令和5年度 校長室より

令和5年度 校長室より

4年生 リサイクルプラザ見学(校長室より)

4年生と社会科見学で十余二のリサイクルプラザへ行きました。

 

ここは、柏市の資源ごみの分別・処理、資源品のリサイクル、リサイクル・リユース・リデュース等に関わる各種イベントを行ったりする施設です。

 

施設内では、大きく2つのグループに分かれて、説明を聞く時間と、見学をする時間を交代して過ごしました。

 

3階のリボン館においての説明では、「ごみを減らしていこう」が目的であるという話から始まりました。

 

3R(リサイクル・リユース・リデュース)の推進の話の中で、「ごみはきちんと分別することで資源になる」という言葉が心に残りました。

 

説明の後は、リボン館で一般向けに販売されている資源品や市民からの寄付の物のショップなどを見学しました。

 

工場見学では、ペットボトル、ビン、カン、紙類をどのように分別しているかの実際を説明を聞きながら見ることができました。

ガラスを処理する音や、ビンやカンの中に残った物による匂いなどに囲まれながらお仕事をされている方がおり、最後の最後の処理はその方々の手作業に頼ることがわかったと思います。

 できる限り、決められたとおりに分別することの大切さを感じます。

 

柏市はかなり前から、細かなごみの分別について取り組んできた自治体です。

柏の取り組みについて、他の自治体から見学が来たりしていたのも覚えています。

子どもたちは、社会科で勉強した内容について、自分が住んでいる市でも積極的に取り組んでいることを見学によって知ったわけです。

大きなことはできなくても、身の回りのできることから少しずつ始められると良いですね。

 

自分の身は自分で守る(校長室より)

7月に入ってから、学校の敷地内で5つの蜂の巣を見つけ、撤去しました。

どれも作り始めの小さなもので、大きいものでも上の写真のような私のげんこつぐらいしかありませんでした。

気温が上がって、蜂の動きも活発になっていきます。

 

さて、ここで紙芝居。


よくある、↓こんな夏の出会い。

めったにない、いやまずない↓例えばの出会い。

どちらの絵にも共通する、本当にこわいのはA(小さい方)なの?B(大きい方)なの?という話。

そりゃいろんな思いはあるだろうけれど

 

つまりは・・・

ところが実際は・・・

大きい方が小さい方に対して大騒ぎ。

 

そんなことになったら、ただでさえ小さな蜂さんは・・・

そして、ついには・・・

で、チクッ!といくかも知れない。

そんなわけで・・・

つまりは・・・

 

子どもは、好奇心が旺盛なので、騒ぎがあると「なんだなんだ、どしたどした」と集まります。危ないから近づくなと言われるほど寄ってくる子もいます。
ぐっとこらえて、近づかない、逃げる、という選択をすれば危ないことに巻き込まれることはまずないのに・・・。

子どもたちの周りにある、友達関係、生き物、遊び、場所、メールグループ、ネット環境・・・なんだって危ないことにつながる可能性はあるのです。「これは危ないかも」と感じたときに、やめておこう、はなれよう、と動けるかどうかが身も守るためには必要です。自分の行動は自分で決めることができるのですから。

また「これは危ないかも」と感じられるようになるためには、経験も必要ですし、同じことを大人が言い続けるなどの日々の関わりも必要です。

危険を察知して、自分の身は自分で守ることで楽しい毎日につなげていけると良いですね。 

プール等の外活動再開(校長室より)

今週に入ってから3日間、とても外で運動できるような気温ではありませんでした。水に入るプールであっても同じです。先週のプール指導も、もちろん熱中症対策として、小まめな水分補給は各学年で行いながらでした。今週は対策を講じても、安全とは言えないという判断でした。

 

今日は、太陽が顔を隠し、直射日光がない分、ありがたい気候でした。気温は30度を超えていたのですが、ここまでの3日間と比べると過ごしやすいと感じてしまうところは、感覚がおかしくなってるなあと思います。

1、2年生は待ちに待ったプールの授業です。

人数の関係で、2学年同時に入ります。

プールからにぎやかな声が聞こえていました。職員は、水の中で、プールサイドで、それぞれ子どもたちの動きを見ながら指導にあたります。

今日は5年生の2回目でもありました。

気温も水温もしっかり高めで、入水は気持ちが良かったと思います。

体育以外の授業でも、外での活動が割に安心してできたので安心でした。

もちろん、休み時間については、「水分をとる」という対策をとった上での外遊びを放送で呼びかけました。

久しぶりに、校庭に子どもたちの声が響きました。

 

今日は給食の時間に安全主任の長野先生が、子どもたちに交通安全について呼びかけました。具体的には「とびだしをしないこと」「自転車の乗り方について」でした。

7月10日から19日までは夏の交通安全運動の期間でもあります。自分の命は自分で守るためには具体的に気をつけなければならないことがあります。今日の放送の内容を必ず守るだけでも違ってきます。事故のないことは職員一同、常に願っています。 

情報モラル(校長室より)

5、6年生を対象に「情報モラルについて」お話をうかがう機会をつくりました。


柏市教育委員会 児童生徒課指導主事 少年補導センターの麻生徹先生を講師としてお迎えしました。

 

パスワードやIDに関わるトラブル、自分や他人の個人情報に関わるトラブル、事件になってしまった例、流す情報について、ネット上で知らない人とつながることのリスクについて、オンラインゲームについて、脳への影響まで、たくさんの内容が盛り込まれていました。

 

室温高めの体育館で扇風機を回しての1時間でしたが、子どもたちはよく話を聞いていました。

 

「自分で正しく判断する」ことの大切さを強く感じた1時間でした。

 

ほとんどの子どもたちは、正しいことはわかっている、いけないこともわかっている。それでもしてしまう。それが未熟な子どもたちの姿であると私は思っています。「日常生活でだめと言われていることは、ネット上でもだめである」という内容のことを今日の麻生先生もお話しになっていました。約束であったり、思いやりであったり、正しさであったり、大切なことはどんな場面でも同じということです。

 

今日のお話で、便利で楽しいものの後ろに隠れているこんなにもたくさんの危険について知ることはできたと思います。しかしながら、それがどれだけ危険なことなのかをわかるにはもう少し成長が必要かも知れません。

 

学校のタブレットも、お家のスマホを初めとする情報機器も、子どもに貸している物であって本人の物ではありません。しかし、子どもの手に一度渡ったものを管理することは大変難しいことです。それでも、本人に任せっきりでは、何が起こっているか気づくこともできません。

充電は必ずリビングでとか、夜は機器を預かる、時々情報機器を確認するなど、それぞれのご家庭で作っているルールもあるでしょう。それはとても大切なことです。

 

 今日の授業の後に、各クラスから1人ずつ感想を言ってもらいました。すごく良く聞いていたんだな、感じたことがあるんだなと思いました。

 

それは立派なことですが、実際には、知っている、わかっているようだけれど、できているかどうかわからない部分を大人が見ていくことは必要です。未成年ですから。自分たちで考えながらできることをしていってほしいと願う気持ちはありながら、まだまだ手がかかります。

 

夏休みに向けて、今日のこと以外にも交通事故水の事故にも気をつけてくださいと子どもたちに呼びかけてくださった麻生先生。貴重な時間をありがとうございました。

 

そう言えば、先日、「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の作成について、という通知が文部科学省から出ました。↓

https://www.mext.go.jp/content/20230704-mxt_shuukyo02-000003278_003.pdf

ここでは「気をつけるべき点」には触れつつ「いかに生かしていくか」という前向きな捉え方があります。禁止するのではなく、使い方を考えていく、つまりは「自分で正しく判断する」力は欠かせないということなのだと思います。

そして今日も(校長室より)

昨日中に本日の熱中症警戒アラートだ出たため、予定していたプール、朝の部活動の中止メールを昨日配信しました。

平年のこの時期より高めとのことです。今日も運動は中止です。

週に1度の土南タイムもさすがに今日はできず、通常の昼休み+清掃としました。

室内で昼休みを過ごした後は、掃除タイムです。

みんなで遊ぶ時間が、みんなで掃除する時間に変わってしまいましたが、子どもたちはよくがんばって学校をきれいにする活動に取り組みました。えらいね、みんな。

運動全般は中止ですが、学習活動で外に出たり、体育館に行くことはもちろんあります。それは、止めません。

午後に体育館で理科の学習をしていた学年もありました。

 

サーキュレーターの風の強弱の違いで四輪車の進み方に違いがあるかの実験です。

もわっとした空気の中で、グループごとに熱心に実験に取り組みました。

日差しはないにしても、なかなかの気温、そして熱中症指数でした。 

ものすごい暑さで始まりました(校長室より)

月曜日です。1週間のスタートが最高の天気、快晴です。朝から強い日差しが照りつけていました。

 

今日は、「運動中止」を朝から決めました。3ヶ所の昇降口には昨年度養護教諭が作成したカードをはりました。

 

根拠は、校庭での気温等測定ならびに、環境省の熱中症予防情報サイト(地点は我孫子)、としています。(教育委員会からも学校宛てに注意喚起のメールが届いていました。)

とは言え、本格的な夏に向けて、体を暑さに慣らしておくことは大切なことだなという思いもあります。

業間休み前の全校への放送では、「運動は中止だけれど、外に出てもよい」と放送で呼びかけようか悩みましたが「運動は中止です。室内で過ごしましょう」と呼びかけました。悩ましいところでしたが、今日は様子を見ました。

 

業間休みには、飼育委員会の児童と体育委員会の児童が仕事で外に出ていました。私は、岩石園の草花に水をやりながら、委員会の子どもたちの活動の様子を見ていました。活動後には、暑いところお疲れ様の気持ちを込めて、霧状にしたホースの水を軽くかけてから校舎内に戻しました。

 

先週から始めたプールも、「運動中止」となった場合はさせるわけにはいきません。今日はもともとプールの予定はなかったので良いのですが、明日と明後日は入る予定の学年があります。しっかり判断していきます。

 

室内でも水分補給は大切です。声をかけながら過ごさせています。

子どもたちは、昼休みも室内で過ごしました。各クラス、思い思いに過ごす子どもたちの姿を見て回りました。

エアコンはあっても、あちこちの窓が開いていることや子どもたちがたくさんいることもあり、廊下ほどでないにしても、教室も暖かい空気を感じます。

健康管理をしっかりして1学期末を元気に乗り越えてほしいです。

↑午後1時30分の数値です。直射日光がものすごい強さでした。

ジュニア救命士講習(校長室より)

5、6年生の子どもたち対象に「ジュニア救命士講習」を実施しました。写真は1時間目の6年生の様子です。

 

講師として、柏市東部消防署から宇野さんと池山さんに来ていただきました。

 

この講習会は、子どもたちにも助けられる命がある、ということから十数年前から始まったものです。

最初に心臓突然死により突然亡くなってしまった方のご家族のメッセージビデオをみんなで見ました。

 

子どもたちが真剣なまなざしで画面に集中している様子が印象的でした。


その後はDVDのアニメを見ながら、3つのことを実際に行いました。
1つめは「119番とAEDお願いします!!!」と大声を出して助けを求める練習。

 


2つめは、講習用教材「あっぱくん」による心臓マッサージ(胸骨圧迫)の練習。映像に合わせて、1分間行いました。

 

実際には救急車が到着するまでの平均8分間行うことになります。交代で行わないときついです。

 

真上から押すという基本の姿勢がとれている児童が多かったのでびっくりしました。


3つめは、講習用教材「あっぱくん」によるAEDの使い方の練習。AEDの指示に従えば良いというところは安心です。

 

ちなみに、学校にもAEDがあります。

職員玄関、事務室受付窓の左側と体育館横です。

 

最後の数人の質問や感想は、学んだことについて生かしていきたいという子どもらしい素直なものでした。

 

私も、ここまで、救命救急の講習会への参加はあっても、実際にこれらのことが必要な場面に出くわしたことはありません。だからと言って、これからもないとは言い切れません。実際の場面できちんとできるものか不安もあります。

しかし、一人でやろうとしない、誰かに声をかけて一緒に行う、この「誰かに頼ること」が救助においては大切なことだろうと思います。


本日は子どもたちのためにありがとうございました。

 

今日は七夕です。

2年生の教室に笹飾りがありました。

 

願いが叶いますように。そして、交通事故に気をつけて週末を過ごしてください。

プール指導と水質検査等(校長室より)

プール指導が始まっています。今年度は、水に関する安全指導のため回数は少なくしています。とは言え、特別なことをしなくても、水に入って、その動きにくさを体感したりと水慣れそのものに意味はあります。

 今日は朝に雨が残っていたので、低学年の1、2時間目のプールのみ中止としました。

実施の可否の根拠は、気温と水温ですが、太陽が出ているいないとか、風があるないなども考慮して、安全に実施できるかを考えています。ご承知おきください。

学校の人員不足は話題になるところですが、プール指導においてはクラス数+1名は確保したいので、今年度は、教頭先生や音楽の先生の力も借りての実施となっています。 

3、4時間目は5年生。

 指導の指揮をとるのは、体育主任でもある田地野先生です。

子どもたちに「背浮き」の説明をしていました。助けを求めて叫ぶと肺の中の空気が出てしまうので沈んでいくこと、肺に空気をためることを意識して力を抜くことで浮く、など子どもたちに伝え、同じ学年の先生がまず指示どおりにやって見せました。

その後は、子どもたちの番です。

慣れるまで、水に身を任せるのがこわい場合には、おしりが落ちて沈みます。もちろんもがけば沈みます。

力をだらーんと抜いて見事に浮いている子どももいました。

これができるようになれば、呼吸をしながら助けを待つことができます。

5、6時間目の6年生も同じように「背浮き」の体験をしました。

「あわてない」「落ち着く」その場になったら難しいかも知れませんが、それが大切です。

6年前に市内で起こった水難事故。遊んでいるときは、自分がそんなことになるなんて絶対に考えてなかったと思います。危ないところには近づかない知らない人であっても大人に注意されたら行動を見直す、という2点が大切です。そんな話は7月最後の日に子どもたちに伝えます。

水泳指導と並行して、学校薬剤師の辻村先生による水道水、プールの水質検査他環境検査を行っていただきました。

法で定められた学校の環境検査には水質検査、照度検査や空気の検査、ダニの検査などがあります。今日はお昼をはさんで実施していただきました。

辻村先生、子どもたちの健康のために1日ありがとうございました。 

給食室巡回指導(校長室より)

保険所と教育委員会による給食室の巡回指導がありました。

 

管理職立ち会いということで、私も一緒に調理中の給食室に入りました。

 

 

検査員の方が施設や備品の確認をしていただいている間にも、今日の給食提供に向けて調理員さんがせっせと準備を進めていました。

 

野菜を切ったり、揚げ物をしたり、出汁をとったりと分業して作業を進めていました。

毎日毎日、時間になったら当たり前に出てくる給食ですが、毎日毎日、調理員さんがここでこうして作っているんだなあと改めて確認しました。

 

安心安全でおいしい給食をありがとうございます。

 

校長室では、各種給食関係の書類の確認をしていただきました。

 

最後の講評では、検査した3項目について、書類について、栄養面でご指導をいただきました。

 

安心安全な給食提供について今回の指導内容を生かしてまいります。保健所のみなさん、教育委員会のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。 

創立55周年記念の航空写真(校長室より)

昨日の放課後から校庭にラインカーで線が引かれました。さらに朝早くからラインを整えていただきました。

今日は創立55周年の航空写真撮影の日です。5年生の児童の作品を参考に絵がつくられこのような絵柄になりました。

日差しが出てきたので、外に出る直前に「帽子着用」の放送を流しました。子どもたちは、帽子と水筒を持って校庭に出ました。

指示を出す業者の方です。

校庭の絵もこの方が1人で描いていました。朝早くからありがとうございました。

 

クラスごとに担当の場所が決まっているので、その場所へ向かい、線に沿って並びます。色も線ごとに決まっているので、クラスごとに担当の色の紙を持ちました

指示に従って、全員が立ち、頭の上で色紙を構えました。しばらくすると、撮影用のセスナ機が近づいてくる音がしました。

学校の上で何度か旋回しながら撮影をしました。腕を上げっぱなしだったので疲れた子もいましたが、最後までがんばることができました。

 

セスナを見送った後は、全校児童と職員の集合写真を撮りました。

1年1組から順番に6年3組までが並びました。

屋上からの撮影です。下からもパシャッ。

今日、校庭で撮影した航空写真入りのクリアファイルは記念として全員に無料配付される予定です。

その他、今日撮影した写真は準備ができ次第、販売となります。

55歳、おめでとう土南部小学校。

7月(校長室より)

7月になりました。令和5年も半分が終わったことになります。7月の登校は今日を入れて14日です。

 

教室内は冷房がきいているので感じませんが、今日の気温も高く、まとわりつくような暑さでした。熱中症指数も上下するものの「警戒」をさしています。 

 

昼休み前には教頭が全校に暑さについてや熱中症予防を呼びかける放送をしました。「外に出る前の一口の水分」「帽子着用」がポイントです。

薄曇りではあるものの、時々顔を出す太陽光はなかなかの強さでした。

校庭で様子を見ていると、低学年の帽子着用率は高めです。他の学年は、まだ意識が低い印象を受けます。気をつければ防げると言われる熱中症。積極的に声をかけていきます。

 今日のある時間の高学年の様子です。

落ち着いて学習に取り組めています。

高学年のある担任から、グループメールでの心配なやりとりについて報告がありました。現代の子どもたちにとって情報機器を使ってのやりとりは便利で気楽なものです。便利だからこそ気をつけなければなりません。

学校としては夏休み前に5・6年生対象に情報モラルについて話をしていただくことにしました。柏市少年補導センターに講師をお願いしました。5・6年生の保護者様対象に明日お手紙を配付いたします。

道具は便利であればあるほど、正しく使うように心がけなければなりません。スマホや携帯電話などにより子ども同士で簡単につながれるので、大人が気づかないところで、気づかないことが起こっている可能性があります。

 

出前授業などで正しい使い方を学んでも、そうできるとは限りません。正しいことを知っていても間違った使い方をしてしまうことはあるものです。まだまだ子どもだからです。子どもたちに機器を与えて終わりではなく、その使い方にこそ十分気にかけていくことが大切です。

1年生心臓検診救済と訓練(校長室より)

学校で実施した心臓検診当日に欠席した1年生の救済日でした。午前中に、養護教諭と私でタクシー2台に別れて柏市医療センターに6人の子どもたちを連れて行ってきました。

私の乗ったタクシーの中では、そこそこにぎやかな1年生でしたが、たくさんの学校の子どもたちや一般の方が集まった医療センター内では静かに過ごすことができていました。「やるべきときはやるよ」という姿勢が素敵だなあと見ていて思いました。

 

午後は避難訓練と引き渡し訓練を行いました。

保護者の皆さんへのメールを出した時点では降ったりやんだりの天気でしたが、いざその時間になったらこの青空。

雨バージョンで行うと職員や子どもたちにも伝えてあったので、混乱を避けるためにそのまま行いました。

一次避難は机の下に。どのクラスもしっかりできていました。

その後は一番下の兄弟姉妹のいる教室に移動です。

外への移動がなかった分、各教室で時間をもてあますことになり、保護者のみなさんの移動のタイミングを少々早めました。保護者のみなさんには教室まで迎えに行っていただき、引き渡しです。

確実に間違いなく引き渡しを行わなければなりません。多少もたつくことがあったかもしれませんがご理解ください。

集団下校グループは体育館に集まりました。

保護者のみなさん、ご協力ありがとうございました。今日、子どもたちに話しましたが、実際の引き渡しは「地震や激しい雨、雷雨の時などの主に自然災害の時」に行うことが多いです。すくすくメールでの連絡となりますので、まだ登録されていない方はよろしくお願いいたします。

募金と歯科検診と丸つけ隊と野菜づくり(校長室より)

今週は、児童会役員と4年生以上の学級委員が力を合わせて、緑の羽根募金活動をしています。

 

登校してくる子どもたちに「募金にご協力くださーい」と大きな声をかけます。

 

そんな中、ある児童が困った顔をしてやってきました。学校に着いてから、募金がすぐにできるように袋から出そうと準備をしているうちにお金を落としてしまった、探したけれど見つからない、ということでした。

 

さて、どうしたものかなと一緒に考えていたら、高学年の女子2人が近づいてきて「クジャク小屋の近くに落ちてました」とお金を届けてくれました。見つけてくれてありがとう。無事に募金を完了しました。

 

活動は明日までです。担当のみなさん、ご苦労様。募金をしてくれたみなさん、ありがとう。

 

今日は歯科検診を行いました。2名の校医の先生にご来校いただきました。

 

体育館予定でしたが、この2日間で中の温度がかなり高くなっていたので急遽、理科室と家庭科室に変更して実施しました。

 

以前にあった健歯コンクールは今はなくなりましたが、表彰だけは残っていて、6年生の中で、候補児童に残ってもらいました。

小学生のうちはあまり意識しないかも知れませんが、歯は食事をする上でとても大事なものです。可能な限り、大切にしていってください。

金田先生、梅田先生、ご多用の中、ありがとうございました。

 

今日も丸つけ隊のみなさんが来てくださいました。

ありがとうございます。

 

2年生が野菜を育てています。

2組の子どもたちが観察をかねて、枝豆、パプリカなどを収穫しました。

ミニトマトは実をつけていますが、まだまだ色づくのはこれからです。

1組の平野先生がわき芽とりの方法を教えていました。さらなる生長が期待できます。

暑くなるので、水やりは欠かせません。まだまだ楽しめそうですね。

岩石園整備(校長室より)

学校運営協議会委員の篠田さん(ふる協会長)・小野寺さん(地域協働活動推進委員)・入道さん(民生主任児童委員)や見守り隊のみなさんが岩石園の整備に集まってくださいました。

太陽は隠れているものの蒸し暑い中でしたが、新しい植物を植えたり、雑草を抜いたりと、手を入れてくださいました。

去年までブルーシートをかぶっていた場所が、今やこんなに整備されました。

 子どもたちを育てるためには環境を整えることも大切です。

学校にいる子どもたちにとって、友達や教職員などの人やその立ち振る舞い、教室など施設全般などなどが「環境」です。汚い環境で過ごすよりきれいな環境で過ごす方が良いのは間違いありません。

岩石園も当然その1つです。みなさん今日もお力を貸していただきありがとうございました。

保護者の皆さんも、ぜひ来校した際にはご覧になってください。 

研究授業(校長室より)

学校は、教えるべきものが明記された学習指導要領にそって教員が学習を教える場所です。 

限られた時間数で、子どもたちにたくさんのことを教えます。

 

授業中に子どもたちに教えることはできても、それが1人1人の身につくためにはその授業の時間だけでは足りません。繰り返しの練習が必要だったり、振り返り(復習)が必要だったりします。そもそも「そんなこと教わったかな」とならないように、先生の話を聞くという子どもたちの姿勢も大切ですし、先生が子どもたちと共に話が聞ける環境をつくるということも大切です。先生と子どもとの人間関係が影響することもありますし、家庭での学習習慣も影響します。それはもう本当に色々なことが絡み合って「教わる→身につく」までたどり着きます。

 

今年度は算数の授業を通して「全ての児童が『わかった』『できた』と感じられる授業の工夫」について研修をしていくことにしました。

 

今日は4年3組の宇佐美先生が授業者です。教職員全員で参観しました。

 柏市教育委員会教育研究所指導主事大木航太先生を講師としてお招きしました。

 

担任が45分間に子どもたちにかける言葉はたくさんあります。言葉1つを客観的に観察するだけでも、そこに教員として学ぶべきことがあります。

 

この時間、他の教室は自習になりますが、そうしてでも学ぶことがあり、それを自分の授業に生かしてほしい、そんな1時間を教職員で共有しました。

 

放課後には研究協議会を行いました。

今の学校は年々若い先生方が増え、ベテランと言われる層が薄くなっています。誰もが日々修行です。失敗もしながら成長していきます。今日の授業や協議会で学んだことは、明日からの各教室で生かしていきます。大木先生、ありがとうございました。

本との出会い(校長室より)

今年度は夏の本の貸し出しが1人5冊までとなっています。校内のあちこちにそれを知らせるポスターが貼られています。

 

蔵書点検がある関係で冊数が増えています。

 

本と良い出会いができると、日々の楽しみが広がります。学校ではおはなしジャングルのみなさんによる読み聞かせや図書室でのイベントで子どもたちが本に興味を持てるような働きかけをしています。

 

図書室前の廊下には図書委員会の児童のおすすめの本の紹介があります。

 

本との良い出会いのきっかけになることを願いつつ・・・。

とは言え、本との良い出会いのタイミングは1人1人によって時期が同じではありません。これを読んでいるみなさんは本と良い出会いをしたのはいつですか。私は大学生の時でした。小学生の時は、字が多い本を読むのは苦手でした。

いつか、良い出会いをするために、「嫌いにさせない」「無理をさせない」ということを大人が意識しておくことも大切です。

玉結びと玉どめ(校長室より)

5年生の家庭科です。

裁縫セットを用意し、針と糸での作業です。

みなさんが小学生だった時もありましたよね。

これを読んでいる大人のみなさんは得意でしたか。私は小学生の時は苦手でした。玉結びはなんとかできるようになりましたが、玉どめはどうしても教科書に載っている方法ではできずに自分なりのやり方でごまかしていました。早い話が、糸が抜けなければ良いわけですから。

担任が実技を見せながら、一通りの説明をしたとしても、行うのは初めてなので、できなくて当たり前です。大事なのは「できない」自分に気づいた後です。

「先生わかりません」と先生に声をかける子もいれば、まずはじっくり自分で取り組む子もいます。隣の子に聞きながら取り組む子もいます。今日のクラスを見ただけでも、学び方には1人1人違いがあると感じる瞬間でした。

 裁縫に限らず、何事についても「習ったからできる」とはならないことが多いものです。できるようになるためには、さらに時間が必要です。学校は、教える場所ではありますが、時間には限りがあり、1人1人に身につくまでの時間はありません。できる限りわかりやすく教えたり、わかりやすく説明したりという工夫はしますが、やはりここから「自分でやってみる」という個人の作業が一番大切です。

特に実技系のものは頭で考えるより、とにかくやってみることが重要です。「やる気は、やり始めてから生まれるものである」と聞いたことがあります。最初からやる気など出ない、あれこれ考えずに何はともあれやってみる、ぜひ嫌がらずにがんばってみる、この行動が全てのスタートです。昨日の3年生のリコーダーと同じです。触れる回数が多ければ上手になるチャンスは増えます。

がんばれ、5年生。

 

3年リコーダー講習会(校長室より)

体育館で、3年生全体へリコーダーの講習会を行いました。

東京リコーダー協会から講師として福岡先生に来ていただきました。

3年生になって学校で初めて手にする道具の1つがリコーダーです。

上手に音を出すため必要なポイントを教えてくださいました。

息の使い方については「弱すぎず強すぎず、シャボン玉を大きくふくらますように」という指示がわかりやすかったです。1組、2組、3組と順番に音を出していったのですが、3組が一回で良い音を出していました。おそらく、先生の模範の音や前のクラスの音を聞いたことで、正しいリコーダーの音がわかったのではないかと思います。良い耳ですね。先生の話ももちろん、他のクラスの音にしっかり耳を傾けた結果ですね。もちろん1組2組も数回繰り返して良い音になりました。

道具は「正しい使い方を知って」「たくさん使う」ことで上手になっていきます。最初はうまく動かない指も少しずつ動くようになります。がんばって練習をしてくださいね。

福岡先生、ありがとうございました。

修学旅行速報15(校長室より)

東照宮見学の後はお昼ごはんです。

お昼の後はお土産タイムです。ここ2年ほど、大混雑だったのですが、今年はタイミングがよかったのか、余裕を持って買い物をすることができました。

誰に何を買おうか考えながら、楽しそうに買い物をしていました。ホテルのお土産屋さんより広いスペースであっちへ行ったりこっちへ行ったりしながらあっという間の時間でした。

いよいよ柏に帰ります。

修学旅行速報14(校長室より)

世界遺産日光東照宮です。

昨年塗り直しが完了した陽明門。

あちこちに施された彫刻は見ていて飽きることがありません。

ここではグループごとに見学をしました。

小学生の目では気づかないこともあるでしょうが、大人になったらまたぜひ訪れて新たな発見をしてほしい、そんなものがあちこちにある場所です。

本物を目にするということは良い体験です。