校長室より

平成31年度 校長室より

4つのアクション!

 今月5日に終了した八朔相撲ですが、これには続きがありました。相撲の報告の際にもお伝えしましたが、この時、富勢西小の6年生は学級閉鎖中で出場できず、富勢西小は6年生不在の個人戦と団体戦でした。普通なら「残念!」で終わるところですが、八朔相撲が地域の子供たちに根付いている証かもしれません。「何とか相撲をとりたい!」という思いで、6年生がアクションをかけました。「先生、富勢小と相撲の対戦はできませんか?」ここから昨日の対戦が実現しました。富勢西小から男女合わせて5名の6年生、富勢小からは14名の6年生(「僕も出たい!」という2名の5年生は残念ながら見学…)が出場、富勢西小1チーム、富勢小2チームの団体戦を体育館のマット上で行いました。両校の保護者の方も観戦し、八朔相撲のプチ実現です。富勢西小の気合いに刺激され、富勢小もスイッチが入り、対戦前から盛り上がりました。始めは富勢西小VS富勢小A。人数を7名に合わせての団体戦です。男子同士、女子同士の対戦もあれば男女の対戦もあります。勝ったり負けたり、白熱した対戦に歓声も大きくなっていきました。対戦後は笑顔だったり、両者が倒れ込んだ対戦では起き上がりながら、互いに肩を叩く気持ちの良い場面も見られたり、さわやかです。私は残念ながらここまで…打ち合わせがあり、職員室に戻ってしまいましたが、対戦終了後、伊藤校長からは「6年生は大満足でした!」とのこと。富勢小の子供たちも当然大満足のはずです。
 「富勢小と対戦したい!」と、八朔相撲に出場できなかった悔しさを何とか形に、という6年生が起こしたアクション、「連絡してみよう!」と、子供たちの思いを知った先生方が起こしたアクション、それを聞き入れて調整した富勢小の職員と「よし!」と集まった14名のアクション、そして子供たちの対戦を見守ってくださった保護者の皆様のアクション。この4つのアクションは本当に素晴らしいと思いました。全ては思い通りにはならず、我慢しなければならないこともあります。でも思いを伝え、何とかできることもあることがわかりました。わずか1時間ほどの時間でしたが、富勢地域ならではの光景でした。

市内音楽発表会に参加

 50回目を迎えた柏市小中学校音楽発表会は4日間に渡り、市内65校が参加して行われます。会場は柏市民文化会館、昨日はその3日目、富勢小吹奏楽部が参加しました。参加児童は71名でこの日の参加校では最も多い学校です。この日までの取組の中、体調を崩し、思うように練習に取り組めなかった子供もいましたが、この日は全員出席、ホッとしました。
 この日の参加校は小学校12校、中学校5校の17校で、富勢小は15番目、そして最後17番目に富勢中というプログラム。午前中は会場での鑑賞です。初参加の4年生は25名、会場の雰囲気に始めは緊張気味でスタートしましたが、「あ~あ、疲れた」という状態になってきました。「聴き方70点」「よし、90点、合格!」そんな話をしながら、午前中の9校の演奏を聴きました。ここ数年、毎年座席で聴いていますが、参加する子供たちの、ステージ上の表情も良く、工夫もあり、楽しい時間を過ごしています。聴き続けていると、金管合奏と吹奏楽の違いや演奏の難しさ、ソロを演奏する子供の技術の高さがよくわかってくる気がしました。この日は同じ曲を小学校と中学校で演奏する場面もあり、音量という点では中学生ですが、小学生も負けていない!そんな感じもしました。和太鼓などの和楽器を使った曲は子供たちの関心も高いようで、「こんな曲を演奏してみたい」そんな感想も聞かれました。合奏だけではありません。手賀東小は全校児童が参加しての合唱で、それぞれの学年の子供たちが役割を果たす様子から、まとまりを感じました。
 富勢小の曲は「アラジン」。4日に行われた励ます会では、“まだ仕上がっていない”状態(淺野教諭)で臨みましたが、あれから2週間、子供たちと担当者の努力によってまとまりのある演奏ができたように思います。「よくなった!でもまだまだなところもある。文化祭に向けてまた、頑張ろう!」と、淺野教諭は子供たちに声をかけていました。圧巻だったのは富勢中の演奏です。ジャズ演奏スタイルの隊形だけで目を引き、リズム、迫力、演奏しながらの動き、表情の良さ、そして先輩ということで、子供たちは見入って、聴き入っていました。1年生の校外学習ではバスレクでの成長について考えさせられましたが、この日は中学生になるとできることが増えること、自信を持って表現することの大切さ、そしてそれを支える自覚を持っての練習、そんなことを考えさせられました。「子供たちが憧れる富勢中の先輩たち」そんな姿をとても嬉しく思いました。各学校の演奏の後は毎年、プロ演奏家によるワンポイントレッスンが行われます。今年は千葉県内出身のオーボエ奏者・大苗さんとホルン奏者・麻埜さんでした。「高い音をきれいに出すには?」「柔らかい音はどうやって出すの?」という小中学生の疑問に、実際に吹きながら「息のスピード感が必要」「太めの息を送る」というアドバイス。実際の音の違いを聞くと、何となく伝わってきました。「良い演奏(音)を聴いて、自分で工夫しながら音を出してみること」「音楽にのめり込んで演奏すること」この2つが特に印象に残りました。始めから上手くいくわけはありません。「富勢中のように演奏したい」とは誰しも思うこと。そのためには練習に夢中になり、繰り返し、繰り返しの練習が必要です。地道な練習を重ねることができるか…子供たちの努力と指導者の熱意の大切さを改めて思いました。
 11月には校内の音楽祭があります。この音楽祭を楽しく、充実するために必要なことは演奏する側と聴く側の一体感です。両方の立場になる子供たちと聴く側の保護者の皆様がシーンとした静けさの雰囲気を作り出すことが更に良い演奏を引き出すことになるんだと、この日の演奏会から感じました。この日は多くの保護者の皆様にお出でいただき、子供たちの演奏を聴いていただきました。毎日の練習へのご支援とあわせて感謝いたします。ありがとうございました!

初めてのバス遠足

 予報では“晴れ”でしたが、朝、空には雲がいっぱい。中にはどんよりとした黒い雲も。雨が降るかも…そんな心配の中、迎えた1年生初めてのバス遠足。目的地は東武動物公園。終わってみればヒンヤリとした空気ではありましたが、時折陽射しも差し込む秋晴れの下、楽しい時間を過ごすことができました。
 7時50分集合、8時バスへ、そして8時10分出発。全員がそろって予定通りに時間は進みました。台風の影響で、我孫子と野田を結ぶ農道が使用できず、最近の学校周辺は朝と夕方は渋滞が目立ちます。昨日の遠足もその影響を受け、学校を出ても中々、国道16号線までたどり着くことができません。国道では朝の渋滞はありましたが、結構スムーズに向かうことができました。バスの中では上級学年のように「レク係を中心に」とはいかない1年生です。バスガイドさんが進行し、挨拶、自己紹介と進み、和やかな雰囲気ができあがっていきました。「ゆうちゃん」「えみちゃん」とは運転手さんとガイドさんの呼び名ですが、帰りまで覚えていた1年生に感心しました。歌を歌ったり、なぞなぞをしたりして、到着が30分ほど遅れはしたものの、無事に到着しました。幼稚園、保育園の子供たちと保護者、1年生、6年生と下学年の子供たちなど、埼玉県の学校が多いようでしたが、結構混雑しています。昼食の時間までまずは4~5名のグループ別行動です。「先生、らくだは何処?」「みんな、いなくなっちゃった…」もう子供たちは必死です。はぐれた子供たちはすぐに再会、お目当ての動物に会えない子供たちは地図を見ながら説明し、向かわせました。「らくだは何処?」というグループは、今、通ってきた所にらくだはしっかりといました。はぐれないよう気をつけることに集中する余り、動物を見逃したのでしょう。これも“初めての遠足”ならではの光景ですね。感心したことは時間を取っても意識していたことです。「今は○時だよ」「あと、○分で集合だよ」と、時計係の子が声かけをしていました。無事に昼食時刻には全員集合。待ちに待った楽しく、美味しいお弁当です。カラフルなお弁当と子供たちのはじける笑顔で、広場は最高の雰囲気でした。昼食後はクラス揃って、ダチョウ、キリン、サイ、ゾウ、そして小動物を見学。ダチョウの卵をさわった子供たちは興奮気味でした。
 帰りのバスに乗り込む前、「あ~疲れた!」という子供たち。「何が1番楽しかった?」と尋ねると「お弁当!」と返す、多くの子供たち。残念ながら今日の1年生にとっては、動物たちは脇役でした。帰りのバスに中ではおやつタイムにDVDタイム。お休みタイムの子供たちは数少なく、一日元気な子供たちでした。係を中心にバスレクを進めることができる6年生に向かって、1年生は今日から歩み出しました。2年生、3年生と進級するにつれてできることが増えていきます。そんなことを感じさせられた「初めてのバス遠足」でした。保護者の皆様、今日の“主役”のお弁当をはじめ、様々な準備をありがとうございました。
 来週は3年生・筑波山、5年生・林間学校、そして月末は4年生・千葉港と続く校外学習。学校以外でしかできない学びのため、準備をしっかりして取り組んでいきます。

台風の被害

 その光景はとてもショックでした。私の自宅は流山市東深井にあり、普段のウォーキングコースとして利根川と江戸川を結ぶ運河の土手があります。各地で台風による河川の崩壊が台風一過後報道されている中、昨日昼、いつものコースを見に行きました。江戸川の水量はもの凄く、土色の流れ、そして中央を草木が勢いよく流れています。運河の土手も普段歩くコースは水没して全く見えず、いつもは水の流れを見下ろしている車道から、今は5m程の所を水が流れています。江戸川にも運河の土手にも消防車が止まり、消防署員や消防団員が心配そうに様子を見ていました。雨は昨日の朝からほぼ一日中、降り続きました。これが2日続いたら、きっと川の水はあふれ出たことでしょう。ありえない、絶対そんなことはない、そんな光景が現実になり、目の前で起こっています。昨日は風雨が強い天候後の好天、明るい陽射しには絶望と悲しみを増長させる気がしました。
 「台風接近、しっかりと準備を!」ということで迎えた3連休。子供たちも家族の一員として台風を身近に感じ、一緒に対応してきたことでしょう。自然の驚異を感じ、不安になった場面もきっとあったはずです。自宅や付近一帯はいかがでしたか?学校の状況は校舎内の雨漏りと校庭に散乱した枝葉がありましたが、今のところ大きな問題はなさそうです。今回は「避難所準備」ということもあり、私たち職員は昨日朝から1日半、分担して学校に待機しました。朝から夕方、夕方から夜、夜から朝、朝から昼と、4つの組に分かれて職員数名と市教委の職員1名で、いざという時に備えて過ごしました。一番荒れた時期は12日の夕方から13日の未明にかけてだったでしょうか。風雨によって職員室の窓が鳴り、風の音が長い時間、続きました。私は夜、学校に向かったのですが、コンビニをはじめ店舗は閉まり、車の通りもほとんどありません。学校へは国道16号線を横断するのですが、信号待ちする車が全くいませんでした。結局、富勢小は避難所として開設することはなく、問い合わせが数件のみ。でも布施近隣センターには10名、富勢中には16名の避難者がいたとのこと。それだけ脅威の台風だったということがわかります。
 今回も台風は日本各地に大きな被害をもたらしました。被害が広範囲であることから、保護者の皆様の中にも親戚や知り合いの方が被災、という場合も多いはずです。本当に心より、お見舞い申し上げます。ラグビーの大一番、スコットランド戦前にも被災者に黙祷を捧げる場面がありましたが、みんなでこの、多くの被災を受け止めなければいけないことを実感します。

避難所の開設へ

 「富勢小も避難所開設の準備をお願いします」と、昨日の午前中に連絡があり、体制と運営の対応の準備をしました。大型で非常に強い台風19号についての報道は連日のように続いています。ガソリンスタンドやホームセンターでの混雑、コンビニにはパンがない、水やカップ麺の購入など、十分な備えをする状況を目の当たりにしました。様々なイベントの中止や交通機関の計画運休、今日からの休日中に予定されていた中学校の部活動や小学校の授業参観等も中止など「今までとは異なる危険がある」そんな実感があります。
 本日8時から明日、13日の昼頃まで、状況によって学校を利用していただけるように職員が待機します。市役所の職員と学校職員が交代制で待機しますので、ご承知おきください。なお各近隣センターも避難所です。食料や飲料水、タオルケット等の必要な物を持参の上、非常時には利用してください。
 今日は朝から雨が降り続き、夕方から明日の未明にかけてが風雨が強いと言われています。保護者の皆様も十分にお気をつけください。

「ロウソクの科学」

 「ノーベル化学賞に吉野 彰 氏!」今朝の新聞の見出しです。今週はノーベル賞の発表が連日あるということはわかってはいましたが、昨夜の受賞報道は嬉しく思いました。時間をおいて各テレビでのインタビューもあり、「粘り強い姿勢と柔軟な発想の、相いれない2つをバランス良く取り組むことが大事。粘り強い姿勢ばかりでは疲れてしまう。壁に当たったとき、『何とかなるわな』という柔らかさも大事にしてきた」という話が印象的でした。
 それともう一つ。「小学生の時、先生から『ロウソクの科学』の本をすすめられたことが科学との出会い」という言葉も印象的でした。図書室の貸出冊数がなかなか増えない、家庭での読書時間の状況から「読書離れの子供たち」という実態は、保護者の皆様も実感していると思います。先日の全校朝会でビブリオバトルを子供たちの前で実施しました。6年生の井上さん、吉田教諭、中島教諭の3人のバトルであり、結果は6年生の井上さんの勝利!井上さんが選んだ本は『妖怪アパートの幽雅(ゆうが)な日常』。これも子供たちに「本に親しんでほしい」という願いからです。吉野氏の話から確信できたこと、それは本を紹介し続けること、本と接する機会をつくっていくことが大事だということです。小学校期の子供たちは様々なことをスポンジのように吸収できる時です。選ぶかどうかは別にして、機会をつくっていくことは大事、学校における読書活動の大切さを改めて思います。71歳の吉野氏が「小学校の時の『ロウソクの科学』がきっかけ」と今、話されることはとても印象的でした。
 「学校で本を紹介するって大事」そんな話を学校で、図書館指導員の藤木先生に話したところ、「先生!」と放課後に持ってきたのが『ロウソクの科学』の本。学校の図書館に置かれていたのを探して、私の名前で借りてきてくださいました。「科学を志すきっかけをつくった自然科学の名著!」と帯で紹介されています。実は3年前にノーベル賞を受賞した大隅良典氏もこの本との出会いが貴重だったとのこと。とても貴重な本です。そんな本を見つけて、持ってきてくださった藤木先生の行為にも嬉しく思いました。200ページ程の本ですが、小学校の頃、理科を苦手にしていた私にとっては「?」とは思いますが、頑張って読んでみたいと思います。

林間学校の延期

 今週の11日(金)から実施予定だった5年生・林間学校を、台風の影響を考え延期します。昨日のメールで、そして5年生の保護者の皆様には手紙を配付してお知らせいたしました。実施予定の変更は学校だけでなく、皆様の予定への影響も大きいかと思いますが、どうぞご理解ください。ここ数日、新聞には台風19号の情報が掲載されています。今週始めの進路予想からはかなりスピードアップし、11日、12日から影響は出ることが予想されています。風雨が強い中での自然の家滞在は子供たちだけでなく、遠方で待つ皆様の不安も大きいはず。やむを得ず決定をし、調整の結果、
   10月27日(日)~29日(火) 振替休業日は30日(水)
に実施します。市内には同じ日に実施する学校がもう1校あり、校長と情報交換、その学校も1か月先に延期したとのこと。とにかく、代替日が今月中に設定できて良かったと考えております。10月は行楽シーズンです。学校だけでなく一般にもバスの利用が多くなり、なかなかバスの手配がつきませんでした。何とか依頼し、4台手配していただきましたが、通常と条件は異なります。複数のバス会社となり、車体のデザインが異なること、バスは3日間確保できず、2日目のバス利用はできないこと、の2点です。11月以降はバスの余裕がありますが、寒くなることや子供たちの気持ちを考え、近い時期に実施できる対応を選択しました。2日目の過ごし方は自然いっぱいの赤城でのこと、何とか工夫し、楽しい時間にしたいと思います。なお給食の準備が間に合わず、明日11日(金)の、5年生の給食は提供できません。お弁当の準備をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願いします。また林間学校からの帰校日10月29日(水)は、全校の授業参観・懇談会を実施することになっています。この日は5年生としいの木学級は実施せず(実施日は後日連絡)、その他の学年は予定通りに実施します。バスが入ってくるため、駐輪場などの変更や留意点があるかと思います。どうぞご協力ください。
 「林間学校は延期」と子供たちに知らせたとき、「えーっ!」と言う反応は全くなかったとのこと。冷静に受け止めてくれた子供たちにホッとしました。2週間後に向けて、再び気持ちを盛り上げていくようにしていきたいと思います。保護者の皆様には子供たちの体調管理など、引き続きお願いすることは多いのですが、どうぞよろしくお願いします。
 昨日は台風が近づいていることなど全く感じられない秋晴れでした。この中、2年生は保護者の皆様の協力を得て、「生活科・町探検」を実施しました。9時半から12時の予定で、数名の子供たちと保護者のグループで、地域にある公共施設や店舗を4つのコースに分かれて巡ります。職員がコース毎に立ってはいるものの、いつもの集団行動とは違い、子供たちにとっては大きな冒険だったようです。「どうだった?」と、帰校後の給食中に、各クラスを回ってみました。安堵感とちょい疲労感が漂う雰囲気でしたが、話し始めると子供たちはやや興奮気味になりました。お土産に食品シールをいただいた子供たちは目が輝き、「お腹がすいちゃったよ!」には笑いました。パンフレットやシールのお土産もそうですが、子供のインタビューや声かけなど、地域の皆様の関わりが、子供たちにとっては何よりのお土産であり、大きな学びにつながったと思います。
 子供たちに同行してくださった保護者の皆様、場合によってはハラハラ、ドキドキの場面もあったかと思います。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。また地域の皆様、ご協力、ありがとうございました。                                               

秋晴れの下、八朔相撲での熱戦!

 「今日までが暑い」そんな予報通り、昨日は10月とは言え、じりじりとした陽射しが降り注ぐ一日、あけぼの山農業公園の“特設相撲場”で、子供たちが楽しみにしている八朔相撲が行われました。4本の大きな柱に囲まれた立派な土俵、柱に備えられた「富勢八朔相撲大会」の横断幕が秋風ではためきます。熱中症の心配をしましたが、風は涼しく、それに加えて子供たちの熱気が暑さを忘れさせてくれたようです。私も参加は3回目となりました。富勢東小、富勢西小、そして富勢小の子供たちが「富勢地域の子供たち」として参加する、地域に根付いた行事です。富勢西小の6年生がインフルエンザによる学級閉鎖を実施していることもあり、参加できない児童が多く出てしまったことは残念でしたが、それでもたくさんの熱戦があり、15時まで大盛り上がりでした。
 富勢小からは80名がエントリー。欠席者は数名いたものの、どの学年、女子も男子も熱戦ばかり。見ていて本当に面白く、子供たちの思いが伝わり、今年もたくさんの感動をもらいました。勝ってニコニコ、負けて涙、大きな返事、立派な所作、大きな身体の子に挑む工夫と、たくさんの観客に見られていることも次第に忘れて、夢中になっている子供たちの姿がたくさんありました。中でも印象的だったのが3年女児の戦いです。富勢東小VS富勢小。富勢小の上村さんは自分より身体の大きな相手に必死に食らいつきます。何度も土俵際まで押し込まれますが、割ることはありません。1分、2分、3分、…と時間が経過し、決して広くはない土俵の中を移動し続け、途中、大きな拍手が何度も起こりました。大熱戦の末、上村さんが勝利!二人とも見事でした。この二人の健闘は“今日の1番!”ということで、閉会式では特別に敢闘賞をいただきました。
 各学年男女別に12のカテゴリーのトーナメント戦で、3位以上が賞状&メダル&お菓子をいただけるという、子供たちにとっては魅力的な大会です。参加数が多いということ、4週間前からの昼休みを使っての練習を続けてきたこと、そして昨年の団体優勝の実績の3つが大きな支えになり、富勢小の子供たちはたくさんの賞をいただきました。そしてもう一つの盛り上がりは、午後からの団体戦。土俵周りを大勢の方が取り囲みます。3校による巴戦で、連勝したチームが優勝です。今年の富勢小は3年生が女児であとは男児の6名チームで、1回戦は富勢西小。6年生が不在ということもありましたが、気持ちでも西小を圧倒し、全勝。「よし!」という顔つきに、応援団は大盛り上がりでした。続いては伊藤校長が大応援団の中心、富勢東小です。低学年が劣勢になっていても、チームに悲壮感はありません。高学年が見事にカバーして3勝どうしの相星となりました。最後は6年大将による決定戦。富勢・大将の床井くんが気迫のこもった戦いぶりで相手を圧倒し、昨年に引き続いての連覇を成し遂げました。6名の代表児童はもちろん、子供たち、保護者、そして職員による応援団の総合勝利でした。
 一日、子供たちの戦いぶりに周りも心から熱くなる機会はそうあるものではありません。このような機会を作ってくださった主催者の「富勢地域ふるさと協議会」の皆様をはじめ、地域の皆様には本当に感謝の気持ちで一杯です。「相撲」は秋の季語とのこと。好天の下、相撲をやるのも見るも、秋を満喫した感じです。3校の選手の皆さん、ありがとう!本当にお疲れ様でした。保護者の皆様、たくさんのサポートありがとうございました!

市内陸上競技大会

 2日の水曜日、柏の葉総合競技場で、市内陸上競技大会が実施され、富勢小の児童も参加しました。男女の走り高跳びで3位入賞、女子4×100mリレーで優秀賞(11位)、その他にも自己ベスト、選手の応援と、今週月曜日の全校児童の声援を思い出しながら1日、頑張りました。先週の予報では降水確率が60%と高く、それも予備日の3日も同様で、もしかしたら今年は中止になってしまうのでは…そんな不安がありましたが、この日の天気は快晴で、夏を思わせるような陽射しも降り注ぎ、暑さ対策が必要な程でした。56回目を迎えるこの大会ですが、ここ数年間、私は運営側に関わっています。参加校も42校と増え、「子供たちの活躍の場」と「運営時間」において課題があり、向き合ってきました。昨年までは終了時刻が16時を過ぎ、競技場から距離がある学校は、到着が17時をかなり過ぎてしまいます。学校数が少なかった時のようには行かない…という方針の下、運営方法を見直し、トラック種目の「予選をなくして決勝のみ」、そして得点集計に時間がかかることも見直して「閉会式での団体表彰なし」という2つの改善を加えての実施でした。その結果、15時過ぎには一切が終わり、16時半頃までには、どの学校も帰校とのこと。競技も、学校からの下校も、安全な環境になったと思われます。競技が終了し、子供たちが帰り支度、バスに乗り込む間、各学校の役員を務めていた職員は後片付けを行います。全部の子供たちが競技場からいなくなった頃に、それも終了。そこで団体表彰の結果が役員の前で伝えられ、優勝旗や盾等が渡されました。該当校には役員からの連絡で、子供たちには伝えられたはずです。残念ながら富勢小は男女ともに入賞はできませんでしたが、男女の走り高跳びでの大活躍により、総合得点10点を獲得しました。走り高跳びの入賞者は、128cmを跳んだ勝田さん、135cmを跳んだ遠藤くんです。走り高跳びの競技は男女それぞれ80名近くの選手が参加し、跳べた選手が残っていきます。勝田さんは128cmを跳んだ時点で3名の中の一人。試技順は確か3番目だったはずです。131cmへの挑戦、1回目は実に惜しかった!前の二人が先に跳べてしまった状況での試技を考えるとどきどきしてしまいます。本当に良く、頑張りました。遠藤くんは135cmを2回目でクリア、同じ高さを跳べていた選手が他に2名いましたが、いずれも3回目でのクリアだったため、試技数の少ない遠藤くんが3位となりました。わずかな集中力の差であったかもしれません。二人とも価値ある銅メダルでした。
 陸上は個人競技ですが、4年生以上が参加する小学校陸上部では、「チーム」としての位置づけは必要だと思います。大会当日、スタンドから招集場所に向かう際には「行ってきます!」、競技が終了し、戻ってきたら「ただいま!応援ありがとうございました!」というやりとりがありました。「陸上大会で良い成績を残すには?」と尋ねられたら「挨拶や返事、練習態度を鍛える」と私は答えます。記録を伸ばすことよりできそうなことだし、挨拶や返事ができることは自信につながり、周囲の仲間への信頼感、安心感にもつながります。そのことが地盤になり、技術の練習が身についていくと思います。そこに職員の熱意が加われば、大きな成果、喜びにつながっていくとずっと信じています。翌日の3日朝、代表として参加した子供たちが、他の部員の前で報告をしました。特に5年生、4年生はどんなふうに聞いていたでしょうか?「憧れを現実に」するために、できることを今日から取り組みたいですね。「継続は力なり」です。
 保護者の皆様、活動へのご理解とご支援、そして大会当日の様々な準備と会場での声援、本当にありがとうございました!

10月になりました!

 10月になりました。でもまだまだ暑い日が続いています。昨日も教室のエアコンが活躍し、休み時間を終えた、汗だくの子供たちがホッとする光景が多く、見られました。今週の月曜日には本日、行われる市内陸上競技大会に参加する選手を励ます会が行われました。
  「今日で9月が終わり、明日からは10月になります。まだまだ暑い日が続いていますが、先週6年生と出かけた日光は朝と夜の気温はグッと下がり、寒いくらいでした。自然いっぱいの光景はまだまだ緑がいっぱいですが、その中に黄、オレンジ、赤と、秋色に変わろうとしているものもありました。秋と言えば『スポーツの秋』。今週2日には陸上競技大会があり、選手の皆さんが練習の成果を発揮してきます。
 今、日本ではラグビーのワールドカップが行われています。土曜日には優勝候補のアイルランドに勝って、『やったあ~!』と声を上げた人もこの中にはいるでしょう。『どうして勝てたんですか?』という質問に、キャプテンのリーチ・マイケル選手は『準備をしてきて、勝てる!という自信が持てるようになったこと』と答えました。陸上部の皆さんも、練習という準備はしっかりと積み上げてきましたよね。夏休み中にも校庭を走っている姿を目にしました。あとは緊張感との戦いです。一緒に練習に取り組んできた仲間と、今朝、全校の皆の応援を励みに、自分を信じて、持てる力を十分に発揮してきてください。
 これは全校の皆さんも同じです。たくさんのことにチャレンジする秋です。準備をしっかりと行い、自信を持って取り組んで行きましょうね。そんな皆さんの姿を楽しみにしています」

 私も夢中になってテレビ観戦した日本VSアイルランド。ノーサイドの瞬間には思わず、「やったあ!」と叫びました。でもそれ以上に試合後のことが印象に残っています。選手のコメントには「準備」とか「自信」という言葉が並び、スタジアムには大勢の歓声が響く中、俺しそうな選手の姿が見られる中、リーチ・マイケル選手の冷静な姿が見られました。リーチ選手は選手を促し、スタンドの応援への感謝として挨拶に回っているようでした。こんな熱い気持ちの中の、冷静さが力を引き出すことにつながっているんだと感じました。富勢小代表選手の活躍を期待したいと思います!