令和4年度 校長室より

令和4年度 校長室より

第4回学校運営協議会(校長室より)

第4回学校運営協議会を開催しました。


今日は、集計して取りまとめた学校評価を見ていただいた上で、1年間の振り返りをする会としました。

まずは、今年度の会長である西條様からご挨拶をいただきました。それから、学校評価の結果について、学校から補足しながら説明をしていきました。

保護者の皆さんからいただいたご意見についても、ふせることなく、原文のまま、見ていただきました。

その後、中身についての質問や、感想、学校としての評価の生かし方などについて委員の方々からご意見を頂戴しました。

コミュニティスクールとなって、この会がいわゆる本部となります。ふる協会長他ふる協役員2名、青少協会長、民生委員主任児童委員、PTA会長、南部中校長と私が委員です。みなさん、この地域のこと、この地域の子どもたちのことを考えて日々活動をしてくださっている方々です。

ちょうど1年前のこの会議では、「令和4年度は、コミュニティスクールとなった土南部小学校のために少しでも具体的なことをしていこう」という話で終わりました。今年度は、いくつかの場所で委員のみなさんや、委員のみなさんが声をかけて集まってくださったみなさんで、丸つけ隊や見守り隊などの活動をしていただきました。

職員からの感謝の声は本日お伝えしました。

教育委員会の担当の先生にも1年間温かく見守っていただきました。来年度は、今年度の活動を生かしながら「地域の力を学校に」が根付いていくよう、進めていきたいです。委員のみなさん、改めましてありがとうございました。

働き方改革(校長室より)

「働き方改革」という言葉がよく聞かれます。この言葉だけを聞いていると、「教員が大変だから働き方を改革しよう」「先生方に楽をさせるための改革では」のような誤解を受け、「他に大変な仕事はいくらでもある」というように思われることが少なくありません。

しかし、それは誤解です。

働き方改革とは「本来、教職員が行うべき仕事を行うために、今している仕事を見直していこう」というもので、「教職員が、勤務時間内で、学習や生活で子どもたちと過ごす時間・子どものための授業について考える時間の確保をすること」「そのために教職員が心身共に健康であること」を目的としています。

本校では、文科省からかつて出された働き方改革についての資料をもとに、今年度、地域の方に手伝っていただけることをいくつかお願いしてきました。下がそれです。

時々、コミュニティスクールに関わる記事を載せますが、それが取り組みの1つです。今後も少しずつご協力をいただける部分を増やしていこうと考えています。

また、今まで学校で行ってきた行事の見直しも働き方改革の取り組みの1つになります。

何のために行うのか、どれくらいの時間をかけるのか、無駄な動きはないかなど、大切にしなければならないこと(目的)や改善点を明確にしていくことで、すでに見直しを行っているもの、まだまだ見直しに時間が必要なものがあります。

いずれにしても、働き方改革で何かを行った結果、教職員と子どもたちの過ごす良好な時間が増えたり、授業準備がきちんとできたりすることで、先生方にとっても子どもたちにとっても満足できる環境になることが大切なのです。

職員とは、働き方改革の意味について共通理解を図っています。

子どもに関わる仕事を選んだからにはこの意味を取り違えることがあってはなりません。

 

保護者の皆様を含めた地域のみなさんのご理解、ご協力を頂戴しながら、「子どもたちと過ごす時間のために、授業準備のために」今後も見直しを図り、進めてまいります。

寒さに負けない(校長室より)

「掃除なしで長い昼休み」子どもにとってはうれしい時間でしょう。今日はその「土南タイム」でした。

土南タイムも残すところ、6年生はあと2回、それ以外の学年の子どもたちはあと3回です。

今日も寒風吹きすさぶ中、校庭で元気に遊び回る子どもたちの姿が見られました。

外へ出て、青空の下で、太陽の下であそんでいる子どもたち、どの子も笑顔です。気難しい顔をしている子は1人もいません。そんな理由もあって、休み時間の子どもたちの姿は良いものです。こちらまで楽しい気持ちになります。

昨日、欠席者が増えたことで心配したクラスも、その後欠席者や体調不良者が増えていないので、通常通りに1日過ごすことができました。

病気にかかりにくい体づくり、免疫力を高めるためにも、よく寝る、よく食べる、体力をつけるよう意識していきたいですね。

寒さに負けすにがんばろう。

これからのマスク(校長室より)

午後3時に、柏市長、柏市教育長からのメッセージがすくすくメールで流れました。

 

卒業式に参加する全てのみなさんに「マスク着用を求めない」というのが主な内容です。

 

呼びかけや合唱の時もです。

 

人との距離についての対応にも触れられてはいますが、「子どもたちのすこやかな発育、発達のため」が前面に出た形となりました。

 

今回のメッセージを受けて、本日、学校からお手紙を配付いたしました。市内どの学校も内容は同じです。3月17日の卒業式と3月13日以降のその他学校生活について触れてあります。ご一読ください。

 

本校において、週が明けた今日のタイミングで、高学年の1クラスで発熱や体調不良での欠席が増えました。明日以降「早帰り」や「学級閉鎖」の措置をとる可能性もあります。市内でも学級閉鎖を行っている学校がちらほら出ていると聞いています。まだまだ寒く、乾燥した季節が続くので、感染症対策はしておくに超したことはありません。

 

学校として、卒業式当日にできるだけ多くの卒業生に参加してほしい、という願いは当然あります。昨年度は、欠席した児童に証書を渡すために3日間予備日を作り、事情に合わせて体育館のステージで渡しました。

 

メールや手紙に記載されている「3月13日」は1つの目安であり、もちろん従っていきます。しかしながら、6年生に限って言えば、卒業式の練習においては、感染予防を行いながら本番当日に備えるためにも、場面によってはマスク着用による感染症対策を呼びかけることにするかも知れません。このあたりは、6年担任や養護教諭等とも話をし、子どもたちにも説明をしながら進めていきます。職員にもそのことについては今日話しました。

 今日の昼休みに、校庭で縄跳びをしていたとき、ある女の子が近づいてきて、「校長先生、来月はマスクはどうなるのですか」とたずねてきました。「今日お手紙が出るよ、3月13日から外してもよいことになるよ」と伝えました。子どもたちにとっても3年続いたマスク生活がどうなっていくのか、報道を受けて興味や不安があるのだろうと思いました。

できるようになりたい(校長室より)

体育委員会の短縄チェックが終わっても、短縄熱が冷めない子どもたちが、今日も練習台に集まってきました。

シールがもらえるからがんばる、ではなく、お兄さんお姉さんに見てもらえるからがんばる、でもなく。

今、自分ができない技をできるようになりたい。その欲求だけだと言えます。1年生から6年生まで学年に関係なく順番を守り、練習を続けています。

この姿から子どもがもともと持っている「できるようになりたい」というエネルギーを感じます。もちろん中には、「二重跳びができるようになったよ,見て」と言いに来る子もいます。しかし、できるようになるまでは自分との戦いです。

自分の目標に向かって来週もがんばってね。