柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第9回学校図書館指導員研修

コロナ禍のため研修はこれまでWebで行われてきましたが,12/14は午前・午後の
二部制にして集まる人数を半分に,換気等十分に感染対策をして研修が行われました。
指導主事の鈴木先生とコーディネーターの笹間先生のお話を直接聞けたのは約1年ぶりです。

【笹間コーディネーターより,コロナ禍における図書館活用について】
活用と感染症対策で日々迷いながらの業務だったので,先生のお話を聞き不安軽減できました。


【今年度初めてのグループ顔合わせ】
新人の方もベテランの方も,会えてうれしそうです。和やかな雰囲気の中,自己紹介,その後「おすすめ本の紹介」と「選書検討会」,「リーフレット作成に向けた授業での活用事例集め」を行いました。


大野アドバイザーより,「支援計画簿の記入」についての説明もありました。


今年度初めての対面での研修は,感染対策を徹底した中で行われました。
直接先生方のお話を聞くことができたこと,他の指導員と交流し情報交換したことは,短時間でしたが指導員にとって非常に有意義な時間になりました。

学校図書館も感染対策をしっかりと行い,「子どもたちの学びと,読むことの楽しさ」を守れるように,学校図書館として今できることをコツコツとやっていきたいと改めて感じます。

笑顔で多様性を認め、知識をアップデートできる図書館 中原中学校

中原中学校の図書館は、校舎から渡り廊下を通った別棟の2階に位置します。中に入ると静かで広々としてゆとりのある空間です。毎日、昼休みに図書委員会が図書館を開館しています。

 

★中原中学校図書委員は日々、主体的に活動しています
文化祭では,先生のおすすめ本を掲示しました。





★市立図書館主催市内ビブリオバトルチャンプ本に!!
1年生大宮さんが紹介した、「カーネーション いとうみく著 くもん出版」
チャンプ本に選ばれました。

 柏市立図書館の館長から表彰状を学校図書館でもらい,学校では表彰集会でオンラインで発表しました。



★授業での図書館活用 

3年家庭科 保育の単元でフエルト絵本を読む前に図書館で読み聞かせの練習をしました。



《変化の激しい時代を生き抜くために》
 Smile Diversity   Update Challenge


冬休みは読書の旅へ!柏中 学校図書館

三方向が窓になっている柏中の学校図書館は,いつも明るい日差しが届き,
冬の寒い日も暖かい空間です。12月,学校図書館の掲示物も冬仕様に模様替えしました。

【映画の原作を読んでみよう!】
「映画は観たけど,原作ってこれだったの?!」と新しい発見があります。

★学校図書館は読書の場としてだけでなく,授業でも活用されています★


本とパソコンを併用し,より広く情報収集して学びを深めます。
中1国語「四季の詩」では,三好達治・八木重吉・草野心平などのたくさんの詩人の
作品に触れました。

★旅行へ行くのがなかなか難しい日々…,こんなときこそ読書の旅へ!★
冬の澄んだ空のように,心がすーっと広がる1冊に出合えるように応援します。

Web研修 2回目

学校図書館指導員研修が11/17(火),18(水)の2日間,Teamsを使ってオンラインで行われました。
主な内容は以下のとおりです。
①学校図書館を活用した授業例の紹介 
②学校図書館活用Q&A 
③柏市パスファインダーについて 

17日は小学校担当者42名を2グループに分けて実施。
前半グループは学校図書館活用の事例として,松葉第二小学校の授業の様子が紹介されました。
笹間コーディネーターからパワーポイントを使っての説明があり,学校図書館指導員がどのように授業にかかわっているか,豊富な写真を使って紹介されました。

4年生総合「考えよう2030 未来のために私たちができること」



めあて:今の地球が抱えている「水」の問題を調べ,まとめ,発表する。
    その後,私たちに何ができるのかを考え,新聞を書く。
(教科横断:4年国語「新聞を作ろう」)


後半グループでは,同様に,酒井根小学校の授業の様子が紹介されました。
5年生国語「AIとのくらし」
めあて:調べたことをもとにミニディベートを行おう。 


18日は中学校担当者21名を対象に,同様の研修が行われました。
学校図書館を活用した事例として,手賀中学校の授業の様子が紹介されました。

3年国語「旅への思いー芭蕉と『おくのほそ道』ー」



めあて:『おくのほそ道』の俳句を一つ選び,新聞記事を作る。

②学校図書館活用に関するQ&Aでは,事前に集めた質問事項をもとに
 コロナ対策や授業支援について笹間コーディネーターから回答がありました。

③柏市パスファインダーは,今年度,小学校版の新規作成と中学校版の更新作業を行います。
 事前に集めた質問事項をもとに,大野アドバイザーから回答がありました。

Teamsを使っての研修は,学校によりアクセスの不具合が多少ありましたが,おおむね
うまくいきました。新しい様式を取り入れながら,学校図書館としていまできることを実践していきましょう。

今年も読書の秋は健在です 土南部小学校


様々な工夫をしながら,読書の秋がやってきました。
★紙芝居の読み聞かせ★

図書室での読み聞かせは,密にならずに楽しめる紙芝居にしています。
昔ばなし,生きものの生態がわかるおはなし,内田麟太郎さん・あまんきみこさんの作品など,紙芝居もいろいろなジャンルを選んでいます。
今日のお話は?と楽しみにしてくれています。
★読書会★

2年生は,国語「さけが大きくなるまで」の単元で
ペンギンのヒナという本の読書会を行いました。
初めて知ったことなどを,積極的に発表できました。

★調べ学習★

5年生がパソコン室からノートパソコンを持ってきて,図書室で本と併せた調べ学習を
行っています。

★静読タイムの取り組み★

図書の時間は,その日のテーマに合った本を自分で見つけて,静かに読む
『静読タイム』の取り組みをしています。
この日は,3年生が『秋から連想する本』をテーマに読んでいます。

★図書委員とこども司書も活躍中★

今年は休み時間の利用はありませんが,どのクラスも毎週図書の時間で2冊返して2冊借りるが定着しています。26学級あるので,返却カートから隔離の終わった多くの本を棚に戻すのは図書委員さんが大活躍!!

秋のイベント,読書でビンゴも5・6年生は図書委員が自分のクラスの運営を任されています。

子ども司書も9人の5年生が受講中で,読書の秋におすすめの本のPOPを作っています。

これからも,今できることを見つけて,積極的に読書活動をしていきたいと思います。