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2024年1月の記事一覧

3年 ふるさと資料室を増尾西小3年にプレゼン

3年生はふるさと資料室を調べ、まとめ、発信する、発信しながら、よりよく修正していくということを繰り返しながら、学びを深めています。今までも、カシワニウォークの大人の方に説明したり、保護者に説明したりしてきましたが、今日は増尾西小学校の3年生と交流して、ふるさと資料室の良さを伝えます。

 

土っ子デッキで2校があいさつをした後は、大きく3つのグループに分かれて活動します。ふるさと資料室を実際に見るグループ、ふるさと資料室の説明を聞くグループ、土小の校内や校庭を見学したり遊んだりするグループに分かれての活動です。

ふるさと資料室見学のグループは・・・

 

 

 

白い帽子は土小学校のガイド役です。1階では、色々な古い道具についての説明プレゼンを紹介しています。

 

 

 

色々な道具について知ることができたかな?質問をしっかりとしてくれる人もいましたね。3年生同士、調べたことを伝え合うことは大切なことですね。

校舎の中を案内しているグループは、黒板が無くて全てがホワイトボードの教室にも案内をしていました。

 

土小の自慢の図書館を案内しているグループも・・・土っ子デッキでくつろぐグループも

 

1年生が凧揚げをしている間をぬって、外で遊ぶグループもいましたね。

 

最後には、増尾西小学校から、リコーダーの演奏のプレゼントがありました。4曲も練習をしてきてくれました。

 

 

集合写真をとって、2時間の交流が終わりました。古い道具のことについて、よくわかってくれたかな?わからないところは、オンラインで聞いてくださってもいいですよ。

 

 

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6年 土地域魅力めぐりツアー(1日目 Bコース)

午後のBコースは13時出発です。こちらは申し込み者がたくさんで約20名ほどいらっしゃり、地域誌の記者さんも同行しました。最初にツアーの全体、百年桜 少林寺、四郎兵衛坂、増尾城址公園、宮坂、民話と、こちらは少しツアー内容が多いコースです。

最初は校庭の百年桜の前で百年桜の魅力についての説明です。

 

百年桜の高さや幹の周りなど、自分たちで測ったことも入れながら、土小のシンボルである百年桜を紹介しました。

 

少林寺は最初に弁天堂を紹介し、弁財天の説明をしました。お堂を開けてくださっており、中までしっかりと見ることができました。少林寺は相馬家の相馬重胤公の持仏と伝えられる十一面観音像を奉安しています。それを実感してもらうには、本堂に入ってもらわなければならないと、直前になったのですが、自分たちでお寺にお願いをして本堂をあけていただき、本堂で説明をしました。

 

十一面観音像は大変小さいものですが、ご覧になることができたでしょうか。少林寺をあとにして、ツアーは昔は土村から柏の方に抜ける唯一の道であった四郎兵衛坂に向かいます。途中石川と呼ばれる川を渡りますが、川は知っていたけど名前は知らなかった・・・との声、そして四郎兵衛坂には、民話の里プロジェクトの方々と協働して建てた看板が設置されています。

 

 

四郎兵衛坂を登ると、昔の道にはまだこんなにも自然が残っているのかという場所を抜けて、増尾城址公園に到着。土小の学区には二つも城址があるのです。城址公園では、城址公園の自然について調べたグループが、訪れる鳥や生き物、植物について写真を使いながら説明をしました。

 

その後は郭のあった土塁に囲まれた城址に入って、お城址の説明をします。城跡を出たところは、ニッカ通りの坂道、この坂にも名前がついており、「赤坂」と呼ばれている。なぜ赤坂なのか、合戦のことや、傷ついた人の面倒を見た家の屋号の説明をしながら、「宮坂」に向かいます。

  

宮坂にもプロジェクトと協働して建てた看板が設置されており、小金城から廣幡八幡宮に向かう昔は栄えていた道だったことを説明しました。宮坂の近くにも川が流れており、午前のコースも通ったところですが、午前には無かった、この場所につたわる「雪を降らせたきつね」の民話を素話で伝えます。

 

すぐ近くにたくさんの民話があふれている街だということを伝えていました。

こちらは、2時間近く3時少し前に到着しました。

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6年生 土地域魅力めぐりツアー(1日目 午前Aコース)

6年生が5月の運動会終了後から様々な形で取り組んできた土地域の魅力発見。今年は、柏市観光協会から土小観光協会を指定され、一人ひとりが調べたことをつなげて、ツアーとして実を結ぶこととなりました。今日がその第1日目です。朝9時発のツアーと13時発のツアーの2回が予定されています。

朝9時発のツアーには、約10名の方がご参加くださいました。

 

校門前で今日のコース、ふるさと会館、妙蓮寺、幸谷城址を回るコースと説明があり、いよいよ出発。ふるさと会館では、土村の役場があったということと、この地につたわる「からす天狗」の昔話を素話で披露しました。

 

物語の中に出てくる伊藤さんのお宅の杉の木の想定される位置なども紹介しながら、妙蓮寺へと歩いていきます。妙蓮寺では、このお寺の歴史は?とクイズが出て、お寺の説明が始まりました。ガイドツアーを引率する子と現地で説明をする子は別で、現地でツアーのお客様が来るのを待って説明が始まります。

 

 

お寺の歴史、白壁の通りが景観賞を受けたこと、土地域の大切なお寺であることを写真なども使って説明をしていきました。住職さんも出てこられて、何度も来寺していろいろ調べていた努力をお話してくださいました。

ツアーは「きつね山」と呼ばれている小高い丘、幸谷城址に向かいます。城址の周りに住んでいた人のお話などを伝えながら、城跡に入っていきました。

 

堀、土塁、見張りの場所など、城跡の様子を伝えたあとは、

 

城址に残る貴重な自然について、希少植物の紹介や希少生物(各種マイマイ)を写真を使って紹介をし、歴史だけではなく、自然としても大切な場所であることをツアーのみなさんに伝えていました。

幸谷城址を抜けると学校ですが、学校の校庭脇につたわる「ばくちぶちのシー」という民話の紹介がありました。今の時代では悪いことばかりをしているような人ですが、土地域の人たちに愛されていたという、土地域の大らかさに触れるお話でした。

 

1時間10分ほどのツアーでしたが、原稿を見ずに、しっかりと頭に入れてお客さんのお顔を見ながらツアーガイドをすることができました。

 

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125周年行事 第3部

第3部の6年生によるプロジェクションマッピングには、多くの皆さんにお集まりいただきありがとうございました。16:30分開始予定でしたが、暗くなるのが遅くなり、17:15分からの開始となりました。寒い中お待たせしたこと申し訳ございませんでした。この企画は、ふるさと協議会の会長さんから6年生に、「土地域の人たちが楽しめる企画をつくって欲しい」という依頼をいただき、この企画が始まりました。

 

12分のマッピングの最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。

 

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創立125周年記念行事を行いました

明治32年にこの地に開校した土小学校は、今年で125周年になります。この場所に来る前に前身となった増尾学校からとすると150周年になる、歴史と伝統のある土小学校です。今日は、増尾町会の皆様とPTA役員の皆様のご協力で、子供たちにとってとても楽しく有意義な記念の会となりました。

朝7時ころから、体育館ではPTAや第2部の「ひなたなおこと音楽家たち」の皆さんが会場準備や音合わせをしています。前日に増尾町会民話の里プロジェクトの皆さんがセットした舞台に、どんどん色が加わっていきます。

 

 

学校からは富士山がくっきりと見える快晴の空、体育館には全校の児童445人とお招きした学習ボランティアの方々約50人、YouTubeライブ配信の準備も整い、いよいよ記念行事のはじまりです。

 

校長先生のお話では、土小の125年をずっと見てきた百年桜に聞いたお話からのクイズが・・土小から分離した学校は何校? 土小で在校生が一番多かった時は何人? 講堂を建てるために村の人全員が寄付してくれた作物は? 答えは5校、1500人、さつまいも でした。土小のことを知っていくとどんどん魅力のある学校になりますね。

土小は昔から地域の方々に支えられて、子供たちに教育活動を行ってきた学校で、今も様々なところでお世話になっていますね。お話の最後に、全校でお礼とこれからもよろしくとご挨拶をしました。

第一部は、民話の里プロジェクトと6年生のコラボレーション。増尾に伝わる民話を聞きました。プロジェクトの皆さんの多くは土小の卒業生。芋講堂で学んだそうです。

 

最初は、プロジェクトの方の大きな紙芝居で「とったり庄兵衛」のお話。

 

次は6年生の読み聞かせ・・・最初のお話は「鷲山のむじな」

 

なかなか上手に語りができています。土っ子は静かに聞いています。

次のお話は「からす天狗」・・・天狗の姿を見てしまったから・・・ 

 

最後のお話は「まれいど」 

 

 

どのお話も引き込まれる読み語りで、30分の間、土小の周りに伝わる昔話にすっかると浸りきりました。すてきなお話がたくさん残っている、土小学校なのですね。

第二部は、「ひなたなほこ と 音楽家たち」の皆さんのライブ演奏です。ピアノ、バイオリン、ウッドベース、フルート、サックス、ボーカルの6人でのライブです。

 

1年間毎月変わる今月の歌メドレーは、いつも教室で歌っている歌を、演奏に合わせて、声を合わせて歌います。みんな、歌を歌うことが楽しいですね。

 

先生もギターを持って演奏に加わり、楽器が増えて6つの音色で「森の音楽家」を奏でます。それぞれの楽器がソロ演奏しながら、楽器の音を楽しみました。

 

次に登場したのは、まさかの校長先生。校長先生のピアノとバイオリンとベースに合わせて、みんなで歌ったのは「翼をください」

 

音楽に合わせて、声を合わせて、体育館いっぱいに歌声を響かせながら、ライブ演奏を楽しみました。最後は、全員立ち上がり、校歌をうたって響かせました。

 

 

 

アンコールの「かしわしわ」では、身振り手振りをつけながら、みんなで柏を大切に、土小学校を大切に、という気持ちを高めて・・・125周年記念行事は幕をおろしました。

 

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