土っ子の様子(令和3年度)

土っ子の日記2021

5年生の稲が開花

 5年生のプランター水田の稲たちは、順調に育っています。
 今月10日に一つのプランターの稲に穂が出てきました。
 
 稲の花はこの穂に咲くのですが、朝のうちのわずか1時間ほどしか咲かないと言われています。
 昨日は咲いていなかったので、今日は・・・
 明日から長雨になりそうだから、咲いているか・・・
 久しぶりに稲の花を見たいと来てみると・・
 咲いていました。
 
穂が出始めたところもあります。
 
 今日は曇っているため、開花時間が長いようで、昼過ぎになるとさらにたくさんの穂に花が咲いています。
 
 今朝、顔を出したばかりの新しい穂にも花が咲きはじめています。
 
天気予報で、今夜から天気が崩れるのを知っているかのように、稲たちが一斉に開花しています。根本にめしべがあるので、開いて自家受粉をして、もみの中にお米ができてくるのですね。
 
 稲の花は一瞬だけのドラマですので、なかなか出会うことができないのです。
 NHK for schoolにこの様子が出ています。大きく見られますので、見てみてはいかがでしょうか?
以下のURLで見られます。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402262_00000

夏休みの学校2

 学校は、子供たちがいない時間帯に地域の方々に開放をしたり、地域の方々が開く「サロン土の子」の活動に使っていただいたりしています。
 8日と9日で、それぞれの団体の方々が学校の中を整理したり、清掃したりしてくださり、子供たちが使いやすくなりました。
 第四校舎でのサロンが早く開かれるといいですね。自由に本を読んでいいようにセッティングしてくださいました。
  
 右側の道具は何か知っていますか?
 土小で伝統的に行っているお茶づくりの時に使う焙炉という道具です。
 炭火でお茶を温めながら乾燥させる道具で、昔からのお茶づくりを後世に伝えたいという願いで、昔使われていた本物を2011年3月に補修したものです。
 当時は学校にも茶畑をと、お茶の苗木を植えた記録がありました。長寿命化工事でなくなってしまいましたが、お茶づくりの伝統は来春には・・復活させたいものです。

そして、体育館を使っている多くの団体さんが9日にワックスをかけてくださいました。
 
目に見えにくいところですが、地域の方々に支えられている土小です。
大変暑い中、ほんとうにありがとうございます。

夏休みの学校

 夏休みの学校は、普段子供たちがいる状況ではできないことを先生方は行っています。
 今週は、2学期以降に行われる校外学習や林間学校など宿泊を伴う学習や、総合的な学習の時間の単元づくりなどのために、現地を見行く(予察といいます)ことを各学年だ行っています。
 連日35度近くまで気温が上昇する中、どんな学習ができるのか、先生がワクワクしてくるものは、子供たちもワクワクします。安全面や感染対策は大丈夫か、コロナ感染以降は感染リスクを考えなければなりませんので、通常以上に気を使います。
 今日の学校では、5年生が現地の活動をサポートしてくださる方と、細かい打ち合わせを行っていました。6年生は、「増尾」というこの地域を総合的な学習の教材にできないかと、地域の方と一緒に、2時間近く「増尾探検」をして、驚きながら帰ってきました。
  
 パレット柏で高島野十郎の展覧会が開かれています。
 この方tは、前のオリンピックの際に都心を立ち退き、昭和36年から柏の増尾に居を構えた画家です。きつね山に最後まで住まわれていたようです。
 光をモチーフにした写実的な絵や、増尾の田園風景の絵はとても素晴らしいもので、土小の学区の宝とも言えます。
    

次の長寿命化に向けて

 夏休みになり子供たちがいなくなり、先週は個人面談をしていましたが、8月に入ってからは、静かになりました。
 しかし、学校が止まっているわけではありません。
 今日は、次の長寿命化工事が予定されている学校の先生方が来校し、半日かけて学校の中を見学していました。
 午後からは当該校の地域の議員さんも視察に来られました。土小学校がリーディングして、市内のリニューアルに一役かっています。
  
  
古い とても他校にはない、よいところもみてもらいました。

林間学校説明会を実施

 今日は5年生の保護者に向けて、林間学校の説明会を行いました。
 昨年度より林間学校を手賀の丘少年自然の家に移して実施しています。
  
柏市は東京に近い都市化された街ですが、その中において手賀地区は、手賀沼を中心とした水辺空間や、広い農業用地、そして、1000年以上も昔から人々が住み続けている千年村(通称)と呼ばれる歴史のある地域です。
 今まで林間学校のフィールドであった、那須高原や赤城高原などと比較しても引けを取らない素晴らしい自然体験ができることを見越して、手賀に場所を移して豊かな体験を準備しています。
手賀地区の方々の全面的な協力をいただきながら、稲刈り体験、ヨット、釣り、カヤック、農業体験、歴史探訪、そして強歩体験と・・・・引率する職員が先日体験をして、「こんな素敵なところがあるんだ」「これはおもしろい」とワクワク・ドキドキしていました。
 市内でも初の試みでもあり、今後の土小のスタンダードにしていくためにも、保護者の皆様や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、準備を進めて参ります。
 林間学校では、土小の6年間で育てる9つの力のうちの2つに重点をあてて、準備段階から子供たちを育んでいく予定です。
それは、グランドデザインに掲げている次の2つです
〇自分で目標を持ち、調整しながら進み続ける
〇何度も挑戦し、トライ&エラーで新しい方法を見つける。
この点については、保護者の皆様とも共有し、悩んだり、くじけそうになる時があれば声をかけて励ましていただきたいと思います。
自然体験は、最後までやり抜かないとなりません。途中で投げ出せないところが、子供たちの将来につながる力を育むことにつながるのです。よろしくお願いします。