令和5年度 校長室より

ジュニア救命士講習(校長室より)

5、6年生の子どもたち対象に「ジュニア救命士講習」を実施しました。写真は1時間目の6年生の様子です。

 

講師として、柏市東部消防署から宇野さんと池山さんに来ていただきました。

 

この講習会は、子どもたちにも助けられる命がある、ということから十数年前から始まったものです。

最初に心臓突然死により突然亡くなってしまった方のご家族のメッセージビデオをみんなで見ました。

 

子どもたちが真剣なまなざしで画面に集中している様子が印象的でした。


その後はDVDのアニメを見ながら、3つのことを実際に行いました。
1つめは「119番とAEDお願いします!!!」と大声を出して助けを求める練習。

 


2つめは、講習用教材「あっぱくん」による心臓マッサージ(胸骨圧迫)の練習。映像に合わせて、1分間行いました。

 

実際には救急車が到着するまでの平均8分間行うことになります。交代で行わないときついです。

 

真上から押すという基本の姿勢がとれている児童が多かったのでびっくりしました。


3つめは、講習用教材「あっぱくん」によるAEDの使い方の練習。AEDの指示に従えば良いというところは安心です。

 

ちなみに、学校にもAEDがあります。

職員玄関、事務室受付窓の左側と体育館横です。

 

最後の数人の質問や感想は、学んだことについて生かしていきたいという子どもらしい素直なものでした。

 

私も、ここまで、救命救急の講習会への参加はあっても、実際にこれらのことが必要な場面に出くわしたことはありません。だからと言って、これからもないとは言い切れません。実際の場面できちんとできるものか不安もあります。

しかし、一人でやろうとしない、誰かに声をかけて一緒に行う、この「誰かに頼ること」が救助においては大切なことだろうと思います。


本日は子どもたちのためにありがとうございました。

 

今日は七夕です。

2年生の教室に笹飾りがありました。

 

願いが叶いますように。そして、交通事故に気をつけて週末を過ごしてください。