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6/1 分散登校、給食、そして入学式

 今日から学校再開!そして給食開始、午後からは入学式と、盛りだくさんの1日になりました。あいにく雨交じりの天候でしたが、マスクを身につけた子供たちは元気に登校してきました。今日からの分散登校は学級の半分の児童が1日おきに登校します。交互に繰り返して3回、来週8日まで続きます。入学式を終えた1年生は1日ずれて来週9日までです。午前中に授業を4時間行い、給食を食べて下校という日程で、学校生活に慣れていくことが目的です。
 授業中に校舎内を歩きました。やっぱり静かです。先生の声とCDから流れてくる音楽がはっきりと聞こえます。子供たちの声はほとんど聞こえてきません。6年生の外国語の授業を参観しました。今年は草原講師が外国語専科を務めますが、今日は子供たちとの初授業です。自己紹介をクイズ形式にしたり、発問を工夫したり、何とか雰囲気を和ませようとしますが、いつものような様子はなく、子供たちの緊張感だけが伝わってきました。そうなると先生も緊張してしまいます。「何とか早く、元気な雰囲気に」きっとどの担任教諭も思ったことでしょうね。それにしても今日の子供たち、よく頑張っていたと思います。私が見た限りでは、あくびをする子供は見ませんでしたし、集中して話を聞いて、担任の指示にしっかりと応えていました。きっと疲れたでしょうね。今日登校した子供たちは明日は休みです。ずっとこういうわけにはいきませんが、期間中はしっかり休むこともして、毎日通える気持ちと体に近づけていってほしいと思います。
 給食も初日でした。再開後の給食ということもあり、柏市として「配膳しやすく、食べやすい献立」を作成し、2食器が基本で、食缶数を押さえた給食です。メニューは「五目ごはん 豚汁 牛乳」。3か月ぶりの給食でしたが、美味しかったです。きっと子供たちもそう感じたのではないでしょうか。感染症による影響も心配される中での給食提供です。マスク、手洗い、うがい、消毒、無言、そしてより安全をめざしたフェイスシールド。授業とは違った緊張感はありました。会話がない給食は子供たちにとっては辛かったかもしれませんが、美味しさは確実に伝わったはずです。
 そして今日の最後は第120回目の入学式。
 1年生と保護者の皆様、ご入学、おめでとうございます!
 昼前にはザーザーと降ってきたので「やっぱり雨か…」そんな思いになりましたが、受付が始まる13時半頃には傘も必要なくなり、親子連れで元気に受付に向かう姿が見られました。99名全員が参加しての入学式は、退場までが25分少々という、いつもに比べれば短い時間でしたが、いつもは実施しない担任による呼名を入れ、元気に手を上げ、「はい!」と返事する子供たちの姿がたくさん見られ、とても嬉しくなりました。いつもは子供たちは教室、保護者は体育館となるところ、今日は両者が体育館の対面する親子席へ。いつもと違う座席はやはり緊張感を生みますが、1年生が「入場」と称してその場で足踏み、「入場完了」という演出で拍手。子供たちのかわいらしい仕草が会場の雰囲気を和ませてくれました。子供たちが浴びた拍手はもう1回、それは呼名に対して手をまっすぐ上げての返事する姿です。今日の1年生も頑張りました。
 入学式も無事に終わり、明日からは全員揃っての分散登校が始まります。誰も経験したことのない、長期間の休校を経ての開校です。きっと今までにない子供たちの反応もあるはずです。それはしっかりと共有して、向き合っていきたいと思います。今の状況は皆様と連携なくしては子供たちのためになりません。今朝も健康観察カードへの未記入もまだまだありました。少しずつでも数が減るようにご協力をお願いしたいと思います。