土っ子の様子(令和3年度)

土っ子の日記2021

2年生 命を守る水泳指導

 今日は2年生の水難防止を目標としたプール指導がありました。
 教えてくださるのは、柏洋スイマーズのインストラクターの皆様。今日は1クラスずつ行い、5名もの方が来てくださって指導をいただきました。
  
 柏洋スイマーズも42年前に、当時は水難から子供たちを守ることをねらいとして柏の地に太平洋を、という気持ちで開設されたとのこと。
今回の本校の取組は、柏洋の原点に戻ることなので、初めての試みに一生懸命がんばりました、と子供たちの水慣れから、ペットボトルで浮くところまで、楽しく教えてくださりました。
  
 今日は天気がよく水泳日和でしたが、長い時間水に入っていることにも経験させたいとのことで、ずっと水の中で様々な活動を行いました。
 水とうまくつきあって、水を楽しみ、水で命を落とさない力を持ってほしいです。
 

オンライン国際交流会

 今日は柏市教育委員会に所属しているALTの先生方と、オンラインで英語交流、国際交流のイベントがありました。
 クラスごとに、柏市教育委員会とオンライン会議システムで接続して、4人くらいのALTの先生と交流をします。
 2年生は、ALTの先生方の好きなくだものを聞いて、それを聞き取り、ビンゴを埋めていくゲームのようです。
 子供たちから Do you like orange?  Yes ,I do. というように返ってきます。Noの時はがっかり・・・
 自分たちでビンゴのマスの中に予想した果物の名前を入れているので、答えを聞くたびに大盛り上がりです。
  

 
3年生と4年生は、子どもたちからスポーツでは何が好き?動物は?果物は?と2年生よりは高度になります。
 What  sports do you like?    I like  baseball.
というように、sportsのところを、animal  や fruits  に変えて質問をしていきます。
  
  
  
  
5年生は、ALTの好みを聞き出すというコミュニケーションを英語で行います。
好きな、スポーツやくだもの、飲み物など数種類を聞き出し、どんな勉強が好きかなども聞いた上で、ALTに合うTシャツのデザインをつくり、それをカメラで見せていました。少し高度なコミュニケーションです。
  
6年生は、ALTの出身国16か国について、What  can you eat/see  in  America?
ALTの出身国の様子を聞き出していきます。
国ごとにどのような様子かをワークシートに書き込んでいき、16か国の様子全体がわかってきます。
  
習った英語を使う場面があることがとても大切です。
オンラインを使って交流できる学校や人、海外との交流の耳より情報がありましたら、学校までお知らせください。
言葉は通じた感動で覚えていくものですね。

高学年 水難防止教室

 今日は時々小雨が降る中でしたが、高学年の水難防止教室を行いました。
 インストラクターは日本ライフセービング協会の先生です。
 高学年はズボンもはいているので、動きにくさや泳ぎにくさは感じているようです。
 でも、身体を浮かせて、息をしながら救助を待つという姿勢のとり方はわかってきました。
  

  
 ペットボトルでの浮きを体感して、いざ、万一という時には冷静になって浮かべるものにつかまり、呼吸を確保しましょう。
  
  
絶対に行ってはいけないこととして・・・
「おぼれた友達がいたときに、水に入ってたすけることは、絶対に行ってはいけません」「二つの命がなくなることにつながります」という注意がありました。
大人の人を呼んで、大人の人に救助をお願いしましょう。

手洗いは むずかしかった

 3年生は、水難防止教室が短くなった関係もあり、手洗いの教室を養護教諭の先生によって行いました。
 汚れに見立てたクリームを手に塗ってから、石鹸で手を洗います。
  

  
 汚れが落ちたかな?
 ブラックライトを当ててみると、汚れが浮き上がって見えます。
 思ったようには落ちていません。
  
 また、しっかりと手洗いをして汚れを全て落としました。
 
 コロナウィルス感染拡大が再び広がりつつあります。
 1年前と比べると、手洗いやうがいへのていねいな意識がゆるんできているかもしれません。
 手洗いを今日の勉強をもとにして、しっかりと行っていきましょう。

中学年 水難防止教室

 曇りの中、4年生の水難防止教室を実施しました。
 今日の講師は、日本ライフセービング協会の方です。
 今はオリンピック出場選手たちがトレーニングをしているナショナルトレーニングセンターに毎日詰めていらっしゃりそこから、土小の子供たちのために来て下さりました。オリンピックのカヌーや水泳マラソンなどのライフセービングをコーディネートをする方ですので、救命救急のプロ中のプロの方です。
  
水にどうやったら浮けるのか、Tシャツを着るとどうなるか? ペットボトルでどのように身体を浮かせるか 
 靴を履いていたり、ランドセルを持っていればランドセルも浮きます。
 
Tシャツの中に空気を入れても、浮かぶ力が確保できるのを感じましたね。

3年生は気温が下がり、雨も心配されたため、デモンストレーションを見て学ぶこととなりました。
 
 
おぼれた人を見つけたら、大きな声で大人を呼ぶ。
そして、ペットボトルを投げたり、自分の身体を固定して棒をさしのべたりする。
来年は水の中で勉強できるように、天気にいのりましょう。
子供たちは、動画で事前に学習していたので、頭の中ではどうするかが分かっていたようです。
実際の場面ではなかなかそのようにはいきません。
今日来てくださった方は、大学でも学生に教えていらっしゃるそうですが、体験しながら理解して、実際の場面を想定して訓練していくことが大切なようです。
コロナ禍が解消したのちには、保護者の皆様にも参観してもらいたい内容でした。

テーマ読書 知ってますか?

 今日の図書館では1年生がブックトークを聞いています。
 ブックトークは、本の紹介をすることです。ブックトークをしているのは、図書館指導員の先生です。
 今日のテーマは「外国のむかしばなし」のようです。
 「はだかのおうさま」「きんのがちょう」「おおきなかぶ」「ジャックのまめの木」など8冊の本のようです。
    
1年生は「日本のむかしばなし」というテーマでも読書をしたようです。
 このように、ある種類の本を読み比べながら読むことをテーマ読書といいます。
 高学年になると、同じ作家の本を読んだりすることもあります。
 夏休みに向けて4冊の貸出ができるようになります。
 テーマを持って本を探して、借りて読むことを試してみると、楽しい本との出会いがありますよ。
 どんな本を探したらよいか、どんなテーマで読んだらいいか、図書館指導員の先生に聞いて、いい読書をして欲しいと思います。

ものづくり魅力体験 2

 ものづくり魅力体験の和菓子づくりは、我孫子市湖北台の和菓子屋さんの福一さんから、親子で教えてにきていただきました。
 今日は、練り切りの和菓子を6個つくり、菓子折りにして持って帰ります。
  
 和菓子は、季節や場面に合わせて、創造的に作っていく、日本の食文化です。
  
 今日は、うさぎ ばら 葉っぱの上の蛍 この3種類の和菓子を作ります。
 桜の葉の塩漬けで、緑の餡に葉の形を写したり うさぎの耳やバラの花びらをていねいに作っていきます。
  
 「形が悪くてもいい、だけど、100個作って100個同じ形のものを作れなければ職人とは言えないんだよ。だいたい10年は必要だよ。」
 親子2代で営んできている和菓子屋を継ごうとしている3代目の見習いだという息子さんからは、和菓子屋さんを継ごうと思った貴重な心のお話をいただくことができ、子どもたちの仕事への気持ちに響いたことと思います。
  
  

ものづくり魅力体験 1

 6年生は、千葉県職業能力開発センターが実施する「ものづくり体験講座」を受講しました。テクニカルイラストレーションと和菓子作りの二つの講座を選択制で受講しました。
 まず、テクニカルイラストレーションの講座の様子をみてみましょう。
 テクニカルイラストレーションとは、立体的に図面を書くことです。講師の先生は、東芝や日立といった企業で開発のお仕事をされ、千葉県の高等技術専門学校で先生として長らくお勤めになり、退職後も小学生や中学生たちに技術体験を伝授してくださっている方です。
  
 だ円テンプレートとシャープペンシルを使って、円を立体的に見せる方法や、立方体や直方体を描く、箱詰め法などを習い、実際に牛乳パックや缶コーヒーの容器をイラストしていきます。
  
 みんな、真剣にシャープペンシルのペン先に集中しています。
  
 なかなか、プロっぽくイラストが出来上がってきました。
 こういう技術は、どんな仕事についても使える技術ですし、製品を開発したり、説明書を書いたりするときには、もっと詳しい技術を学んでいくことが大切です。
 ものづくりの技術をこうやって身につけていくためには、「自分が好きなことをしっかりともって、それをとことんやり続けていくことが大切。今の私は、君たちに教えながら、君たちから元気をもらって、もっとがんばろうと思うよ。こうやってイラストを描いていくことが大好きだからね」というお話を最後にいただきました。
 こういう技術を知っていると、キャドという図面作成ソフトで3Dの画像も書くことができるのを見せていただきました。
 
 

低学年交通安全教室

 1年生と2年生全員に、柏市交通施設課の方による交通安全教室を行いました。
 柏市内では、昨年度9353件の交通事故が発生したそうです。毎日、26件の事故が発生している計算になります。
 交通事故に遭わないためには、自分で自分の安全を守ることが大切です。
 説明や動画を見ながら、危険なところを学びました。
  
 その後は、普通に走っている車が止まるためには、焼く23mの距離が必要です。車の前に飛び出さないで、見通しの悪い道路を横断する練習をしました。
  
 今日、学んだことを忘れずに、道路を安全に歩きましょう。

5年生 漢文の授業

 漢文というと中学校で習ったという大人が多いですが、今では、言葉に親しむために小学校で漢文の最初の部分を学習します。
 5年生の教室では、「春暁」「静夜思」「論語」や「大学」の一節に初めて出会っていました。
 「心 ここにあらざれば 視れども見えず 聴けども聞けず 食らえどもその味を知らず」 と、千年以上も前のことですが、今に通じるものですね。
 校長先生から「論語」の本を貸してもらい、気に入った言葉を探してみることになりました。