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残暑お見舞い申し上げます!
8月も10日を過ぎると「残暑お見舞い」という気分にはなるのですが、今年はちょっとズレを感じます。それにしても、ここ数日の暑さはまさに猛暑。35℃が何か基準になっている毎日に「昨年はこれが当たり前だったかも」そんなことも思い出しました。皆様、いかがお過ごしですか?貴重な夏休み、子供たちはどのように過ごし始めましたか?お盆ではありますが、平日に休みということで今日から本格的な夏休みと言えるかもしれません。毎日の暑さ対策も十分にして、楽しく、充実した日を過ごして欲しいと思います。
「勉強が嫌い」と子供が言った言葉が今年はとても印象に残っています。学校がイレギュラーな形で再開し、ズムーズに学校生活に馴染めない子供たちからよく聞いたからかもしれません。「正直だよね」そんな子供たちについて職員間で話したときの感想です。そんなことがずっと頭にあったこともあり、先日、本屋さんで池上彰さんの『なんのために学ぶのか』を見つけ、読みました。「『勉強』という漢字は『強いて勉める』ですから。『勉強しなさい』と言われると反発心が先に立って勉強しなくなるのかもしれません。『学び』という言葉のほうがずっとスマートなのですが、どういうわけか『学びなさい』とは言わないようです」そんな表現があり、「なるほど」と思いました。「勉強が嫌い」と言った子供と算数の学習をしたときのこと。ちょっと工夫して、ブロックを使ったり、カードを使ったりしていくと気づきも多くなり、「わかった!」という時の顔からは「嫌い」という感じは全く受けません。夏季日課中の学習サポートの時の様子も紹介しましたが、「かわった!できた!」という子供たちの表情は満足感一杯です。やはり「やらされる」「やる」の違いは大きく、ここに大人の工夫した支援が必要です。
今朝の読売新聞に「家庭学習 親の『距離』大切」という見出しの記事がありました。休校中の子供たちがどのように家庭学習に取り組んだか、それを保護者がどう関わり、何を感じたかの特集記事です。「学習に関わってついイライラしたり、子供に怒ったりすることがあった」「親は我が子を叱ってしまいがちで、教師の代わりを務めるのは困難」という保護者の声が紹介されていました。まとめは「焦らず構える」という見出しで、「学習は子供自身が取り組むこと」とあり、子供が勉強嫌いにならないように意識することが大切ともありました。「焦る親の気持ちもわかるが、コロナだから仕方がないと考えれば、楽になるのでは。親の気持ちが変われば、だんだんと子供の学習態度も変わると思います」と、教育評論家の方の意見が紹介されていました。大切なのは「だんだんと」という気構えですよね。すぐに変われば良いのですが、そうはいきません。ゴール設定をした上で、それに向かって歩み続けることです。
池上さんの本にはこんな表現もありました。「学校の先生になろうと思ったからには、どこかで学ぶことの楽しさや先生の素晴らしさを知るという体験があったはず。自分がどういうときに『勉強するって楽しい』と思ったのか、その原点に帰って、それを子供たちに伝えていけば、子供たちも素直に受け入れられるのではないでしょうか」。家庭での取組の様子を踏まえた上で、学校では私たち教員が実現していく…子供たちに力をつけて行くにはやはり、家庭との連携は欠かせません。職員には伝えたいと思います。
宿題がない夏休みです。きっと「勉強しなさい」は少なくなるでしょうね。この機会を活用して、子供たちの学習習慣化をめざし、「学びの楽しさ」に触れさせていきましょう。それもきっと子供たちの自信になります。
「勉強が嫌い」と子供が言った言葉が今年はとても印象に残っています。学校がイレギュラーな形で再開し、ズムーズに学校生活に馴染めない子供たちからよく聞いたからかもしれません。「正直だよね」そんな子供たちについて職員間で話したときの感想です。そんなことがずっと頭にあったこともあり、先日、本屋さんで池上彰さんの『なんのために学ぶのか』を見つけ、読みました。「『勉強』という漢字は『強いて勉める』ですから。『勉強しなさい』と言われると反発心が先に立って勉強しなくなるのかもしれません。『学び』という言葉のほうがずっとスマートなのですが、どういうわけか『学びなさい』とは言わないようです」そんな表現があり、「なるほど」と思いました。「勉強が嫌い」と言った子供と算数の学習をしたときのこと。ちょっと工夫して、ブロックを使ったり、カードを使ったりしていくと気づきも多くなり、「わかった!」という時の顔からは「嫌い」という感じは全く受けません。夏季日課中の学習サポートの時の様子も紹介しましたが、「かわった!できた!」という子供たちの表情は満足感一杯です。やはり「やらされる」「やる」の違いは大きく、ここに大人の工夫した支援が必要です。
今朝の読売新聞に「家庭学習 親の『距離』大切」という見出しの記事がありました。休校中の子供たちがどのように家庭学習に取り組んだか、それを保護者がどう関わり、何を感じたかの特集記事です。「学習に関わってついイライラしたり、子供に怒ったりすることがあった」「親は我が子を叱ってしまいがちで、教師の代わりを務めるのは困難」という保護者の声が紹介されていました。まとめは「焦らず構える」という見出しで、「学習は子供自身が取り組むこと」とあり、子供が勉強嫌いにならないように意識することが大切ともありました。「焦る親の気持ちもわかるが、コロナだから仕方がないと考えれば、楽になるのでは。親の気持ちが変われば、だんだんと子供の学習態度も変わると思います」と、教育評論家の方の意見が紹介されていました。大切なのは「だんだんと」という気構えですよね。すぐに変われば良いのですが、そうはいきません。ゴール設定をした上で、それに向かって歩み続けることです。
池上さんの本にはこんな表現もありました。「学校の先生になろうと思ったからには、どこかで学ぶことの楽しさや先生の素晴らしさを知るという体験があったはず。自分がどういうときに『勉強するって楽しい』と思ったのか、その原点に帰って、それを子供たちに伝えていけば、子供たちも素直に受け入れられるのではないでしょうか」。家庭での取組の様子を踏まえた上で、学校では私たち教員が実現していく…子供たちに力をつけて行くにはやはり、家庭との連携は欠かせません。職員には伝えたいと思います。
宿題がない夏休みです。きっと「勉強しなさい」は少なくなるでしょうね。この機会を活用して、子供たちの学習習慣化をめざし、「学びの楽しさ」に触れさせていきましょう。それもきっと子供たちの自信になります。
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富勢中学校区学校運営協議会
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