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3学期が始まりました!

 昨日1月6日、寒いというか、とても冷える1日でした。それでも子供たちは元気に登校し、3学期が始まりました。「おはようございます!」元気な挨拶の中にあって、私の前で立ち止まり、「新年あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」そんなきちんとした挨拶をしてくれた子供たちも数名いて、子供たちから元気をもらう、挨拶は元気になることを実感しました。感染者が増加し、緊急事態宣言が本日発出されるという不安なスタートですが、今日のこと、これからのことに分けて考えると、昨日の3学期の初日は「○」ということでしょうか。
 始業式はオンラインによる形で実施、私も昨日の話はカメラを意識し、視線ができるだけ外れないように心がけながら話しましたが、子供たちにはどのように映ったのでしょうか?話は以下の内容です。
 箱根駅伝を見た人も多かったかもしれません。東京から箱根までトップで走ってきた創価大学が,箱根から東京までの帰り道でもずっとトップでしたが,残りあと少しというところで抜かれてしまいました。その場面,追い抜いた,やる気に満ちあふれた選手と,追い抜かれた苦しそうな選手の対照的な顔も,忘れることができない光景でした。
 その追い抜かれて2位になってしまった,創価大学の小野寺選手が翌日,「ごめんなさい。全部受け止めて,来年強くなって戻ってきます」という言葉を発信しました。今の自分をしっかりと見つめ,これを次につなげようとする強い決意が感じられ,強く印象に残った言葉です。箱根駅伝に出るためにはものすごい練習が必要です。「この苦しい練習をすれば必ず優勝する!」ことが前もってわかっていれば,どんなに苦しい練習も頑張れますよね。でもそんなことは誰にもわかりません。「もういいや,これでやめよう。サボってもいいや」と,練習中に小野寺選手も思ったかもしれません。そんな自分を受け止めて反省し,「ごめんなさい」と謝りながら,周りに宣言をしたんだと感じました。

 誰にでも思うようにいかないことはあります。大事なことは,そんな自分と向き合い,次への取組につなげること。小野寺選手の言葉から大きな勇気をもらいました。皆さんも,まずやってみて,それを次に生かしていくこと。そのためには踏み出す勇気が必要です。
  今日から始まる3学期ですが,感染する人の数はまだまだ多く,感染しないための取組は毎日,しなければなりません。また6年生にとっては小学校卒業に向かっての,そして1年生から5年生までは進級前の準備の日々であることも間違いありません。短いですが大事な時間だといって良いでしょう。6年生はこの3学期,心を込めて過ごしてください。そして1年生から5年生は,そんな6年生を見ながら大切に過ごしましょう。3学期は寒い日が続きますが,病気にならない取組と朝の,元気な挨拶,そしてみんなの笑顔をパワーにして,元気に過ごしていきましょうね!

 今朝も冷たい朝です。体調管理には十分に気をつけて毎日を過ごしたいものですね。