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最近の出来事 令和 6 年度

富勢地区教育ミニ集会が開かれました

今日の午前中、富勢中学校区の4校の教職員と保護者、児童生徒と、地域の皆様と合わせて120名で教育ミニ集会ワークショップ「富勢中学校卒業の時に付けたい力」を行いました。

 

今回は富勢中学校の生徒9名、富勢地区の小学生2名も参加して、当事者を交えてのワークショップです。地域の皆様も30名ほど参加していただき、熱が高まります。これからコミュニティースクールを設置する印西市教育委員会からも視察で訪れています。

富勢小学校の4階の6教室に分かれて会場が設定され、ファシリテーターの福島氏はオンラインで各会場をリードします。各会場でも各校の教頭と教務が教室ファシリテーターを行い、メインファシリテーターとコラボレーションをしながら進めていきます。

 

ワーク1 最初は中学校時代に印象に残っている授業orもう一度中学生になれたらこんな授業を受けてみたい。

ワーク2 その授業にはどんな力の育成があったか、中が校時代までにどんな力を身につけておきたいか。

 

 

大人に交じって子どもたちもしっかりと意見や今の自分のことを話していきます。グループで話し合ったことをおたがいに発表しあって共有していきます。

 

ワーク3 目指す力、子どもの姿の作成をグループごとに文章に仕立てていきます。35分のワークですが、口々に色々なことを言いながら進んでいきます。

最後に共有ファイルに書き込まれた目指す姿は、次のとおりです。

・小学校就学前から、土台としての自己肯定感・感情管理・道徳心を育てつつ、小・中学校で基礎学力(国際理解を含む)をしっかりつけ、その知識を元に、創造的表現をくり返し、問題発見力やチームワーク力を身につける。

・多様化する社会の中で、他者を尊重し、自己理解を深め、自分の将来を想像できる生徒。

・社会人になるので常識・道徳心・協調性を身につけたい。人生を豊かにするための学力を身につけたい。

・自分の気持ちを大切にできる力をつけよう!!

・興味をもったこと活用できる基礎学力を身につけ、これからの社会を生き抜くため、他者を認めグローバルな視点をもって活躍できる児童・生徒

・自分のことを知り、その自分を受け入れることができる子ども

・自分の考えをしっかりともち,その考えに自信をもって決断・行動する力
・あいさつから始まる豊かなコミュニケーション

・学力ではなく人間力
・ひとつは自己管理,さらにはコミュニケーション能力を身に付ける。

・自分の主張をしつつも,他の人がどう受け止めるか想像でき,相手の気持ちも尊重できる力

・集団の中で生活するうえで,助け合い支え合って,一つのゴールに向かってみんなで協力できる富勢の子

・「体力」や「変化や先が見えない時代を生き抜く力」を身に付けてほしい。中学校入学時に小学校間の隔たりを感じ、もったいない時間を過ごした。中学校入学時にそうならないように富中地区の連帯感をもって高校入学時からより良い時をすごしたい。

・卒業までに自己管理(時間・自己決定・自立)を元に相手を思いやり、誠実にコミュニティに参加し奉仕できる子ども

・心身共に健康な子ども

・自分の考えや思いを他者に伝え、相手の思いを理解することにつながるコミュニケーション能力。社会で生活していくことは相手との共存が必要不可欠。

・自ら考え、表現する力をもち他者と交流・協力でき子ども

・社会・世界に通用する生徒。自分の意見を持ち発信できる生徒

・経験に基づく確かな知識を用いて困難なことに挑戦し解決できる子ども

・自分の意見を持ち,それを表現できる子。他者の意見を尊重し,協力をしながら問題解決できる子。

・自分の将来像に向けて,自分の興味関心のあることを探すことができる力。(自分で考える・基礎学力・社会性・やりぬく力)

・どのステージでも人とかかわる力・コミュニケーションをとることが必要なので,社会性を身に付けていきたい。また,その中で周りとの協力ができる協調性も身に付けていきたい。多様化する社会だからこそ,将来どうなりたいかイメージを持つことも大切。自分の興味関心などからキャリア意識を!

・自己肯定感を育むことで、自分や他者を理解でき、自らの道を切り拓いていける子

・知恵と心を磨き,自ら考え行動できる挑戦者へ

・正解のない時代に、失敗を恐れず、自己肯定感を失わずに対応できる子ども

・自分の考えを持つ  多様性を理解し、その上で自分の意見をもち、伝え合い、他社の意見も尊重し合う力。

・①チームワーク&コミュニケーション能力②問題解決能力 この2つを身につけさせたい

・他者とのやり取りを経て、自分の考えを持ち、その考えを書面で書いたり、口頭で発言したりできる力!!<主体性+コミュニケーション力>

・一番大切なのは健康と体力です。 その上で他者と関わるための社会性やコミュニケーション能力、チームワークを大切にする心、自立心を養っていければと思います。
学校では子どもたちがやってみたいと思ったり、興味を持ったりするきっかけを与える。

という意見が出されました。

さあ!これを中学校の先生と生徒で絞り込んで、富勢地区の最上位目標を定めていきます。

 

今日参加した子どもたちに感想を聞いて見ました。

*参加して感じたのは、先生方は私たちのためにいろんなことを考えている。すごい。
だからこそ、一生徒として言えることがたくさんあった。
先生方で集まることは多いかと思うが、生徒同士のつながりが増えるとよい。
富勢小出身で富勢中に来たが、富勢小のグループに他の学校の人が入るという感じがあるので、小学校同士での関わりを増やした方がいい

*東小の先生がいて、小学校のことに知ることができなかった、先生方の考えなど普段聞けないことを聞けて、よかった。生徒同士の交流が少ないが、学年の垣根を超えた関わりを持っていきたい。
富勢地区全体で関われることがあるとよいと思った。そうすれば、富勢地区の9年間の目標が達成できるのかと思った。

*3人の大人と話して、過ごしてきた世代が違って、学校の勉強なども違っていた。そういった時代を過ごしてきた先生たちが、今何を思って指導しているのかを知ることができてよかった。

*先生や保護者の方とのワークショップで、大人の人が話し合いが重要と言っていた。授業の中でも話し合いをしているので、話し合いは重要だと思った。体育が好きで、体育でも話し合うことが大切にされていることがよいと思った。

*先生や先輩と話をして、コミュニケーションが大切だと思った。ずばずば言うのではなく、相手のことを考えながら言うことが大切だと感じた。(小学生)

*うちの学校は全校の人数が少なく、だからこそ先生たちが楽しめることが考えてくれていることがわかった。(小学生)

*こういう話し合いに地域の方が入っていることがいいことだと思った。大人だらけで、緊張していたけど、言ったことを肯定してもらい、補足もしてもらってとてもよかった。あと半年だけど、今日話したことを実際にできるようにがんばっていきたいと思った。

 

目指す姿の実現を図る教育活動を9年間行得るように、4校のカリキュラムを工夫していきましょう。

 

池たんぼの稲に花が咲きました

5年生が植えた稲から稲穂が出てきました。稲穂が出るためには2日間ぐらいかかります。出てきた稲穂に花が咲いているのが確認できました。(8月8日)

晴れている午前11時頃から数時間だけ花が咲きます。

まだまだ、これから穂が出てくる苗がたくさんあります。校舎側のこの苗は明日かあさってのお昼前に開花するかな?

米粒になるところが  ↑  わかりますか? 

NHK For School では5分の動画で見られるようになっています。5分の動画でみてみるか、数日観察をしてみるか、できれば体感してみてくださいね。

吹奏楽部自主練を行っています

夏休みに楽器を持ち帰って練習を・・と言っても、いろいろな事情で家で楽器を吹くことが難しい子どもたちが多くいます。そこで、夏休みの前半に3日、後半に3日の6日間、自主練習期間を設定しました。

 

 

子どもたちの自主練習を支えてくださっているのが、ボランティアでの練習見守りの皆さんです。9名の方がボランティアに登録をしてくださり、本校職員のお子さんも含めて10名が交互に学校にきてくださって、支援をいただいています。秋の演奏会を目指して一人一人が目標を持って練習をしていきましょう。

柏高校算数教室 充実しました

柏高校の生徒ボランティアによる3日間の算数教室が終わりました。

最後の日は、条件文があって、その条件文と表を照らし合わせながら、誰がどの位置にいるのかをあてていくゲームが高校生からの問題で出てきました。これこそが、数学の本質である、論理的に考え、証明を組み立てていくというゲームですね。

 

 

終了後のアンケートでは、3日がよい、一日増やした4日がよい、が50%ずつとなりました。

・今まで分からなかった問題がわかるようになったから。

・学校の授業より気軽にわからないところを聞けた

・わからない、ところを教えてもらってよかったあとクイズがよかった

・小学4年生や五年生の勉強の振り返りができたから。

・算数を教えてくれてありがとうございました。お話をする時間がとても楽しかったです。

のように、よかったという感想をたくさんもらいました。算数が苦手という気持ちが少しでも解消したかなと思います。

 

 

柏高校の生徒による算数教室開催

毎年恒例になっている県立柏高校の生徒ボランティアによる、算数教室が今年も3日間開催されます。今日はスタートの日。朝から常磐線が信号故障でダイヤが大幅に乱れた関係で、開始時間には担任の先生2人が間に合わず、生徒の皆さんも3割くらいが集まれない状況の中のスタートとなりました。

まず最初は復習プリントの個別支援。細かく丁寧に教えてくれています。

 

 

3組の3人の生徒は、校長先生からのリクエストの「算数を楽しく学び、力がつく面白い取組をしてほしい」に応えて、かけ算パズルを考案して後半にチャレンジしています。

 

100ます計算のようなマトリックスに当てはめるように、バラバラになった紙が入っています。

 

レベル1~レベル3まで問題が用意されていて、かけ算九九とはいえ、6年生でも考えて楽しめる内容。一生懸命に計算をしながらパズルにはめていきました。

 

明日はまた別の課題を作ってきているようです。楽しみですね。高校生の発想は先生たちにない斬新は発想でした。

1学期終業式 夏休みの入口

今日は1学期の終業式。明日から夏休みになります。終業式では、校長先生から、先生やお父さんお母さん、地域の方々が富勢小学校の子どもたちに身につけてほしい力を話し合ったお話がありました。挑戦し、やりぬことする子 がみんなに付けてもらいたい力です。

 

挑戦するは、みなさんよくわかりますね。やりぬこうとするってどういうこと?「あきらめないでさいごまでやること」って1年生がこたえてくれました。

夏休み挑戦することを決めて、やりぬこうとがんばって取り組んでほしいと思います。

 

その後は、1学期がんばったことの代表者からの発表です。

 

今回は全校で「R80メソッド」という方法で書きました。40字以内でがんばったことを書いて、接続詞を入れて、その理由や次にがんばることを書くという方法で全校で取り組んで代表者がお話しました。漢字練習をがんばった、運動会のハカをがんばった、たし算をがんばった、初めての理科の勉強をがんばった、水泳をがんばった、友だちと仲良くをがんばった、すみっこのそうじをがんばった、とたくさんのがんばったこと、その理由が発表されました。

夏休み!「さあ、挑戦して、やりぬこう!」 9月2日に元気に登校してください。

1学期の大掃除をしました

明日は終業式。関東地方の梅雨明け宣言が午前中にあり、夏本番を迎える前に、大掃除を行いました。

全校の子どもたちが、普段みがいていない廊下を磨いて白くしようとしたり、丁寧にごみを集めたり、3時間目は一生懸命な掃除の姿であふれていました。

 

 

 

 

給食室でも、1学期に使った食器をもう一度洗い直して、きれいにしまう作業をしていました。さあ、明日は終業式です。

6年生 着衣泳で水泳指導を閉める

日本全国津々浦々の学校にプールが設置されるようになったのは、宇高連絡船(今は廃止)の紫雲丸事故により修学旅行中の小学生160名あまりが亡くなった事故がきっかけとなり、泳ぐ経験をどんな環境下(山間の子や川・海・湖から遠い場所の子)の子どもにも経験させ、命を守る力をつけるために始まり、学習指導要領にも位置づけられています。実はこの原点の事はあまり知られていないことでもあります。

今日はその原点につながる、水難防止の着衣泳を6年生が実施しました。

 

溺れた人を演じる先生に、水泳指導の先生が泳いで助けに行きますが、泳いで救助することは泳ぎが上手な人でも難しく沈んでしまいます。そこで、長い棒を差し出したり、ロープを投げ込んでつかんでもらい、救助することができました。

溺れた人を見つけたら、大きな声を出して、助けを呼ぶことが大切なことです。

次に、実際に自分が溺れそうなった時にはどうするか・・・

 

水面をたたいて音を立てたり、足が少しでもつく場所だったら、底をけって体を引き上げて助けを呼びます。それでも気づいてもらえない時は・・・

 

体の下に水が入るように静かに手で水をかきながら、浮いて待てるように・・・いくつかの浮き方の練習をしていました。

 

水辺での過ごし方は十分に注意をして、大人の人と必ず行くようにしてください。水の事故で年間1000人近く方が命を落としてしまうことも、最初に説明がありましたね。暑い夏、命を守る行動をしましょう。

 

 

6年 日光街道の探索準備始まりました

6年生の修学旅行が9月に行われます。2日目の午後には昨年度までは日光街道の散策でしたが、今年は同じ場面を使って、日光街道沿いの老舗や新しいお店を調べて、当日もそのお店の秘密や魅力を探るインタビューを行い、そのお店に向けてポスターやパンフレットなどを届ける、日光街道探索に取り組みます。

今日はその準備が始まりました。

 

 

老舗を調べるグループ、新しい日光の名物になっているお店を調べるグループ・・・日光街道沿いのお店で聞くと、十数代続いているとか、創業200年以上というお店もたくさんあり、外側は新しくても、色々と面白いお話を聞けます。 6年生はその魅力への一歩を踏み出しました。

 

ほたる鑑賞会に出かけてみては・・・

富勢東小学校の2年生が育てたほたるが、あけぼの山水生植物園の湧き水のところで飛んでいるようです。富勢東小のPTAや学校支援ボランティアのみなさんが、案内をしてくれ、真っ暗なほたるの池に・・・

見た時は少し少な目だったか、2・3匹のほたるが、淡い光を放ちながら、ふわふわと飛んでいます。

じょうずに写すことはできませんでしたが、カエルの鳴き声と風になびく葉の音と、ほたるの淡い光が・・・夏の夜の涼しさを届けてくれていました。明日も鑑賞会は行っています。7時半から8時半ですよ・・・