文字
背景
行間
2024年7月の記事一覧
終業式(校長室より)
1学期の終業式です。
校長の話では、1学期の生活を子どもたちに簡単に振り返ってもらいました。
校舎内や休み時間の様子で、みんなが元気に楽しく生活している様子をたくさん見てきました。それでも先生の見ていないところでどうだったのかまではわかりません。1人1人振り返ってみましょう。
暴力、人のものに勝手に触る、いやなことを言う、これはどれも自分がされたらいやなこと。だから人にはしない。「できたかな」
でも、みんなまだまだお子ちゃまだから、ついついしてしまうこともある、言ってしまうこともある。そんな時は、あやまる。許してもらえないかもしれないけどあやまる。それがスタート。「できたかな」
家に帰るまでが遠足、って言うけど、仲直りするまでが子どものけんか、とも言う。2学期も「みんなでつくる楽しい学校」を目指して行こう。
その前に夏休み。次の生活の話をしっかり聞いて、全員で9月2日にまたこの体育館で元気に会おう。
そんな話をしました。
生活の話では、田地野先生がつくったクイズでいくつかのことの確認をしました。
「○○の貸し借りをしない」の○○を考えさせる問題では、「タブレット」「お金」など、いくつかが子どもたちから出ました。答えは「ぜんぶ」でした。「これ貸していいのかな」と自分の中で疑問に思ったならそれは貸さない方が良い、という説明でした。物の貸し借りはトラブルの元です。子どもの判断で行わないでほしい、という願いを込めて子どもたちに伝えました。
その後に、地域でパトロールをしてくださっている方々の紹介をさせていただきました。
「安全に気をつけてほしい、元気がもらえるのであいさつをしてほしい」という、子どもたちへのお願いが、小野寺さんからの代表あいさつで伝えられました。
みなさん、いつも子どもたちの見守りありがとうございます。
校歌をみんなで歌いました。
気温の高い体育館でしたが、できるだけ短時間で終わるよう進めました。目の前で話をする、話を聞くというのは大切なことで、それができて良かったです。みんな最後までしっかり聞けましたね。
1学期が終わります。同じことの繰り返しになりますが、多くの子どもたちが生活している場所なので、いろいろなことが起こります。起こりました。それが学校です。そういうたくさんの出来事で子どもたちは学び、成長しています、成長していきます。良いこともそうでないことも学びにつなげ、自分の力で乗り越えていけるよう、身近な大人として関わりを続けてまいりましょう。
改めまして、保護者のみなさん、地域のみなさん、令和6年度1学期、本校学校教育へのご理解ご協力につきまして感謝申し上げます。ありがとうございました。43日間、子どもたちをご家庭、地域にお返しいたします。暑い夏になるとの予報が出ています。健康に気をつけ、事故のない日々を過ごせますように祈っています。
(学校ホームページは9月2日から更新を始める予定です。)
1学期給食最終(校長室より)
1学期の給食最終日でした。
ちなみに、校長室での給食は「検食」といって、「子どもたちの摂食開始時間の30分前までに行う」という決まりがあり、子どもたちより先に食べます。量は、6年生の標準の量でお願いしています。プチ情報です。
夏休みになって、子どもたちが家で過ごす時間が増え「一番手がかかるのは食事の準備である」という話は保護者のみなさんの声として昔からよく聞こえてきたものの一つです。
さっき食べたと思ったらもう昼ご飯。そして、もう夜ご飯。こんな感じですよね。
献立を考えるのも一仕事。せっかくですから、おいしく全部食べてほしいですね。
さて、給食は、栄養士が立てた献立をもとに調理員さんがつくります。もちろん、子どもたちにとって大好きなものばかりが提供されるわけではありません。
それでも、笑顔で元気にもりもり食べている姿を見ると、生きる力、エネルギーを感じます。
「いただきます」の直後に自分の分を減らしに並ぶ、魚や野菜などに苦手意識がある子も、「苦手だけど食べる」という意識で食に向き合えたらよいのになあと思います。学校では、無理強いはできませんし、しません。健康な体づくりにつながる大切なことなので、食べてほしいなあと気にはしています。
1学期の給食は今日で終わりますが、暑さにも負けないようにしっかり食べて酷暑と言われている夏を乗り越えられますように。
調理員のみなさん、栄養士の西田先生。1学期、栄養満点のおいしい給食ありがとうございました。
さて、給食は保護者のみなさんや我々教職員の支払う給食費でその全てをまかなっています。(今年度は給食費の補助が市から出ています。)
あるところに全校児童2名の学校があったとします。一人あたりの給食費を336円とすると、きちんと納入されれば、672円で2人分の食材を用意し、1人336円分の給食を食べることができます。
しかしもし、何かの事情で、Bさんの給食費が納入されなかったらどうなるでしょう。
2人で336円しかありませんから、この金額で買える食材で給食を作り、2人分にしなければなりません。つまり1人あたり168円となります。
予定していたデザートが減るかも知れません。一人分の量が減るかも知れません。どこかにしわ寄せが生まれます。栄養士の先生が、必要な栄養価を計算しながら毎月の献立を作成し、材料を発注し、毎日調理員さんが給食を作っています。給食費の納入が数名でも滞れば、上のようなことが起こります。調整しようにも、食材を購入するお金が足りなければ、当然しわ寄せは起こります。それは、子どもたちの1人1人の給食に直接関わってきます。給食費を初めとする校納金につきましては、引き続きのご協力をお願い申し上げます。
成長(校長室より)
きれいな花をつけている1年生の朝顔。
しっかりと実をつけている2年生の野菜。
どちらも種や苗から育てたものです。同じ日に土に植えても、その後の生長には差がありました。朝顔で言えば、「いっせいのせっ」で芽が出たわけではありません。なかなか発芽しなかった鉢を子はやきもきしたことでしょう。それでも、毎日水をやり続けることで芽が出て、いつの間にか大きくなって花が咲きました。
4月に小学校に入学した1年生も1学期という期間で成長を続けてきました。4月2日生まれから翌年の4月1日生まれの子どもたちが同じ教室で過ごすのが日本の教育の形ですから、スタートから何かしらの差はあってもおかしくはありません。そして、同じ教室の中で過ごしていても、その成長には差があります。これについては他の学年も同様です。
(昨年度7月、朝日新聞で「早生まれは損?」という特集が3週にわたってありました。3月25日生まれの私は、それを読んでそれなりに衝撃を受けました。自分自身も、小学校、中学校での周りとの学習や運動における他の子との成長の差をおぼろげながら感じていたからです。もちろん、生まれ月で全てが決まるわけではないことは言うまでもありません。)
そして、少なからず差がある子ども集団に1人ずつ関わる担任。経験年数や教育観に違いがある先生が担任として1年間子どもたちに関わります。当然、クラスごとに雰囲気に違いがでます。それは当然のことです。大人も子どももみんな違うわけですから。
そんなたくさんの人が、教室という場で、日々生活を通して成長していく、それが学校です。
この4ヶ月もたくさんの出来事がありました。成長途中の子どもたちですから、ぶつかることもあります。友達との関わり方がわからず、適切ではない声かけでいさかいになることもあります。でもそれを栄養としてさらに成長してほしいし、大人の助けを借りながら自分で乗り越える術も身につけていってほしいと願っています。
1学期も残りわずか。みんなそれぞれ1人1人のペースでの成長を最後の最後まで望みつつ、学校、ご家庭それぞれの場所で子どもたちに関わっていきましょう。
(ちなみに、先の朝日新聞の特集の最後に、届けたいメッセージとしてあった言葉は「成長発達を長い目で見守りましょう」でした。当たり前のことであり、大切なことですね。)
プール指導(校長室より)
柏市では数年前から外部委託が進んでいますが、小学校が42校あるので、うちの学校はまだ対象になっていません。プール指導はコロナ期間は中止していましたが、昨年度から再開しました。ただ、内容としては安全指導を目的として「各学年2回」と回数を制限して行いました。
今年度も同様の目的として各学年2回行う予定で計画しました。
PTA役員の方からの紹介もあり、お金はかかりますが、リフレッシュプラザのプールにてプール指導を行えることになりました。ありがとうございます。
今日、1年生の指導の様子を見学させていただきました。約8名のコーチが、5、6グループに分かれた子どもたち相手に、入水して指導に当たってくださっていました。教職員も入水ができるように準備はしていますが、基本的には指導していただいています。コーチのみなさんは、普段リフレッシュプラザで開催している水泳教室を担当している方々なのだそうです。
学校での水泳指導は、梅雨時にスタートであり、強い日差し、適正な水温気温・水質管理、水中やプールサイドでの安全面での配慮などなど、いくつもの条件をクリアした上で行ってきました。プール管理における給排水でのミスによる過剰な水道料金発生や指導中の事故などが報道で扱われることもあります。
今回、徒歩で行ける室内のプールで行うことで、今まで気にしていたあれこれを気にする必要がなくなりました。安全に子どもたちがプールで学べることが本当にありがたいです。
グループに分かれた子どもたちは、それぞれの場所で、元気に水泳指導に参加していました。とても楽しそうな様子が見られました。
リフレッシュプラザのみなさん、ありがとうございます。9月まで続きます。よろしくお願いいたします。
自分の身を守る(校長室より)
1学期の振り返りをしているクラスがありました。
もうそんな時期です。どんな1学期になったかな。
できたことは引き続き、そして課題は2学期にまたがんばってみよう。
「自分がされていやなことは人にも言わない、しない」をたった一つのルールに掲げてはいるものの、学校の内外では本当にたくさんのことが起こります。
大人の世界でも「今日は全国で○○が一件もありませんでしたので夜のニュースはありません。音楽をお楽しみください♪」なんて日はありません。良いこともそうでないこともたくさんのニュースが毎日毎日報道されるぐらいです。となれば、絶賛成長途中の子どもたちなのですから「何かあって当たり前」ぐらいの気持ちでいないと務まりません。
さて、いろんなことが起こる中で、自分の身を守るためにできることとして、例えば交通安全に関することであれば、歩道を歩く、右側を歩く、前を向いて歩く、飛び出さない、青信号でも周りをよく見る、自転車で横断歩道を渡るときはおりて押すなど、いくらでもできることはあります。
また、例えば、友達関係に関することで自分の身を守るためにできることは、悪口を言わない、挑発しない、ぶたない、蹴らない、押さない、危なそうなことには近づかない、何かしてしまったらすぐに心を込めてあやまる、自分にピンチが訪れたら近くの信頼できる大人に助けを求める、などなどがあります。
いけないとわかっていてもしてしまうことは、大人も子どもも関係ありませんが、子どもの世界ではよくあることです。学校でもお家でも、やってはいけないことをどんどんやるようにすすめるはずはありません。学校ではだめなものはだめ、と伝えています。お家でもそうですよね。
それでもやってしまう、そんなことでのトラブルが毎日毎日学校の中でも外でも起こるわけです。
学校で先生に言われたから即改善、お家でお家の人に言われたから即改善となれば良いのですが、なかなか思うように行きません。「わかっちゃいるけどやめられない」昭和の歌でそんな歌詞の歌がありますがまさにそれ。
そんな子どもを前にしたら大人は根気よく伝えるなど関わっていくことをあきらめずに続けるしかありませんし、子どもは、事故にあったり、けがをしたり、怒られたりしないように自分の身を守るために自分でできることを身につけていくことが大切です。
たくさんのトラブルが子どもたちの成長の栄養になるように、また、子どもたちが自分自身で困難を乗り越えていけるように周りにいる大人として子どもたちに関わっていきたいですね。
7月10日から19日まで千葉県「夏の交通安全運動」期間中です。
「身につけよう 交通ルールとヘルメット」
自分の身は自分で守る。
さて3連休です。地域のイベントもあります。交通事故、お金のトラブルなどにあわないように気をつけながら楽しい3日間にしていきましょう。
(写真は、朝からの雨のため外で思い切り体を動かすことができない金曜日に落ち着いてがんばる子どもたちの様子で、本文の内容と直接関係はありません。)
元気な姿(校長室より)
蒸し暑さは相変わらずでしたが、熱中症警戒アラートの発表はなかったので、久しぶりの体育、外遊びとなりました。
「やっとだよ」「楽しかったあ」という子どもたちの心からの声も聞こえました。
勉強するときは勉強する、遊ぶときは遊ぶ、めりはりのある生活はとても大切です。
子どもたちと外で活動する先生方の姿も素敵です。
「遊びは学び」です。大きな空の下でたくさん遊んでほしいです。
1学期の最後まで、この元気な姿が見られるとうれしいのですが、お天気、気温には十分気をつけながら進めていきます。
4年リサイクルプラザ見学
4年生が社会科見学でリサイクルプラザに行きました。
ここにはリサイクルされるカン、ビン、ペットボトル、紙類などが運ばれてきてそれぞれ次の過程のための処理をします。
また、3Rについて講座などを開き、学んだり、つくったりという活動もしている場所です。
「リサイクルについて説明を聞く活動」と「工場見学」をグループに分かれて交代で行いました。
工場見学では、各家庭から運ばれてきた資源ごみがどのような流れで進んでいくのかを実際に見ることができました。人が手作業で行っているところを見たり、音やにおいも感じたりしながらの見学でした。
ビンやカンなどに分別することの大切さだけでなく、中身を空にしたり、きれいにしたりすることでリサイクルがスムーズにできることも知ることができました。きれいにしてからの分別にご協力お願いします、と所員の方から子どもたちに願いが伝えられました。
環境のためにも、気をつけていきたいことです。良い勉強ができましたね。
第1回授業研究(校長室より)
令和6年度の最初の研究授業は1年1組です。
指導は柏市教育委員会指導課指導主事相澤先生です。
「わかった」「できた」を大切に授業をつくっていこうという主題をたて、職員全員で参観し、学んでいきます。
たくさんの先生方に見られるという、普段、先生と授業している教室の雰囲気とは違って子どもたちは緊張したかも知れません。
入学して3ヶ月の子どもたちが、初めての「何かの何個分」を使って長さ比べをする授業です。
紙テープで計りとって比べるのとはまた違う作業です。最初戸惑っていた子たちも短い時間でよく集中して学習に取り組みました。
1年1組のみんな、ご苦労様、よくがんばりました。平野先生を初めとして1年生の先生方、準備も含めてお疲れ様でした。
放課後は、職員の学びを深めるための協議会を行いました。
相澤先生からのご指導もいただきました。
明日からの各クラスでの授業に生かしていきます。相澤先生ありがとうございました。
昨日は七夕(校長室より)
昨日は七夕でしたね。
笹飾りに、願い事を書いた短冊をかざりましたか。
願いを叶えるためには、それなりのエネルギーが必要ですが、何より「自分の願いを知る」ということが全てのスタートなので、それを表明することは大切なことだなと短冊を見ていて思います。
学期の初めに目標やめあてを書くのも「自分の思いを客観的に知る」という意味では同じです。
ただ待っているだけで良い願い、努力でつかむ願い、いろいろあります。願いが叶いますように。
今日から、夏休みの図書の貸し出しが始まりました。
暑い外で過ごすことができないときは、学校の図書室や市の図書館で借りた本を涼しい部屋で読むという過ごし方も良いですね。
この夏、本との良い出会いができますように。
アラートは続く(校長室より)
昨日から引き続きの熱中症警戒アラート発表です。昨日、下校時に「梅雨はどうしたんだー」と口にしている子がいましたが、本当にその通り。雨も少なく、すでに夏本番の気候です。
とは言え、朝のうちの校庭はまだ厳重警戒レベルでした。
今日予定していた2年生の学区探検は延期にしました。運動をするわけではなく、水分補給や帽子着用などの対策は講じられますが、予備日もありますし無理して行う必要はないという判断です。
5年生のボールスローは、1人当たりの運動量が少なく、すぐに終わることから、待ち時間を長くしないように気をつけながら午前中の早いうちに実施しました。
さてさて、「熱中症にならないために」というキーワードで対策を調べてみると、その中に「規則正しい食生活を」ということがあります。食事は健康な体づくりのために大切なのは言うまでもありませんが、基本的な熱中症対策にもなるとのこと。
というわけで「食」、今日の給食の様子です。
先日、「好き嫌いはあって良い、嫌いでも食べるところがえらい、ってこの前じいじにほめられた。」と話しにきた子がいました。どの栄養がどの成長に影響してくるかを考えると、「とりあえず食べておく」「なんでも食べることができる」のは強みになるかなと個人的には思います。
もちろん、食事は楽しいものであってほしいので、学校では無理強いはできませんし、しません。
楽しそうにおいしそうに食べてます。
よく食べ、よく動き、よく休み、健康で暑さに負けない体をつくっていこう。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長