文字
背景
行間
校長ブログ(令和6年度)
6年生を送る会を終えて・・・
2月21日金曜日、6年生を送る会がありました。送る会が終わると、いよいよ卒業だなと感じます。
急に寂しさもこみ上げてきました。今年の6年生は、みんな優しくて、下級生からも慕われ、頼りにされていました。だからなのでしょう。会場は、6年生への感謝や大好きという気持ちであふれていたように思います。本校のあたたかい空気は、ここまで引っ張ってきてくれた6年生の存在が大きかったんだなあと改めて感じました。6年生、本当にありがとう。
本校は、全校児童が101名、6年生は18人しかいません。少ない人数ですが、その分お互いの絆は深く、学年を超えた思い出も沢山あります。一番長く一緒にいた5年生が作ったスライドには、6年生一人一人との思い出や感謝が詰まっていて、見ていて胸が熱くなりました。3・4年生は、タイムマシンで1年生まで遡り、6年間の楽しかった思い出を蘇らせてくれました。ジャンボリーミッキーや林間学校のダンスを見ていると、当時の楽しさも伝わってくるようでした。気持ちがこもった歌も感動しました。1・2年生は、6年生の将来の夢をみんなに伝えてくれました。緊張した様子で演技をしたり、お話したり・・・。一生懸命表現する姿が微笑ましかったです。6年生も以前はこんなに小さかったんだなあと想像したりしました。成長した6年生の将来が益々楽しみになりました。元気な歌声も良かったです。
送る会は、教育課程でいうと、「特別活動」にあたります。特別活動は、「なすことによって学ぶ」というものです。教師が指導するのではなく、子どもが主体となって活動し、経験を通して学んでいくことが大切です。今回は、子どもたちが色々とアイディアを出し、送る会を成功させてくれました。全校合唱を聞きながら、みんなの力が合わさると凄いなあと感じました。子どもが主体であると、当然失敗することもあるでしょう。でも、それこそが学習の機会。人生に失敗はつきものなのですから。子どもたちには、沢山の失敗や経験を通して、これからも大きく、のびのびと、その子らしく成長していって欲しいなと思います。
もちろん、小学校を卒業した後も・・・。卒業式は3月14日、修了式は3月24日です。残り少ない日々を元気に、楽しく過ごしてほしいと思います。
※このホームページに掲載している文章・画像・楽曲の著作権は柏市立富勢東小学校とその情報提供者に属します。無断での転載・複製・配布は一切お断りいたします。