酒小日記

酒小日記 令和7年度

6年生 図工「不思議な扉の向こうには」

 

 図工の時間、子どもたちは「不思議な扉の向こうには」という単元に取り組んでいます。テーマは、自分の想像した「夢の世界」への入り口を描くこと。扉を開けたり、チャックを開けたり、穴をのぞいたり——そんな“ひみつの入口”を工夫しながら、自分だけの世界を紙の上に広げていきます。

 ある子は、大きなチャックが描かれた壁を開くと、そこには空飛ぶイルカが泳ぐ海が広がっていました。また、ちいさな丸い穴をのぞくと、お菓子の家が並ぶ町がのぞいていたり、扉を開けると、動物たちと話せる森に続いていたり。それぞれの入り口から見える風景には、子どもたちの夢や願いがいっぱい詰まっています。

 作品の中の“入り口”は、ただの飾りではありません。どんな形にするか、どこにつけるか、どうやって開けたくなるようにするか——子どもたちは構想の段階から頭を悩ませ、工夫を重ねながら制作に取り組んでいます。その姿はまるで、探検家のような真剣なまなざしです。

 この活動では、自由な発想を楽しむだけでなく、「自分の世界をどう伝えるか」「見る人にどう感じてほしいか」を考えながら表現する力も育まれています。また、友だちの作品を見て「そんな発想もあるんだ!」と感心したり、「こっちの穴からのぞくと別の世界が見えるよ!」と笑い合ったりする姿もあり、互いに刺激し合いながら学びが深まっています。

 ぜひご家庭でも、「どこにどんな入り口を描いたの?」「その向こうには何があったの?」と、お子さんに問いかけてみてください。きっと、心がほっこりするような素敵なお話が返ってくると思います。