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2025年1月の記事一覧

教科専門指導員の授業を行いました。

富勢小学校の音楽専科は、柏市の教科専門指導員として指導的な立場を任されている先生です。今日は、その先生の授業に学ぶために、授業研究の公開を行いました。市内から16名ぐらいの音楽関係の先生方が参加して、3年生で授業を行いました。

 

最初は担任の先生も参加して、今月の歌を振り付きで元気に歌い、次に心を込めて言葉をていねいに歌って、音楽の授業がスタート。

今日は、デジタル教科書のデジタル教材を使って、リズムで音楽を創ってく授業。一人一人は自分の楽器を決めて前乃時間に創ったようです。今日はそれを合体していきます。

 

 

4人が創ったリズムを一緒にして流すと・・・なんか少しバラバラ感が・・・ここからは、テーマ=題を決めて、その題に合う音楽に変えていきます。みんなで感覚を研ぎ澄ませながらリズム楽器の音を使って作曲していきます。

 

2グループが発表しました。なるほど、題名にあった感じの曲になっていますね。次ぎの時間はもう少し練って創り上げていきましょうね。

音楽のリズム楽器。自分で演奏することはできますが、テーマに合わせてつくっていくことは、3年生には難しいですが、ICTを使うことで自分が思う楽曲を創り出して楽しむことができます。音楽の時間も一人一台の環境が活躍しています。

参加された先生方は、とても勉強になったと帰って実践してみたいと学校に戻って行かれました。

 

教育課程創造会議 第一回を行いました

今日は、学校の根幹となる年間指導計画を含めた来年度の教育課程について話し合う会議を行うために、子どもたちは午前授業とさせていただき、重要案件の協議を行いました。

講師として、敬愛大学の阿部先生、東葛飾教育事務所の津軽指導主事をお招きして、約2時間の協議をしました。

 

阿部先生からカリキュラムマネジメントについてお話を伺いながら、その中で富勢小学校が目指している子供の姿「挑戦し やりぬこうとする子」について、オンラインシートを使いながら具体的な子供の姿を出し合い共有していきました。

 

具体的な子供の姿をイメージしたところで、各学年が計画案としている来年度の年間指導計画を、他の学年の先生方に説明をする「説明し合い情報共有」を行いました。

 

 

総合的な学習の時間と生活科を軸として、様々な教科で学ぶことがつながるように、教科書会社が示している年間計画とは変えていく方向性が随所に見られ、富勢小学校ならではの子供の学びの道筋が見えてきます。

 

2月19日に第二回を行います。第二回に向けて議論を行いながら詰めていきますが、学校の教育活動は、教員だけでできるものではありません。保護者や地域と一体となってすすめていくことが、今の学習指導要領に求められており、「開かれた教育課程」という理念として示されています。いかに開かれた教育課程にしいていくか、そこが2月に向けての課題で、ミドルリーダーたちががんばっています。

新年最初は特別支援の研修・・・

今までのものと、今の学習指導要領の大きな違いは、子どもは教えてできるようになる、ではなくて、子ども自身は元々自分からできるようになりたいと動くもの、と考える子ども観の違いが大きい。

様々な子どもたちがいる中で、集団生活になじめない子やルールを守りにくい子などがいるが、その子一人一人がどのように感じ考え行動しているかを知ることが、子ども自身が自分で自分の行動を変えていくきっかけになる。だから、先生方はその子を知りその子に合った関わりを作っていくことが大切。なので、新年の最初は一人一人の子どもたち理解を広げる特別支援教育の研修を午後に1時間行いました。

 

児童生徒課から二人の指導主事に来ていただき、事例を挙げての実践的な検討協議と、子どもたち一人一人を見取る認知や心理のセオリーについて学びました。

人の成長は脳が成長することです。でも大人は子どものような脳の成長はしませんね。大人は脳内改革をすることが成長することになります。つまり今までの常識を捉え直す、変えていくことが、脳内改革になります。先生の研修はそういう研修であることが大切です。

大人の学びは脳内改革です。