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2020年10月の記事一覧
懇談会への出席、ありがとうございました!
10月も今日と明日の2日となりました。今月はこの時期初の試みである通知票配付もあり、校外学習も実施するなど、慌ただしい、言い方を変えればアクティブな月だったと思います。目の前の1つ1つをこなし、過ぎてみたらもう月末…来週は11月です。
ポカポカ陽気になった昨日、今年度初めての懇談会を実施しました。15時から45分間という限られた時間でしたが、ご参加、ありがとうございました。今年度初に加え、短い時間ということもあり、事前にアンケートをとった上でグループトークを入れながらの実施でしたが、いかがだったでしょうか。コロナ禍でいつもと異なる生活を送る子供たちは家庭や学校でどのようにみえているのでしょうか。そのことに視点を当て、「子供に関わる問題を共有する」を目的としたグループトークでした。懇談の様子を見ながら校舎内を回り、若年層職員の学級には教室の中に入って話の様子を聴きました。「ゲームやスマホをどのように与えたらよいか」「宿題や自主学習の与え方」…休校中、家庭で過ごす子供たちから、保護者の皆様が特に強く感じた点なんだろうと思います。話の中では「こうなってほしいんだけど、思うようにならない」「ルールを決めるんだけど、なかなか守らない」「高学年なんだからわかってほしい」と、子供たちへの共通な願いは結構あるようでした。「正解はない」という、保護者の方からの発言もありました。まさにその通りです。学校と家庭では環境が違うし、担任は親のようにはいかないし、学校には周りの目があるし、…大きな違いがあります。「学校ではよそ行きの顔をしている」という発言もありましたが、家が一番ホッとできることを考えれば当然です。
個々に応じて、タイミングを考えながら継続的に声かけしながら、成長を見守る
きっとこんな姿勢が大事なんだろうと思います。でも、つい言ってしまうことは学校でも家庭でもあります。それを我慢できるか、タイミングを図れるか…とても大事だと思います。伝えたいことはタイミングの良いときにしっかりと伝えないといけません。それで相手に対するこちらの真剣さを伝えることは必要です。昨日の懇談内容については各担任からの報告を待って確認していき、共通な話題については職員間でも共有していきたいと思います。反省点が1つあります。それは保護者の皆様にグループトークの目的を担任から十分に伝えられたかどうかです。そこについても反省し、次回の懇談会にいかしていこうと思います。昨日、欠席された方には各学級で配られた資料をお渡しします。参加された方もそうですが、資料を読んでご不明な点は担任にお尋ねください。それも家庭と学校の大事な連携の1つです。
今朝のことです。8時20分頃だったでしょうか、体育館付近にいたら高学年男児が遅れて登校、ばったり会いました。「元気?」と声かけすると、一瞬間があって「はい!」という元気な返事。遅れたことは問いませんでした。それが担任ではない私の役割だと思っています。学校には担任とそれ以外の職員がいます。その両者で子供を支えていく…そんなことが学校ならではの関わりだと考えます。そうすることで子供たちは自らの改善点に気づき、修正できていくはずです。そう信じていくと思えば、どっしりと子供たちを見守れるように思います。
天気予報では「今日は気温が低い」とのことでしたが、やはり肌寒さを感じる日になりそうです。今日は4年生が手賀の丘少年自然の家に出かけました。子供たちの登校はいつもより早く、やっぱり嬉しそうです。きっと今頃は夢中になって、アスレチックをしているでしょう。学校では学べないことをたっぷり体験してきてほしいですね。
今週の学校では…
27日の火曜日には1年生が生活科の学習を兼ねた校外学習で、北柏ふるさと公園に出かけました。バンダナを首に巻き、リュックサックを背負い、この日の1年生は朝から嬉しそうです。「先生、今日は遠足に行くんだ」「お弁当とおやつを持ってきたよ」と、いつもの挨拶に加え、説明もしてくれました。予報では曇りでしたが、時折陽も差し、活動するには絶好です。この日の目的は「どんぐりや落ち葉を拾い集め、生活科の学習にいかす」ことです。子供たちはたくさん落ちている“秋の自然物”に興奮気味だったとか。様子が浮かびます。美味しいお弁当を食べ、遊び、歩き、そしてお土産を持ち帰り、子供たちは楽しい一日を過ごしました。保護者の皆様、いろいろな準備をありがとうございました。明日の30日は4年生が手賀の丘少年自然の家に出かけて、校外学習を楽しみます。天気も良好で、楽しめるようです。
この日の学校では保護者の皆様や地域の皆様による除草活動も実施、ボランティア活動に手をあげてくださった20名近い方が校庭のフェンス際付近の草を刈ってくださいました。1時間の活動で、気になっていた校庭の草もきれいになり、スッキリとしました。皆様、ありがとうございました。
1か月余り使用できなかった正門ですが、校門坂の工事も終わり、本日より使用できることになりました。「やったあ~。学校が近くなった!」そんな子供たちの顔が浮かびます。両側のブロック塀が新しくなり、坂の路面も改修され、なめらかになりました。子供たちはもちろん、保護者の皆様、そして子供ルーム利用の皆様にもご迷惑をおかけしました。ご協力をありがとうございました。本日15時より、学級懇談会を実施します。45分間という短い時間で、内容は限られていますが、何か一つでも共有できることがあればと思います。いろいろと担任に聞きたいことはあるかと思います。それはいつでも電話をいただいたり、来校して直接話していただいたりできますので遠慮なく、お伝えください。どうぞよろしくお願いします。
初めての懇談会
来週、29日には今年度初めての学級懇談会を実施します。15時から45分間という短い時間の懇談会であり、メール等でお知らせしたように会の内容をある程度、決めさせていただきました。その理由としては次の3点があげられます。
①10月に初めての懇談会
②45分間の懇談会
③今までの懇談会の見直し
年に数回実施している懇談会ですが、その持ち方については各担任も課題を感じていました。「参加者が少ない」という実態に向き合い。「有意義な懇談会に!」をめざすため、本部役員の方を中心にご意見を伺ったところ、「資料説明という形式が多く、役に立つ情報は得られない」などのご指摘をいただきました。
29日はコロナ禍の中での、初めての懇談会です。今回は今までの懇談会で多かった、担任による資料説明をやめ、学校と家庭の「子供に関わる上での問題共有」を図るため、お知らせした内容での懇談会にしていきます。その上で時間を有効に使うために、事前にアンケートへのご協力もお願いしています。どうぞご理解の上、ご協力ください。担任には経験豊富なベテラン職員と経験が浅い若年職員がいますが、子供たちと関わっていく上では双方の良さを共有し、連携していく必要があります。若年職員の一生懸命さが子供たちの心に響く場合も少なくありません。懇談会の進め方にしても、若年者は思うようにならないことが多いのは事実ですが、準備をして一生懸命に臨みますので、どうぞよろしくお願いします。
「協議ではなく、家庭ではわからない集団の中での子供の様子が知りたい」というご意見もあります。細かな場面を取り上げて子供たちの様子を話していくと、担任の一方的な話になり、時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。当日配付する資料の中には児童の様子についての記載がありますので、それをお読みいただき、ご不明な点は電話等で、個別に担任と話していただければ細かな様子をお伝えすることができます。限られた懇談時間を有効に使っていきましょう。当日はぜひ、ご参加ください。
来週は10月も最終週になります。感染症の話題に加え、インフルエンザという言葉もよく目にするようになりました。大事なことは健康観察をしながら体調管理に努めることです。検温&カード提出、マスク着用、うがい&手洗い、そして異常がある場合の休養、…心がけながら、楽しく過ごしたいと思います!
成長を実感、日帰り林間学校
昨日、今日とまさに秋晴れ!気持ちの良い天候が続いています。昨日はこの好天の下、5年生の林間学校を「手賀の丘少年自然の家」で実施しました。昨年までは群馬県の赤城での実施でしたが、感染症の影響で予定したことは実施できず、日帰りの林間学校を検討、手賀の丘での実施となりました。バスで30分あまりで到着する距離です。朝8時40分に出発して、夜8時40分に学校到着したちょうど半日、子供たちは実に様々な体験をしました。そして随分と成長し、とても嬉しく感じました。
何と言っても近いことと好天であったことで予定通りの4つのイベントができました。到着して昼食までに1つ、夕飯までに2つ、そして夕飯後に1つと、移動時間を要する場所ではできないことです。子供たちは練習してきたことや計画してきたことに取り組めたことで満足だったでしょう。
①少年自然の家周辺のウォークラリー
②フィールドアスレチック
③創作活動
④キャンプファイヤー
私も子供たちに混じってウォークラリーの行程を歩きました。コマ地図の読み取りに苦戦しながらも残り10コマまでいきましたが、そこで痛恨のミス。子供たちと悔しい思いをしました。畑や森林が広がるのどかな風景の中、「大丈夫?道に迷っていない?」の声かけや挨拶を交わすなど、4㎞ほどのコースでしたが、地元の方々との交流も楽しみました。
午後の創作活動では2時間、子供たちは七宝焼きや勾玉づくり、篆刻(てんこく)づくりに分かれて、自分の作品作りに夢中になりました。「『これでいい』ということは言いません。限られた時間内で、自分がいいと思うまでやり続けることが大事」と、指導してくださった先生方から言われた子供たち。特に勾玉づくりの子供たちの中には、最後の磨き作業に熱が入り、最後はつるつるに…。できあがった作品を見て、とても嬉しそうにする姿が印象的でした。
弁当形式の夕飯後は、進行役、ダンス、ゲーム、そして火の神と火の子による点火など、マスクをしながらの練習を繰り返してきたキャンプファイヤーです。6時を過ぎる頃には辺りは真っ暗で、夜空に輝く三日月と星が際立ちます。当然のことですが、学校での練習は昼。真っ暗の中では友だちの顔すらわからず、明かりは目の前のファイヤー…これだけでも盛り上がります。点火の儀式や歌、ダンスにゲーム、子供たちは夢中になって楽しみました。計画し、練習してきたことが、想像以上の良い雰囲気の中で実現し、子供たちは大きな満足感を得られたでしょう。
林間学校の、子供たちが決めためあては『仲間との絆を深め、楽しい林間学校にしよう』です。開校式で私は、「絆って、わかりやすい言い方をすれば、『お互いを大事に思う、心のつながり』。今日一日、この自然の家で、同じ時間を、同じ思いで全員が過ごすことができるか、試されている」と伝えました。実は子供たち、バスの中では係が話していても口をはさむ、大きな声は出す。到着しての写真撮影の際にも、時間を気にしない、周りを見ない、なかなか動かない、という様子が随所に見られ、担任教諭から指導される場面もありました。でも考えたら仕方ないかもしれません。4月の学級づくりもなく、運動会での集団行動も未経験、大勢で合わせる経験は実に少ない状況での林間学校。「こうやってほしい」と求めても、なかなかできるものではありません。子供たちのそんな様子から、4月から学校や学級の行事を経験し、積み上げることの大切さを実感しました。
そのような思いでスタートしたこの日でした。夜の7時半を過ぎた頃から始まった閉校式、実行委員の話が始まると、「始まったよ、静かに!」との声かけ。渡部教諭は「キャンプファイヤーからの帰りに『夜の8時過ぎまでこうやって楽しめるのは、施設の人のお陰だよね』と言ってくれた人がいたんだ。先生はとっても嬉しかった」と紹介。井上教諭は「午前中はトイレのスリッパがバラバラだった。でも指摘をしたら、それ以降は自分で気をつけたり、気がついてそろえたりで良くなった。先生は嬉しくなった」と紹介。閉校式の様子は朝の様子とは違った雰囲気になりました。集団生活で子供たちが関わりながら、失敗したり、成功したり、教職員からの指摘で気がついて改善したりして、子供たちの行動は変わっていきました。子供たちの成長ぶりを嬉しく思います。たった1日ではありましたが、貴重な経験の場となりました。
もう一つ。現在工事中のため正門を利用してのバスの出入りはできない上、感染症の影響により、利用するバスの台数が増えました。そのため、乗り降りする場所を富勢運動場の駐車場をお借りすることになりました。その初日が昨日の林間学校。運動場の職員の方がバスをはじめ車の誘導をしていただき、大変助かりました。また遅い時間にもかかわらず、校庭と運動場駐車場に分かれての引き取りに協力していただいた保護者の皆様にも感謝です。大勢の皆様の支えの中、林間学校が実施でき、その上、子供たちの学びと成長があったことはとても嬉しく思います。皆様、ご協力をありがとうございました。
明日から後半へ
明日から今年度の教育活動も後半に入ります。先週の6年生の授業中、ざわついた雰囲気から切り替えられないので「来週からは6年生の後半、中学生に近づくのにこれでは困る」と指摘すると空気が変わり、いつもの授業風景に戻りました。今の学年の充実期であり、次の学年の準備でもある後半に明日から入ります。
でも忘れてはいけないのは感染症のこと。週末のニュースでも「感染者数は増えたり、減ったり。一方で重傷者数は高齢者を中心に増。油断できない状況」という報道がありました。数の推移を示したグラフを見ても、この先、減るようになるとは思えません。まだまだ予防のための新しい生活様式を、当たり前にしていかないといけないと言うことです。
○毎朝の検温とカード提出
○マスクの着用
○手洗いの繰り返し
以上の生活様式は継続し、子供たちの“当たり前”にしていきたいと思います。朝、登校の見守りをしていると、「先生、マスクを忘れてしまいました」と、心配そうに訴えてくる子がいます。「保健室に行ってもらえば大丈夫!」と返答していますが、マスクをしている周りの様子を見て、「あっ、しまった!」となるのでしょう。でもそれは、意識していることの現れで、良いことだと思います。感染症の予防については、混雑しているから、大きな声にならないように、給食後のマスク着用など、子供たち自身の行動がかなり意識化されてきました。いつまで続けなければいけないのかは見通せない状況ですが、励ましながら継続していきたいと思います。
学校内での集団感染予防のためには。各家庭の協力は欠かせません。ご家族の健康状態に異常があった場合や濃厚接触者に特定され場合、PCR等の検査を受けるようになった場合は早めに学校に連絡してください。念のため自宅での休養をお願いする場合もありますが、連絡いただくことで、少しでも万全な対応につながることもあります。
明日からの後半も、保護者の皆様のご協力をいただきながら、予定していた教育活動に取り組み、子供たちの成長につなげていきたいと思います。
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