から開かれました。
一日の反省で、「待っている間に遊んでしまう。」「食器を洗っている時はいいけど、終わると遊んでしまう責任がない」「やっているけど、やり終わった後に遊んでしまう。」と、責任、協力、マナーにつながるところで、がんばっているけど、できていないことも多いとの発表。
明日の朝の行動は、7時に集まるには、何分までにどうなっていればいいの?と具体的な時間を使って、リーダーとしてのイメージをつくる話し合いがされています。10分時間が空きそうだけどどうする?という質問に「二日目の行程表を読み込む」という意見、「おー」という声、確かに時間が頭に入っていないところを防ぐことができますね。
明日の朝の行動が楽しみです。
午後はカレーづくりを協力しあいました
各コース別の体験を終えて、手賀の丘少年自然の家に集まりました。午前中の体験の振り返りをして、開校式。振り返りの中では、SDG'Sとの関係でいろいろと振り返ることができているようです。昨年度のSMD'Sの総合学習が活きているのかな? さあ、ここからは全員でマナーを守り、責任ある、協力的な行動をしていきます。
とても元気です。
午後は飯盒炊飯です。でも、作るのはカレーのみで、ごはんは炊いたものを提供してもらいます。午後から、だんだん風が強くなり、火を扱うことも難しくなってきましたが、安全策をとりながら炊事を始めました。
カレーづくりとかまどと分かれての作業です。どちらも自分たちで調べての参加です。どうやって火をつけるか、どのようにするとつきやすいか、よく調べてきたグループと、ちょっとネットをのぞいただけのグループでは、やはり火の付き方が違う。もう一度薪を組みなおして火をつけるグループも・・・これが、学びです。かまど係が火をつけて、カレーの鍋のふたを取ったりする時に火の熱さを感じ、「やっとわかった、長ズボンで来る理由」と呟いていました。何度言われてもできないものが、実際に体験することで、その意味を実感して理解してできるようになる、まさにこれが探究的な学びに通じるところです。
カレーづくりは、包丁や皮むき器を使って、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎを切っていきます。それぞれの切り方があり、同じ鍋でもいろいろな形のジャガイモがありますね。野菜を鍋に入れ、お肉も入れて、水を入れ…どれくらい入れる?と相談しながら・・・
かまど係がたてた火に鍋をかけていきます。さあ、ぐつぐつと煮えていきます。風向きを考えて、全ての班が風上になるようにかまどを設定しましたが・・・時々逆風が吹くと、目に涙… かまど係とカレー係のコラボレーションでおいしいカレーづくりが進みます
苦労して出来上がったカレーはおいしい?おいしい!ですね。
用意されたごはんも全ておかわりでたいらげて、作ったカレーもほとんどの班が全て食べましたね。私もついで回りましたが、おかわり!と元気にお皿を出してくれます。おいしいカレーだったのですね。
後片付けもみんなで行います。鍋についた炭をとるのが一苦労、クレンザーをつけてごしごしと磨きます。みんなで力を合わせて片付けました。
5年林間学校始まりました。手賀スクールヤードの自然体験4コース
5年生林間学校が始まりました。全員が参加できなかった残念さはありますが、協力・責任・マナーのスローガンで2日間、力を合わせてやり抜く時間にしていきましょう。
手賀沼スクールヤードの自然体験です。4つのコースに分かれて体験を行っています。
まずは、竹林体験コース。このコースは手賀沼北湖岸にある根戸城址を使っての体験。円形の古墳である円墳を囲んでいる竹林に入って体験します。竹林整備の体験と竹細工の体験とふたつに分かれてそれぞれ体験します。10人もの方々が体験を支援してくださいます。中にはクラブの時間に竹細工クラブをしてくださっている方もいらっしゃいました。
竹林は整備しなければ維持ができません。竹林の整備を体験します。竹を倒して、機械でチップにしていきます。みんなで力を合わせて運んで機械に入れます。チップになったものを地面に敷いていくと、カブトムシなどのすみかになるそうです。なかなかの重労働、力を合わせていきます。
竹細工では、デザインされたところを太さの違うドリルで穴をあけていきます。何種類もの穴で、光がとおるときれいなデザインが仕上がっていきます。力を入れてドリルを差し込まないとなりません。竹は、色々な使い方ができる自然を生かしたとてもよい素材なのですね。手賀沼を見下ろす竹林で竹を使った豊かな体験が進んでいます。
素敵なあかりができました。
千年村と言われ人々が千年以上も住んでいる場所。土小の増尾地区も千年村ですが、手賀の鷲野谷も千年村です。その村の名主として古くから住んでいる染谷さんの住宅で、歴史自然体験をしています。
染谷家住宅は167年前江戸時代の後期に建てられた建物。実際に住んでいるのは鎌倉時代後期から住まれています。ここも二つに分かれて、土壁づくりと歴史住宅探索です。土壁づくりでは、左官という仕事についての説明を受けたあと、土壁づくりを体験します。土壁は粘土の土にわらを混ぜ、竹で組んだ壁に土を塗っていきます。
竹も一本の竹を6つにきれいに切り分けます。これも道具を使ってスパッと分けていきます。木の柱と竹で組んだ壁に土を塗りつけて壁にしたのですね。土にはわらを混ぜますが、どうしてでしょう。わらが土の中で発酵して粘り気を出して土を丈夫にさせるのです。身の回りのものを使って家を作っていく、ものすごい知恵と技術ですね。昔の人の自然を使う知恵を学びますね。
そうやってできた家の中を案内していただきます。
畳のふちは踏みません。入口の敷居も踏みません、またぎます。日本の家でクラス基本的なマナーが今では家で引き継がれなくなっています。こういう時に日本のマナーを学びながら昔の家のすごさを見学していきます。
つりコースでは、今年は全員釣り上げることができて、自分で内蔵を出してさばくこともできたようです。
命をいただいて命を保つために食べる。そんな当たり前なことですが、実際に体験すると命の大切さも身に染みてきますね。キャンプ場に移って炭に火をつけて、魚に塩を振って、いよいよ焼き始めます。炭で焼くと魚の味も一品です。
火をおこして炭を安定させて、くし刺しにしたにじますに塩を振ります。全体が薄く白くなるくらいがちょうどよい塩加減、さあ、火が安定してきたら炭火ににじますをのせます。片面6分、じっくりと焼いて、ひっくり返して5分ほど焼きます。途中でいじりたくなってもいじらない。じっくりやくとおいしいにじますの塩焼きの出来上がり。
お弁当と一緒にいただきます。お弁当のエビフライやから揚げも一緒に炭火で焼くとおいしさが一段とアップします。焼きたてのにじますは格別な味のようです。この体験コースはSDG‘Sの6,11、12、14番の活動でした。
手賀沼プラスチックゴミを考えるチームは、手賀沼についてごみ拾いをします。約一時間、手賀沼の湖畔を中心にごみ拾いをしました。たくさんのごみが捨てられていることに気づきます。ちょっとした気のゆるみで飛んでいったビニールが、こうやってかたまってごみになっている。一人一人が気を付けていくことがとても大切です。空き缶、マクドナルドの紙袋、水にぬれたマット、タイヤなど、数知れないごみを拾いました。40分くらいでしたが、大きなごみ袋に10袋以上集め回収しました。
お部屋に入ってからは、プラスチック廃材を使ったアクリルワークショップを体験しました。廃材なので、いろいろな形をしています。いろいろな形から想像しながら、材料をとって、組み合わせてアクセサリーを作っていきます。刀に見えたり、頭に見えたり、動物に見えたり、プラスチック廃材も想像次第でアクセサリーになっていくのですね。
このコースのSDG‘Sのゴールは11番から14番そして17番、体験を通して学びました。
午後は野外炊飯です。
04-7172-4805
fax : 04-7176-4409
柏市立土小学校
(かしわしりつ つち しょうがっこう)
*創立126年*
▼学級数(令和6年度)
1年生…3学級 2年生…2学級
3年生…3学級 4年生…2学級
5年生…2学級 6年生…2学級
つくし…4学級 計18学級
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