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おみそ汁をおいしく飲もう!

 今日は本当に寒かったですね。「冬らしくなってきた」とは朝の番組での話。気温は5℃以下で、6年生が先日出かけた日光は、今頃はもっと寒く、奥日光の湯の湖では氷もはったかもしれません。登校指導には思わず手袋をしていきました。子供たちの装いも冬。中学生はマフラーを巻いての登校でした。これから日に日に朝晩の冷え込みは厳しくなっていきます。ポケットに手を入れての登校にならないよう、手袋をするなどの安全対策も必要になってきます。今日で11月も終わり、明日からはいよいよ12月になります。
 富勢小の給食担当は中山栄養教諭です。この中山栄養教諭による「おみそ汁を美味しく飲もうキャンペーン」を11月に実施しました。「給食で5種類の出汁の味噌汁を子供たちに提供し、どの出汁の味噌汁が一番美味しいのか、学級で投票する」という取組で、中に入れる具は5,6年生の給食委員会で決めました。これだけで何だかワクワクしますよね。
  ・2日…さばぶし(4.1)   ・6日…かつおぶし(4.30)   ・10日…にぼし(4.32)  ・13日…干ししいたけ(3.77)   ・19日…あごだし(4.88)
結構、子供たちの関心は高く、その日を楽しみにしていたとのことです。もちろん各学級の担任教諭の後押しもありました。結果は以上のように「あごだし」が1番人気。給食を通じて「あご」が「トビウオ」であることを知った子も多かったようです。
 中山栄養教諭は「6月からいつもと違う給食が始まり、楽しみながらの『会食』ということができずにただ食べるだけ。何とか楽しむことはできないだろうか」という思いからの取組とのこと。出汁は5年生の家庭科でも取り上げていて、昨年も子供たちにとっては関心の高い授業でした。そんなことをきっかけとした今回の取組はとても素晴らしいと思います。 まさに「ピンチをチャンスに!」した取組です。1階職員室の廊下側掲示板に取組の様子が紹介されていますので、機会があればご覧ください。
 その掲示板には「和食のおいしさの土台は『だし』なのよ!」とも添えられています。「家でもいくつかの出汁を使ってみてよ」というリクエストがあるかもしれません。ぜひ挑戦してみていただき、話題にしていただければ」と思います。