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今、“できる力”を伸ばすために
5/7に予定されていた学校再開が延長されました。昨日のメールでは、○休校期間の延長 ○新入生と在校生共に「対面日」を設けること ○夏季休業は短縮 ○動画配信について などが伝えられました。今朝の新聞には各地の「休校延長」の記事が掲載され、期間は中旬までであったり、下旬までであったりとまちまちです。何はともあれ、学校に登校しない状況がまだ続きます。同じことの繰り返しですが、とにかく元気に過ごすこと、工夫しながらできることを少しずつ広げていくことをめざし、共に頑張りましょう。
昨日の朝、子供ルームに2年男児を送ったお母さんと話しました。ルームでも“密”を避けるための制限があり、つまらないとのこと。早く学校が始まってみんなと遊びたい。ルームの先生達もとても気を遣っている。感染症による影響の大きさに関心を持ち、テレビを観ていても「これ、どんな意味?」と聞く場面が多くなった。…そんなことを伺いました。今の、我慢する生活の辛さだけでなく、現状を2年生なりに考えていることがわかりました。もちろん、お子様の様子を話ながら、どうすることもできない母の辛さも感じました。
昨日、市教委からのメールに続き、学校からもメールをしましたが、5/7(木)から3日間、全学年で対面日を設定し、親子で来校していただくことにしました。課題や教材の配付が主な目的ですが、休校期間内の様子や不安、動画配信についての現状について伺いたいと考えております。登下校中の安全、土曜日を含めたほうが保護者の予定も立つ、ことを考えて、3日間連続で設定しました。伺った不安や課題については教職員間で共有し、現状で、子供たちの「できる力」を伸ばすことにつながるよう考えて行きたいと思います。“密”の状態を避け、できる限り感染防止環境を作りながら実施しますので、ご理解とご協力をお願いします。
学校での学びはない今、たっぷりある時間をどう使うかが子供たちに問われています。与えられた課題に取り組むことも大事ですが、「何のために、何をするか」を決めて取り組むことはもっと大事で、そうすることによって確実に自分の力になります。頭ごなしに伝えても、自分事として考えることはできません。多くの子供たちは感染症への関心が高まり、あれこれと考えていることでしょう。次は「じゃあ今、自分は?」とすることのきっかけに対面日がなればと思います。
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子どもを不審者被害や犯罪から守る観点からも御理解御協力の程,よろしくお願いいたします。
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