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2024年6月の記事一覧

6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。

6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶

校長検食簿より

今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。

給食ロール ジャガイモのミートグラタン コーンサラダ かぼちゃのスープ

校長検食簿より

今日はパン食の献立で、スープとグラタンとサラダという純洋食献立である。かぼちゃのスープは、かぼちゃがしっかりとペーストされて、豆乳やチーズで濃厚な味付けとコクがしっかりと出ているスープで、温かく美味しい。ジャガイモのミートグラタンも、ジャガイモとミンチ肉がトマトベースのソースとチーズに包まれて焼き上げられて、香ばしく美味しいグラタンに仕上がっている。コーンサラダはあっさりとしたドレッシングでコーンの甘さを感じる味わいで美味しい。ロールパンも甘さのあるしっとりとしたパンで、どのおかずとも合っている。「もりもりだより」には千葉県の農業生産高を取り上げて、かぼちゃもジャガイモもコーンも全国10位以内の生産量を誇っていることが書かれている。農業後継者が激減する中、日本の食の未来を考えて農業という職業の大切さと魅力が注目されるような制度改革を考えないと、大変なことになってしまうと危惧している。

6月3日(月) 白身魚の酢豚風 キムチとトックのスープ 炒りカシューナッツ ご飯

校長検食簿より

今日は中華・韓国風献立で、白身魚の酢豚風がメイン。3時間目くらいには魚に火が通る香りが漂い、今日は何かな?と思っていたが、白身魚に粉をつけて揚げたものを、にんじん、ピーマン、タマネギ、たけのこなどと炒めて酢豚餡でまとめられている。魚と言われないとわからないくらい酢豚化していて美味しい。白いご飯にもしっかりよく合っている。キムチとトックのスープは、キムチの香りがするスープで、エスニックさとてもいい。トックの数が少なかったことと、スープのコクが浅く、出汁と具材がしっかりと煮込まれていない感じがあり、残念なところであった。キムチとトックのとろみが合わさってくると、おいしさが閉じ込められてきて美味しいスープになると予想する。給食室にがんばってもらいたい。カシューナッツはちょうど良い炒り加減である。