校長室より

2023年4月の記事一覧

6年生と1年生(校長室より)

学校に登校すると、朝の会までにやらなければならないことがあります。

 

今、1年生の教室には6年生が来て、お手伝いをしています。

 

見ていると、「そんなこと1年生だけでできるんじゃない」「自分たちでやらせた方がいいんじゃない」と思いたくなるかも知れません。

 

いえいえ、そんなことはありません。仕事場だって、新入社員担当の方がいたり、新人研修担当の方がいたりするわけです。役割で成長するという話です。

 

人に教えながら、先輩として意識が高まったり、しっかりしなくちゃと自覚したりすることがあるわけです。

 

1年生もそのうち1人でがんばらねばならないときがきます。その時にしっかり独り立ちできますように。そして6年生がんばれ、ありがとう。

スタート(校長室より)

1年生から6年生までがそろいました。改めてのスタートです。

お行儀良く自席に腰掛けて担任の先生の話を聞く1年生。ちょっと緊張している様子。あいさつ、着替え方、施設の使い方など、スタートならではのメニューの時間が続きました。

短い時間でしたが、学校生活を上手にスタートしました。

また明日、車に気をつけて元気に来られますように。

 

学校では、身体測定や視力検査など保健関係の行事が進んでいきます。今日は高学年が身体測定で保健室に来ていました。すくすく大きくなっているかな。

 視力検査を行っている教室もありました。担任が各教室で行います。5m離れて検査します。

眼科医さんで行うような詳しい視力を測るような検査ではありません。ある基準が見えにくかった場合、お手紙を持ち帰りますが、詳しい検査は眼科医さんでお願いいたします。

 

そして、今年度初の昼休み。外は良い天気でした。

元気な子どもたちの姿を久しぶりに見ました。子どもと一緒に遊んでいる先生方の姿も見ました。

子どもは遊びが大好きです。ルールを守ることや、友達との距離感など、遊びながら学ぶことはたくさんあります。不思議なご縁でたまたま一緒になったクラスの子たちと過ごす時間は貴重なものです。今しかできないいろいろな遊び、遊び方を通して、たくさん学んでほしいと思います。

第55回入学式(校長室より)

67名のピカピカの1年生が入学しました。

今年度は新入生、保護者、6年生、職員が参加しての式でした。7名の学校運営協議員のみなさんにも職員として参加していただきました。

校長式辞では、できるようになってほしい3つのことについて話しました。

「勉強するときはしっかり勉強」「遊ぶときは元気よく遊ぶ」「食べるときは好き嫌い言わずに食べる」

どれも「するべきことをするべき時にする」という当たり前のことです。

保護者の皆さんには、良いこともそうでないことも成長の栄養と考えて教職員一同子どもに向き合っていくことと、我が子とその周りの子どもたちの成長のために上手に保護者の皆さん同士でつながっていってほしいことをお願いしました。

担任発表では、担任の先生と、養護教諭、低学年支援教員を紹介しました。

いろいろな先生方と関わりながら成長してほしいですね。

参加した6年生は、呼びかけと校歌を発表しました。6年生らしい態度で立派でした。5年経つと、1年生もこの姿になります。そのためには、日々の自分のするべきことを積み重ねていくことが大切です。1年生そしてもちろん6年生を初めとする他の学年の子どもたちも、1日1日を大切にがんばってほしいです。

風の強い1日でしたが、1年生が学校に来る頃には晴れ間も出て、明るい入学式になりました。

明日から、児童数500人ぴったりで、全員そろった土南部小の学校生活が改めて始まります。

改めまして、保護者の皆様、地域の皆様、令和5年度もご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

今日のいろいろ(校長室より)

3月に卒業していった子どもたちが中学校に入学しました。南部中の入学式に学校運営協議会の一員として参加しました。

子どもたちは、制服を着ている分、みんな大きくなったように感じました。これからの中学での毎日がみなさんを真の中学生にしてくれます。がんばってくださいね。

 

学校の方では、今日から給食開始です。

久しぶりの給食でしたが、上手に準備できたかな。

おいしく食べられたかな。

4月中は、前を向いて食べることにしています。

お口に物が入っているときは話さない、はコロナに関係なく、食事のマナーの1つです。

みんなしっかり食べている様子が見られました。

ごちそうさまでした。

調理員のみなさん、今年度も安全に気をつけての給食づくり、よろしくお願いいたします。

 

午後、6年生は入学式の準備を行いました。

校舎内、校舎外、いろいろな仕事を分担して、担当の職員と一緒にがんばる子どもたち。

目の前にある6年生としての仕事。一生懸命取り組む6年生。ありがとう。みんな。

こういうことの積み重ねが、この子たちを真の6年生に近づけてくれます。まずは、気持ちよくやってみること。その気持ちが何より大切です。

入学式に参加することも6年生としての役割。成長の日々が続きます。

先生方も、準備お疲れ様でした。

3日目(校長室より)

最高の青空でした。

スタートして3日目を迎えました。今日も限られた時間の中での活動でした。

係のポスターをつくったり、クラスで写真を撮ったり、目標を書いて掲示したり、スタートならではの動きがあちこちで見られました。

清掃の仕方を学校全体で統一しようという提案の元、掃除の仕方を練習しているクラスもありました。

「最初が肝心」という言葉があります。教育界では「黄金の3日間」という言葉があります。どちらも、スタートの大切さを表現しています。今日で3日が終わります。

この3日間でのうっすらした青写真が、これからの学校生活の基盤になっていきます。

今週は、いよいよ給食も始まりますし、入学式を行う日もあります。学校としても助走から少しずつダッシュにうつっていく期間です。学校生活もいよいよ本番です。

だからと言って、気負ったり、焦ったりする必要は何もありません。自分の目の前にあることにとにかく取り組んでみること、そういう日々が子どもたち1人1人を必ず成長させてくれます。

どんなに新たな気持ちで臨んでも、うまくいくことばかりではないだろうし、できないこともあるでしょう。けんかがあったり、かなしい思いをすることもあるでしょう。みんながみんな仲良しというわけでもないし、それはそうですよね。まだまだ成長途中の子どもたちですから。それでも、良いこともそうでないことも全ての経験を栄養にして少しずつ大きくなっていくための場として学校があります。

 ぜひ、へこたれずに学校へ来るという姿勢は持ち続けてほしいと願っています。

 

3月中旬から、学校運営協議会の委員さんを中心に、敷地内の岩石園の整備が始まりました。荒れ地のようになって、3年前にはブルーシートに覆われていた岩石園。

3月30日には、雑草を抜き、土を耕し、一部にはお花を植えました。ご多用の中、ご尽力いただき、ありがとうございます。

せっかく敷地内にある、あるべきものを有効に活用していこうという思いで、同じような作業を引き続き行っていく予定です。

引き続きよろしくお願いいたします。