ブログ

2023年6月の記事一覧

5年生 総合学習始まりました

5年生の総合的な学習の時間は、土地域の農家の方々と一緒に、農業の課題について知り、解決策を子どもたちなりに考え、地域貢献をしていこうとする取組みです。今日は、今年初めて農家の皆さんを訪ねて、交流を始めるスタートとなります。10軒の農家の皆さんにご協力をいただき子供たちが訪ねていきました。

 

 

各グループには、保護者の方を中心に見守りボランティアについていただき学校をスタート。どの道を通っていくのかは、子供たちの計画に従っていきます。遠回りをしているなあ・・というグループもありますが、自分たちで決めて行動することが大切。

 

 

 

初めての農家訪問はどうだったかな?農業はやりたくないという人が多いというお話を聞いたり、外国から雑草が入ってきて困っている話を聞いたり、今の時期は朝早くから夕方まで一日中働くが、冬はそうでもないという話を聞いたり、今まで自分たちが知らなかったことをたくさん聞きましたね。ここから、どのような課題にアプローチしていくと、農家の方々にも喜んでもらえることにつながっていくでしょうか? さあ、みんなで考えていきましょう。

0

クラブ活動外部委託の打ち合わせ

来週19日から始まる高学年のクラブ活動。今年は8回を予定しています。そのクラブ活動を地域の方々に指導をお願いする外部委託形式で今年から行います。全国的にも初めてに近いケースだと思います。

 

卓球・折紙・ニュースポーツ・ゴルフ・囲碁・将棋・百人一首・イラスト・料理・手芸・ダンス・カードゲーム・竹細工クラフト・書道・理科の15のクラブを開設してくださりました。今日は実際の教室をみたり、手順のすり合わせをしたり、来週に向けての準備を行いました。

クラブによっては、さらにボランティアの力が必要なクラブもあります。保護者の皆様も含めて子供たちへのご支援をよろしくお願いいたします。

0

アメリカの小学校の先生が体験にいらっしゃいました

本校児童がアメリカ在住の時にお世話になった先生が来日されて、日本の小学校を体験したいと1日体験入学をされました。

 

6年生と一緒に授業に参加して、給食も一緒に食べられてました。午後は、4年生に英語でお話したり、読み聞かせをしてくださったりしました。あっという間の一日でしたね。

 

0

1年生でGIGA開きをしました

柏市では低学年にはGIGAスクール構想でipadが配られています。今日は1年生にipadが配られ、ログインをして、利用開始をしました。

 

ICT支援の先生と担任の先生が1年生にipadの使い方を教えて、これからたくさん使っていきましょうね。ipadは勉強の道具ですね。

0

教育ミニ集会を行いました。

通算第4回の教育ミニ集会を行いました。今回は、今年度土地域を教材として実施する生活科と総合的な学習の時間について一緒に計画を練るということが目的で開催しました。

最初に、今年度の校内研究を進めていくためにご支援をいただいている、敬愛大学の阿部学先生に計画づくりに向けた3つのキーワードをいただきました。

「正式な依頼」「本気のごっご遊び」「リソースとリミッター」です。このキーワードを使いながらワークショップを各学年ごとに行いました。

 

 

 

 

途中のティータイムも合わせて、1時間以上の熱い話し合いが続き、次々と本気のごっこ遊び案、正式な依頼の案が出てきて、どんどんリミッターが外れて、リソースが見えてきました。

 

大人を本気にする子どもたちという本を金沢大学付属小学校が出しています。子供たちの活動は大人たちにとっても魅力的な活動です。だからこそ、地域に関わる学びは、子供のみならず大人にも学びが生まれてきます。

土小の先生たちは国立大付属小学校の先生以上に情熱を持っていますし、土地域はそれ以上に土地域を愛する方々と保護者で組織されています。今年は昨年度以上に子供たちにとって魅力ある学習をつくることができそうです。素晴らしいつながりを感じるミニ集会でした。

0

土曜参観日を行いました。ふれあいのある参観でした。

1時間目から3時間目の公開です。参観している保護者の皆さんに説明したり、実際に問題を解いてもらったり、参観者を巻き込む授業が多かったかな?

 

 

 

 

 

掃除の時間も保護者と一緒に掃除をしました。

 

参観日はいかがだったでしょうか?午後からのミニ集会にいらした地域の方は、保護者の皆さんがみんなが笑顔で学校から帰っていきましたよ!っとお話してくださいました。参観日のアンケートフォームをLINEで流しますので、ご感想と一緒に次の参観日に向けた参考ご意見をお聞かせください。

0

3年生 柏市内探検が行われました

3年生の市内めぐりがスタートしました。法林寺の大イチョウ、レイソルグランド、常磐線をくぐって、6号線を通り、柏駅、呼塚交差点から、16号線、柏市の中心を通って・・柏の葉キャンパス駅に向かいます。なぜ、16号線には車やさん、食堂がたくさんあるのだろうか・・そんな疑問を持ちながら、バスから周りをみていきます。先生が、バスの周囲を説明したり、問いをなげかけたり、子どもたちは車窓から目を離せません・・・

 

柏の葉では、こんぶくろ池コースとUDCK柏の葉の街づくりコースに分かれます。柏市の特徴ここに現れているかな?

柏の葉キャンパスUDCKコースは、駅東口からUDCKのある東大の建物に入りました。1FでUDCKの糸島さんから。柏の葉キャンパス駅周辺の江戸時代から今までの様子の変化について教えてもらいました。狩の場所、飛行場、通信施設、ゴルフ場と4つの姿を見せていた柏の葉。今は、持続可能なスマートシティーとして街づくりが進められている説明を聞きました。

 

 

マンションの間を抜けながら歩きます。暮らしやすいように、子供たちの遊び場があったり、人が集まる場所が用意されていたり、工夫がたくさんあります。影模写(かげもしゃ)という影がどんどん発展するという柏の葉のマスコットがあちらこちらに隠れています。それを探しながら、高層マンションの中を通ります。

  

 

途中でKOILという建物に入りました。KOILは、自分で会社を始める人が利用しやすい施設です。

KOILを出ると、柏の葉で一番の売りになる水辺空間アクアテラス。こんぶくろ池で沸いた水が流れてきます。本当は入ることができない調整池ですが、柏市と三井不動産とUDCKが考えを出し合って、人が入れるように工夫してできた空間です。

 

 

 ぐるっと回って柏の葉キャンパス駅のUDCKに戻ってきました。「どんなことに苦労しましたか」など質問をさせていただき、水辺空間づくりが大変だったことを伺ってバスに乗りました。ありがとうございました。

 

こんぶくろ池コースは、ガイドさんの話を真剣に聞きながらよく観察しながら回りました。木の名前が書いてある札を見つけるとこの名前知ってる!と盛り上がりながら、林の中を進んでいきます。「なんでこの木グレーでかこわれてるの?」「これってなんていう虫なのかな?」といった声がたくさん上がって,自然がそのまま残っている柏の葉を満喫しながら歩きました。もっと見学する時間があれば・・・もう帰るの?という声も上がって、柏の葉の自然をたくさんかじることができました。また、こんぶくろ池に行ってみるといいですね。

 

 

 

 

柏の葉の地域には、新しい街と昔からの自然が一緒になって、これからの新しい柏の街をつくっているのですね。

バスは十余二工業団地の中を抜けていきます。工業団地にはトラックがいっぱい、先生から次々に問いがでてきます。そのトラックはどこへ行くのかな?どうしてここに工業団地ができたのかな?先生からの質問に、いろいろ考えます。答えは外にありますよ・・・そう、柏インターの標識が見えていますね。こうやって、社会の様子の中で見えるものに、どうして?って考えていくことが大切です。田中地区を抜けて、富勢村に入ってきます。田中小 富勢小の横を通って、布施弁天に向かいます。

 

 

布施弁天では、第40世のお坊さんから布施弁天1200年の歴史のお話を聞きました。赤い竜がやってきて、8本の腕を持つ弁天様をここにおまつりしているようですね。お寺の鐘がある鐘楼(しょうろう)のつくりは下が小さく上が大きい造りになっていて、今でも大工さんが研究のために来るそうです。本堂の中にも入り、長い歴史を感じながら、弁天様に手を合わせていました。

 

 

 

布施弁天からは、手賀沼湖畔に出てきて、「道の駅しょうなん」でお昼ご飯。芝生広場に広がってお弁当を食べました。いつもの給食時間より少し遅くなってしまい、みんなほおばって食べていました。

 

食べ終わったら、手賀大橋の下へ異動して、橋を下から見上げてみました。一つの橋に見えるのに、2本の橋が架かっていることがわかりました。そのままぐるーっと橋の上に上りました。吹いてくる風は湖のほとりとはくらべものにならないほど強く、沼南側の景色を見るとたんぼと緑が続いています。柏市側の景色を見ると沼の湖畔から住宅がならび、高層マンションが見えます。さっきみてきた柏の葉も見えています。

 

 

戻ってきたら道の駅しょうなんの説明をしてもらい、知産知消のポリシーで農家の方が作った野菜が並びます。中も見学をさせてもらいました。

 

 

丸一日かけて、柏市を探検しました。探検した柏の様子を明日からじょうずにまとめて、新聞にして知らせるようです。新聞を読むのが楽しみですね。

 

どの見学場所でも、お礼のあいさつの時に、「特に・・・・」と自分が見たこと、聞いたことから、自分なりの感想や考えを言えていたところが、3年生としての成長を感じ、とても大事な力がついてきていることを感じました。

0

PTA茶話会&サークル説明会

10時から体育館でPTA主催の茶話会が開催されました。

前半は1,2,3年生保護者、

  

途中PTA会長によるサークル活動説明会がありました。すでに始動したマイクラ部やアスレティック増尾、これまでも活動を続けてきたPTAバレーボール部、読み聞かせボランティアなどの紹介です。ほかにもサークル活動をどんどん立ち上げ、大人も楽しみながら、子どもたちのための活動ができるよう学校を利用していきましょうというお話がありました。

 

後半は4,5年生保護者の茶話会があり、1年生から5年生までの80名以上の保護者が集まり、交流を行いました。

 

0

PTAお掃除ボランティア

今日は9名の保護者がトイレを中心に子どもたちと一緒に掃除をしてくれました。

  

保護者の方の声掛けで、コツを知り隅々まできれいにできています。

子どもたちの手が届かなかった箇所を最後まできれいにしていただき、保護者の方は授業参観をして帰られました。

次回もご協力お願いします。

0

1年生 増尾城址公園に公園探検に出かけました

昨日の2年生に続いて、1年生は公園探検で増尾城址公園に出かけました。1年生の公園探検には、増尾町会ダイヤモンドクラブの皆さんが、8人の方は最初から最後まで、3人の方が途中の安全見守りにご協力いただきました。

 

学校を出発して、ダイヤモンドクラブの皆さんと一緒に増尾城址を目指します。増尾城は戦国時代の平川氏のお城。高学年は歴史で、低学年は自然で、学習の宝庫です。

 

公園に到着すると、公園での過ごし方、遊び方を看板で学んで、スタートです。

 

 

 

 

もぐらの穴、くも、シロツメクサのリース、葉っぱのにおい、アスレチックの楽しさ、たくさんの発見とたくさんの楽しさがありました。

2時間たっぷりと体験して、学校に戻ってきました。

 

5時間目には、発見したことをたくさん思い出して、シートに書きましたね。土っ子ランドにもつなげられるように、たっぷりと遊ぶこともできましたね。また、秋にも出かけます。どこがちがうかな?

 

0

2年生 名戸ヶ谷ビオトープ 校外学習に行きました。

2年生は3年前から名戸ヶ谷ビオトープで柏市に残されている貴重な自然に触れる体験をしています。名戸ヶ谷ビオトープは20年ほど前にビオトープを育てる会が発足し、豊かな湧き水が出る約4,400㎡の場所、そこにやってくる生き物165種類(千葉県指定保護生物26種類)に湿性生物53種類と、年間たくさんの生き物が観察できる場所になっています。

 

金曜日に予定されていたのですが、雨で延期となり、今朝は晴天の下で学校を出発しました。

 

ビオトープを案内してくださる育てる会の小笠原会長からお話を聞いて、さあビオトープに散っていきます。育てる会の皆さんも10人以上の方々が集まって、子供たちの探検にお手伝いくださいます。保護者の方も途中の交差点の安全確認やビオトープの中でのお手洗いの支援などをしていただき、子供たちの体験の充実を助けてくださいます。

 

 

 

たんぼには、ドジョウやオタマジャクシ、トンボも何種類も飛んで、ザリガニは・・今年は少ないみたいです。9時から11時半までたっぷりと2時間半の間、ビオトープの中を走り回りました。

 

 

最後にご挨拶をして、ビオトープをあとに、学校まで歩いて戻ってきました。さあ、見つけたことを発表し合い、ビオトープのことを素敵に伝えてほしいですね。

 

0

増尾アスレチッククラブはじまりました

「土っ子応援隊」の活動の一部である、「増尾アスレチッククラブ」が4日から始まりました。運動を楽しんで、子供も大人も一緒に楽しんで、輪を広げていきましょう、というクラブです。

最初の回は、高学年がベースボール 低学年はサッカーをやっていました。

 

野球のルールをよく知らない子供たちも増えている中、少年野球で鍛えている子どもから色々と教えてもらいながら、男子も女子も楽しくゲームをしていました。

これから、色々な運動を楽しむ時間になりそうです。保護者もたくさん参加して、一緒にプレーをしている方もいるのはとてもいい風景ですね。

 

0

増尾民話の里プロジェクト

土小の子供たちも6年生で民話を課題にしている子供たちは大変お世話になってる「増尾民話の里プロジェクト」のフェスティバルがきつね山公園と伊藤家住宅で行われ、土小の子供たちもたくさん参加していました。

 

和太鼓の演奏と大型紙芝居から始まったフェスティバル。増尾には昔話がたくさん残っている素晴らしい場所です。

 

「鷲山のむじな」のお話を聞きました。増尾4丁目から5丁目にかけてのお話ですね。昔はむじなが出たところなのですね。でも、かわいい楽しいお話でしたね。

 

露店コーナーでは、もちつき、焼とり、やきそばなどなど、いつも土小を支えてくださっている皆さんが、汗を流して準備をされていました。

PTA有志で設置した遊びコーナーは、ストラックアウト、水鉄砲、わなげ、の3種類です。4年生の有志の子どもたちが声をかけて遊ぶ子どもたちを誘ったり、しっかり説明したり、しっかりとゲームコーナーを仕切っていて、素晴らしい活躍でした。

 

 

土っ子たちもこういう場所で、来た人たちを喜ばせるような活動ができていくといいですね。4年生は大変素晴らしい活躍ぶりでした。

0

第1回 校内研究会を行いました

土小学校では、研究主題「活かす学び」と掲げて、学んだことを生活や社会の中に活かせる力を付けられるようにすることをねらって、授業の改善に向けた先生方の研究を進めています。そこで、昨年度は生活科と総合的な学習の時間で、土地域を教材とした地域一体型の学び創りに取組み、成果として学習単元が出来上がりました。今年はそれを元にしてアップデートをしていきます。もう一方で、今の学習指導要領に基づく授業を行っていくには、子供たち自身が学びたい!という気持ちになって、自分から進んで学んでいくような授業を、日々の授業として行えるように、探究的な学びについても並行して授業づくりをしていきます。

そこで、敬愛大学の阿部先生に年間の支援をお願いして、今日はキックオフの日。阿部先生の講話「探究的な学びを支える10のキーワード」を聞き、その後はワークショップ形式で授業イメージを出し合いました。市内に向けて公開した研究会でしたので、他校からも5人の先生方が参加して、一緒に考えてくださいました。

 

10のキーワードは 

①「正式な依頼」と「利他的な学び」

②「志」をともにし「作業」を別にする

③ 本気で「ごっこ遊び」する

④ 「学びのドーナツ論」は実践に生かされたか?

⑤ リソースとリミッター

⑥ センスとタイミング

⑦ 演出家的発想のススメ

⑧ 授業を「ゲーム」というまなざしでとらえる

⑨ 「問いたくなる」心理を想像する

⑩ その他いろいろなアイディア

 

 

国語・算数・理科・社会のグループに分かれて1時間以上のバズセッションを通じて、色々な考えが出てきました。今までの授業イメージに縛られない、リミッターを外していこうという声も出て、発想豊かな会になりました。授業は子供にとっても、大人にとっても、やってみよう!面白い!力になった!というようになることが最高ですね!

0

先生方の研究時間を支える地域の力

校内の研究会のうち8回は子供たちを給食後に下校をさせて時間をたっぷりと確保して行います。そのために、ダイヤモンドクラブの卓球クラブの方、保護者の方、美里ゴルフの皆さんがご協力をいただき、卓球とバスケットとスナックゴルフの3種目を開催し、今回は35人の子どもたちが、3種目を順番に体験し、2時間たっぷりと過ごしました。

 

 

 

児童の募集は教育委員会生涯学習課のサポートを受けて、地域と一体となった居場所づくりをしながら、先生方が授業をアップデートしていく大切な時間をつくることができています。今後は、ダンスなどの新しい体験教室も開設予定です。コミュニティ・スクールだからこそできる取組みです。

0

全校朝会がありました 今月は進んで調べよう

始業式や終業式は対面で行いますが、月初めの全校朝会はオンラインで時間短縮を図ります。校長先生からは、5月のキーワード「合わせる」の姿として、スポーツフェスタで頑張る姿の動画が流れました。スポフェスに向かって、「時間を合わせる 動きを合わせる 気持ちを合わせる」この3つの合わせるを意識しましょう、とやってきました。生活の中でも合わせるができていますか?と問われました。

例えば、時間を合わせる=授業の始めに準備をして待てる。集合に遅れない。 動きを合わせる=忘れ物をしない どうでしょうか?各クラスで挙手してもらいながら、振り返りをしました。

 

6月は気持ちを合わせて 力を合わせるにつないで欲しいというお話で、キーワードは「力を合わせる」です。学年で、また地域の人たちとも力を合わせて力を発揮しましょう。

6月の生活目標は「進んで調べよう!」です。図書委員会の人が「調べるスタンプカード」の取組みを企画して、様々な本を使った調べて楽しめるようにしてくれます。図書館は読書以上に調べるために使う場所ですね。

 

 

社会や理科・総合や生活科で本を使って調べて調べて、自分の考えを作れるようにしていきましょう。

0

5年生 地域おすすめプレゼンはじまりました

5年生は社会科で日本の気候風土とその土地の生活について学んでいます。そのまとめとして、校長先生、倉田先生、高萩先生の生活や趣味に合う土地を、土地紹介会社となってお勧めの土地を調べ、プレゼンするというミッションが出て、最終プレゼンがやってきました。会社によっては前日よりも数ページも資料を増やして準備したところもあるようです。

 

 

魅力的な写真、具体的なグラフ、釣りをするためにお勧めの湖の名前、ランニングによい気候など、土地の特徴を調べて臨んできています。決着はまだまだ先になりそうです。調べたことを相手にわかってもらえるように伝えること・・・その難しさに気が付いてきました。

0

3年生 自由進度で算数を学習する

算数の授業は学習問題が出されて、同じ問題を全員で解いて、やり方がわかったら練習ドリルを行って、最後にまとめる。というスタイルの授業が多いですが、本当にこれで全ての子どもたちが理解をしているのでしょうか?どうしても、落ちこぼしてしまう子がいます。

そこで3年生の先生は、探究的に算数の授業を組み立ててみようと、千代田区立麹町中学校などで成果を挙げている「自由進度」の学習を取り入れた算数に挑戦をしています。

授業の最初に学習範囲と今日の学習めあてを一人一人確認をします。授業後半でボスが現れて、問題を出すので、その問題が全てできれば今日の学習内容は理解できた、ということです。一人一人が目当てを持てたら、色々なスタイルで学習がはじまりました。

 

 

 

全員がそれぞれのスタイルで取組んでいます。廊下を通りかかった他の学年の先生に、計算の仕方を説明している子もいます。一人で黙々と計算の仕方をノートに書く子、友だち同士で教え合ったり、確認し合ったりする子。

 

倒さなければならないボスの問題が出てきました。片方のクラスは先生が式を書きました。片方のクラスは教科書の問題の位置を書きました。ちょっとだけ出し方が違ったのです。授業を見ていた校長先生は、式を出した方が子どもたちの頭の中が動いていることを見取り、2人の先生に伝えました。意識していたわけではない何気ないことですが、ボスを倒すというゲームみたいな場面設定だから、式を書いていくとその途中でも子供たちの頭は動いている、「次からはこれにしよう!」工夫しているから、指導方法もどんどん良くなっていきます。

次の時間には、ボスはこんな姿で出てきました。こういう姿だと、倒したくなってきますね。

 

算数の時間、わからない時に誰かが正解を言うまで黙っていたことありませんか? わからなければ誰かにすぐ聞いてわかるようにする。そんな当たり前のことを授業に採用すると、こういうスタイルの学習になり、結果として全員がボスを倒すことができていました。

0