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感染者が増える中で・・・

 昨日、今日と涼しい日が続いています。7月も明日で終わりなのに、この涼しさは何なんでしょうね。でも今日ほど、セミの鳴き声もひっきりなしに聞こえた日はなかったように思います。校長室前の花壇にはゴーヤやアサガオのつる用のネットがありますが、昼はそこにもセミがとまって鳴いていました。今日の6時間目は6年生の授業に職員が多数参加し、子供たちの学習をサポートしました。分数の計算や比、単位量あたりの量を求める文章問題など、結構難しい内容です。子供たちはそれぞれが自分の課題に取り組んではいるものの、周りを気にすることなく、夢中になって1時間、学習しました。1日の6時間目は疲れと眠気と、誘惑が多いものですが、子供たちは本当に頑張りました。こんな子供たちに私たちは励まされています。
 ここ数日は全国の感染者数が多く、大きな話題になっています。今日も東京都では最多を更新したとか。気にはなりつつも、学校ではやるべきことを地道に取り組むのみです。今日の放課後、職員の打合せがあり、私から「いずれは来る“○○が感染”に備えるために」という話をしました。皆様も新聞等でご覧になり、気になっている方もいらっしゃるでしょうが、柏市や近隣市における感染事例ですが、7月16日から今日までで9例あります。児童や生徒だったり、教員だったり、保護者だったり、先週には柏市役所職員の感染も報道されました。この事例からは4つのことを学べました。
 ○PCR検査は特別なものではない。
 ○学校が休校になるかどうかは状況によって様々である。
 ○家族内感染が多い。
 ○すばやい報告と「念のための行動」が功を奏する場合もある。

 誰も感染しようと思っている人はいません。感染しないように手洗いやマスク、そして検温の取組を継続して取り組んでいます。このような状況で考えるべきことは「児童が、職員が感染したらこうする」という覚悟を持つこと」と、職員には話しました。そして子供たちへの物言いについても気をつけなければなりません。感染者数が多いことを取り上げることで、「感染することは悪いこと」と子供たちが受け止めてしまう場合もあります。感染者への具体的な配慮についても考えていきたいと思います。
 学校は子供たちが多く集まってくる場所であり、インフルエンザの場合もそうですが、拡大するときはあっという間に広がります。それを防ぐためには、
 ○手洗い、マスク着用、そして検温
 ○子供たちの健康管理と早めの対応

を保護者の皆様にお願いしなくてはいけません。ご理解、ご協力をお願いします。
 今日の検温忘れは18名。なかなか一桁への道は近くはないようですが、自分から取り組めるように声かけをお願いします。