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校長ブログ(令和7年度)

11月の学校便りより

 今年度から始まった委託での水泳学習が10月29日で終わりました。限られた回数でしたが、最適な環境の中で、専門的な指導を受け、子ども達はどんどん泳げるようになっていきました。一人一人の経験や泳力にはかなりの差があり、今回は4つのグループに分かれての指導でしたが、どの子もめいっぱい活動する姿が見られ、その子に合わせた指導がいかに大切であるかを実感することができました。

 学校現場では今、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を目指す授業」が求められています。これは、誰一人取り残さず、すべての子の可能性を最大限に引き出すためのものです。水泳学習のように、他の授業でも私達はすべての子にとって最適な学びをこれからも追求していきたいと思います。

                           

 

             

前期を終えて・・・

10月3日(金)に前期の通知表を配付します。

本校では4月から9月を前期、10月から3月を後期として評価をしています。

今年度は全校教科担当制に変わったため、それぞれの教科担当が3段階の評価をし、所見は担任がまとめるという形になりました。

また、4年生以上は、総合的な学習の時間に「フリースタイルプロジェクト」(個人探究)に取り組んだため、その内容を記録として記載しました。

初めての探究学習だったので、内容が十分でなかった子もいたかもしれませんが、通知表の記録を見ていると、それぞれの興味関心が分かり、個性が光り輝いているように見えました。自分の好きなこと、興味のあること、自分が疑問に思っていることを追求することは、自分を知り、自分の良さを伸ばすことにつながると思います。また、お互いの発表を通じて、友達の新たな一面に気づき、相手を知ることにもつながったのではないかと感じました。

後期の総合的な学習の時間は、学年ごとに「地域の担い手を育む」を主題に取り組みます。今度は、地域の方々や富勢地区の子供たちと交流しながら、地域の良さや現状を知り、課題を解決する力をつけていってほしいと思います。

また、前期は、記録的な猛暑で、外遊びや運動の機会が十分に取れませんでした。後期は、体力向上にも積極的に取り組んで参りたいと思います。

10月の学校便りより

 9月19日は、お陰様で素晴らしい会場で思い出に残る音楽発表会を行うことができました。ご協力いただき、本当にありがとうございました。子供たちは、いつもと違った雰囲気にかなり緊張した様子でしたが、練習の成果を見事に発揮してくれました。子供たちの合唱や合奏の音色、一生懸命な姿に私も感動しました。みんなで何かを成し遂げた経験が、子供たちの心の豊かさや成長につながってくれているといいなと思います。これからもたくさんの経験を積ませてあげたいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

来週から2学期が始まります!

 今年の夏は「災害級の猛暑」という言葉が聞かれる程、記録的な暑さが続きました。外で遊べる時間が限られ、厳しい夏休みだったかもしれませんが、お陰様で本校では大きな事故もなく、2学期が迎えられそうです。ありがとうございました。子ども達に会えるのが楽しみです。

 さて、この夏、私は宮城県石巻市震災遺構大川小学校へ行ってきました。東日本大震災の津波によって児童74名、教職員10名が犠牲となった学校です。「止まった刻」という書籍を以前に読み、胸に迫るものがあったため、もう一度読み直してから行きました。敷地に一歩入ると、校庭から子供たちの声が聞こえてきそうで涙があふれ、そして「なぜ」という問いが何度も繰り返し頭に浮かびました。子ども達の命を守ることは学校の第一条件。しっかりと防災・安全対策を行い、命を守る教育をしていかなくてはと改めて強く感じました。本年度も、9月1日にシミュレーション引き渡し訓練を行います。2学期も様々な教育活動にご協力をよろしくお願いいたします。   

7月を迎えて

【7月の学校便りより】

色とりどりの紫陽花が雨に濡れてきれいに咲いています。紫陽花の花の色は、土壌の酸性度によって変化するそうです。同じ種類でも環境によって色が変わる紫陽花を見ると、人間も同じだなあと感じてしまいます。元々持っているその子の特性や可能性も、環境によって変化すると考えてしまうからです。環境の影響は、大人よりも子どもの方が大きいのではないでしょうか。大人は自分の意志で環境を変えることができても、子どもはなかなか難しい・・・そう考えると、子どもたちの育つ土壌をより良くし、その子の持っている可能性を十分に伸ばせるような環境をつくっていくことは大人の使命だと思います。

先日の授業参観で、「子どもの権利条約」についてみんなで学びました。子どもの権利を守り、子ども時代を豊かに安心して過ごせるよう、学校も家庭も一緒になって子どもたちを支えていきたい、改めてそう思いました。子どもたちには、今も未来も自分で幸せをつかめるようになってほしいと願っています。そのための教育活動をこれからも続けて参ります。                     

 

6月16日(月)~21日(土)までの間、異学年の自由進度学習に全校で取り組みました。これも、子供たちの可能性を伸ばす土壌づくりの一つです。

異学年で学習することの良さは、自己肯定感や自己有用感が育まれること、学習の予習や復習ができたり、学びあいがしやすくなったりすることにあると考えています。異学年が混ざり合うと、心理的な安心感が高まり、自然に「教えて」や「分からない」という言葉も出ます。私は、そうした環境の中で、子ども達が自分の持っている力を十分に発揮し、可能性を伸ばしてほしいと願っています。

自由進度学習も、全校で行うことで、教員同士がチームを組み、みんなで子ども達の支援をしました。「教える」から「学ぶ」への授業観の転換を図り、自立した学習者を育てることがねらいです。私達は、これからも、子ども達の主体的な学びの伴走者となり、子ども達一人一人が自分らしく、自分の色の花を咲かせられるように、また、学ぶことが楽しいという喜びを得られるように、豊かな土壌を作っていきたいと思っています。