土っ子の様子(令和3年度)

土っ子の日記2021

林間学校フィナーレ キャンプファイヤー

日中吹いていた強風も、だんだんおさまり、午後5時半、夜のとばりが落ち始めたグランドに子供たちが静かに入ってきました。

火の神からは、火がもたらした人間への4つの恩恵、明るさ、温かさ、人と人のつながり、そして自らを燃やして人のために尽くす姿勢、の話があり、土小の5年生はその火から4つの火をもらいました。

「友情」「知恵」「勇気」「夢」4つの火を一つに集め、「絆の火」として大きく燃え上がらせて、空には満月がのぼり、火と月の明かりの中、林間学校最後のキャンプファイヤーがスタートしました。

  

増田先生のリードで、楽しいゲームで大きく大きく盛り上がり、ものすごい元気!元気!元気

  

ダンスも大盛り上がり、マイムマイムとジンギスカン ジンギスカンはアンコールで何度もダンス

  

キャンプファイヤーを盛り上げてくれたキャンプファイヤー係のみなさん、がんばりました。

予定どおりに学校に戻ります。

今は、最後の反省会を行っています。

「計画的に行えて、とても楽しくできた」

「釣りをした時に、教え合ったりして、グループ活動が楽しかった、みんなと協力したり、やり方を教え合ったりしたことがとても楽しかった」

「野外炊飯では、終わった後に他の係を手伝ったり手伝ってもらったりして、とても楽しかった。時間も結構守れた、自分勝手な行動をしなかったことがあったから、とても楽しかった。」

「自分勝手にせず、自分から行動することと、自分の役割を責任をもって行うことが大切だとわかりました。どんな時も協力が大切だということがわかりました。」

この林間学校は、コース別で子供たちが選んだ活動をサポートしていただいた、カヌークラブ、農菜土(ノーサイド)、奥手賀ツーリズム、柏観光ボランティア、手賀の丘少年自然の家、柏市農政課、東葛飾教育事務所、などの多くの皆様に協力をいただき、学校の教員だけでは味わわすことができない貴重な体験を通して、土小学校が目指す子どもの姿、学びを活かし、友だちと力を合わせ、最後までやり抜く、といった力を伸ばすことができました。これからもどうぞよrそいくお願いいたします。

また、コロナ禍の中、日程の変更等や様々な対応にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様の支えがあったこその、子供たちの振り返りの言葉につながりました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

これから、学校への帰路につきます。

林間学校2日目 野外炊飯 カレーづくり

午後は野外炊飯カレー作りです。

カレー作りから、キャンプファイヤーは、キャンプインストラクターで千葉県教育庁の社会教育主事の増田先生が一緒に指導してくださいます。キャンプファイヤーの練習をオンラインでしてくださり、その時も色々なことを教わりましたね。

 

さあ、カレー作り。本当だったら、学校で練習を兼ねた調理実習を行いますが、できなかったので、家で練習をしたカレー作り、チームワークよくできるかどうか、それは時間が証明してくれます。本番に強い5年生、さあがんばれ!

かまどの係はかまどに火起こし、カレーの係はたまねぎ、じゃがいも、にんじんを皮をむいて刻んでと創っていきます。

  

  

ライス係は、お米をといではんごうでごはんを焚く準備。

火は風が強いために、勢いよく燃え上がっています。風下になるかまどの係は目を赤くして格闘しています。

それぞれの係が自分の仕事をしっかりとやりながら、カレールーは?と声をかけて、係と係の連携もできているようです。

  

火を扱うかまど係は、火に近寄ると「熱い熱い・・」でも、火をしっかりと維持しないとカレーやご飯ができません。

みんなで力を出し合って作ったカレー・・・

  

チームワークの結果・・・30分早くできました! 協力のおかげですね。

  

  

味も・・なかなかの味。「給食で食べているカレーよりもこれが一番美味しい!」という声も、これからカレーの給食は5年生に作ってもらおうかな?全てのグループのカレーが一同にそろって・・

さあ、片付けがじょうずにできるかどうか・・

片付けにも挑戦です。

片付けの音が聞こえてきますが、協力しあっている気持ちの良い声が聞こえてきます。林間学校の目標を意識して、一人一人が活躍している、そんな音が片付けの音になっています。

林間学校2日目 コース別体験 千年村ミステリーツアー

千年村ミステリーツアー

手賀には1000年もの長い期間、人々が住み続けている、日本でも数少ない千年村です。

その歴史的、自然的魅力を感じるツアーです。ボランティアの柏観光の皆さんに案内をしてもらいました。校長先生の教え子のお母さんがメンバーでいらっしゃいました。

 

まずはブドウ園、今話題のワイン造りを手賀で始めようと工夫しているそうです。隣の畑でも30種類もの作物が育てられている様子を見学・・・

医王寺では和尚さんのお話を聞きました。

「怒りをひとにぶつけると地獄に落とされる」「千年も村が続くためには、どうしたらよいか、欲望のまま生きるのではなく、みんなで分け合って生きていくこと、そういうことが持続可能につながるんだよ」というお話を聞きながら、木魚を叩いてお念仏の体験をしました。

  

貝塚、湧き水、そして星神社の胴回り5m80cmのおおきなスダジの木、どんぐりの実とは違ってそのまま食べられる実だと知って驚きました。千年村が長く続いた秘密が少しわかってきました。

 

林間学校2日目 コース別体験 フィッシング体験

フィッシング体験コース

最初に釣りあげたのは〇〇さん。魚が食いついてくるのですが、釣りあげようとすると逃げてしまう。

  

そんな繰り返しでしたが、最後の最後の一人まで、全員が釣り上げることができました。みんな根性で魚の気持ちを察することができ、全員、自分の魚を自分で確保できました。釣り上げたさかなの内臓は自分でさばいて出します。

  

釣りあげたら火おこしです。網焼きにして食べるために火をおこします。チャッカマンと着火剤を使いますが、なかなか火がつきません。火が付いて火が落ち着いたら網をのせて焼いて食べます。お昼のお弁当と一緒です。自分の力で魚をつかまえて食べるのは、大変なことだけど、楽しいことがわかりましたね。

 

林間学校2日目 コース別体験 カヤック体験

カヤックのコース

今日は秋晴れの最高の天気でしたが、風が強くて朝はカヤックができるか判断に迷いました。風が弱い手賀川の水門までの間でカヤックを行いました。

  

手賀沼カヌークラブの方々の指導で、二人乗りのカヤックをこいで、初めての出航!

水門を抜けることはできませんでしたが、手賀川の水面でカヤックを存分に体験できました。

オールを水面に垂直に入れることが難しかった、曲がることがなかなかできずに難しかったと、また乗りたいですね。

  

林間学校2日目 コース別体験「手賀青空レストラン」

今日は林間学校2日目、コース別の手賀体験。どの体験も手賀地域の方々にお世話になり、素晴らしい体験ができました。

 

まず、手賀青空レストラン

最初に落花生の「おおまさり」を一人一株ずつ収穫しました。みんなでお昼に食べるものも収穫をしました。根と一緒に掘り出すと、おおきな「おおまさり」がたくさんとれました。

  

  

落花生を収穫した後は、さつまいもの収穫です。今日はツルを返してツルを切るところから始まります。本当に農家の人たちが行っている収穫の様子を全て体験をします。

ツルを切り、片付けてから、芋ほりが始まります。

  

  

みんなでおいもを掘り出して、なんと100kの芋を掘りました。お話を伺うと、商品として出荷できるものは40kだということですが、みんなの働きはお金にすると〇万〇千円になりました。

貴重な農業のお話を聞きながらお昼を一緒に食べ、お芋は2週間前に収穫した甘くなっているお芋と、今日、自分の手で収穫した落花生をいただきました。収穫した直後の落花生がこんなに美味しいとは、たくさん落花生を食べていました。

  

青空レストラン参加した子どもが持ち帰った落花生は今日中に茹でてください。明日になると味が落ちてしまいます。

調理方法は、「たっぷりのお湯に、たっぷりの塩(大さじ10杯程度以上)で沸騰をさせます。沸騰したところに、よく洗った落花生を入れます。45分間沸騰した状態で茹でてください。45分経ったら火を止めます。約20分程度そのままにして、落花生が鍋底に沈んだら取り出して、いただきます。火を止めてから塩気が豆に移ります」ここで食べた落花生は大変美味しく、子供たちもたくさん食べていました。

  

 

林間学校 創作活動

午後の創作活動は、勾玉づくり、焼き板プレートづくり、篆刻(てんこく)づくりに

分かれて創作しています。

集中して、いっしょうけんめいに創る・作る・つくる

途中で作業を止めて、「ふー」っと息をついて、また息を止めて掘り始める子

「すげー集中した」と一言・・・そしてまた、作業・・・

    勾玉づくりの様子

  

  

  

            焼き板プレートづくり

  

  

  

         篆刻(てんこく)の様子

  

  

  

教室でもこれくらい集中すると・・・というようないい顔が・・・

 なかなかの力作が揃いました。

林間学校 昼食もパワフル

いよいよお昼です。

 

 

しっかりと黙食ができています。

お昼の定食とドリンクバー、ドリンクバーが楽しみだったようです。

でもでも、ご飯とみそ汁のおかわりの列にならぶ子供たちがたくさんいます。

 

昨日の学校では大量に余ったようですが、土小の5年生はたくさん食べます。

ご飯は5回か6回炊き出しを追加してもらい、お味噌汁も何度も作ってもらい

最後は、時間制限でおかわりを中断しておしまい。いつまででも食べていそうな

勢いでした。ペロリンピックの締めくくりに相応しいお昼の姿でした。

 

各班の食事係が、最後はきれいに掃除をして、役割をしっかりと果たしています。

林間学校 ウォークラリー表彰式

結果をまとめている最中にみんなから聞こえてきた感想は・・・

 道に迷った時に、他のチームに会えよかった・・

 みんなで協力できた・・

と目標どおりの感想がたくさん聞こえてきます。

さあ、各賞の表彰が始まりました。

時間が速い、ポイントごとの点数を着実に取り、最後まで力を合わせたチームの表彰です。

総合1位 10班  総合2位 6班

 

総合3位 9班   時間タイムピッタリ賞 3班 1時間32分

  

先生方の設定タイムは1時間30分だったので最も近い3班が取得しました。

 沼波賞 ポイントでの課題のうたと手話が上手だった 8班

並木賞 ポイントで、畑に育てられていた野菜の名前を見事に言えた 5班

 

飯島賞 ポイントで、おもしろじゃんけん恥ずかしがらずがんばったで賞 4班

大島賞 大島先生、大島先生と何度も途中で叫んでいた 7班

 

佐野賞 ゴールでのリアクションが一番元気だった 2班

校長賞 あっちへ行き、こっちへ行き、たくさん迷いながら、手賀の自然を満喫したで賞 1班

林間学校 ウォークラリー

いよいよウォークラリーの開始です。

心配された雨も時々パラパラ程度で、傘もカッパも必要なしです。

最初のグループがスタートしてから3分おきに10のグループがスタート

します。

手賀の丘の公園の中、キャンプ場をコマ図(曲がり角などの目印だけの図)

だけをたよりにして、公園出口までたどりつきました。

 

ここから手賀のみなさんが

住んでいる所や、畑が広がる地域に出ていきます。

交通量が多い道は、きちんと一列で歩けていますね。

 

 

 「そっちじゃないよ」「こっちだよ」「ゆっくり考えてみようよ」

ポイントで出される課題にもしっかりと答えながら、グループで力を合わせて

進んでいきます。

 

畑の向こうの道では、逆方向に進むグループも見えます。

曲がり角を行き過ぎて戻っているのでしょうか?

  

 

普段はあまり歩くことがない、舗装されていない、わだちの真ん中に草が生えて

いるような道も歩きます。

どのグループもよーく協力しあっています。

 

 

 

 最初のグループがスタートしてから約2時間。

全てのグループがゴールしました。さあ、どこのチームが優勝でしょうか?