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活動の様子(R05年度)

ピッチングの極意 ~下半身偏~

現在は卓球部の顧問ですが、学生時代は大阪屈指の強豪校でピッチャーとして

活躍し、バッテリーを組んでいたキャッチャーはプロ野球選手になっているほどの

活動実績を持つ2年1組の担任。野球を見ていると昔の血が騒ぐのか、本日は

野球部のピッチャー達にピッチングにおける下半身の使い方をレクチャーして

いました。

最初のトレーニングは、遠くから見るとブランコにでも乗って遊んでいるかの

ように思う、見たこともないもの。日頃とは違う練習に生徒達も刺激を受けた

のではないでしょうか。慣れない練習にもガンガン挑戦していきます。

俗に言う「球に体重を乗せる」重心移動と足の使い方という、難しそうな解説も

聞いていましたが、徐々にコツをつかみだし特別講師からも認められる球を

投げていました。

(保護者用ページの野球部のページを更新しました)

剣の道に終わりはない

まだギリギリ柏三中の生徒である昨年度の最終日まで稽古をしていた

剣道部の卒業生ですが、本日も武道場で汗を流しています。面により

素顔は見えませんが、中学生よりも鋭い打ち込みとやや野太い雄叫び

により、すぐにその存在に気付くことが出来ました。また、素早いのは

打ち込みだけではありません。防具の装着も以上に早く、三中生と同時

に準備を始めると一足先に装着が完了しており、細かいことではあり

ますが、剣道に向き合ってきた時間の違いが伝わってきます。

総体は終了しましたが、昇段審査を控える3年生も武道場で型の練習

をしています。総体が他人との闘いだとすると、昇段審査は自分との

闘いといったところでしょうか?自身の技術の向上のため、同じ動き

を繰り返し練習して動きの精度を高めていました。型の練習が終わると

後輩達と打ち込み稽古に励んでいましたが、そこでは見事な一本を決めて

おり、引退してもなお、後輩たちにとって良い目標であるように感じました。

場数が違う!!

夏休みに入ってからは生徒が運動する姿ばかり見ていますが、本日は

8月25日に控える英語スピーチコンテストの練習をする姿を見ること

が出来ます。3年連続でスピーチコンテストに出場する3年生は「自分

の進路は自分で決めるしかない」といった、難しそうな内容のスピーチ

をします。それでも特段詰まることなく流暢に話し切り、本番の制限時間

である5分にかなり近い、4分45秒で原稿を読み切っており3年連続

出場の実力を見せつけてくれます。

「不思議の国のアリス」の朗読をする1年生の出場者は、英語科の教員

からのアドバイスを小さな紙に逐一メモをしています。彼女「She」

と海「Sea」の発音の違いなど、かなり細かいことまで教えられて

いましたが、しっかりとコツを覚え、二回目の練習ではしっかりと

指摘された部分を修正していました。

どちらも本番では原稿なしでのスピーチということで、出場する生徒達は

日常会話なども英語でこなせるくらいのレベルへと到達している猛者達

であることがうかがい知れました。

本気

7月31日にコンクールを控える吹奏楽部は、本番を意識して体育館

で練習をしています。小窓から吹く僅かな風ですら涼しく感じてしまう

ほどの体感温度ですが、生徒達は練習に集中しています。

本番3日前とあれば、ひたすら演奏をするのかと思いきや、入場の

練習を3回ほど繰り返す吹奏楽部。持ち運びが大変なパーカッション

は特に細かく練習をしており、準備にかかる時間まで計測しています。

楽器の向きや配置が僅かにずれていればミスをする可能性も上がると

考えると、些細なことのようですが入念に練習をするのも頷けると同時に

慣れない会場での演奏の大変さが伝わってきます。

演奏が始まると、生音演奏なのか疑わしくなるほどの迫力と澄み切った

美しさを併せ持つ音色が体育館に響き渡ります。それでもなお妥協しない

顧問は、自前のトロンボーンを持ち出しての熱血指導。普段はユニーク

な言い回しでアドバイスをする顧問ですが、本日はそういった様子も

見られず、コンクールにかける熱意の大きさがよく分かります。

当然生徒達の熱意も負けておらず、休憩時間となっても涼しい休憩所へと

避難することなく自主練習に励みます。休憩所へと向かう生徒も、どちら

が先に付くか競争しており、暑さにへこたれない気合を感じます。

また、体育館には伊藤楽器さんが来てくださり、演奏を聴いて違和感が

あれば、その場で楽器を調整してくださいました。お忙しいところ生徒達

のためにご尽力くださりありがとうございます。

(保護者用ページの吹奏楽部のページを更新しました)

伸び伸び

体育館や校庭で活動する部活は一つではないため、各部活とも日頃から

限られたスペースで練習していますが、本日の校庭は野球部が独占して

おり、広い校庭に向かってガンガン球を飛ばしています。打球の飛距離や

方向が解る練習はやっている生徒達も楽しいのではないでしょうか?

体育館では、男子バスケットボール部がフルコートのゲームをしています。

頼れる先輩がいなくなり、プレーの幅をより広げていきたいであろう1・2

年生にとっては、色々なプレーを試す最高のチャンスかと思います。

ナイスプレーだけでなく、今のうちにたくさん失敗もして来年の夏へと

つなげてほしいですね。

 

 

トップを譲らない3年生

昨日は3年生がいなくなったという内容の記事を書きましたが、駅伝部

では3年生が先頭を切って走っており、まだまだ後輩達を引っ張ています。

3㎞のペース走終了後に計測した1㎞では、先頭を走るサッカー部の元部長

が3分1桁台の好記録を叩き出します。次の600m走では、陸上部長距離

の3年生が粘り強い走りでじわじわとサッカー部の部長との距離を縮めて

いきます。3年生の息もつかせぬ先頭争いは、確実に練習の質を上げており

一緒に走る2年生達の成長にも一役買っていることは間違いありません。

同じ校庭で走る生徒達の中には、県大会前日の最終調整をする陸上部の

3年生もいます。こちらは疲れを残さないようにゆったりとした練習ですが

時折ペースを上げた瞬間のスピードは流石県大会に出場する選手。圧倒的

な瞬発力を見せてくれます。明日のレースでは、3年間で培った全てを

数十秒の競技時間の中で出し切ってくれるよう願うばかりです。

体育館で練習試合をする卓球部では、日曜日に県大会を控えた3年生が

試合の得点を記録しています。重要な1戦の前に、ひたすら練習したい

気持ちがあるはずですが、裏方仕事もしっかりとこなす姿勢は素晴らしい

の一言につきます。

気合十分

3年生が引退して部員数が減った運動部。20人程度の3年生が引退した

ソフトテニス部では、特に人数が減ったことがひと目で分かり、なんだか

コートも今までよりも広く感じます。

頼れる3年生がいなくなり少し寂しい気もしますが、どの部活もその寂しさ

を吹っ飛ばしてくれるほどの気合で練習をしています。声を挙げながら素振り

をする剣道部やフットワークトレーニングをする女子バスケットボール部に

ボールの確認と練習試合の振り返りをする野球部と、基礎的な練習も手を抜かず

にこなしています。新チームとしての走り出しは上々なのではないでしょうか?

身勝手の極み

本日の朝の校庭では、多くの生徒達が活動する平日には練習できない

陸上部の円盤投げを見ることができ、学校に来て早々「今日から夏休み」

ということを実感します。短距離専門の3年生が投げた1投は、2年生

の記録よりも頭一つ抜けている印象があり、中学校生活最後の夏を最高

のコンディションで迎えているように見えました。

明日に大会を控える卓球部も最後の練習を実施しています。小さくて

早い球を自在にコントロールするため、体が勝手に球を打ってくれる

ような次元になるまで、ひたすら反復練習を繰り返していた卓球部。

ゆっくりであればいつまでもラリーを続られるレベルまで到達している

であろう卓球部ですら、そう簡単には返せないレベルの球をガンガン

打ちあって気持ちを高めています。

無意識に打ち返すようになるほど長い時間卓球に向き合ってきた卓球部の

生徒達であれば、明日の大会でも大健闘してくれるはずです。

(保護者用ページの卓球部のページを更新しました)

戦いの夏

三中は二期制のため、夏休み前最後の登校日である本日に通知表

を渡すことはありませんが、3年生では実力テストの結果が配れて

おり、生徒の努力を賞賛する声が聞こえてきます。配られる順番を

待つ生徒達も心なしかそわそわしているように見え、3年生の進路

に対する意識も相当高まっているように思えます。結果配付後には

高校見学の説明まであり、夏休みが始まるといえど、進路関係の

ことで悩む時間は増えるかもしれません。1・2年生でも前期期末

テストの範囲が伝えられており、こちらも夏休みと言えども気は

抜けなさそうです。

しかし、下校後も再登校して部活動に励む生徒達を見ていると、

元から夏休みに入ったからといってすぐに気を抜くつもりはさら

さら無いようにも思えてきます。美術部では輝秋祭に向けて黒板

アートを書き進めており、作成中の黒板からは、既に昨年度の作品

にも負けないほどのオーラを感じます。

県大会出場をかけた大事な一戦を控えたテニス部には、昨年度の

部長が応援に駆けつけてくれています。部員を圧倒する強烈な

スマッシュを打つ場面もあれば、審判をして選手達の練習をサポート

してくれる場面もありました。偉大な先輩の応援は、生徒達にとって

は何よりも励みになるのではないでしょうか?

夢はでっかく

いよいよ明後日から夏休みが始まりますが、体力自慢の生徒達が

集められた昼休みの体育館では夏の駅伝練習についての説明があり

まだまだ生徒達の活動は続いていくようです。説明が終わり「練習

に参加しない人は声をかけてください」という指示が出ると、多く

の生徒が一切の迷いもない様子で担当教員の元へ近づいていきます。

駅伝練習を辞退する理由は地域でのクラブ活動に専念したいためだ

というものが多く、学校外でも生徒達は努力をしているのだと妙な

安心感を得ることが出来ます。

新チームでの活動が始まったサッカー部では、既に1年後の総体を

見据えて目標を立てています。顧問からは適切な目標設定が大切との

アドバイスがありましたが、ミーティングの結果生徒達が立てた

目標は「市内優勝」。比較的学校数の多い柏市内で優勝というのは

簡単なことではないかと思いますが、今から目標に向かい1日1日

を大切に練習をしていけば、決して夢物語では無いはずです。