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第1回 校内研究会を行いました

土小学校では、研究主題「活かす学び」と掲げて、学んだことを生活や社会の中に活かせる力を付けられるようにすることをねらって、授業の改善に向けた先生方の研究を進めています。そこで、昨年度は生活科と総合的な学習の時間で、土地域を教材とした地域一体型の学び創りに取組み、成果として学習単元が出来上がりました。今年はそれを元にしてアップデートをしていきます。もう一方で、今の学習指導要領に基づく授業を行っていくには、子供たち自身が学びたい!という気持ちになって、自分から進んで学んでいくような授業を、日々の授業として行えるように、探究的な学びについても並行して授業づくりをしていきます。

そこで、敬愛大学の阿部先生に年間の支援をお願いして、今日はキックオフの日。阿部先生の講話「探究的な学びを支える10のキーワード」を聞き、その後はワークショップ形式で授業イメージを出し合いました。市内に向けて公開した研究会でしたので、他校からも5人の先生方が参加して、一緒に考えてくださいました。

 

10のキーワードは 

①「正式な依頼」と「利他的な学び」

②「志」をともにし「作業」を別にする

③ 本気で「ごっこ遊び」する

④ 「学びのドーナツ論」は実践に生かされたか?

⑤ リソースとリミッター

⑥ センスとタイミング

⑦ 演出家的発想のススメ

⑧ 授業を「ゲーム」というまなざしでとらえる

⑨ 「問いたくなる」心理を想像する

⑩ その他いろいろなアイディア

 

 

国語・算数・理科・社会のグループに分かれて1時間以上のバズセッションを通じて、色々な考えが出てきました。今までの授業イメージに縛られない、リミッターを外していこうという声も出て、発想豊かな会になりました。授業は子供にとっても、大人にとっても、やってみよう!面白い!力になった!というようになることが最高ですね!